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福島バッジプロジェクトは、福島の人達が「原発はイヤだ」と意思表示を出来る場を作り、その福島の人々の心に呼応して、同じ意思表示を日本中のだれもが出来るような場を作る事を目的として設立しました。

イノシシから3400ベクレル・母牛より子牛の方が、1,5倍高濃度の内部被ばく

フクシマン・マサさんの厚労省日報ダイジェスト福島県版805版を掲載します。

厚労省の「食品中の放射性物質の検査結果について」によれば、
平成26年1月16日(木)。 この日は野生動物の検査が行われました。
15体の生き物たちの検査が行われ、全ての野生動物から
100~3400Bq/kgの放射性セシウムの検出が報告されています
いつも、この野生動物の ダイジェストをつけている時、 ベクレルの数値が、
動物たちの悲鳴のように聞こえてきて、 胸が苦しくなります。

イノシシ3400Bq/kg (二本松市)
ツキノワグマ160Bq/kg (猪苗代町)
※いずれも最大値を紹介
動物に関しては、 非常に重要な調査が行われています。

小児科医の先生が教えてくださり、 私も報告書の存在を知ったのですが、
東北大加齢医学研究所が「牛」の調査を行ってます。
(先日も投稿させていただいたのですが、貴重な研究なので、再度投稿 させて下さい。)
同研究所では、 2011年8月から11月に、 半径20キロに取り残された牛を、
79頭集め、 放射性物質の内部被曝調査を行いました。
親子3組の放射性セシウム137の濃度を調べたところ、
母牛は649 Bq/kgだったのに対し、子牛は956 Bq/kgと、母牛より子牛の方が、
約1.5倍高濃度の内部被ばくをしていることが 解かりました。
同研究所では、 代謝が盛んな子どもの方が 放射性物質が蓄積しにくいとされている
常識を、見直す必要があるのではないかと指摘しています。
また、半減期の比較的短い「放射性銀110m」が「肝臓」に、
「テルル129m」が「腎臓」に集積していたそうです。
牛の肝臓に集積した、放射性銀は、セシウム137と 同じレベルであり、また、
経口摂取したテルル129mは 甲状腺に蓄積しやすいという報告などを考え合わせると、
テルルによる甲状腺障害や、 放射性銀による肝臓への影響など、 セシウム以外の
放射性核種の影響にも、 注意を向ける必要性があると 指摘していました。

参照:http://www.jrias.or.jp/member/pdf/201204_TRACER_FUKUMOTO.pdf#search='%E6%9D%B1%E5%8C%97% E5%A4%A7+%E7%89%9B+%E3%82%BB%E3%82%B7%E3%82%A6%E3%83%A 0'
牛ややイノシシたちが教えてくれていること・・・
日本原子力学会は、「トリチウムは汚染水から除去するのではなく、薄めて海に
流す方が妥 当」との提言をまとめましたが、 人類はトリチウムや、テルルや、
放射性銀など、 様々な放射性物質が人体に与えるダメージについて、
どれだけのことが分かっているのでしょうか?

牛についてわかったことでさえ、 人については、何の検証も行われていません。
日本原子力学会は、 住民の声や、 動物たちの悲鳴に、 もっと謙虚に耳を
傾けてほしいと思います。
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福島から声を出さなければ、原発は止まらない・・声を出せるような環境創りをし、又、声を出さなくとも意思表示をしようという事で始めました。このブログを通じて、多くの方に活動をご理解いただき、福島と共に歩んで欲しいと思います。

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