福島バッジプロジェクトは、福島の人達が「原発はイヤだ」と意思表示を出来る場を作り、その福島の人々の心に呼応して、同じ意思表示を日本中のだれもが出来るような場を作る事を目的として設立しました。
福島の方からメッセージを戴いたので、国会デモで読ませていただきました。
2013年2月15日のメッセージ
ここは福島市内の某小学校の前、近くには幼稚園、公園もあります。
今、公園の除染が行われています。通学路を除染の車両が頻繁に行き来しています。除染の現場から出てくる車両によって辺りは土埃が舞っています。アスファルト道路が土色になっています。
私の手のひらもざらざらです。その中を小学生たちが下校しています。何万か何十万ベクレルかの埃の中をです。おかしくないですか?
近くの自動販売機で缶コーヒーを買うとそれも土埃、頭に浮かぶのはベクレル。
隣にはタバコの自動販売機、タバコを吸うと癌になると警告しているパッケージ。
タバコが体に悪いことが知られていても、この警告が書かれる迄百年以上掛かっています。ネイティブアメリカンはタバコが体に悪いことは知っていました。儀式の為の物でした。
電気の請求書にも書くべきだとは思いませんか?いま稼働中は大飯原発だけですが、「買って頂いた電気は原発労働者の被爆と引き換えに発電された電気です」と請求書に書いて下さい。
東京電力、東北電力でも「原発からの放射能が撒き散らされました。気をつけて下さい。」と書いて下さい。
補足として、タバコの警告文が、各国の警告表示と比べ日本の警告表示は未だ不十分であることを理由に、日本学術会議は2008年3月4日の「脱タバコ社会の実現に向けて」において、タバコ箱の警告文についても言及しており、「タバコ箱の警告文を簡潔かつ目立つようにする」ことを日本政府に求めているのだそうです。
誰か、電気請求書にも警告文を書くように提案してくれるといいんだけど・・・。福島の無名の人からです。
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