1月14日、栃木県の塩谷町で処分場反対と甲状腺エコー検査説明会が行われます。
福島県外でのこのような活動、それも町と住民が一体となっての活動に感謝し、このような活動が日本中の多くの地域でも生まれてくることを願って、この情報を掲載させていただきます。
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1.14フォーラム「塩谷町の決断」
処分場反対と甲状腺エコー検査説明会http://gomif.blog.fc2.com/blog-entry-434.htmlと き:1月14日(土)開場12:30 開演13:00 説明会15:40
ところ:塩谷中学校体育館アリーナ(栃木県塩谷町飯岡1248)
出演者司会:清水奈名子氏(宇都宮大学国際学部准教授)
講演:白石 草氏(NPO法人 OurPlanet-TV(アワープラネット・ティービー)代表、一橋大学客員教授)
内 容:栃木県塩谷町でイベントが開催されます。
放射能ゴミ最終処分場反対と甲状腺エコー検査。
どちらも私たちにとって、また子どもたちのために大事な問題です。
多くの方々に関心を持ってご参加いただけることを願っています。参加費:入場料無料
主 催:放射能から子供を守る会 塩谷
後 援:塩谷町
問合せ:放射能から子供を守る会 塩谷(大山)
tel;0287-45-1861 携帯;090-5587-6012
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以下、情報拡散お願いのメールと塩谷町指定廃棄物処分場対策班のメールも転載いたします。
人々の思いと町の対応、繋がっていく経緯が推察され、私には学ぶものがたくさんあり、このブログを読んでくださる方たちと共有させていただきたいと思いました。
また、2013年頃に福島バッジを入手されたお方が塩谷町の方でした。このメール拡散の情報はカナダから、そのカナダの方も以前にバッジを入手され、共通の友人がいて、なんと私の連れ合いと知り合いだった・・・。
きっと私たちは気づかないうちに繋がっているのだと実感した日です。
もっと、もっと繋がっていきましょう、情報を共有し、分け合い、原発・核の無い未来を創りましょう。
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情報拡散のお願いです。
昨年は、福島から100キロ離れた放射能廃棄物処理場の候補地となった地元の栃木県で展覧会をしました。この矢板市と塩谷町では、311のあと目覚めた市民の方々が自主的に甲状腺癌の検査をしていて、その様子も見学してきました。資金不足のため、先着100名しか診てもらうことができないのですが、募集をかけるとすぐにいっぱいになってしまうそうです。市民の方々の努力が実り、今年から塩谷町では、町が検査をしてくれることになりました。
子供の未来を考えるハチドリの会:
http://hachidori88.blog.fc2.comチェルノブイリでは周辺地域での内部被曝の検査が行われず、あとになって調べた時には大変なことになっていたので、ずっと地元のことを心配していました。ご存知だと思いますが、昨年は、福島では甲状腺癌が増えているにもかかわらず、検査縮小の動きが出ています。
塩谷町指定廃棄物処分場対策班の方から下記のメールが届きました。配布資料も添付しますので、拡散お願いします。塩谷町のようなところが増えていくことを願います。
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塩谷町サポーターの皆様へ
報道機関の皆様へ
明けましておめでとうございます。
昨年中は大変お世話になりありがとうございました。
本年も引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
さて、塩谷町では町の未来と子供たちを守るために! 塩谷町フォーラム&甲状腺エコー検査説明会を開催することになりました。
今回のフォーラムは、2011.3.11の東日本大震災による東京電力福島第一発電所の事故による放射能汚染への対応として、事故当時0歳から18歳だった町民を対象に2月(18・26日)に町(保健福祉課主管)が実施する甲状腺エコー検査の必要性を理解してもらうために、これまでの様々な経過を説明しながら行うものです。
詳細については添付ファイルの開催案内及びチラシ等のとおりですので多くの方々に参加していただけますようご連絡させていただきます。
拡散していただいても結構ですのでよろしくお願いいたします。
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塩谷町役場 総務課
塩谷町指定廃棄物処分場対策班
TEL 0287-45-1115
FAX 0287-45-1840
携帯 080-9827-3084
E-mail:
taisaku@town.shioya.tochigi.jp・・・・・
参照1)東京新聞 2016年9月21日
塩谷町の決定は「大きな一歩」
原発事故当時18歳以下の甲状腺検査実施へ
https://www.google.com/#gws_rd=ssl◆塩谷の「子供を守る会」大山さん
「大きな一歩」。塩谷町が、東京電力福島第一原発事故当時、十八歳以下だった町内の子どもを対象にした独自の甲状腺検査を来年二月にも実施すると決めたのを受け、町の住民団体「原発・放射能から子供を守る会・塩谷」の大山昌利さん(55)はこう歓迎する。一方で「原発がなければ、こんな事態にはならなかった」と指摘。原発再稼働に突き進む政府の姿勢に警鐘を鳴らす。 (中川耕平)
大山さんは事故から三カ月後の二〇一一年六月に、町民有志で「守る会」を発足。当初から町内の空間放射線量を計測するなど精力的に活動してきた。
一四年からは、隣の矢板市の市民団体などと協力し、集団甲状腺検査を実施。これまでに矢板、塩谷両市町の公民館で一度ずつ開催し、約二百五十人が受診した。十一月には三度目の検査を町で開く予定だ。
だが「民間でやるには限界がある」とも感じていた。準備には時間がかかり、人手や資金にも限りがあるため、一度の検査で受診できるのは百人程度。こうした事情から町に独自の検査実施を求め続けてきた。
栃木県は福島県と違い、国費での甲状腺検査が行われていない。事故直後、県内でも北部を中心に放射線の影響が広がり、幼い子どもを持つ母親らから同様の検査を求める声が上がったが実現していない。
大山さんは町費での検査が行われるのを歓迎する一方、そもそもの原因は原発にあると考えている。町が高濃度の放射性物質を含む「指定廃棄物」の処分場(長期管理施設)の候補地となっていることにも触れ、「原発の『安全神話』を信じ、国にだまされた。問題の根源は同じで、国の身勝手な考え方に振り回されてきた」と憤る。
この五年の「守る会」の活動を通じ「震災の記憶が風化する中、町民の放射線問題に対する理解は徐々に広まってきた」と感じている。「大切なのは、問題に気づいて声を上げ続けること。そうすれば、今回のように検査が実施されるように変わることがある」と訴えている。
参照2)http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20160808/2411294見形氏が一騎打ち制し再選 手塚氏退ける 塩谷町長選 下野新聞 2016年8月8日 朝刊
任期満了に伴う塩谷町長選は7日投開票が行われ、無所属で現職の見形和久(みかたかずひさ)氏(63)が無所属前職の手塚功一(てづかこういち)氏(67)=自民党推薦=を820票差で退け、再選を果たした。当日の有権者数は10296人。投票率は78・77%で前回(78・53%)を0・24ポイント上回った。
町内の国有林が候補地に選定された、放射性物質を含む指定廃棄物の処分場問題が大きな争点になった。政権与党とのパイプ生かした解決を訴える手塚氏に対し、見形氏は候補地選定以降、白紙撤回を求める住民と歩んだ実績を強調した。「処分場にイエスかノーか」を問う陣営の運動が浸透し、逃げ切った。
同日午後10時ごろ、同町玉生の選挙事務所に当選の一報が入ると、集まった支持者から大きな拍手がわき上がった。
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