福島バッジプロジェクトは、福島の人達が「原発はイヤだ」と意思表示を出来る場を作り、その福島の人々の心に呼応して、同じ意思表示を日本中のだれもが出来るような場を作る事を目的として設立しました。
あらおしゅんすけさんの福島たより No145 写真ルポ・福島の今⑤ を転載させていただきます。
近作の詩「風化」を発表されています。より混沌としてしまった爆発後、多くの方が「風化」「慣れ」という言葉を使っています。今日は地元駅前で顔見知りに声をかけられました。「ウン、市長と一緒?」と思っていたら県議の選挙の応援でした。自民党二人が議席を争っています。田舎ですから市長も、県議の一人も顔見知りですが、新人の方は話したことないから分からない。「原発嫌いなんだけど、あなたの応援している人はなんと言ってる?辺野古は?」顔見知りの彼女も市長も初めて聞く質問らしく首を傾げて応えませんでした。時々信任票というのが議員にも欲しいと思うと木があります。
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福島たより No145 写真ルポ・福島の今⑤ ⑤市内の線量

二本松市役所北約500mの
陸橋上歩道頂上付近では0.23μsv(写真左)
その歩道を南に下った低い場所は0.98
雨水で放射能が流されホットスポットを作っている。
市内北東、観音丘陵遊歩道は除染済みだが
0.43μsv。
(私のお気に入りの散歩道なのだが・・・)
二本松市の北東約15kmにある福島市飯野地区は
絹織物が盛んだったが、今は静かな田舎町。
この小さな町も雛祭りシーズンになると大賑わい。
商工会女性部の人たちが”放射能にめげず”
頑張っている。(この地域は二本松より線量が低いようだ)
近作の詩を1篇
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風化
あの事は
思い出したくない
もう忘れたい
でも忘れられない
忘れてはならない
風化させてはならない
でも忘れさせようとしていないか
記憶を抹殺しようとしていないか
どこかで誰かが
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