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福島バッジプロジェクトは、福島の人達が「原発はイヤだ」と意思表示を出来る場を作り、その福島の人々の心に呼応して、同じ意思表示を日本中のだれもが出来るような場を作る事を目的として設立しました。

放射性指定廃棄物の最終処分場候補地「加美町のカレンダー」

151215_0018~01
上の写真は放射性指定廃棄物の最終処分場候補地「加美町のカレンダーの表紙です。

福島バッジプロジェクトのミーティングが福島市内の代表宅であり、そこでこのカレンダーをみつけました。
代表曰く、「このカレンダーは最終処分場の候補地になった加美町のだ。こんな美しい自然のある場所を多くの人に見て欲しいとカレンダーが作られたのだ。持っていってくれ。」
カレンダーを紹介させていただきます。
日本語と英語、西暦と和暦が併用されているだけでなく、読み間違えやすい漢字にふりがながついている心遣いに溢れたカレンダーです。
(誤字・脱字・・特に英語にあった場合は私の間違いです)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<表紙の文章>
悠久の自然と水源・職を守り、
次世代のために 

宮城県加美郡加美町
 加 
(英語)
Let's protect eternal nature, source of water and food for the next generation. No Nukes!

<表紙の裏>
「加美の四季 カレンダー 2016」
に寄せて


 私たちは、かって福島県福島市に12年間住んでいましたが、10年前から宮城県加美郡加美町(かみまち)で暮らしています。薬來山(やくらいさん)のふもとに位置し、遠くには船形(ふながた)連峰(奥羽山脈)を眺めることができます。春には田んぼや野山が緑一色に染まり、冬には雪雲が山脈を超えてやってきます。山形県との県境の里山です。
 加美町は、2014年1月20日に開催された「第5回宮城県指定廃棄物処理促進市町村長会議」で、栗原市・大和町(だいわちょう)と共に環境省から宮城県における放射性指定廃棄物の最終処分場候補地に指定されました。現在、加美町は断固反対しています。
 豊かな自然をあえて汚すことを、私たちは望みません。もう一度耳を澄ましてみませんか。木々や大地の声に。
            2015年 秋    繭の会 穂積正一
                      写真撮影  穂積郁枝 

On the occasion of the publication
of the calendar for 2016
"Four Seasons of Kami"

We lived in Fukuhsima-shi, Fukushima Prefecture for 12 years before, and moved to Kami-machi, Kami-gun, Miyagi Prefecture 10 years ago. Kami-machi is located at the foot of Mt. Yakurai and there is a Funagata mountain range (the Ou mountains) in the distance. In spring, fields and mountains are dyed one color of green. In winter, snow cloud comes over across the mountain range. Kami-machi is called "satoyama " at the prefectural border with Yamagata Prefecture.
 The Ministry of the Environment designated Kami-machi, Kurihara-shi and Taiwa-cho as a proposed site for the final disposal of radioactive waste in Miyagi Prefecture at " the 5th meeting about disposal promotion of designated waste by the heads of city, town, or village st Miyagi" which was held on January 20, 2014. However, Kami-machi opposes strongly to this proposal at present.
We don't want to make aboundant nature dirty on purpose. Let's try to listen to the voice of trees and the earth again.

<表紙を含めて3ページ目>
ここには「宮城県大崎地域水系図」して、岩手県・宮城県・秋田県・山形県の地図と加美町の場所が一目で判るような地図が左にあり、
「加美町指定廃棄物最終処分場候補地に関する経過について」、それぞ市町村長・関係・住民などの会議・集会日や他抗議文の呈出、反対団体等が一目で解るように書かれています。

<カレンダーの写真題名> 写真を想像してください
1月 風の通り道  2月 薬來山 
3月 白鳥の北帰行(加美町でひと休み)
4月 荒沢の水芭蕉 5月 竹取り
6月 紫陽花と紙切虫 7月 畔の草刈り
8月 露草と蜜蜂
9月 近くに 箕輪山(田代岳)
10月 実りの秋  11月 紅葉(県境)
12月 烏瓜
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<番外編>
<指定廃棄物>処分場候補地、宮城の3自治体が「返上」表明
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20151213/Mainichi_20151214k0000m040018000c.html
(2015年12月13日のニュースから)
東京電力福島第1原発事故で発生した放射性物質を含む指定廃棄物の処分場候補地がある宮城県内の3自治体(栗原市、加美町、大和町)が13日、いずれも「候補地を返上する」と環境省側に表明した。

 仙台市内で開かれた同県の市町村長会議で、栗原市の佐藤勇市長と大和町の浅野元町長は「先の見えないまま候補地とされるのは限界」などと訴えた。加美町の猪股洋文町長は「3候補地とも不適地だ」として、福島県内での処分を求めた。

 一方、環境省の担当者は「これまで市町村長会議を重ねて候補地の選定手法を決め、3カ所を選んだ。プロセスを考えると返上を受けるわけにはいかない」として、改めて詳細調査の実施を求めた。

 この日の会議は環境省の呼びかけで開かれた。同省は昨秋から3候補地で詳細調査に入ろうとしたが、加美町で住民らが調査を阻止する抗議活動を展開。栗原市、大和町も「3カ所同時着手」を条件に調査を認める姿勢を見せていた。今年も現地は積雪の季節を迎え、同省は詳細調査に入れないまま2年連続で越年することになった。【 


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Author:福島バッジプロジェクト
福島から声を出さなければ、原発は止まらない・・声を出せるような環境創りをし、又、声を出さなくとも意思表示をしようという事で始めました。このブログを通じて、多くの方に活動をご理解いただき、福島と共に歩んで欲しいと思います。

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