福島バッジプロジェクトは、福島の人達が「原発はイヤだ」と意思表示を出来る場を作り、その福島の人々の心に呼応して、同じ意思表示を日本中のだれもが出来るような場を作る事を目的として設立しました。

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つながるという事・2(3月9日の報告)

福島バッジプロジェクトからの3月9日の明治公園でのさようなら原発集会の報告です。

3月9日の朝、明治公園の割り振られたテントにて準備を始めました。
“ここでおしゃべりしましょ、福島の人と”という横断幕をテント上部にかけ、テントの左側に県内の市町村長、議会、公務員に渡した表、右側に二本松の関さんの「なじょすべ」の詩と2つの立て看板を置きました。
テント内に椅子とお茶を用意し、誰でも自由に入り、おしゃべりが出来るようにしました。
その他、バッジの支援のコーナーや「福島からのメッセージ」を書いた幾つかのメモを机に置き誰もが回覧出来るようにし、福島からの応援団(南相馬の友人含む)が5人、助っ人6人(飛び入りの京都からの古田さん含む)、それに供養の式をしてくださる音楽家の織茂夫妻が集まりました。

多くの方がテントに来てくださいましたが、事前の周知を徹底していなかった為に、バッジの支援をお願いするだけでなく、福島の人達とおしゃべりをする為のテントでもあると気づかなかったように思います。これは私達プロジェクトの力不足によるものです。
テントから人が溢れて公園の何処もかしこもおしゃべりだらけになるというにはほど遠い結果でした。でも、テントに来てくださった皆様、ありがとうございました。福島からの応援団の方達も少しも休まずに話し続けてくださってありがとうございました。

少しだけ良かった事は立て看板を用意した事。具体的な表を目の前にして、じいっとご覧になっていた方も見受けられ、そこで立ち話をする事もありました。私達の活動を紹介出来ました。
そして大変に良かった事が一つありました。それは想定外の「つながる」を体験した事でした。

関さんの詩「なじょすべ」を読んだ時、この詩をテント前で紹介しようと思いました。
織茂夫妻の「毎晩福島の為に祈っている」と聞いた時、「テントで祈ってください」とお願いをしてしまいました。

織茂夫妻は「頃合いを見計らって式を始めます」と何故か詩の立て看板の前でお供えのお膳などを置きはじめました。詩の事は説明していなかったので理由は分かりません。そして塩を撒き場所を清めた後、心のこもった鈴の音、石笛から始まった式は格調高く行なわれました。その式はまるで関さんの詩にお祈りをしているような気持ちにさせるものでした。
そして感動的な式が終わった後は詩の前にそのままお膳を置いたままでしたが、あたかも関さんの詩とお膳が対になった感じになり、多くの方が足を止め、お膳を見詰め、地べたに座るようにしてじっくりと関さんの詩を読んでくださいました。そして何も言葉を発する事もなく、いつのまに去っていかれたのです。テントのそこだけが静謐な雰囲気を醸し出していました。

これは関さんの詩と織茂ご夫妻の両方の心からの声と実力に依った結果です。

最後に片づける時に織茂氏から「何処の関さん?」「二本松の」「ああ、チェルノブイリの時からの友達だ。嬉しいな」と言われてびっくりしました。

その後に関さんに報告をさせていただいたら、「織茂さんとそこで出会うとは、見えない力の引き合わせとしか思えません。私もいまは、大いなるものに後押しされて動き、詩にまとめているだけです。」というお返事を戴きました。
その時にやっとテントの一つの役目は関さんと織茂さんを繋げる事だったのかと気づいたのです。
「つながろう福島」が少しそこで出来たかもしれない、出来なかったかもしれません。それは正直私は分からないのですが、関さんの詩は私達に問いかけておられました、織茂夫妻は確かに福島に寄り添っておられました。


来られなかった皆様に関さんの詩を是非読んでいただければと思います。

 二本松の関です。福島に残っている人達への思いを詩にしましたが、書ききれません。言えることは、原発から遠い生き方をしてきた人たちが、ひどい目にあっているということです。分かちあって欲しいのは辛さや悲しみ、痛みです。持てるものを分けることだけが「分かつ」ことではないのです。

なじょすべ

わたしね 病気 治すために
ムノウヤク野菜を 何十年も 食べてきた
福島で 野菜 こさえるごども
そこさ 居る ごども
やっては なんねえと 思うのさ
だから カンパ 送らなかった
まごどに 気の毒 だったども
と エミさんの 言う

測定所 立ちあげた
この 小松菜は 不検出
よかったら 買ってくんなしょ
それでも お客さん 3分の一
と タモツさんの 言う

下の 田んぼ 川の水が上がっから
1万ベクレル あるんだよ
阿武隈川の 青い 流れを見ながら
スギウチさんの 言う

ペットボトルの水道水 福島市が 売りだした
すると 世間はこう 言うんだ
カルト そのもの もう犯罪
ストロンチウムは 測ったの
プルトニウムは 出てないの
フクシマ県を 閉鎖しろ

なじょ すべなあ

おめさん方よ
確かに オレも食わねえし
飲んでくれとも 言わねえが
悩む こころに 添うてくれ
オレたちに 欲しいのは
痛みを 分かつ こころだよ


お膳を片づけた後、そこにそっと足を入れてみました。コンクリートが軟らかかったです。でも長くいると涙がこぼれてきました。バッジプロジェクトの仲間にも足を入れてもらいました。そうしたらやっぱり足の感触が違うと。
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Author:福島バッジプロジェクト
福島から声を出さなければ、原発は止まらない・・声を出せるような環境創りをし、又、声を出さなくとも意思表示をしようという事で始めました。このブログを通じて、多くの方に活動をご理解いただき、福島と共に歩んで欲しいと思います。

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