8月8日官邸前 日印原子力協定反対抗議集会に参加しました。
インドのモディ首相の8月末来日(予定)を前に、
インドのモディ首相と日本の安倍首相が日印原子力協定に合意しないよう、
インドの核軍縮平和連動CNDP(本部ニューデリー)と共同連帯した抗議集会です。
CNDPとの連帯キャンペーン
https://www.facebook.com/events/553798991393355/?source=1CNDPのクマール・スンダラムさんがスピーチされました。
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この官邸前集会に来る前に、飯館村などをまわり、福島の人たちと交流してきました。
驚いたのは、福島原発事故から3年以上もたったのに、仮設住宅のままであること。
インドは社会保障が弱いので、インドで原発事故があったら、福島の仮設住宅よりもっと悲惨なことになるだろう。
インドは核保有国で、核兵器不拡散条約の枠外です。
インドの核保有に反対する国々がインドに原発を輸出している。おかしなことです。
自国の経済を優先しています。インドの弱い市民を苦しめています。
日本においては、3.11福島原発事故後に輸出を働きかけてくる。
まったく、理解できません。
インドの原発立地は地理的に不安があり、インドで原発に不安を抱いている人が大勢います。
反対運動も続けています。
しかし、インドの原発政策は、民主主義に則らず、一方的に推進されています。
原発は、女性や子どもたち、弱い立場の大勢の人を苦しめます。
日本は、インドに原発を輸出しないでください。-----
スンダラムさんの連帯行動の呼びかけ文です。
http://coalitionagainstnukes.jp/?p=4958日本はかつて発展途上国に対して経済協力の名の元で企業がアジアに進出し、
アジアの豊かな自然や現地の人々の生活を壊したことがありました。
たとえば、日本人が好きな海老を安く日本へ供給するために、東南アジアで海老を養殖し、マングロープを壊す問題がありました。食卓の海老の背景に、アジアの自然を犠牲にしていたとは。問題が顕在化して、初めて知りました。
原発、そのうえに、安倍内閣と経済界が積極的に外交している兵器輸出。
問題が顕在化してからでは、とりかえしがつかない。怖いことです。
インドのスンダラムさんのスピーチを直に聞いて、インドへの原発輸出問題に直面させられているインドの普通の人々を、近くに感じることができました。
(サポーターM)
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