8月15日、終戦の日です。
ブログ
人生二毛作暮らしを書いている田口氏の投稿が、
最近地元の2大新聞(福島民友・福島民報)に連続して掲載されました。
福島から大きな声をあげている田口さんにエールを送りたいと思います。
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原発を稼働させる資格は無い福島民報に以下を投稿した。
若干の手を加えられて本日(8月4日)掲載された。
*規制委員会は”安全”とは言っていない。(8月1日のブログから)
http://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2014-08-01-2 その原稿は以下
原子力規制委員会は川内原発の安全審査に合格を出したが、 田中委員長の
『安全を保障したものでは無い』 『日本の原発は世界最高水準ではない』との
発言は基準が不備である事を認めた事になる。
安部総理は『安全との結論が出れば立地自治体の理解を得て再稼働を
進めたい』としている。しかし、規制委員会は安全を保障したのでは無く、
基準に適合しただけと言っているに過ぎない。 日本の原発には
コアキャッチャーも付けず、 欧米と比較して基準の不備は明確。
事故時は誰が一体責任をとるのか?避難に関して国は
『地方自治体がやるべきだ』と責任回避し『5km圏外の避難計画は不要』
としている。事故時の責任の所在が不明確なまま再稼働していく事になる。
国も規制委員会も事故責任を回避する姿勢が透けて見える。
この国はどこまで理不尽で、国民の命や財産を踏み台にするのか?
無責任な国と電力会社に原発を動かす資格は無い。
原発は人格権よりも劣位である。
福島の悲劇を二度と繰り返してはならない。
福島民報への投稿記事は以下(内容は番う)
http://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2014-08-06福島民友への投稿福島民友の『窓』に投稿した。
8月6日、若干の内容が削除され、掲載された。
http://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2014-08-06その原文は以下
【投稿内容】
原子力規制委員会は川内原発の安全審査に合格を出したが、 田中委員長は
”安全を保障したものでは無い”と発言。 想定外の重大事故で鍵を握るのは
人間の判断力と行動。 如何に運転員が柔軟に対応できるかが問われている。
米国アカデミーも事故を想定した人材の確保と訓練の必要性を提言している。
しかし、東京消防庁の元幹部は、消防は日々の現場で経験を積むが、
原発は重大事故はほとんど経験しない為に『所長を鍛える事は不可能』と発言。
所長は数年で交代するから、新人と同じ。
田中委員長は『訓練しながら足りないところを改善していく』と言うが、 予測
不可能な事態を想定しての数十万人の住民の大規模訓練など不可能だろう。
地震や津波時には、建物の崩壊や土砂崩れ、地割れ等で道路の寸断が
起こる。マニアルでは対応できない事態も想定されよう。
田中委員長は福島市出身でありながら、 規制委員会の独立性を放棄し、
科学者の行動規範からも逸脱し無責任極まりない。
原発は人格権よりも劣位である。
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