こういう情報は親には有難いですね。メールで読みやすいようにフクシマン・マサさんが
してくださいましたが、時間のある方は「ママレボ通信」を開けてイラストレーションの
ある情報をご覧ください。見やすくて分かりやすくお勧めします。
母親って有難いですね。まだ小さかった頃、母親が道でわざわざ躓きそうな石やらゴミを
拾って隅に片付けていました。「私、そうしなくても歩けるから大丈夫」と言うと、
「子ども達が歩く道だから、皆が怪我しないようにとしているの」と母が言い、私は
そう言う母が嬉しくて、大人になるとはこうする事なのだと納得した記憶があります。
私の母が今生きていたら、きっとママレボで活躍しているでしょう。
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福島県のフクシマン・マサです。
「ママレボ通信」※1で福島県郡山市の市街地をホットスポットファインダーで計測した時の
様子が紹介されていました。
こんな風に、通学路の放射能を見える化することは、子供や親御さんに、注意をしてもらう
ために、とても重要なことだと思います。重要なところを、メールで読みやすいように改行
してみましたので、よろしければ読んでみてください。
参照:ママレボ通信 郡山市測定レポート(5)
http://momsrevo.blogspot.jp/2014/01/blog-post.html
※この「はかる、知る、伝える。福島・山形」プロジェクトは、郡山を始めとした東北の
各地で現地の団体と連携を取りながら、高性能の空間線量計ホットスポットファインダー
(HSF)を使用して測定を行ない、福島県をはじめとした東北各地の現状を広く伝えていく
プロジェクトだそうです…
◆1.0μSv/h 道路に垂直に交わる側溝
側溝というと、道路に沿ってあるもの、というイメージがありますが、ある小学校の通学路
には、道路と垂直に交わる側溝がありました。その道路と交わるところには、落ち葉や、
石、落とし物(長靴やボールなど)が詰まっています。
そこの近くは、周辺(0.2~0.3μSv/h)よりも高く、0.8~1.0μSv/hほどありました。
堆積物と一緒に、放射性物質も溜まっているのだと思われます。
この日の午後、別の場所にある同じ作りの側溝の中から、手のひらサイズの石を拾いあげる
下校中の小学生を、走る車の窓から見かけました。
子どもの下校時間は、ちょっとした「散歩」と同じです。当然、気になるものには手が
のびるでしょう。子どもが、常に注意し続けて生活するということは難しいかもしれませんが、
せめて学校などで、「ここには放射性物質がたまりやすい」という知識の共有があると
いいのでは、調査にあたった親御さんはお話ししていました。
◆1.5μSv/h 雨樋のない屋根から落ちる放射性物質のたまり場所
通学路を測定しながら同じ歩調で進んでいると、突然、線量があがった場所がありました。
「なんだろう?」と、付近を測定してみると、雨樋のない屋根から雨の落ちた場所である
ことが分かりました。地表5cmで、1.5μSv/hを超えます。雨の落ちる場所が、通学路側に
あったため、付近一帯の線量が、周囲よりも上がったようでした。
そこは、人家ではなかったので、手が入れられていない(除染はされていない)場所でした。
このような「人は住んでいないけれど、持ち主はいて、かつ、子どもが近くを歩く土地」の
除染は、どうたらいいのかということは、問題のひとつではないかと感じます。
◆2.0μSv/h 雨樋下が落ち葉や木に隠れている場所
通学路を測定しながら同じ歩調で進んでいると、突然、線量があがった場所がありました。
通学路に面したところに、雨樋から流れる水の出口があり、その出口が、ちょうど落ち葉や
木で隠れていました。その付近は2.0μSv/hを超えていました。その場所に24時間立ち続ける
ことはありませんが、子どもが毎日歩く通学路である以上、気配りがされてもいいのでは
ないか、と思います。
※1「ママレボ」は、高線量地域の状況や、「子どもたちを守ろう!」と全国で立ち上がった
ママたちの活動をお伝えする冊子です。
ママレボ購入はこちら:
http://momsrevo.jimdo.com/ママレボ購入/
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http://ameblo.jp/masa219koro/(アメブロにアドレスから入れない方は、タイトル検索してみて下さい)
(福島県郡山市 フクシマン・マサ)
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