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福島バッジプロジェクトは、福島の人達が「原発はイヤだ」と意思表示を出来る場を作り、その福島の人々の心に呼応して、同じ意思表示を日本中のだれもが出来るような場を作る事を目的として設立しました。

脱被曝に後ろ向きな松戸市。公園などでの土壌測定を完全拒否

ついこの間だったような11月16日に投票が行われた松戸市議選挙。その選挙に脱被ばく・脱原発を訴えた二人の議員が(DERIさん・増田かおるさん)が誕生しました。DERI議員の一般質問の報告を「民の声」新聞より転載します。
なお、写真も入っている「民の声」でお読みください。
それにしても・・本郷谷市長の態度はイヤナ感じですね。
気になったので少し調べました。
現在2期目を務める松戸市の本郷谷健次(ほんごうやけんじ)市長の政策は、『文化の香りがする街づくりー市民のかずだけ夢があるー』
子育て・教育・文化を大切にする街づくり・人と人とのつながりを大切にする街づくり・魅力的な街づくり(松戸駅リニューアル)・安心・安全な街づくり『市民の夢・窓口』設置にご期待ください
とあります。選挙を経て選ばれた議員さんとも「つながり」を大切にしていただきたいと思いました。DELIさん、子ども達の未来の為に頑張ってください。民の声新聞さん、これからも掲載してください。
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http://ameblo.jp/rain37/entry-11963369820.html?frm_src=favoritemail
脱被曝に後ろ向きな松戸市。公園などでの土壌測定を完全拒否~DELI議員が一般質問

「国が国が」と並べた挙げ句、最後は「空間線量を測るだけで十分」。
 松戸市幹部には子どもたちを放射線から守る気概のかけらもなかった─。11日午後、同市議会で当選後初めて一般質問に立ったDELI議員(39)。「高さ50㎝で空間線量を測るだけでは線源を見つけられない」などと行政による土壌測定を求めたが、市側は完全拒否。血液検査や心電図検査への助成についても拒んだ。「市長の見解は?」との求めに対しても、本郷谷健次市長は無視して答弁せず。汚染と向き合わない行政の姿勢が改めて浮き彫りとなった

【呼吸による内部被曝は考慮せず】
 DELI議員のいら立ちが傍聴席にまで伝わって来るようだった。それほど当局が、木で鼻をくくったような答弁を繰り返したからだ。

 まず答弁に立ったのは、環境部長。「0.23μSv/h未満になるよう放射線低減対策をとってきた。その基準が市民の健康を守れないとは考えていない」と胸を張った。「1kgあたり8000ベクレルを超えるような土壌が市内に点在している可能性は否定できない」としながらも、「そのような土壌が大量に存在すれば空間線量にも影響が出るはず。空間線量を管理していけば、市民の年1mSvは達成できる」、「これまでも、子どもたちへの影響を最大限に考慮してきた」などと述べ、行政による土壌測定の実施を完全に拒否した。

 再質問に対しても、「年1回の空間線量測定で十分だ。仮に0.23μSv/hを超えれば、すぐに除染できる体制を整えている」などと否定的な答弁。挙げ句には、「(鼻や口から放射性物質を吸い込むことによる)内部被曝に関しては国から指針が示されていない」とし、これまでも今後も、0.23μSv/hを基準とした外部被曝のみを考慮していく方針を強調した。

 「市民の間には、被曝に対する考え方が様々ある」。そう答弁したのは健康福祉部長。松戸市ではこれまで、WBCによる内部被曝検査や甲状腺の超音波(エコー)検査に対してそれぞれ5000円、3000円を上限として助成しているが、今年10月末までにWBC検査を250人、エコー検査は47人が受けたという。DELI議員は助成対象を血液検査や心電図検査にまで拡大するよう求めたが、ここでも「国から方向性が示されていない」と否定。「松戸市では甲状腺への影響は低いのではないか、との専門家の見解がある」とも述べ、健康被害そのものを危惧していないことを明らかにした。
を再三求めたが、市側は完全拒否。本郷谷市長は腕組みしたまま答弁すらしなかった

【「安全安心な給食を提供している」】

 「子どもはしゃがんで遊ぶこともある。口や鼻から吸い込めば、その先には重要な臓器がある。なぜ土自体を測らないのか理解できない」

 DELI議員が土壌測定にこだわる背景には、自身が市内の公園で行ってきた空間線量と土壌汚染の測定がある。「市内には、1kgあたり1万ベクレルを超える土壌が点在している。でも、高さ50㎝で空間線量を測ると、0.23μSv/hを超えない。つまりは、除染の対象外になって汚染が放置されてしまう」と壇上から訴えた。実際、10万ベクレルを超える土壌を見つけた際には市役所に通報し、除染が行われたが「10万ベクレルだったからではなく、0.23μSv/hを超えていたから。こんな状況では、市民が自費で土壌測定をしたとしても、どうしようもない」と土壌測定の必要性を訴えた。

 血液検査については「ストロンチウムが市内に存在するのか、初期被曝がどれだけあったのか、市民には知るすべもない」と強調したが拒否。学校給食の産地表示についても「まだまだ不安を抱いている市民はいる。できれば献立ごとの産地を事前に提示することを義務付けられないか」と迫ったが、学校教育部長は「現在でも使用が予定される食材のサンプリング検査は行っており、市のホームページなどでお知らせしている。これまで放射性セシウムは検出されておらず(市によると、下限値は「概ね10ベクレル」)、安全安心な給食を提供している」と答弁。現行方式を変更する予定はないことを示した。

 最も酷かったのが本郷谷市長だ。DELI議員は「子どもを被曝から守るには土壌を測るしかないと考えている。市長の見解を伺いたい」と答弁を求めたが、市長は着席したまま微動だにせず無視。議長も答弁を促すことをしなかった。

【「これからも強烈に要望し続けます」】

 怒りをグッと抑えて「市長の見解を伺いたかったが残念」と述べるにとどまったDELI議員。「私は『脱被曝』だけを掲げて当選しました。脱被曝に対する一定のニーズを市議会に届ける義務があります」と述べ、今後もブレることなく当局を質していくと〝宣言〟。

 野次を飛ばすことなく聴いていた議員たちを前に「今は原発事故の被害者だが、このまま汚染と向き合わず国の原発再稼働も『しかたない』と容認してしまったら、将来の子どもたちに対して加害者になってしまう可能性もあるんです。福島第一原発では建屋カバーの取り外し作業が進んでいる。放射性物質が飛散するリスクは今でもあるんです」と力を込めた。

 議員としての「脱被曝」の取り組みは始まったばかり。環境部長は「ご理解を賜りたい」と述べたが、DELI議員が返したのは、こんな言葉だった。

 「これからも強烈に要望し続けます」
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