fc2ブログ

福島バッジプロジェクトは、福島の人達が「原発はイヤだ」と意思表示を出来る場を作り、その福島の人々の心に呼応して、同じ意思表示を日本中のだれもが出来るような場を作る事を目的として設立しました。

モスバーガーのお話

福島県に住む子を持つ親の方のメールです。
出先の食べ物屋さんで出されたものを丁寧に解説してくださいました。
私は有難くて、直ぐに親戚中の子供を持つ親にこのメールを転送しました。
が、・・・「子どもが食べるわけではないからと自分に言い聞かせ」・・・・・
読んでいると、ただただうなだれるばかりです。教えてくださってありがとう・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
先週は出張という名の保養で北海道に行ってまして、
小樽築港駅前のウイングベイ小樽で事故後初めてモスバーガーを食べました。
モスバーガーは事故後から堂々と地産地消を宣言してましたので、
東日本では今まで自重していました。
今回は北海道ということもあって無防備に注文をしていましたが、
良く見たらカウンターに食材の産地が記入されていました。
トマト:熊本県八代市、タマネギ:北海道美幌町、レタス:茨城県八千代町
「しまった」と思いましたが、子どもが食べるわけではないからと自分に
言い聞かせ、テンション下げながらテーブルに付きました。
それで食べながら具材をチェックしていると、
モスバーガーにレタスは入っていませんでした。

帰ってきて調べたら、モスバーガーの具材とその産地は以下の通りでした。
http://menu.mos.co.jp/pdf/native.pdf
牛肉:オーストラリア、ニュージーランド
トマト、オニオン:国産
チーズ:ニュージーランド、オーストラリア、オランダ
ミートソースのオニオン:国産、ニュージーランド、アメリカ
  〃  のトマト:ギリシャ、イタリア、中国
  〃  の牛肉:オーストラリア、ニュージーランド
  〃  の豚肉:チリ、カナダ、アメリカ

茨城県八千代町を航空機モニタリングで調べると、
平成23年10月の時点で1万Bq/m2以上が点在しています。これは
栃木県で言うところの高根沢町(宝積寺駅周辺)と同等の汚染地域です。
平成26年4月には高根沢町のコシアブラで240Bq/kg、
隣町の市貝町のコシアブラでも210Bq/kgが検出されています。
http://www.kyoto.coop/news_01/img/20140424-20140430.pdf
同じような汚染地域を長野県で探すと、
http://touten2010.exblog.jp/19881242
長野市で340Bq/kg、 軽井沢町で300Bq/kg、
中野市、野沢温泉村などの山菜が100Bq/kg超、
飯綱町、高山村、木島平村で50Bq/kg超です。
妙高高原はこの近くですし、保養のプランも多くあると思いますので、
汚染状況が気になります。

他県のコシアブラ測定値は、
新潟県津南町で170Bq/kg、十日町市で69Bq/kg、関川村で62Bq/kg、
山形県最上町で200Bq/kg、尾花沢市で85Bq/kg、天童市で74Bq/kg、
米沢市で71Bq/kg、白鷹町で70Bq/kg、飯豊町で69Bq/kg、東根市で55Bq/kg、
言わずと知れた高汚染地である宮城県栗原市では1200Bq/kgでした。
栗原市の汚染は5万Bq/m2程度です。
福島県只見町でも85Bq/kg検出されています。
柳津町や只見町は1万Bq/m2を超えた汚染地域ですから当然だと思います。
郡山市や福島市の汚染は20万から30万Bq/m2程度ですので、
これらの地域とは桁が違います。

航空機モニタリングでは「1万Bq/m2以下」は一律の色で表示され、
何千Bq/m2なのか分かりませんが、コシアブラの汚染を調べることで、
1万Bq/m2以下の地域の汚染度を把握できそうです。
保養場所で地物のコシアブラを購入し、CRMSなどで測定すると、
保養場所の汚染具合が把握できると思います。

特に汚染されている地域の木材を燃やしてキャンプファイヤーなどすると、
それを吸い込んで内部被ばくしますので、
汚染状況を広く把握しておくことは必要だと思います。
スポンサーサイト



最新記事
福島バッジを応援してください
福島バッジプロジェクト チラシ7版7版目の新しいチラシを作りました!

福島バッジプロジェクト チラシ6版6版目の新しいチラシを作りました!

福島バッジプロジェクト チラシ5版5版目のチラシはこちら

福島バッジプロジェクト チラシ4版4版目のチラシはこちら

福島バッジプロジェクト チラシ3版3版目のチラシはこちら

福島バッジプロジェクトで意思表示を!プラカードなど自由にお使いください。ご自由にお使いください!
プロフィール

福島バッジプロジェクト

Author:福島バッジプロジェクト
福島から声を出さなければ、原発は止まらない・・声を出せるような環境創りをし、又、声を出さなくとも意思表示をしようという事で始めました。このブログを通じて、多くの方に活動をご理解いただき、福島と共に歩んで欲しいと思います。

月別アーカイブ
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: