遅くなってしまいましたが、たんぽぽ舎さんからのお知らせを転載させていただきます。
毎日たくさんの情報が幾つかのメルマガで入ってきます。きっとこれを読む方もそうではないでしょうか。少し疲れるし、パス!する時もありますが、きちんと読めばこれが「宝の山」!情報だけでなく同じ考えの人達と情報を共有し、活用していただきたいと思います。
メルマガを定期購読してくださる方が増えるといいなあと思います。
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たんぽぽ舎です。【TMM:No2864】
2016年8月25日(木)地震と原発事故情報−4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.経産省前テントひろば」は『違法』だから撤去された?
では、あまたの命を奪った『東京電力』がいまだに存続しているのは「違法」ではないのか?
始まった新たなテント運動
渡辺マリ(たんぽぽ舎ボランティア)
★2.高浜・大飯の避難訓練が迫っているが重要なデータがある高浜町で58%、周辺地域で71%の人が自治体の避難計画で安全に 避難できないと思うと回答
上岡直見〔環境経済研究所(技術士事務所)代表〕
★3.東京湾に浮かぶ2つの原子炉−事故なら東京は大惨事
もう1つの東電福島事故=トモダチ作戦ロナルド・レーガン訴訟
10月1日(土)午後 核空母NO横須賀集会・デモに参加しよう
柳田 真(たんぽぽ舎・再稼働阻止全国ネットワーク)
★4.新聞・WEBより3つ
◆活断層の危険度示す方法見直し 4段階にランク分けへ
(8/19NHKWEBなど)
上記の関連記事
◆地震評価 4段階に変更案 主要断層の3割 発生確率「最高」
(8月16日東京新聞朝刊2面より抜粋)
◆浜岡住民調査「指示前に避難」51%超
原発事故時、計画に課題
(8月17日東京新聞朝刊3面より抜粋)
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※8/28第20回槌田ゼミのご案内
「四国電力との交渉報告」「原発製造メーカーへの勧告について」
お 話:槌田 敦さん
日 時:8月28日(日)14時より16時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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※8/30学習会にご参加を!
「秘密保護法」違憲裁判の原告と考える−刑訴法大改悪と私たち−
名ばかりの「可視化」と引き換えに権力が手に入れた
「盗聴法」拡大と「司法取引」
お 話:林 克明さん(ジャーナリスト、
「秘密保護法」違憲裁判の原告)
日 時:8月30日(火)19時より21時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円(学生400円)
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※9/1ちょぼゼミ緊急学習会にご参加を!
「危ない!!原発の基準地震動が過小評価されている」
お 話:田中一郎さん
日 時:9月1日(木)19時より21時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円 (学生400円)
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※9/11(日)「経産省前テントひろば」設立5周年
『脱原発9・11怒りのフェスティバル』にご参加を!
日 時:9月11日(日)15時より19時
場 所:経済産業省周囲一帯
主 催:「経産省前テントひろば」
かんしょ踊り、スピーチ、経産省包囲ヒューマンェーンなど
☆当日の集会とヒューマンェーン(人間の鎖)の成功をめざして、たんぽぽ舎も全力で参加します。「経産省前テントひろば」撤去に
抗議する意志表示の場として皆さん、できるだけご参加ください。たんぽぽ舎の目印は、黄色ののぼり旗です。
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┗■1.「経産省前テントひろば」は『違法』だから撤去された?
| では、あまたの命を奪った『東京電力』がいまだに存続しているのは「違法」ではないのか?
| 始まった新たなテント運動
└──── 渡辺マリ(たんぽぽ舎ボランティア)
○ 無念の死
・「助けて…」
思い起こそう。がれきの下で、助けを求めていた人達がいた事を。
激痛に呻きながら、助けを求めていた人達がいた事を。
しかし、その人達を救出することはできなかった。
なぜ?『東京電力』が放出した放射能のために助けに行くことができなかったからだ。
「助かる筈だった命」は殺された、『東京電力』によって。
・牛の涙=動く放射性物質は「殺せ」
「雌牛のウォーンという低い悲鳴が聞こえると、雄牛はよろけながらも、雌牛の倒れているところへ戻っていった。
雌牛は長いまつげの生えそろったまぶたを閉じたかと思うと、また開いて雄牛を見上げている。
雄牛の目から涙があふれ落ちた。
動かなくなった雌牛のまぶたや鼻や首を舐めてやりながら、雄牛は立っていた。(中略)
いつの間にか、二頭は鼻も口も眼も腹も、血と土にまみれ、寄り添うように大地に倒れ伏していた」
(「牛と土」204〜205頁より 著:眞並恭介)
牛は殺された、『東京電力』によって。
・緑の森は伐り殺されてタンク群と化し、実りの大地にはフレコンバック、そして、いまだに、母なる海に吐き出され続ける放射能汚
染水。
◯ 『東京電力』が引き起こした福島第一原発事故は収束どころか、
現在も「進行中」
子どもの甲状腺がんは何で発症した?
静かに、平和に「普通の暮らし」をしていた人びとはなぜ、離れ離れになって暮らすなければならなくなった?…。
なぜ、自死者が相次ぐ?
『東京電力』が引き起こした人災事故のためだ。
◯ 「経産省前テントひろば」の人々
彼らは、365日、24時間、酷暑、酷寒の日々、そして嵐の時にも常に「そこにいた」。東京電力、政府、経産省のやり口の理不尽さ、そ の「不正義」に黙っていることのできない、熱い心を持った人々が「そこにいた」。「経産省前テントひろば」が在る、「経産省前テント ひろば」の人たちがいる、応援する人が集まる。それは経産省、東京電力(ひいては他の電力会社)、政府に向けられた「刃」だった だろうと、私は思う。
◯ どちらが「違法」か?
なぜ、犯罪企業=『東京電力』は、いまだに存続しているのか?新潟県柏崎刈羽原発の再稼働を「自社の赤字解消のため」と堂々 と宣言する恥知らずな会社を許せるか?
虎視眈々と再稼働を目論む『東京電力』を許せるか?
「法」とは何だ?
◯ 始まった、新たなテント運動
ホンの少しの時間だけでもいいから行こう。「経産省前テントひろば」はないけれど、「私たち一人ひとりがテントだ」と言った人がいた そうです。
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┗■2.高浜・大飯の避難訓練が迫っているが重要なデータがある高浜町で58%、周辺地域で71%の人が自治体の避難計画で
| 安全に避難できないと思うと回答
└──── 上岡直見〔環境経済研究所(技術士事務所)代表〕
1.高浜・大飯の避難訓練が迫っているが重要なデータがある。
それは2015年10月にNHK放送文化研究所が行った調査である。
http://www.nhk.or.jp/bunken/research/yoron/pdf/20151017_1.pdf2.高浜町で58%、周辺地域で71%の人が自治体の避難計画で安全に避難できないと思うと回答している。「段階的避難」について は高浜町で61%、周辺地域で76%の人が計画通りできないと思うと回答している。また再稼働の必要性について高浜町で55%、 周辺地域で86%の人が行政や電力会社から十分な説明を受けていないと回答している。(いずれも無回答を除く比率)
福島事故の際も、正式な避難指示が出る前から多くの人が動き出した。それは住民が内心では「安全神話」を信用していなかった からだ。実際に事故が起きるまでは、安全神話を「信じたふり」をすることが地域での社会的な摩擦を避けるためにやむをえなかっ たのだと思う。しかしもうそれは福島事故以後には通用しないことが実証された。
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┗■3.東京湾に浮かぶ2つの原子炉−事故なら東京は大惨事
| もう1つの東電福島事故=トモダチ作戦ロナルド・レーガン訴訟
| 10月1日(土)午後 核空母NO横須賀集会・デモに参加しよう
└────柳田 真(たんぽぽ舎・再稼働阻止全国ネットワーク)
○8月24日(水)横須賀市の呉東正彦弁護士を講師に「東京湾に浮かぶ2つの原子炉=横須賀の米軍原子力空母とトモダチ作戦の
ロナルド・レーガン訴訟」の2つの話がおこなわれました。東京圏に住む私たちにとって是非とも理解しておいてほしい重要な話で
した。
(たんぽぽ舎主催の講演会第421回目=2011.3.11以降の講演会の回数)
○A4版12頁の資料をもとに、2つの話がされました。
1つは東京湾に浮かぶ2つの原子炉−原子力(核)空母ロナルド・レーガン
の危険性についての説明とそれへの抗議の運動いくつかの紹介。
・空母は海の上だ。陸と違って船は揺れる。原子炉への負担が大きい。
・また、陸の原子炉の上空は飛行禁止だが原子力空母は、しょっちゅう艦載機の離着陸がある。危険がます。10万トン、5000人の
巨大空母だ。
・25年間ウラン燃料を取り換えず(原発は毎年位)で放射能も量も大変だ。
・今の日本の法律では首都圏に原発はダメだが、原子力空母は神奈川県横須賀にいる。
・さらに横須賀で修理をしない約束だったのに米国から修理労働者を呼んで横須賀で修理している−実は事故の多くは修理中に起き ている。
○この原子力(核)空母の横須賀配備に抗していくつかの運動がおこなわれている。
イ. ヨコスカ市民1万人アンケートをした(市民の半数が空母反対)。
ロ. 若いお母さんたちの運動が大きくなり、9月4日(日)パレードもする。
先頭は乳母車。
ハ. 10月1日(土)14時と2日(日)13時、空母反対の集会・デモが開かれる。
ニ. 横須賀市内にあるJNF(核燃料工場)へも毎週月曜抗議行動がおこなわれている。
ホ. 自主防災訓練(有志)もおこなわれている−10月29日(土)に講演とパレードをやる。
☆10月1日(土)抗議行動「核空母反対!集会とデモ」14:00−16:00に
たんぽぽ舎も参加します。場所:横須賀市・ヴェルニー公園
主催:神奈川平和運動センター
☆当日の内容はユープラン(三輪祐児さん)のyoutubeに詳しい。
https://www.youtube.com/channel/UCsFcN5t3EpFTAkT-I2qMPkw ○2つ目の「トモダチ作戦」の話は次回にします。
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┗■4.新聞・WEBより3つ
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◆活断層の危険度示す方法見直し 4段階にランク分けへ
※メールマガジン読者よりの情報提供。
8月23日【TMM:No2862】★4で「『余震』の言葉やめ 確率も危険度強調」という20日の新聞記事が紹介されていますが、同じ20日に
「活断層の危険度の表示見直し(伊方原発にも絡む)」に関し、珍しくNHKTVが新聞各社に比べ非常に詳しいニュースを地図入りで流しました。
NHKWEB版(動画を含む)のURLをお知らせします。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160819/k10010642801000.html また、このニュースの元となった「政府の地震調査研究推進本部」の16日の委員会で配られた資料(詳細な地図入り)も併せてご案内します。
http://www.jishin.go.jp/main/seisaku/hokoku16j/sg60-5.pdf 伊方原発の近辺の活断層は、危険度が最高のSランクから外してあるようです。どんな危険度予測を示されたところで、熊本地震が 全くの想定外であったように最悪に備えておかなければ、意味はありません。
ちなみに熊本は、週刊誌(2012年)で「安全度は日本第3位」でした。
http://www.asyura2.com/12/jisin18/msg/307.html (2012年「女性自身」の記事が読めます)
上記の関連記事
◆地震評価 4段階に変更案 主要断層の3割 発生確率「最高」
政府の地震調査研究推進本部(地震本部)は15日、全国の活断層帯の長期評価について、30年以内に大きな地震が起きるリスク が高い順に「Sランク(高い)」「Aランク(やや高い)」「Zランク」「Xランク(不明)」の4段階に分けて公表する見直し案をまとめた。
マグニチュード(M)7以上の地震を起こす主要活断層帯の少なくとも3割が最高の「S」に該当する見通し。
従来は30年以内の地震発生確率を数値で示し、「高い」「やや高い」などの補足情報を付けて公表していた。
ただ断層は数千年単位で動くため短期間では数値が小さくなりがちで「リスクが低い」との誤った印象を与えることがあった。
4月の熊本地震を起こした断層帯についても事前の評価内容が伝わりにくかったとの批判があり、より分かりやすい表現への見直 しを進めていた。(後略)
(8月16日東京新聞朝刊2面より抜粋)
◆浜岡住民調査「指示前に避難」51%超 原発事故時、計画に課題
中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)で31キロ圏内に住む住民の51.7%が、原発事故発生の情報を得たら「避難指示が出る前に 避難を始める」としていることが、民間団体の調査で分かった。
静岡県は国の指針に沿い、5キロ圏内の住民を優先的に避難させ、5〜31キロ圏の住民は屋内避難後に順次圏外へ退避させる「2 段階避難」を基本としているが、計画通り避難ができない可能性が明らかになったことで新たな課題を突きつけられた格好だ。
調査は今年5〜6月、広瀬弘忠・東京女子大名誉教授が代表を務める「安全・安心研究センター」(東京都渋谷区)が実施。
原発事故が起きた際、被害を受ける可能性のある浜岡原発31キロ圏内の11市町に住む360人に面談方式で回答を収集。
「直ちに避難を始める」(21.1%)か「事故情報を確認し、避難指示が出る前に避難する」(30.6%)に 回答した人が合わせて51.7%いた。(中略)
広瀬さんは「福島第一原発事故の被害を知った国民が、パニックの中、じっと待っていられるとは考えにくい。
2段階避難は計画自体が無理で、想定以上の混乱が起こる」と指摘した。
(8月17日東京新聞朝刊3面より抜粋)
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