福島バッジプロジェクトは、福島の人達が「原発はイヤだ」と意思表示を出来る場を作り、その福島の人々の心に呼応して、同じ意思表示を日本中のだれもが出来るような場を作る事を目的として設立しました。

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美味しんぼの鼻血論争をどう受け止めているか・・或る福島県人の感想

美味しんぼの鼻血論争をどう受け止めているかの感想を掲載いたします。
お読みください。二本松市にお住みの詩人・あらおしゅんすけ氏です。
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一人の福島県人が、美味しんぼの鼻血論争をどう受け止めているか、
感想を述べたい。

実は私は「美味しんぼ」は過去に食堂などで何回か読んではいたが、
原発事故被災地の福島をテーマにしたシリーズを展開しているのは
知らなかった。
鼻血論争を知って、妻が「本を買ってくる」と言ったのは5月20日。
問題の新刊本は売り切れで手に入らなかったが、カウンターの奥に一冊
とってあって「ご希望ならここでご覧ください」と見せてくれたという。
念のため単行本になった《110福島の真実①》を買ってきたというので早速
読んだ。(内容は全体に私の認識とほぼ一致していて、真実に迫る
ドキュッメンタリー映像を見るような感じさえした。)
翌日、私の加入しているMLでビックコミックスピリッツ編集部から出されて
いる『美味しんぼ・福島の真実編に寄せられたご批判とご意見』の全文を
読むことができた。

以下、私の受け止め方である。
・編集部から出された見解、「原発がらみの報道が激減している現状で、
あえて問題提起をしたい思いがあった」という考えに私は共感賛同できる。
・併せて、安斎育郎氏以下青木理氏までの16の個人及び行政団体などの
意見を掲載したのも良企画だったと思う。
・特にこの16の意見・情報は、低放射線量下に住まざるを得ない者に
とっては、誰が我々に寄り添ってくれているのかを見分ける情報として大いに
参考になった。
(今後、「この人はあまり信頼できない」というような判断もつけられた)
・個人的には、崎山比早子、津田敏英、野呂美加、肥田舜太郎、矢ケ崎克馬、
青木理各氏の意見に大きな共感を覚えた。
(彼らの意見が真実に迫っていると感じた)

・≪福島の真実①≫の登場人物の発言に次のようなものもある。
 「まさに国土が喪失した」「0.7マイクロシーベルトの環境で暮らすことが良い
ことなのか」「誰が飯館村をこんな姿にしたんだ。・・」
「危機と紙一重というのが福島の真実だ」
 これらには、作者・雁屋哲氏が福島県人に寄り添って極めて温かい公平な目
で取材し 表現していると私には思える。
 今回、この“漫画“に批判的な意見を浴びせた人たちは、福島の真実が
語られることが不都合だと考えたからこそそうしたのではなかろうか。
(NHKはじめ大手メディアさえ国寄りの報道姿勢がある中で、この漫画には、
大衆に“フクシマの現状”を知らせる力があることを、あるグループは認めた
ということであり、大賞をもらったすばらしい作品 であることを裏付けたもの、
と私は解釈したい)
・福島県人の中には、確かにこの漫画に批判的な人もいる。
原発事故直後“パニックを恐れるから“といってスピーディなどの真実の情報
を流さなかったり、この5月21日に朝日新聞が報じたように、政府調書
(吉田調書)が公開されなかったりしている国で(福島県下ではさらに情報不足
の状況がある)国民は この漫画に、より適切な判断ができるだろうか。

・美味しんぼは、≪福島の真実①≫を読んだだけだが、青木氏が言っている
ように、この漫画の評価は少なくとも鼻血部分のみをとらえて判断するのは
妥当ではなかろう。
(全体的に「美味しんぼ」は、私の事故後の体験や重ねてきた勉強から判断
すると、その取り組み姿勢、記述内容は真面目であり、そのテーマ通りより
 真実に迫っている。
表現力も含めて、映像によるドキュメンタリーに限りなく近く、漫画と
あなどれない。
漫画の大きな可能性さえも感じられた。
・この鼻血論争をきっかけにして『美味しんぼ・福島の真実編に寄せられた
ご批判とご意見』の全文、そしてなにより漫画・美味しんぼ「福島の真実」を
多くの人が読んで、“福島の真実“に迫って欲しいと思う。(以上・2014.5.22)

鼻血論争の情報追加・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5月22日、朝日新聞の地方版では、福島県の母親ら5人が、国会内で「重症の
鼻血やひんけつが事故後頻発している」と訴えたことが報道された。
最後に5月23日に入手した情報を追加する。(たんぽぽ舎のメール通信より)
 これは鼻血と低線量被ばくに因果関係を裏付ける、より科学的な、真実に迫る
 情報だと私は受け止めている。
┗■鼻血は、ベータ線被曝の結果
 |  ベータ線は、鼻腔の粘膜を小範囲で高密度に被曝させ、粘膜が
    破られて鼻血となる。広島と長崎の被曝者は鼻血で苦しんだ。  
 └──── 槌田敦(元理化学研究所研究員)
○美味しんぼの連載記事「福島の真実」(週刊ビッグコミックスピリッツ誌)が
大問題になっている。石原環境大臣が「不快だ」といい、安倍首相が「根拠の
ない風評」としたことで政治問題となった。政府の介入は、発行元小学館を
震えあがらせ、詫び状を書かせた。放射能と鼻血の問題は、原爆症に始まる。
広島で被曝治療をしてきた肥田医師は、「福島 の真実24」で述べていられるが、
広島と長崎の被曝者は鼻血で苦しんだ。
しかし、占領軍は、その因果関係の発表を許されなかった。
そして、この方針を引き継ぐ日米合作の放射線影響研究所も、原爆と鼻血の
因果関係をタブー視し、原因不明とする。
 この流れをくんで、放射線防護学の御用学者たちは、1シーベルト以上被曝
すると血液中の血小板が減り、鼻血が出やすくなるが、それ以下では鼻血は
出ないと主張する。
 福島原発事故で多数の鼻血患者が出たのは事実である。しかし、被曝線量
が少ないので、御用学者にはこの事実を説明できない。
そこで彼らは自ら説明できないことにいらだって、事実そのものを「科学的
にありえない」と否定することになる。
┗■美味しんぼ騒動についてDAYS JAPANから知性的な反論
デイズジャパン「チェルノブイリ子ども基金」前代表・広河隆一(2014.5.13)
チェルノブイリでは避難民の5人に1人が鼻血(2万5564人のアンケート調査
で判明)

チェルノブイリ市(原発から約17キロ)の避難民のアンケート回答者2,127人
 (人々は事故からおよそ8~9日後に避難した)
「事故後1週間に体に感じた変化」
頭痛がした 1,372人 64.5% 吐き気を覚えた 882人 41.5%
のどが痛んだ 904人 42.5% 肌が焼けたように痛んだ 151人 7.1%
鼻血が出た 459人 21.6% 気を失った 207人 9.7%
異常な疲労感を覚えた 1,312人 61.7%
酔っぱらったような状態になった 470人 22.1%
その他 287人 13.4%

「現在の健康状態」
健康 58人 2.7% 頭痛 1,587人 74.6%
のどが痛む 757人 35.6% 貧血 303人 14.2%
めまい 1,068人 50.2%   鼻血が出る 417人 19.6%
疲れやすい 1,593人 74.9% 風邪をひきやすい 1,254人 59.0%
手足など骨が痛む 1,361人 64.0% 視覚障害 649人 30.5%
甲状腺異常 805人 37.8 白血病 15人 0.7%
腫瘍 80人 3.8% 生まれつき障害がある 3人 0.1%
その他 426人 20.0%                               
 (2014.5.23追記)
 二本松在住・詩人・あらおしゅんすけ
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福島から声を出さなければ、原発は止まらない・・声を出せるような環境創りをし、又、声を出さなくとも意思表示をしようという事で始めました。このブログを通じて、多くの方に活動をご理解いただき、福島と共に歩んで欲しいと思います。

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