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福島バッジプロジェクトは、福島の人達が「原発はイヤだ」と意思表示を出来る場を作り、その福島の人々の心に呼応して、同じ意思表示を日本中のだれもが出来るような場を作る事を目的として設立しました。

或る方の公明党員の方との対話

或る方が公明党員の方と素晴らしい対話をされました。
その対話の内容を教えていただきましたので、転載します。
こういう機会があるかもしれません、参考にしてください。
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お疲れ様でした。
私は公明党員の方に質問攻めにあい,あまりお役にたてませんでした。
公明党員の方は,SNSでは賛否両方の意見を見聞きしているけれど,実際に行動をしている人と話すのは初めてだということで,偏見なく様々な点を聞かれました。
興味深い質問と私個人の答えをいくつか挙げます。

1)廃案の可能性
―衆議院では強行採決されている。議員数を考えると可決できると思うが,反対されている人は次の政権でひっくり返そうということか。
私:数の上ではそうだが,内閣支持率が低下すれば,アベ政権と心中する人ばかりではないだろうから,造反が出てくることが考えられる。すでに岩手県知事選挙で自民党は不戦敗を選んでいる。世論に訴え,支持率を低下させることで,今国会で議決ができず廃案になる可能性に賭けている。
―支持率は盲点だった。話す前は可決間違いなしだから今更という気持ちがあった。確かに政治家が一番怖いのは落選だから,内閣支持率が下がれば廃案になる可能性があるのか。
2)GHQ憲法
―私も平和主義に賛成だが,GHQが4日間で作った憲法を,日本国民の手で作り直すという考え方についてどう思うか。9条の精神は変えない,平和主義を維持するという前提ではどうか。
私:戦後70年間,幾度となく憲法改正を唱える人がいたが,衆参で3分の2による発議すら一度も行われていないことこそ,日本国民が現行憲法を支持してきた証だと思う。今衆議院では与党は3分の2を占めているが,アベ政権でさえ正面から憲法改正の発議ができず,今回の戦争法案を出してきたのは,憲法改正が国民に受け容れられないことを知った結果だ。
3)中東と自衛隊
―中東で日本人がテロの標的になる点については。
私:米軍と行動を共にしていれば,テロリストからはアメリカと同じ「敵」として映る。人道支援をしている人たちは実際に自衛隊のイラク派遣以降リスクが高まったと言っている。イラクで殺害された香田さんの事件では,現地のタクシー運転手は「彼は日本人じゃない,中国人だ」といってかばった。これは自衛隊が米軍と一緒に行動したために日本人のリスクが上がったことの証拠だと思う。
4)日米安保条約
―GHQの政策変更以前,日本をスイスのようにする意見があったが,日米安保条約を結んだ時点で,日本がアメリカと行動を共にすることは避けられなくなったと思う。今更変えられるだろうか。
私:今だからこそ変えられる可能性がある。安保条約は東西冷戦の情勢の中で結ばれたが,前提条件だったソ連がなくなっている。ソ連は紛れもなく覇権主義の国であったが,いま日本に侵略を仕掛ける国があるとは考えられない。冷戦が終わった今だからこそ,中立の立場をとることができると思う。
―永世中立国のスイスはものすごい軍隊をもっているが,本当に一切加担していないのか。
私:スイスやスウェーデンは外交努力が前提で,停戦協定が結ばれた後に停戦監視の軍隊を送ることで国際社会に貢献している。いま北朝鮮の情報をもっとも多く持っているのは,停戦監視のために領事館も持っているスウェーデンだと言われている。日本も平和国家として,中立の立場で国際社会に平和を訴えてゆく立場をとれるはずだ。

他にもSEALDsが毎週金曜日に国会正門前で抗議行動があることなどいろいろお話ししたところ,「10分前とは認識がまったく変わった」と感謝され,「国会前でお会いしましょう」と握手しました。
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Author:福島バッジプロジェクト
福島から声を出さなければ、原発は止まらない・・声を出せるような環境創りをし、又、声を出さなくとも意思表示をしようという事で始めました。このブログを通じて、多くの方に活動をご理解いただき、福島と共に歩んで欲しいと思います。

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