福島バッジプロジェクトは、出来る限り毎週金曜日の午後から経産省前テントひろばにて一般の方、官公庁にお勤めの方や関係者の方々にチラシを渡し、その後官邸前抗議行動に参加し出来るだけ現地の声をと「福島からのメッセージ」を読んでいます。
テントひろばでは多くの官公庁で働いている方達が通られますが、心ある方もいらっしゃいますが、出来るだけ無表情で通ろうとされる方が圧倒的に多いです。その方達に一瞬でも福島を思い出していただきたいと思っています。2年半もしていると顔見知り(ではなく、チラシ見知りですが・・)も多くなり、「またこいつがいる」「もう貰ったよ」「絶対に無視しよう」など慌ててスマホを出して気付かないフリをされるているよう。それでも手応えをを感じるのです、微かにですが。
そしてテントの方達と情報交換をして、官邸前に出かけます。
国会正面に行く通称清志郎通りの手前の角に、たんぽぽ舎さんの横にお店(傘や本を置くだけ)を作り、たんぽぽ舎さんにお留守番をお願いし、「福島からのメッセージ」を伝えるために「国会正門前」と「希望のエリア」に向かいます。この清志郎通りは色々な方が好きな形で抗議行動をしている場所です・・・・法螺を吹く、太鼓等で踊る、絵を見せる、歌を歌う、カフェ、キャンドル・・・。国会正門前と希望のエリアでもスピーチを聞く人達もそれぞれに定位置があるようで、「ああ、今日も来ているな」と嬉しく思います。
そして「福島からのメッセージ」を読み終わり、暫く他の方のスピーチを聴いてから、たんぽぽ舎さんが留守番してくれるお店に帰るのですが・・・。ここからの寄り道が楽しい。顔見知りさん達と頷きあったり、声かけしたりしながら、キャンドルさんに寄る。先日は寒い晩だったので、そのキャンドルで手を温めたら、チョコをいただきました。清志郎さんに寄ったら「はりまや」さんのお煎餅をいただき、法螺を吹いている人とおしゃべり、そして戻るとたんぽぽ舎さんが「おかえり~!」
時には傘が売れていたりして嬉しい。たんぽぽ舎さんにはありがとうの言葉しかありません。
9時の高速バスの乗る為に走るように帰るのですが、テントひろばで「あったかい飲み物飲んでって」に嬉しくなってそこで又休憩。「道中長いから・・」とお菓子を一つ。バスに乗る頃には心が元気いっぱいで、帰り道はiいつのまにか歌を歌いながら歩いています。
私はこうして多くの方達に支えられています。再稼働を止める、東電と政府に責任を取らせるという抗議行動をする元気の源は、様々な事情で来れない人達の声を届ける為に毎週のように来てくださっている方達の優しさです。いつも本当にありがとうございます。
毎週「初めて来た」という方に会いますし、遠くからの方にも会えます。先日は宮崎から来てくださった方がいました。だからたくさんの方に来ていただきたいです。来てくださいませんか。
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