福島にはたくさんの方が真剣に原発問題を考えています。そして時には公機関
へ抗議したり、新聞に投稿をしています。
その一人である田口茂さんの投稿記事を転載します。
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以下の記事は拡散・転載問題ありません。是非拡散ください。
個人線量計が30%低く出る実証試験は東大の早野教授や環境省がJAEA等
に委託し実証済みです。(環境省も知っています)
詳細は以下の”ガラスバッジの嘘”をご覧ください。
東大早野教授のデータを掲載しています。
http://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2014-02-16 データ写真の”物干し”と”水そう”(人体の前面を想定)と比較してみてください。
これにメーカ毎のばらつきや温度特性も考慮ください。
田口 茂
本日(2014年9月8日)の福島民友新聞の『窓』に小生の投稿記事が掲載
されましたので送付します。(どなたか記事の写真を撮って送って頂けると
ありがたいのすが・・小生現在福島県に いないので・・・・)
【投稿記事】
『被ばく者人格権最優先の施策を』環境省が除染目標を空間線量から個人線量へと方針転換し、0.3~
0.6μSv/hでも年間1mSvを超えないとした。前面に付けた個人線量は体が
背後からの放射線を遮る為に、空 間に置いた時より約30%も小さくなる。
個人線量計は一方向から被ばくする医療従事者には適してしるが、
無限方向から被ばくする場合には正確性に欠ける。24時間個人線量計を
保持する事にも限界があろう。屋外での長時間労働者は空間線量
0.23μSv/h以下でも年間1mSvを超える。
今回の方針は個人線量計による矮小化と数字目標値の緩和により、
より大きな被ばくを県民に強要し、国がすべき健康管理を被ばく者に負わせる
構図に映る。
汚染した土地を原状回復する事は加害者の当然の責務であろう。
国は原発事故の責任を 取らずに、汚染状態を放置し被ばくを強要する。
その間の補償もしない対応は社会的常識を逸脱している。
国や市町村には被ばく者の人格権を最優先するよう施策転換を望みたい。
田口 茂
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