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福島バッジプロジェクトは、福島の人達が「原発はイヤだ」と意思表示を出来る場を作り、その福島の人々の心に呼応して、同じ意思表示を日本中のだれもが出来るような場を作る事を目的として設立しました。

原発いらない鹿児島の女たちの要請書

昨日の4日、今日の5日の2日間、川内原発再稼働阻止・原発いらない!
『鹿児島の女たち&福島の女たちの共同アクション』
が行われました。
昨日、4日は川内原発の再稼働に反対する抗議活動(申し入れ・経産省・規制委・内閣府と官邸前、経産省前での抗議行動)に参加しました。福島、鹿児島在住、出身の女性らでつくる両団体が初めて共同で行動し「全国の女性たちの声に広げ、原発のない社会を未来に残したい」という繋がる活動です。私達は「原発はいらない」と思う人々が縦に横に、様々な形で繋がり、絡み合って固く結びあって再稼働をさせないようにしないといけないと思います。
官邸前で幾つかの資料を頂きました。
1)省庁への申し入れ資料
2)両団体の人達からの呼びかけ文
3)原子力規制委員長への新潟県知事泉田さんの住民等の防護対策にについて(案)
この中から1)の申し入れ資料の中から、経産省大臣への要請書を書き起こします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
経済産業大臣 宮沢 洋一様               2015年2月4日
      要請書
                          原発いらない鹿児島の女たち

 福島原発事故により、多くの人々が豊かで住み慣れた地から避難を強いられ、大地、大気、水、森、海が放射能に汚染されています。福島原発事故の原因究明と事故処理もままならず、被災者補償、多発している子どもの甲状腺がんをはじめとする住民の健康影響、放射能汚染水や放射性廃棄物の処理問題などあらゆる面で、福祉課では負の遺産が山積しています。国と東京電力が一体となって、事故と、放射線被ばくを過小評価し、事実への隠ぺいさえ行い、誰も福島原発事故の責任を負っていません。
 田中原子力規制委員長が、規制基準適合性合格は原発の安全性を証明するものではないと、再三発言されたにもかかわらず、宮沢経済参照大臣の「国が責任を持ちます」をよりどころに薩摩川内市長と鹿児島県知事は、早くも川内原発1・2号炉を再稼働に同意しました。
 川内原発を稼働させることは、危険な使用済み核燃料を増やし、過酷事故に対して誰も責任をとらない政策を切り前酢ことであり、狂気の沙汰です。
 2012年、福島原発事故を教訓に次世代のエネルギー政策の全国的なパブリックコメントと意見聴取会を行い、その結果、2030年までに原発をゼロにするエネルギー政策を策定しました。これは一定評価できることでした。しかし、このことは今、何ら生かされていません。自民党政権になったからといって、税金と労力・時間を使って大々的に行った意見聴取会の結果を生かさず、原発をベースにしたエネルギー政策をまだ継続しようという魂胆がわかりません。なぜ、危険な原発再稼働を急ぎ、さらに税と命の無駄遣いで国力を定価させようとするのか、私たち女たちには、さっぱりわかりません。
よって、下記に極めて穏やかに、かつ毅然と要請いたします。
             記
1.国民の財産と命を守り、地球レベルでエネルギー政策を構築する観点から、このまま原発を再稼働させず、再生可能エネルギー政策に切り替えてください。
2.老朽化した火力発電を効率の良いガスコンバインドサイクルの火力発電への建て替えを勧め、原発廃炉の準備を促進してください。
3.省エネ研究に力を注ぎ、省エネの技術向上と普及のため、国をあげて省エネ展など開催し、技術者育成に力を注ぐ政策を急いでください。
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福島から声を出さなければ、原発は止まらない・・声を出せるような環境創りをし、又、声を出さなくとも意思表示をしようという事で始めました。このブログを通じて、多くの方に活動をご理解いただき、福島と共に歩んで欲しいと思います。

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