バッジプロジェクトの仲間だけでなく、福島の友人とメールで、電話でやりとりしていると、「友人が・・」「近所の人が・・」「同僚が・・」「親戚が・・」「子供が・・」といつの間にか、そんな話になっていくことが多いです。
姿が見えない・・・、来なくなった・・・、辞めた・・、病気になった・・・、亡くなった・・・、手術・・・、お葬式から戻ったとこ・・・、どす黒い顔してた・・・・・・延々と続きます。胸が詰まるような会話ばかりが続きます。
心優しい友人たちは会話の終わりに、ことさら明るい声で、
「でも頑張らなくっちゃ・・・」
「そうね」と言わないと友人との関係にヒビが入るかもしれない。
でも頑張るべきは東電でしょ!政府でしょ!県でしょ!
おかしくないですか!?
なんでこんな会話ばかりになるのって、おかしくないですか?
誰でも知っている答え、
でも表向きには誰も言わない言葉「原発」「放射能」「東電」
そのような会話もだんだん、関東圏でも聞こえてきています。
福島の仲間からメールに何の説明もないまま、pdfで添付された一つの文章が送られてきました。転載させていただきます。
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最近、世界中で異常気象や大きな地震が頻発しています。
建物が崩れて人が亡くなったなどの被害ニュースに、心が痛みます。
東日本大震災から5年が過ぎ、公共施設や学校では耐震強度の工事が急ピッチで進んでいるよう です。
東京下町の木造住宅密集地で、国から補助金を出して耐震強度工事をするような動きがあるよ うですが、実際に住民は「300万円を補助してもらっても、実際にかかるのは何千万円もかかるんだよ。ウチじゃあ無理だ...」っと。
危険と解っていて住み続けなければならないのです。
同じ様な事で、「あなたのお住まい地域は放射線量が高いです!!」と言われても、他に移住出来 る人はどの位いるのでしょうか。
私の夫は8月に骨髄由来の血液の病気を発症し、急遽入院しました。
アメリカに住む娘は、「そ こに住んでちゃダメよ。こっち来たら!?」と言います。
復帰後に仕事の事や高齢の両親など、直ぐに行ける状態ではありません。
むしろ、不可能かも...。
殆どの人がそうでしょう...。
危険だと解っていても住み続けるしかないんです。
バッジプロジェクトは、とても尊いもので携わる方々の地道な働きには頭が下がります。
ノーベル平和賞受賞者のマザーテレサは「私達の働きは大海の一滴に過ぎません。
でも、これを止めたら大海にも一滴足りなくなります。」と名言を残されました。
バッジプロジェクトのある方から「〜は物凄く線量が高いんですよ。」と言われました。
「だからってどーしょもないでしょ...~_~;」
私は震災後間もなくから頻繁にその辺のゴルフ場に行ってました。
尊い一滴が「バッシャーン!!」と全身ずぶ濡れになるような気がするのはアタシだけ
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