「低線量は、安全か?危険か?…国会で議論」国会ダイジェストを転載します。
荒井広幸参議院議員(新党改革)という方を覚えておいてください。
選挙他の時に彼を応援するのも福島への応援になるのはないでしょうか?
私は選挙に行かないで過ごしてきた月日を痛恨の思いで思い返しています。
私達がいくら声をあげても、それを国に届ける事は大変なのですね。
議会制民主主義、間接民主主義の限界性等とうそぶいて本当に申し訳ありません。
天に唾する者・私にしっかり戻ってきています、ビチャビチャとたくさんかかって。
こんな恐ろしい形で戻ってくるとは・・。安倍首相、田中俊一さん苦しいですよ。
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福島県のフクシマン・マサです。
今日は、参議院で、
「20ミリシーベルトならば帰れるというのを考え直してもらえないか?」と、
フクシマに生きる人々の声を、国会の質問で直接、国(経済産業大臣)に訴えて
くれた、荒井広幸参議院議員(新党改革)の国会答弁について紹介させて下さい。
参照:
https://www.youtube.com/watch?v=f0z-IHio32c(参議院経済産業委員会4月22日)
22日の参議院経済産業委員会で荒井議員は、国連人権理事会の報告書が
「低線量被ばくの長期的な健康的な影響が、依然として正確に分かっていない」
と指摘している事について、見解を求めた所、
田中俊一原子力規制委員長は、
「低線量は100ミリ以下だが、放射線影響のはっきりとしたことが疫学調査で
わからないので、100ミリからゼロまでを、被ばく線量と健康影響の間に、
「しきい値がないという仮説」で管理しようとなっている。」と、
国連人権委員会の表記が正しいことを認めました。
この答弁をうけて、荒井議員は、以下のような質問を、経済産業大臣に
ぶつけました。
荒井議員(質問要約)
「ウクライナでもチェルノブイリ事故の後、子どもの甲状腺ガンが多発しました。
国際機関は、原発事故との因果関係を認めなかったが、結局5年後に、因果関係を
認めることとなりました。チェルノブイリの例ですらそういうことがあったのです
から、(フクシマで)放射線から身体を守る、居住コンセプトを考える時に、
科学的とか、リスクコミュニケーションとか、そういう言葉ばかりを言うのでは
なく、人間として、母親が、子どもを抱くような気持ちで、健康政策としての
「線量」を出すのが、私は重要だと思う。
(福島県民には)原体験があって、心の深い亀裂にもなっているわけです、
病気にも…。原発を売るぐらいのことをやるなら、どうしてそういう健康政策という
政策判断をとれないのですか?汚染水について定めたものにも、「予防的かつ
重層的に取り組む」と書いてありますが、(福島第一原発サイトの外側に暮らす)
住民の被ばく対策は、本当に、「予防的」になっているのですか?(国は)
放射線量の基準というのを、20ミリで帰れるといっているが、私たちの提言では、
追加被曝線量は1ミリにおいている。(国も)20ミリで大丈夫という発想を、
変えていただけないでしょうか?」
これに対し、茂木経済産業大臣は、
「基準を示すことは重要だと思う。安心・安全を確保するという観点で基準を
示させてもらう。しかし、基準さえクリアすればいいということではなく、
常により安全な環境に向けて、取り組みを進めるのが重要だと思っている。」
(答弁要約)と答え、20ミリという基準を撤回する考えのないことを述べました。
私は、この国会答弁をユーチューブで見て、国会で、私たち福島県民の声を代弁
してくれる、国会議員がいるということを、本当にありがたく思いました。
低線量は、安全か?危険か?は、分かっていなのですから、「予防的」に対応
することこそが、重要なのではないかと思います。
荒井議員の声を、722人分の1人※で終わらせることのないよう、私も自分に
できる限りのことをしてゆきたいと思います。
※722人は国会議員の定数
※現在「厚労省ダイジェスト」は、3つの団体・個人により、取り組まれています。
1.「厚労省ダイジェスト全国版」(by世田谷こども守る会)
http://setagaya-kodomomamoru.jimdo.com/2.「厚労省ダイジェスト・ラジオ版」(byココラジ)
FM79.1Mz「午前8時頃」「午後15時5分」「午後17時頃」(月曜~木曜)
http://www.kocofm.jp/※スマホやパソコンから全国での視聴も可能です。
3.「厚労省ダイジェスト福島県版」(※過去のダイジェストが見たい方は、こちらへ…)
http://ameblo.jp/masa219koro/(アメブロにアドレスから入れない方は、タイトル検索してみて下さい)
※Geはゲルマニウム半導体検出器を用いた核種分析法の略
※アドレスは配信専用のアカウントです。みなさまからのご意見、ご質問は
masa219koro@yahoo.co.jpへお願いいたします。
(福島県郡山市 フクシマン・マサ))
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