県によると、汚染土壌を不適切に管理していたのは、同市内の県営団地5カ所。
汚染土壌が入った袋を10月ごろから児童公園など8カ所に順次持ち込み、地上で保管し、
12月上旬までに鉄板などで周囲に柵を設けるまでは人が近づける状態となっていたそうです。
記事参照:http://www.minyu-net.com/news/news/1217/news2.html
これまで3回にわたり、汚染土壌の保管場所の問題をリポートしてきましたが、この件は、
多くの地元住民の口が重くなる、本当に難しい問題だと思います。
「除染をしてほしい」
「危険な一時保管はやめてほしい」
「仮置き場は近くに来てほしくない」
私たち被災者は、矛盾した思いを、国から押し付けられ、多くの人は、言いたいことを
言えない状況に、追い込まれています。
しかし、「住民の安全を守る。」「住民に説明する。」の2つは、「地方自治の基本」
ではないかと思います。
現状は、ずさんな管理が行われ・・・住民説明会も開かれず・・・と、住民無視の、施策が
行われているのが現状であり、私たち住民は胸を引き裂かれるような思いをし続けています。
記事には、団地に住む主婦(36歳)のコメントとして、(汚染土壌の入った袋に)子供が
ボールをぶつけて壁当ての練習をしていたこともあった。もっと早くに囲いを作ってもらい
たかった」とありましたが、「行政」は、今一度基本に帰り、「安全に管理すること。」
「住民に説明すること。」という地方自治の基本から、始めなおしてほしいと思います。
※アドレスは配信専用のアカウントです。みなさまからのご意見、ご質問は
masa219koro@yahoo.co.jpへお願いいたします。
※過去のダイジェストが見たい方は、こちらへ…
http://ameblo.jp/masa219koro/「フクシマンの福島リポート」
(アメブロにアドレスから入れない方は、タイトル検索してみて下さい)
(福島県郡山市 フクシマン・マサ)
スポンサーサイト