福島バッジプロジェクトは、福島の人達が「原発はイヤだ」と意思表示を出来る場を作り、その福島の人々の心に呼応して、同じ意思表示を日本中のだれもが出来るような場を作る事を目的として設立しました。

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金曜日抗議行動で本「風と木」から

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(福島、風と木の裏表紙)

本「福島、風と木の3年」から福島バッジプロジェクトの代表丹治博志氏の夫人の文章を、1月16日金曜日官邸前抗議行動に希望のエリアで読ませていただきました。
震災から約1ヶ月半経った時の心が表れています。
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うFuふ+ vol25 (2011年 5月1日発行) より
何を書いていいのか、何をお伝えすればいいのか、「書く」という気力を失って、1月半、時間だけが過ぎてしまったように思います。桜も終わり、季節は春を飛ばしてもうすぐ初夏を迎えようとしています。木々の葉の一枝一枝の芽吹き、雑草の力強い伸び、次世代をつなぐための花々の群れ。それらが大きなうねりとなって新緑の5月が生まれます。
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「命のつながり」
 3月11日の震災は特別な被害もなく、家族も無事で、災害の中にあってもわずかな被害で済んだことに感謝の気持ちでいっぱいでした。しかし、原発の事故は、家族をばらばらにし、深い苦しみの中にまだ置かれたままです。
 原発の水素爆発が起きた後、「もう我が家の野菜はこれから食べられないかもしれない!」と、夫は畑から採れるだけの野菜をひとまとめにして採ってきました。素人の野菜作りですから、特別に立派なものではありませんが、ホーレン草、信夫冬茎、からし菜、白菜、小松菜等が運び込まれ、私と嫁はそれぞれに分けて新聞紙に包み蓄えました。
 この小さな野菜たちの一株一株が、これからの私達を短時間であっても支えてくれると信じて、そして残らず食べ尽したいと切に思いました。時間の経過と共にだんだん水分を失って元気がなくなっていく野菜を見るのは、とても辛いことでした。新聞紙を開く度に、野菜は下のほうの大きな葉や枝がどんどん枯れていくのですが、先端の花が咲く部分はまだまだ元気なのです。下のほうの黄色くなった葉を落とすと、食べられる部分は半分ほどになりました。この時の野菜を食べきるのに約2週間ほどかかりました。
 ある日、86歳になる母と一緒に、この野菜たちの下葉の枯葉を取り除く作業をしていた時、不思議な気持ちになりました。私と母親の関係と、手にしている野菜の上京が重なりました。母からの命のバトンがあり私が存在し、この小さな野菜も、確実に今、命をつなごうとしている現実を、眼にし、涙があふれました。自分を犠牲にしても花を咲かせ、次の世代につなげてほしいと願っているように、そして私たち家族は、そのエネルギーが集まった”命”を頂いていたわけです。
 今までこんなに弱った野菜を大切に食べ続けた事はありませんでしたが、何か大切なことを教えられた気がします。植物はどんな状態になっても声を発することはありません。でも、その成長の姿や花々に人間はいやされます。命を頂いているということを忘れてはいけないと強く思いました。
 そして同時に、生命の糧である食物の最も大切な‟土”を汚してしまったことに取り返しのつかない罪を感じる毎日です。
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Author:福島バッジプロジェクト
福島から声を出さなければ、原発は止まらない・・声を出せるような環境創りをし、又、声を出さなくとも意思表示をしようという事で始めました。このブログを通じて、多くの方に活動をご理解いただき、福島と共に歩んで欲しいと思います。

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