冬になり、暗くなるのがあっという間に。午後5時にはすっかり暗くなり、家でも電気を点けなければなりません。震災以後その電気を使う事をためらうようになった方、多いでしょう。都会のイルミネーションを見る都度に悔しい気持ちになり、我が家のクリスマスの飾りに電気を使うのも複雑な気持ち。原発事故の加害者がなぜ罪に問われないのか?!
12月5日にいただいたチラシを書き写しました。
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2014/12/15 福島原発事故の加害者がなぜ罪に問われないのか?!
東電の刑事責任を考える集い(東京・八丁堀)福島原発事故の加害者がなぜ罪に問われないのか?!
東電の刑事責任を考える集い
日 時:12月15日(月) 19時~
場 所:中央区新富区民館(中央区新富1-13-24)
(日比谷線「八丁堀」(A3出口徒歩5分、有楽町線「新富町」徒歩8分)
講 演:古川 元晴弁護士(元検事)
資料代: 700円
主 催:東電の刑事責任を追及する会
連絡先:080-1104-4432(小林)
福島原発事故の反省をしない原発再稼働の動き 11月7日、鹿児島県議会および伊藤祐一郎県知事は川内原発の再稼働に同意しました。10月28日、岩切薩摩川内市長に続き市議会も再稼働賛成の陳情を採択しました。
本当に福島原発事故の反省がなされているのでしょうか。11月2日、日本火山学会は原子力規制委員会に対し、「新規制基準」を見直しするよう申し入れています。「新規制基準」自体が”安全神話”と言わざるをえません。このような原発再稼働が進めば、再び事故が起きても誰も責任を取らない体制が作られます。
東京地検の不起訴処分は間違っている。東京峡地検は、東京
第5検察審査会の議決を尊重し、東電元幹部を起訴せよ! 昨年9月、東京地検は福島原発告訴団が告訴・告発していた東電元幹部らに対し「不起訴」処分にしました。その理由は、15,7mの津波の具体的予見可能性はなかったとしています。
これに対し、7月30日の東京検察審査会は、「東電は安全性確保のために極めて高度な注意義務を負っている。、「津波襲来に関する具体的な予見が可能であった」と判断して、”起訴相当”であるとの判断をしました。
古川元晴さんは東京地検の不起訴処分について「確実な予測ができない事故はいかなる大事故でも罪に問えないことになる」と述べておられます。(「世界」6月号)
昨年9月以降、福井地裁判決をはじめ流れが変わってきています。東京地検の不起訴処分を撤回させ、東電元幹部の起訴を実現しましょう。全国の再稼働を止めましょう。
「東京第5検察審査会の議決を尊重し、東電元幹部の起訴を
求める要請署名にご協力ください。(12/31第2次集約)*わたしたちは福島原発告訴団を自主的に応援し活動している団体です。
東京地検に対する要請署名、月2回の要請行動や東電本店への
合同抗議行動への参加、全国の原発再稼働反対の運動に参加しています。
東電の刑事責任を追及する会*古川元晴さん
1942年生まれ。法務省刑事局総務課長、官房総務審議官、
内閣法制局参事官、司法研修所上席教官、京都地検検事正
など歴任。2011年から弁護士。「法の支配」実務研究会代表
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