ある人が心の中の思いを書いてくださいました。
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体育館に残った住民数名が心配を口にしている。
一人がポケットから線量計を取り出すと、皆、次々と取り出した。
「これ買ったんですけど、きちんと測れるでしょうか」
「孫が心配で、秋葉原まで買いに行きましたよ」
福島では放射能を測定できるものは滅多に店頭に並ばないという。
「これ買ってきたんですけど、きちんと測れるでしょうか」
「孫が心配で、秋葉原まで買いに行きました」と話したのが私です。
この時定価の5倍近い8万円弱で買いましたがお店の人に言われたことは
こんな物で計っていないで早く遠くへ避難するべきと教えられましたが、それ
も出来にずに今でも福島にいますが、いつもこの言葉が耳に残っています。
子どもや孫はひと山越えた米沢市に自力避難していますが新たな問題が
色々と襲いかかってきています。
放射能、放射線、ベクレル、シーベルト、アルファー線、ガンマー線、IAEA,
ICRP・・・・・等々、一般市民の私たちには無理です。こんな専門用語の氾濫で
私たち一般市民は思考力を奪われて今に至っています。
悔しいですが原子力平和利用の名の下、私たちは無智の涙を流すしか
術がありません。
今まで県民の前に姿を現さなかった000が知事の座を狙う選挙の今だけ、
県民の前に顔のついた姿で、ようやく現われてきましたが公職選挙法という
法にガードされて悠々と県内を遊説しています。
選挙が終われば一般県民の前からまた姿を消すでしょう。
このような人物にだけは県政を渡したくありません。
福島県在住 M・N
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