第一原発事故によって被害を受け引き起こされることになった数々の裁判の原告・弁護士・支援者が一堂に会し、11月16日(日)13時半より福島市公会堂で「もう我慢はしない!立ち上がる! 原発事故被害者集会」が開催されました。
被害者を分断させず、事故を風化させない、被害を軽視させないと訴え、ゲストには、おしどりマコ&ケン両氏や、きたがわてつさんが招かれトーク・唄を披露しました。
団体からのスピーチ:
原発さえなければ裁判弁護団・全国一般ふくしま連帯労働組合・福島原発被害首都圏弁護団・原発被害糾弾 飯舘村民救済申立団・原発賠償京都訴訟原告団・福島原発告訴団・他
メッセージ紹介:
原発賠償関西訴訟KANSAIサポーターズ・福島原発さいたま訴訟を支援する会・原発賠償ひょうご訴訟原告団
弁護士から:
海渡雄一氏(福島原発告訴団弁護団、飯舘村民救済弁護団)・柳原敏夫氏(ふくしま集団疎開裁判弁護団)・保田行雄氏(飯舘村民救済弁護団、福島原発告訴団弁護団)
唄: きたがわてつさん
集会アピール提案・採択/閉会あいさつ :佐藤和良氏(福島原発告訴団副団長
その様子を二本松市在住の田口さんの「人生二毛作の田舎暮らし」ブログと、出席された方の報告を含めて転載させていただきます。
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「人生二毛作の田舎暮らし」
http://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2014-11-17もう我慢はしない!昨日福島市で開催された原発事故被害者集会。
『もう我慢はしない!立ち上がる!』
全国30の被害者訴訟原告団や弁護団が一同に会して、情報交換を実施した事は大きな前進!
この連携・連帯こそ東電や国が最も恐れる事・・・
負けない相手は放射能では無く、理不尽な原子力マフィアの筆頭・東電や国の詐欺集団達、そしてその裏にいるこの不条理な時代の見えな敵達!
飯館村の3000人がもう我慢ならないと救済・賠償をADRに申請した。
我慢強い福島県民もようやく、国や東電に騙されてきた事に気付いて立ちあがった!
そして集会では
①被災者への謝罪
②被害の完全賠償、暮らしと生業の回復
③被害者の詳細な健康診断と医療保障、被ばく低減策の実施
④事故の責任追及 を求め・・・
私たちは、原発事故とその後の、国と東電の対応によって傷つけられた尊厳を自ら取り戻すため、もう我慢はしない!立ち上がる!ことを宣言した。
*S県からのIさんのコメント2014.11.16福島市公会堂で行われた原発事故被害者集会に行ってきました。原発事故被害者の方の訴え、訴訟を担当されている弁護士さんの訴え、おしどりマコさんのスピーチなど盛りだくさんの内容でした。「原発さえなければ」の言葉を残し自殺された酪農家の方の訴訟を担当されている弁護士さんはスピーチしながら感極まって言葉に詰まる場面があり、疎開裁判の弁護士さんは本当に悔しい思いをばねに変えようとしている強さをにじみ出したスピーチをし、マコさんは市役所職員が相馬市は中で分断しているから扱いやすいと言っていたことなどを報告してくれたりしました。司会のHさんも感極まり言葉が出ない場面などもありました。被害者の方が訴えを何と考えているんだろう?レントゲン写真撮るのに防護するのに、ずっと低線量被ばくさせながら何の防護も無しに生活させる政策。おまけに原発再稼働や輸出。今、日本の国を動かしているのは人間ではないようです。そう言わざる負えない感じです。このままにする気なのか?絶対に間違っている!!
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