福島バッジプロジェクトは、福島の人達が「原発はイヤだ」と意思表示を出来る場を作り、その福島の人々の心に呼応して、同じ意思表示を日本中のだれもが出来るような場を作る事を目的として設立しました。
7月25日、金曜日官邸前抗議行動の国会正門前と希望の星エリアで、
福島市二本松市のあらおしゅんすけさんの詩を読ませていただきました。
このところ、福島の声が以前にも増してかき消されていく危機感があります。
周りの人達の声が聴こえなくなりつつあるようで、せめて詩をお伝えしたいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
哀しみのタネ俺、キューリの代わりに太陽電池植えたんだ
おれは雑草のび放題だ
オレの豆畑はアパート畑にしたぞ
俺はネギ作ってるが力入らねぇ
おれ、今年はコスモス畑にするんだ
あれから3年、俺たちの畑も変わりつつある
安心して食べてもらえる作物が作れなくなって
俺たちは大好きな百姓暮しができなくなってしまった
原発は哀しみの種をばらまいたんだ
せめて夢のような花を咲かせようか
寄り添う心あなたは種をまく喜びを知っていますか
あなたは作物の成長を見守る楽しみを知っていますか
あなたは花が咲き実が実る喜びを知っていますか
あなたは収穫の手ごたえを知っていますか
あなたは放射能で汚された大地に
種をまき作物が成長し花が咲き実をつけ収穫をして
迷いながらも食べる人の
不安と哀しみに心を寄せることができますか
スポンサーサイト
« 運転再開している研究用原子炉・核燃料加工会社でウラン粉末入り缶接触 l ホーム l 震災から1231日目・・・甲状腺ガンについて福島の本音 »