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福島バッジプロジェクトは、福島の人達が「原発はイヤだ」と意思表示を出来る場を作り、その福島の人々の心に呼応して、同じ意思表示を日本中のだれもが出来るような場を作る事を目的として設立しました。

「県営団地の児童公園でずさんな管理」放射能土壌汚染リポート③


2014年1月26日、1日で3回に分けて児童公園の放射能土壌汚染リポートを送ります。
フクシマン・マサさんは文中で、“私たち被災者は、矛盾した思いを、国から押し付けられ、
多くの人は、言いたいことを言えない状況に、追い込まれています。”
“私たち住民は胸を引き裂かれるような思いをし続けています。”と書いています。
郡山だけでなく、福島の中通り、浜通り・・・何処に行っても同じ光景を見られます。
3年近く経た現在の福島を、心の中の声にどのように答えれば良いのか・・・。
政府が、国が、県が、市が応えなければ、国民が応える事ではないのでしょうか?
土壌放射能汚染リポート③を掲載します。是非お読みください。声を聞いてください。
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福島県のフクシマン・マサです。

平成25年12月17日の福島民友新聞に、白河市の児童公園で、汚染土壌がずさんな管理を
されていた問題が紹介されていました。
記事によれば、白河市の県営団地内の児童公園で、東京電力福島第1原発事故の除染で
生じた汚染土壌を十分に隔離せず、子どもも近づけるような状態で保管していたそうです。
県は「不適切な管理だった」と認め、柵を設けるなど隔離措置を取りましたが、汚染土壌の
管理をめぐるずさんさが浮き彫りとなった形です。
県によると、汚染土壌を不適切に管理していたのは、同市内の県営団地5カ所。
汚染土壌が入った袋を10月ごろから児童公園など8カ所に順次持ち込み、地上で保管し、
12月上旬までに鉄板などで周囲に柵を設けるまでは人が近づける状態となっていたそうです。
記事参照:http://www.minyu-net.com/news/news/1217/news2.html

これまで3回にわたり、汚染土壌の保管場所の問題をリポートしてきましたが、この件は、
多くの地元住民の口が重くなる、本当に難しい問題だと思います。
「除染をしてほしい」
「危険な一時保管はやめてほしい」
「仮置き場は近くに来てほしくない」
私たち被災者は、矛盾した思いを、国から押し付けられ、多くの人は、言いたいことを
言えない状況に、追い込まれています。
しかし、「住民の安全を守る。」「住民に説明する。」の2つは、「地方自治の基本」
ではないかと思います。
現状は、ずさんな管理が行われ・・・住民説明会も開かれず・・・と、住民無視の、施策が
行われているのが現状であり、私たち住民は胸を引き裂かれるような思いをし続けています。

記事には、団地に住む主婦(36歳)のコメントとして、(汚染土壌の入った袋に)子供が
ボールをぶつけて壁当ての練習をしていたこともあった。もっと早くに囲いを作ってもらい
たかった」とありましたが、「行政」は、今一度基本に帰り、「安全に管理すること。」
「住民に説明すること。」という地方自治の基本から、始めなおしてほしいと思います。

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(福島県郡山市 フクシマン・マサ)
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福島から声を出さなければ、原発は止まらない・・声を出せるような環境創りをし、又、声を出さなくとも意思表示をしようという事で始めました。このブログを通じて、多くの方に活動をご理解いただき、福島と共に歩んで欲しいと思います。

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