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福島バッジプロジェクトは、福島の人達が「原発はイヤだ」と意思表示を出来る場を作り、その福島の人々の心に呼応して、同じ意思表示を日本中のだれもが出来るような場を作る事を目的として設立しました。

[福島日報ダイジェスト] 甲状腺ガン検査縮小について、おしどりマコさんの話①

 福島日報ダイジェストでおしどりマコさんの甲状腺がん縮小についての話を3回に分けて書いていただいているので、それを転載します。関東ではあまり話題になっていないようですが、福島では密かに、密かに縮小についてささやき合っているように感じています。
「原発は要らないと声を上げる・意思表示をする」というのが福島バッジプロジェクトの活動の原点でした。拡散希望とありますので、是非多くの方の耳に届くように、聴く機会を幾つでも、大きな声になって欲しい、政策を動かす力になって欲しいと願います。
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郡山市の池田雅之です。
おしどりマコさんが、今福島で検討されている、
甲状腺ガン検査縮小について学習会で話をしてくれました。
とても大切なことを話されていると感じたので、ポイントを箇条書きにしてみました。
長文のため、3回に分けて投稿します。
よかったら読んでください。

https://www.youtube.com/watch?v=IVjRL0n_FVM
(「おしどりマコ・ケン講演会」子ども脱被ばく裁判第6回期日学習会より)

・今福島民報や民友新聞に、甲状腺検査縮小が検討されていることが報じられている。
そのことについて感じていることを話したい。

・県民健康調査の委員の一人である清水一雄医師は日本医科大の時から甲状腺ガンの外科の先生だった。

ボランティアで毎年チェルノブイリに通って、甲状腺ガンの内視鏡手術をしていた。

・清水一雄医師は2012年までは、福島では、被ばくによる甲状腺ガンの健康影響は何も出ないと言い切っていた。

しかし去年(2015年)私が取材をしに行った時は、考え方が変わっていた。

・清水医師は今「出てきた事実を素直に受け止めて、今できる最大の対策をとらねばならない」と言っている。

・なぜ意見が変わったかと言うと、1巡目(先行調査)の甲状腺検査でA1判定(何も症状がなかった)人たちから、

数年後の2巡目検査で、たくさん甲状腺ガン(悪性ないし悪性疑い)見つかったため。

・清水医師に、2~3年前にエコーで見て嚢胞も結節も何にも見えなかった子どもたちから、

2~3年後に手術した方がいいぐらいの腫瘍が(成長し)見つかることはあり得るのか?と聞いたら、

清水医師は「僕は見たことがないし、聞いたことがない」と言っていた。

・検討委員会でも、清水先生は腫瘍の成長速度が速すぎるのじゃないかと質問している。

・もう一つ清水医師が気にしているのは、甲状腺ガンは一般的に「1対8」で女性の方が多いとされているが、

チェルノブイリ原発事故後の子供たちの甲状腺ガンは「3対1」で男の子の割合が多かった点。

・福島の検査で見つかっている甲状腺ガンの男女比も「1対1」か「2対1」ぐらいで、男の子の割合が増えている。

一般的な「1対8」の女の子が多い甲状腺ガンとは男女比があきらかに異なっている。

・清水先生はこの2つのことをもとに、甲状腺の専門医として、福島の甲状腺ガンの状況に疑問があるとおっしゃっていた。

(②へつづく・・・)

郡山市 池田雅之
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福島から声を出さなければ、原発は止まらない・・声を出せるような環境創りをし、又、声を出さなくとも意思表示をしようという事で始めました。このブログを通じて、多くの方に活動をご理解いただき、福島と共に歩んで欲しいと思います。

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