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福島バッジプロジェクトは、福島の人達が「原発はイヤだ」と意思表示を出来る場を作り、その福島の人々の心に呼応して、同じ意思表示を日本中のだれもが出来るような場を作る事を目的として設立しました。

子どもを幸せにしたい気持ちはみんな同じ・Sさんのつぶやき・・3月1日福島の新聞から

3月1日:マメに新聞の記事の書き起こしをしてくださるSさんの3月1日の新聞からです。
どのような情報が福島で読まれているのか、参考にしてください。
新聞情報なので、名前はアルファベットで書きなおしました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
きょう3/1の福島民報の記事を、一部略して紹介します。
それにしても、県も市もホールボディカウンターの結果を相変わらず
「全員が一ミリシーベルト未満でした。健康に影響なし」とし、安心させ過ぎています。
内部被曝で一ミリなんて、とんでもない危険な数値。人を疑わない、善良で無知な市民ほど、
健康被害が出ることが予想されます。行政も、新聞社も、再稼働させたいグループに
誤魔化されないよう、住民の「かしこい用心」を妨げないよう、情報の出し方を工夫して
ほしいと思います。

8面;
「支え合い 溝を埋める 子どもを幸せにしたい気持ちはみんな同じ
母親同士 絆強く福島 自主避難者 帰郷の動き」
東京電力福島第一原発事故で、県外に子どもを連れて自主避難した本県の母親らに帰郷の
動きが広がっている。
夫と離れた二重生活が続き、経済的にも限界を感じてやむを得ず戻った人も多い。不安を
抱える母親たちが地元で支え合う取り組みも出てきた。
二本松市のAさん(36)は避難先の山形市から戻った一年前、友人とグループ
「アースエンジェルス」を発足させた。
放射線への不安や夫のこと、日々口にする野菜や子育ての悩み…。月に二回、母親たちが
自由に語り合う「ガッツリお話会」を開き、キャンドル作りなども楽しむ。放射線量が
少ない地域に、子どもを週末などに避難させる保養の相談会を開くと約2百人が集まった
ことも。「まだまだ心配で、保養を必要とする人はたくさんいる」と実感した。
山形から福島に戻った後、半年間ほど自宅の外に出ていないという母親がグループの
活動に参加した。「来て良かった」と打ち明けるのを聞いて、安心して自分の本音を話せる
場所がないのだと胸を痛めた。

山形県から帰郷した母親のグループ「アットホームママーズ」代表のBさん(46)も
「戻っても不安な気持ちを安心して吐き出せる場をつくりたかった。
同じ避難経験をした母親なら受け止められるのでは」と話す。避難した母親、残った母親、
さまざまな自乗から避難したくてもできなかった母親…。Aさんは「子どもを幸せにしたい
気持ちはみんな同じ。原発事故で福島の母親の間に生まれた溝を埋めたい」。
Bさんも「福島に残っていたお母さんたちとのかけはしを広げていきたい」と話した。

「相談員は本県避難者 秋田 子育て、夫… 会話が弾む」
秋田県は福島、宮城、岩手県から避難してきた12人を相談員として雇用。相談員は
月一回程度、自分と同郷の避難者の見回りをしている。「避難者同士でしか語れない
福島のことや放射線のことを話せるのでありがたい。」郡山市から秋田県に移った
40代女性は、同様に本県から避難している女性相談員の訪問を受けている。
一時間近く、子育てや、福島に残る夫のことを話し合う。秋田県では現在、20市町に
約440世帯1090人の被災者が暮らしている。秋田県被災者受入支援室の新開主任は
「福島、岩手、宮城はそれぞれ事情が違う。同郷同士の方が会話が弾むと思い、
相談員と見回りを受ける人の出身地を合わせた」と話す。
2012年5月から相談員を務める本県の30代女性は、放射線への不安から夫を残し、幼い娘
と秋田市で暮らしている。「二重生活を維持するため、働くことが必要だった」福島の
避難者を訪ねると、気持ちが重なる部分が多く「分かります」と相手の話をスムーズに
聞ける。相手から電話がかかるときもあり、「頼ってもらえることがうれしい。」
自分はまだ「福島には帰れない」と考える一方で、故郷に戻る人を見送ってきた。
「置かれている状況や考えは違うし、それぞれが最善と思える選択をしてほしい」と願う。
新開主任は「秋田の取り組みが一つのモデルになれば」と話している。
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Author:福島バッジプロジェクト
福島から声を出さなければ、原発は止まらない・・声を出せるような環境創りをし、又、声を出さなくとも意思表示をしようという事で始めました。このブログを通じて、多くの方に活動をご理解いただき、福島と共に歩んで欲しいと思います。

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