両親が福島出身。生まれが福島の相馬市で現在、南房総で生活雑貨店を営む
「安房暮らしの研究所」の店主からの手紙 ーーー
両親が生まれ、僕も生まれた場所、福島。
当然のことですが、親戚も多くおり、私として微力ながらお手伝いができればという想いです。
福島、揺れているんですね。
長閑で人間性もとてもすばらしい方々ばかりなのに。
原発のせいで、いろいろなことが変わってしまいました。。。
僕が福島の方々に思う想い、
子どものいるご家庭はできれば県外へでていってほしい。
仕事のことやご家庭のこと、いろいろな事情で出て行けないことはわかっているつもりです。
でも、全国の皆さんはきっと受け入れてくれます。
不安もあるでしょうが、心機一転新しいスタートを切ることも悪いことではないと思っています。
ただ、選択するのはご本人次第です。でも、子どもには何の責任もないことをわかってほしいと思います。
また、一部、福島で原発が再稼働するという話を聞きました。
あんな被害を受けた福島の方も推進派が多いと聞きます。
原発は確かに経済が発展し、雇用も生み出し、地域住民への恩恵も多いとは思います。
でも、果たしてそれでいいのでしょうか?
違う形の地域発展が考えられないのでしょうか?
歴史的被害を受けた福島県。
そこから発信する新しい生活モデルの創造、町のあり方をみんなで考える必要があるのではないでしょうか?
原発に頼らない、新しい地域発展をみんなで考えていってほしいと願うばかりです。
福島、これからも見守り、応援して参ります。
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