事実と違うことが、ねつ造されたデーターが、歪曲した情報がたくさんあります。
それを一つ一つ検証し、多くの方達に丁寧に伝える事は大事というか、必要不可欠です。この情報をくださった方、他多くの命に関わる情報を提供してくださる皆さんに感謝します。
ガラスバッジでの被ばくを計測する事について多くの疑問が出ています。
メールを転載します。
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放射能についての「基本のき」として、みなさまと共有しておきたいことをお伝えします。
とくに福島の皆さまとは急いで共有する必要を感じております。
以下、拡散希望です。よろしくお願いいたします。
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【拡散希望】「基本のき」汚染地で個人被ばく線量をガラスバッジで計測するのはマチガイです。
福島では、空間線量ではなく、ガラスバッジで個人線量を計測して、それを被ばく線量とする試みがなされています。
けれど、ガラスバッジによる個人被ばく線量計測は、実は被ばくの実態を反映してはいません。
反映していないどころか、あきらかに過小評価することになります。
空間線量よりずっと少なく出るのです。
この数値を「実効線量」に近い値だとして、実態により近いとする見解があります。
一見正しい事のように思えますが、ダマされてはいけません。
【基本のき・補足】
■外部被ばく線量年間1ミリシーベルトは毎時0.114マイクロシーベルトのことです。
毎時0.23マイクロシーベルトという数値は、日本政府や福島県など原子力ロビーが、汚染地への帰還政策を推し進めるために、考え出した悪巧みの結果なのです。
チェルノブイリ法にこの記述はありません。
毎時0.23マイクロシーベルトの年間積算値は、下記のように単純計算すると、年間約2ミリシーベルトです。
逆に年間1ミリシーベルトから毎時の値を求めると、毎時0.114マイクロシーベルです。
毎時0.23マイクロシーベルト×24×365=2014.8マイクロシーベルト≒2ミリシーベルト
年間1ミリシーベルト÷24÷356=毎時0.114マイクロシーベルト
■実効線量について
日本政府の実効線量許容限度値なるものが、多くの問題点を孕んでいることを看過することができないのはもちろんです。
例えば、チェルノブイリ法の実効線量値は、土壌中のSr90、Pu239を含む各種人工放射性物質が放出する全放射線量を調査し、その測定値をもとに計算されたものであるのに対して、日本政府の実効線量値は大気中のγ線線量測定値のみから導かれたものです。
詳しい説明は以下の「フクロウの会」のHPをごらんください。
【報告】
ガラスバッジは福島のような全方向照射では3-4割低めに検出する-
(株)千代田テクノルが伊達市議員研修会で公式に説明- http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2015/01/post-156b.html あらためてガラスバッジによる住民の被ばく管理の不当性を訴える-
1・28㈱千代田テクノル公開文書への批判-
http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2015/02/post-9ede.htmlそもそも、外部被ばく線量は、空間線量で測るのです。
今、私たちは、空間線量から外部ばく線量を計算するとき、屋内にいる時間を16時間として屋内では外部線量の4割で計算しています。
これもマチガイです。
以下は、南相馬で活動しておられる坪倉正治医師が「空間線量が0.5〜0.6uSv/h以下であれば、長期的目標に照らし合わせてもそれ以上除染しなくて良いのでは?」と述べられた事に対する反論です。
「放射線被ばくを学習する会」のHPからごらんください。(印刷用PDFあり)
「坪倉さん、「ガラスバッジで 1mSv 以下は安全」と
勘違いしていませんか?」
http://www57.atwiki.jp/20030810/pages/201.html※「放射線被ばくを学習する会」のHPは素人にもわかりやすく、しかも情報満載です。
ブックマークしておくことをおすすめします。
http://www57.atwiki.jp/20030810/pages/1.html
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