福島県のフクシマン・マサです。
7月6日の福島民友新聞をみていたら、「世界主要都市の放射線量」という
新コーナーが始まっていました。
フクシマの放射線量と比較できる数値として、これからは随時掲載される
そうです。
記事には、
上海0.59マイクロシーベルト/h
フィンランド(タンペレ)0.59マイクロシーベルト/h
ウクライナ(プリピャチ)0.34マイクロシーベルト/h
オランダ(ロッテルダム)0.33マイクロシーベルト/h
と、世界の主要都市の中に、放射線量の高い都市がある事が、書いて
ありました。
この日の別の記事では、郡山市で開かれたシンポジウムで、環境省の
平岡審議官が、「毎時0.23マイクロシーベルト/hではなく、
年間1ミリシーベルトが、長期的な目標だ」と発言したという記事が
のっていました。
私が考えすぎなのかもしれませんが、2つの記事を並べてみると、
「世界の主要都市には0.23マイクロシーベルト/h以上の都市が沢山あるの
だから、0.23にこだわる必要はない。日本の除染の長期目標を引き上げよう」
という、記事の意図が透けて見えるような気がしました。
私は、世界には、日本よりも自然放射線量が高い都市があるという情報を
伝えること自体は、一つの判断材料の提供として重要だと思っています。
でも、だからといって、「だから空間線量は、もっと高くても大丈夫」と言える
のでしょうか?
もしも低線量被ばくの問題は、単純に自然放射線量の高い他国と比較して、
安全の目安を決められるような、簡単なものではないとすれば、地元新聞には、
ただ単に、上海の放射線量を毎日紹介するような記事を書くのではなく、
そこまで掘り下げた記事を期待したいと思っています。
地元新聞にそこまでのことが期待できないのであれば、せめてこのメルマガを
読んでくださっている方の間では、世界の主要都市の放射線量をうのみにしない、
しっかりとした知識を、共有しておきたいと思うのですが、残念ながら私には、
それについての明確な知識がありません。
もしご存知の方がいらっしゃったら、ぜひ教えていただけないかと思って
います。教えていただいたことは集約して、後日みんなで情報共有できるように
したいと思います。
よろしければ下記のアドレスにご意見いただけますでしょうか。
masa219koro@yahoo.co.jp勝手なお願いで誠に申し訳ありません。
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