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福島バッジプロジェクトは、福島の人達が「原発はイヤだ」と意思表示を出来る場を作り、その福島の人々の心に呼応して、同じ意思表示を日本中のだれもが出来るような場を作る事を目的として設立しました。

ブログ”すべての原発を世界遺産に”①なぜ、原発は世界遺産にふさわしいのか

金曜日抗議行動で頂いたチラシから行き着いた一つのブログとその人に
読むほどに魅了されています。
ブログ名は「すべての原発を世界遺産に」
http://genpatsu4sekaiisan.wordpress.com/
すべての原発を世界遺産に (日本全国・原発立地観光ツアーガイド)
コンテンツは以下の通りです。
About
なぜ、原発は世界遺産にふさわしいのか。
原発立地、観光地としての魅力。
弊社の業務内容
お知らせ
伊方原発・視察日記

今回は「About」と「なぜ、原発は世界遺産にふさわしいのか」を
転載させていただきます。
<About>
Japan Travel Burning 日本炎上旅行社は、反原発の立場から、
原子力発電所および原発立地の、観光地としての魅力を(勝手に)発信し、
原発に頼らない自治体作りを(横から)推進し、最終的には、
国内のすべての原発の世界遺産登録を(無断で)目標としております。
弊社は現在、実際のツアー事業は行っておりません。本サイトにおいて、
皆様に原発観光の情報やコースプランをご提案する業態です。
弊社と申してはおりますが、実はCEOこと私イケガミが個人的に
運営・視察・執筆しておりますので、実は単なる旅ブログというわけです。

Japan Travel Burning/CEO(チーフ・エンソク・オペレーター)イケガミアツコ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・なぜ、原発は世界遺産にふさわしいのか。
なぜ、原発は世界遺産にふさわしいのか。
ユネスコが認定する世界遺産の定義とは「将来にわたって残すべき貴重な
遺跡や環境を、人類全体の遺産として保護」することです。
歴史的な意義のある「文化遺産」の分野には、日本の石見銀山、
ドイツのエッセン炭鉱などの「産業遺産」や、日本の原爆ドーム、
ポーランドのアウシュビッツ収容所、セネガルの奴隷貿易の拠点・ゴレ島、
そして2010年登録のマーシャル諸島のビキニ環礁、といった「負の遺産」も
認定されています。
すなわち、産業や文明の転換や、人類みずからが犯した暴力や罪、悲惨な
できごとを、「忘れてはならないもの」として将来に残すことも、
世界遺産の意義なのです。
(注:ユネスコの世界遺産憲章には「負の遺産」というカテゴリーはないため、
収容所や戦争遺構、植民地の産業遺産などのさらに多くのサイトを
「負の世界遺産」と見なすこともできる)

原子力発電所は、間違いなくその両方を兼ね備えた、世界最大級の
「負の産業遺産」です。
先例としてはウクライナのチェルノブイリ原発がありますが(弊社では、
フクシマ、チェルノブイリ、スリーマイルを併せての世界遺産登録申請も
視野に入れています)、2011年3月11日のフクシマ事故が21世紀における
最大級の世界史の転換点であることは、全世界が認めるところでしょう。

なお、現在、開沼博氏、東浩紀氏などを中心とした論壇において「フクシマ
第一原発観光化」が「世界遺産登録申請」をも含めて提言されています。
弊社はこの論自体には賛同していますが、ムーブメントとしての連動は
いたしておりません。また、弊社の最大の相違点は「フクシマだけでなく、
国内(可能ならば全世界)の全原発」を、世界遺産登録申請対象と
しているところです。

弊社は、日本全国の原発54基を、同時に廃炉を決定することで、20世紀中盤
から2011年までの、日本の産業および国家の構造を省察し、あらたな文明の
形式を踏み出す宣言を発することを希求します。やむをえず廃止となった
福島第一原発1号機から4号機だけではなく、これまで原発を推進してきた
日本人が、みずからの意志で、構造転換を決めてこそ、世界遺産に
ふさわしいのではないでしょうか。

実際問題として、廃炉作業には現在の技術では数十年がかかると
言われており、放射性物質で汚染された原発本体や建屋を保存していると、
人間が近づくことは、より困難になります。いわんや、メルトダウンした
福島第一原発の保存にはさらに多くの問題がともないます。
しかし、それこそが原発の本質なのです。
したがって、弊社では、原発は「世界でゆいいつ、近づくことのできない
世界遺産」として登録をめざします。
実際、原爆ドームは建物には入ることはできず、ビキニ環礁では、2013年現在、
立ち入りが認められている島は2島だけです。また、いくつかの世界遺産サイト
では観光客の出入りによっての劣化を懸念しての、入場制限がとられています。
30km圏内に誰も入れない世界遺産が存在してもおかしくはありません。
フクシマ事故が人類文明にとって未曾有の事態であった以上、世界遺産も
新しくカテゴライズされるべきです。
悲惨な失敗の道を歩んできた日本が、あやまちを認め、やり直すことが
できれば、それは日本人にとって、世界人類にとって大きな誇るべき歴史の
遺産となるはずです。
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福島から声を出さなければ、原発は止まらない・・声を出せるような環境創りをし、又、声を出さなくとも意思表示をしようという事で始めました。このブログを通じて、多くの方に活動をご理解いただき、福島と共に歩んで欲しいと思います。

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