毎週日曜日にホワイトフード社さんから放射能速報メールが届き、読んでから親戚に転送しています。
私がうるさく言うので、親戚達は自分達で工夫して、なるたけ放射能の影響の少ない食べ物を探しています。
日曜日のメールで
高知県のナスからセシウムでびっくり。通常は転送だけですが、今回はナスに注意とコメントしました。
以下、⑴がホワイトフード社さんからの定期メール
⑵が親戚からのリアクションメール
⑶が福島から高知に避難した友人から
⑷福島在住の友人から
それぞれのリアクションと④の食べ物の放射線量の値は非破壊検査(そのまま)か、破壊検査かで違うことも書いていただきましたので、県外の方には大事なポイントかと思いますので、お読みいただければ嬉しいです。
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⑴【放射能速報メール:日曜定期送信】
野菜の放射能検査地図(2016年上半期)
こんにちは。ホワイトフードです。
放射能速報メールは、システムの動作確認のために毎週日曜日の正午にメールを送らせて頂いております。
厚生労働省が発表した2016年上半期のデータで野菜の放射能検査結果から、セシウムが検出された野菜を抜き出し、日本地図に表示をしました。詳細は、下記URLのホワイトフードのホームページで無料でご覧いただけます。
放射能
野菜の放射能検査地図(2016年上半期)
https://news.whitefood.co.jp/news/foodmap/6978/※野菜の検出限界値は11.6Bq/kgでした。
2016年上半期の厚生労働省のデータによると、東北から関東にかけての広範囲で、まだまだたくさんの野菜からセシウムが検出されていることが分かります。特に、茨城のレンコン・栃木のわさびからは、セシウム134が未だに検出されているようです。
また、かなり離れた高知県のナスからもセシウム137が検出されています。セシウムの合計で15Bq/kgの汚染が確認されているので、東北関東以外が全て安心とは言えない状況です。アスパラやナス・きゅうりなど、暑い夏に美味しい夏野菜からも検出されており、お買い物の際には十分産地に気を付けて頂きたいと思います。
『あんしんな食で人々を幸せに』
ホワイトフード株式会社
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⑵高知のナス、買っている!
ヤバい!
買えるものが無い!
どうしましょう?
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⑶こんにちは。
高知は案外と福島からの汚染があります。
2011年3月23日や4月頭に雨が降ると、かなり金属臭がする水道水になり驚いた経験があります。
また、6月以降になるとマスクをした口周りのみが赤くなりました。β線熱傷でした。
地形的に南から回った放射能を受けて落とした感があります。
また、最近は肥料も汚染されているといわれます。
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⑷高知のナスから15Bq/kg検出と聞いて驚きました。何故遠く離れた高知のナスからこんな高い数値が出るのか不思議ですね。
ところで、震災後放置していた畑に今年ナスを植えました。もちろん除染などの対策はしていない畑です。何故ナスかというと、震災後間もない頃にチェルノブイリを支援している団体の方から、「ナスは放射性物質を吸い上げるが、ほとんどが葉や茎に蓄積されて実にはほとんど蓄積されない」と聞いていたからです。トマトも同様だと聞いています。
被曝地で野菜を栽培することに矛盾を感じる方、多数いらっしゃることでしょう。私は第一原発爆発後から自家野菜を測定して来ました。あの頃から頭に思い浮かぶのは、核戦争後の過酷な環境の中で、食べられるものを探す風の谷のナウシカの主人公です。
今日、ナスの測定をしました。ガンマ線のみの測定ですが、結果は検出せず(検出限界以下、その測定器で測れる最低の数値以下)です。
ゼロということではありません。例えば検出限界の数値が5.0Bq/kgだったとすれば4.9Bq/kgの可能性もあるわけです。
先日、東京の知人から尋ねられ困ってしまいましたが、検出せずは放射能は入っていないと認識しているようで、説明してもあまりピンとこないようでした。
測定所の方に聞いてみましたが、私の町でナスから検出される事はないようです。そして測定所の方は他県でナスから検出していることを知っていました。
破壊式(食品を粉砕して測定)の測定器で検査しましたが、非破壊式の場合は検出限界は上がります。
私の住んでいる町では食品を販売する為に測定する場合はすべて破壊式の測定器を使います。原発事故以降、食品の産地はとても気になるところですが、測定されるか否かが重要な状況になっているようです。
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