或る小冊子の中の「地球と生命の歴史」を読んでいて、生命の誕生を大変に
興味深く思いましたが、私の目をくぎ付けにしたのは、
「崩壊に逆らって活動しつづける事が生命の本質である」の箇所。
脱原発の運動も集団自衛権への抗議行動も生命の本質・証かもしれません。
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・・・一般に、すべてのものは時間とともに朽ち果てて崩壊する。換言すれば、
物質はすべて「秩序」から「無秩序」へ侵攻するが、生物だけは体中で秩序を
保ちながら活動し子孫を残す、という特異な機能を持つ。
たとえば、二十世紀を代表する物理学者シュレーデインガーは、
第二次世界大戦後に始まった分子生物学の草創期に、
「崩壊に逆らって活動しつづけることが生命の本質である」と見抜いた。
外部から絶えずエネルギーを取り入れることによって、こうした動きが可能に
なるのだが、その機能を持つか否かが生物と無生物を分けてきた。・・・・・
鎌田浩毅氏(京都大学教授: 火山学)
*「地球と生命の歴史」整体協会月刊誌全生より引用)
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