福島バッジプロジェクトは、福島の人達が「原発はイヤだ」と意思表示を出来る場を作り、その福島の人々の心に呼応して、同じ意思表示を日本中のだれもが出来るような場を作る事を目的として設立しました。
11月7日金曜日です。事情があって暫く毎週金曜日にある官邸前抗議行動に参加できません。
希望のエリアで「福島からのメッセージ」をお伝えする事もできないので、今日は二本松市に住むあらおしゅんすけさんの詩歌部門賞の受賞をお祝いして、あらおしゅんすけさんの詩を掲載させていただきます。
注!大好きなあらおしゅんすけさん(福島県二本松市在住)が昨年4月に発刊した詩集ー3.11の記録(安達太良のあおい空」が今年秋に第17回2014年日本自費出版文化賞の詩歌部門賞を受賞しました。
*主催はNPO法人・日本自費出版ネットワーク(理事長は中山千夏氏)
選考委員は、色川大吉、鎌田慧、中山千夏、秋林哲也、佐藤和夫、藤野健一、小池和子各氏。
今年の応募総数は610点。うち、詩歌部門は76点。
「安達太良山のあおい空」については次のような短評がありました。 「福島原発の事故とその被害に対する強い抗議の意思が全編に満ちいる詩集。わかりやすい言葉で、その強烈な思いが伝わってくる」
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http://blog.goo.ne.jp/arao-311/e/220ca77748eb2b25a910b9530cd6bde2福島たより No 112 詩① 命、物語
2014-11-03 13:37:36 | 日記
拙著・3.11の記録 詩集「安達太良のあおい空」などから、3回にわたって詩をお届けいたします
福島たより No 112 詩① 命、物語
命 安心して空気を吸って
安心して食べ物を食べて
安心して子育てをして
安心して眠る
2011年に気が付きました
それがどんなに有難いことだったのか
それがどんなに幸せなことだったのか
それを皆さんにも伝えたいのです
広大な宇宙、150億年の一点
40億年の生命の歴史の中にある我々
安心して今日一日を丁寧に生きる
自分の、他者の命を愛しみながら
物 語あの人災事故から3年
不安を抱えたまま
元に戻らない生活
一人にひとつの物語
1000人がいれば1000の物語
お父さんと遠く離れて住む母子
あのことが原因で離婚した夫婦
打ちひしがれて立ち直れない人
新たな出会いで再出発した人
後に続く人のために語り始めた人
そして
誰にも知られない物語もあります
物語はこれからも続きます
世代を越えて続きます
半減期に伴走するように・・・
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