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フクシマのマスコミが伝えるFUKUSHIMA⑥「無関心層を当事者に」

8月25日です。福島日報ダイジェスト・フクシマのマスコミが伝える
FUKUSHIMA⑥「無関心層を当事者に」を転載させていただきます。
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福島県のフクシマン・マサです。
先日から、最近1カ月分の地元新聞の中から、気になった記事をシリーズで
紹介させていただいています。
シリーズの最後に紹介する記事は、福島大の特任研究員である
開沼博さんの論説です。
昨日紹介した記事の中で元鳥取県知事の片山氏は、
「人事を尽くして天命を待つ」という言葉があるが、金のかかることは
やりたくない、悪いことは他人のせい、良いことは自分がやったと言いふらす
風潮の中では理想論では通用しない。]とおっしゃっていました。
私も放射能にまみれたフクシマの中で生きながら、同じことを感じてきました。
以前の私は理想論ばかりを語っていましたが、3.11以降、語るだけではなく、
現実に自分ができることを、やってみることが大切だと思うようになりました。

今日紹介する、開沼さんの記事にあるように、一人一人が、いかに「当事者」
になれるか?ということが、市民一人一人に問われているのではないかと
思います。
まず自分が小さな一歩を踏み出さなければ、風景は、何一つ変わりません。
######

(福島民友新聞 2014年8月15日 2面)無関心層を「当事者」に
福島大特任研究員 開沼博さん
「何も変わらぬ風景」「復興は進んでいない」「3.11は全てを破壊尽くした」。
外から被災地を見に来た人のそんな感想を耳にすると、私は違和感を覚える。
果たしてそうか、と。
私は、旧警戒区域を含めた福島の被災地の視察会「福島エクスカーション」
を主催し、月に1、2度、多くの人を連れて現地を回っている。
毎回感じるのはダイナミックに変化し続ける風景だ。
交通量が増え、新しい店や事務所がオープンし、さまざまな活動に従事する
若い人の姿も見られる。
草が生えっぱなしだった土地は、きれいに整地され、汚染がれきの仮置き場
になっている。
もちろん「いい意味の変化」ばかりではない。ただ「何も変わらぬ」
わけではない。
紋切り型の感想は別に被災地に来なくても誰でも言える「借り物の言葉」だ。
何しにわざわざ外から被災地に来たんだ、と思ってしまう。
現代社会では、ポピュリスム(大衆迎合主義)を基盤に人が動き、
政治が変わる傾向が強い。
ここでいうポピュリスムとは、業界団体や組合、地域のしがらみなど組織の
意向ではなく、バラバラの個人それぞれの判断が政治を動かす状況を指す。
■脅迫と共感
ポピュリスムの中では、人の気持ちを動かそうとする極度に単純化された
「借り物の言葉」、安易に情動をあおろうとする「借り物の言葉」が飛び交う。
そこには二つの特徴がある。
一つは「脅迫のポピュリスム」だ。
例えば、集団的自衛権をめぐる議論。
ある人は、日本がすぐに徴兵制を持つ軍事大国になるかのように語り、
もう一方にいる人は、すぐに中国や北朝鮮が攻めてくるかのように語る。
それぞれ集団的自衛権を認めることに賛成か反対かという点では逆の立場
だが、あの手この手で、人々の恐怖をあおったり誰かをつるし上げたりする
ような「脅迫」をし続けているという点で共通する。
もう一つが「共感のポピュリスム」だ。
例えば震災後、「絆」という言葉があふれた。
政治でもスポーツでも一体感を強調する言葉に人が群がる。
それは、現実には人々がパラパラであるが故に生まれる反動だ。
「脅迫」と「共感」。
どちらにも人をある方向に駆り立てる力がある。
それは社会をいい方向に向かわせる可能性を持つ一方で、本来はそれぞれが
冷静に向かい合うべき問題から目を背けさせる危険性を持つ。
近年は、後者の弊害がより大きく出ているように感じる。
「脅迫」や「共感」はその問題に関心がある人には届いても、無関心な人には
届かない。
例えば、福島の問題に思い入れが強い人の中には「福島では本当は人が
死にまくっている」などとデマや極端なことを盛んに言う人がいるが、それは
関心を呼ぶどころか、現地に生き続ける人々を深く傷つけている。
「脅迫」や「共感」に頼らずに、ある社会問題に「無関心層」を巻き込みつづける
回路を作ることが重要だ。
私はこれからの被災地復興に必要な考え方を「復興三方良し」と呼んでいる。
「三方良し」とは、近江商人が言った「売り手と買い手がうれしいだけじゃ
商売長続きしない。売り手・買い手に加えて世間様もうれしいような商売を
しなければならない」という話だ。
震災復興も同様で、支援をする側・される側だけが復興のことを考えていても、
その問題に関心を持つ人は時間の経過とともに減ることはあれ、
増えることはない。
そうではなく、それに関係ない人、無関心層にいかに訴えるかということを
優先的に考えること。それこそが重要だ。
先に述べた「福島エクスカーション」を続けているのもその実践の一つだ。
毎回、興味や知識がない人が、実際に現地に来て、そこで言葉を交わし合う
中で、復興に関心を持ち、考え続けざるをえない「当事者」に変わっていくのを
目撃する。
戦争を考え続けるのも同様だ。直接的な体験者が減っていく中でも、関
心を持った「当事者」をつくることはできる。
その仕組みを考えるのが、これからを生きる世代に求められる責任だ。
(記事紹介終わり)
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※過去の動画が見たい方は、こちらへ・・・
「4年目のホットスポット ~通学路編~」
http://www.youtube.com/watch?v=aP4JkpSyrqY「4年目のホットスポット ~フクシマの公園編~」
https://www.youtube.com/watch?v=EzZTOZAt3vQ
「フクシマの桃源郷 花見山 放射能測定」
http://www.youtube.com/watch?v=z_epBHwjdxY&sns=em
※過去のダイジェストが見たい方は、こちらへ…
http://ameblo.jp/masa219koro/
(アメブロにアドレスから入れない方は、タイトル「フクシマンの福島リポート」
で検索してみて下さい)
※映像版のホームページもあります。
http://fukushiman.jimdo.com/
※アドレスは配信専用のアカウントです。
みなさまからのご意見、ご質問は
masa219koro@yahoo.co.jpへお願いいたします。

(福島県 フクシマン・マサ)
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Author:福島バッジプロジェクト
福島から声を出さなければ、原発は止まらない・・声を出せるような環境創りをし、又、声を出さなくとも意思表示をしようという事で始めました。このブログを通じて、多くの方に活動をご理解いただき、福島と共に歩んで欲しいと思います。

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