5月12日です。原発事故後、子ども達が鼻血を出す,子どもだけでなく大人も
鼻血が出るというのは福島に限らず、関東でもよく聞いているのですが・・。
二本松に住む田口さんのブログ「人生二毛作の田舎暮らし」を転載します。
http://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2014-05-07・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
原発事故後の鼻血が放射能の影響によるものかについて否定する立場(福島民報の
記事に掲載した長崎大学の某教授)とこれを肯定する人(美味しんぼう)とが
連休中の ネット上で大激論となりましたが、
【福島民報新聞記事】
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2014/05/post_9912.html【美味しんぼうに関する記事】
http://www.narinari.com/Nd/20140525757.html西尾正道北海道がんセンター名誉院長に質問したところ回答いただきました。
(ご本人の承諾を得て公開)長崎大学のj御用学者をバッサリ!
3.11以降に実際に鼻血を出した多くの人達に否定派は納得する説明が
できていない!
長崎大学の棒教授は福島県民を愚弄しているか、無能の学者と言わざるを得ない!
本件について福島民報の報道部長にTELと共に以下のメールを出しました。
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福島民報
安斎報道部長殿
御社の日頃からの取材・記事報道に感謝いたします。
昨日TELにてお話ししました『鼻血と放射能に関するQ&A』の記事に関し
西尾正道北海道がんセンター名誉院長からのコメント(反論)を
いただきましたので転送いたします。
尚、小生の以下のブログにも掲載しました。あわせてご覧ください。
http://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2014-05-07以下について御社としてご検討いただきたくお願いいたします。
①他の公平な(御用学者は除く)専門医師等の意見を踏まえ、訂正が必要であれば
訂正文の掲載
②長崎大学の御用学者の意見を公平なマスメディアに掲載する事の再考
③放射線の健康への影響及び原発に関する専門的知識を有する記者の育成
以上よろしくご検討いただきたくお願いいたします。
二本松市 田口 茂
---西尾正道北海道がんセンター名誉院長からのコメント(反論)----
『基本的には放射線の影響は被ばくした面積や体積によって異なります。
セシウムの微粒子(実際には光子ですが)は呼吸と経口により、 口腔粘膜・
鼻腔粘膜・咽頭粘膜の他に気管粘膜や食道粘膜にも影響を与えますが、
粘膜の粘液に付着してとどまるため、こうした広範な被ばくの場合は低線量でも
症状が出ても不思議ではありません。
その一つの症状として、粘膜の易刺激性が高まり のどの痛みとか鼻血が
あります。鼻血は出血点がはっきりしないタイプで にじみ出るような
出血のタイプとなります。
こうした被ばくでは特に一過性に放射線が突き抜けるだけでなく、 粘膜に
付着するため、比較的影響が強くなると考えられます。
鼻血は低い線量でも広範な粘膜が被ばくした場合は出ても不思議ではありません。
放射線治療をしていない先生には全くこの感覚は分からないでしょう。
線量だけではないのです。
被ばくした範囲が大きく関与します。 私は放射線の影響だと答えています。
子どもの場合は鼻腔内のキーゼルバッハという場所でよく鼻血がでる場所が
ありますので、鼻腔の何処から出ているのかを診察すけばわかることがあります。
御用学者は鼻腔を診察したことがないでしょうし
診察もできないので、一般論の線量だけでしかものが言えないのです。』
西尾拝
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