福島バッジプロジェクトは、福島の人達が「原発はイヤだ」と意思表示を出来る場を作り、その福島の人々の心に呼応して、同じ意思表示を日本中のだれもが出来るような場を作る事を目的として設立しました。
フェアトレード&エコロジーショップ ぴーすさんで福島バッジプロジェクトのことを話す
時間を頂きました。前日の突然の開催決定にもかかわらず、12~3人の市民の方が集まって
下さり、1時間の予定を30分ほど延長しての貴重な時間でした。
プロジェクトの主旨、動機、経過等皆様に理解していただけたかと感じています。
(紀伊民報で報道され、バッジ、ステッカーの追加注文もありました)。
田辺の皆さんの話の中で、特に印象に残ったことがあります。
和歌山県が原発を受け入れなかった事の過去の事実でした。40年以上前に、原発の危険を
了解し、識者を呼んで勉強会を重ねたそうです。結果、原発を拒否した歴史がありました。
このことは、現在和歌山県の皆さんの誇りなのだと感じました。
同じ原発拒否のことを米沢の井上肇さんにもお聞きしていました。
酒田が候補地になっていたのを拒否したのだそうです。福島県は東京ばかり見ている、
とも言っていました。
二つの県の原発を拒否した歴史を考えるとき、経済と教育が浮かんできました。
次代に責任を持つこと。明治維新からわずか150年ほどです。せめて 50年後に責任が
持てる生き方を選びたいと強く思いました。
南方熊楠が選んだ照葉樹林の田辺市での3日間に、多くのことを教えられたように思います。
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