国が牙をむいて襲いかかってきているように感じます。
現在さまざなな形で原発災害から自主避難(自力避難)した方達への圧力がかかっています。ヨーロッパに流れ込んできた難民たちの姿と重なります。明日は我が身と気づき、まずは行動。私たち自身が具体的な行動を起こさなければ、何も変わりません。それだけは確かです。
以下「行動」について火炎瓶テツさんの言葉が心に残りましたので、これも転載ですが、掲載させていただきます。
鍵盤乱麻さんのブログ (鍵盤乱麻さんは自分一人で行動されているだけでなく、また、よく火炎瓶テツさんとご一緒のところもお見受けしています。)
May 10, 2016「ケイマン諸島に日本のカネが63兆円」から一部のみ
http://kenbanranma.cocolog-nifty.com/todayes_eye/2016/05/post-b323.html(9日抗議スタート時点の火焔瓶テツさん)
▼ご家庭で健やかな日常をお過ごしの皆さんお元気でしょうか?今国会では、きょう10日にも「刑事訴訟法改正」「ヘイトスピーチ禁止」「盗聴法の拡大」が委員会採択されようとしています。これが国会を通ると日本は戦前の治安維持法の世界に逆戻りします。テレビではまったく報道されません。新聞も目を凝らしてみても記事は見つかりません。参加者はスタート時点では片手で数えられるほどでした。ご病気や怪我で寝ている筈のK女史も老骨に鞭打って参加されたのには驚きました。世の中の動きにまったく興味がなくて、自分の世界に閉じこもっていても結構ですが、気づいて我に返った時は既に手遅れです。木曜日までの行動にぜひ参加して下さい。もしくはツイキャスで声援を送って下さい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
たんぽぽ舎です。
2016年5月12日(木)地震と原発事故情報−7つの情報をお知らせします
転送歓迎
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┗■4.原発棄民=この国の政府は原発避難者を消滅させようとしている=
| 20ミリシーベルト安全神話=「さあ、帰ろう」
| 「自主避難したから、生活苦?それは自己責任です。どうぞご勝手に」
| それはひどいだろう!
| 4/20トークイベントの報告
| 日野行介さん(毎日新聞記者)、吉田千亜さん(ママレボ)
└──── 渡辺マリ (たんぽぽ舎ボランティア)
〇「壊れていった」お母さん
国が決めた「線引き」に従った賠償。故に「自主的に逃げた人」=「自己責任」
生活のために、一日中働き、子どもの世話をし、そしてついに離婚…。
くたびれはてたお母さんは少しずつ「壊れていった」。
アルコールに溺れ、子どもに笑顔も見せられず、子どもはお母さんの顔色を窺う…。
これではいけない、少しでも気分を変えて明るい生活をしなければ、子どもが可哀想と思ってカーテンを買った。そして近所の人に言われた。
「いいわねえ、避難者は東電からお金をもらえて」
「ルポ・母子避難」より一部抜粋。
〇「原発事故避難者のいのち綱を切らないで!」
政府と福島県は2017年3月までに帰還困難区域以外の避難指示解除、住宅提供を打ち切る方針を示した。
「これで仮設と賠償を打ち切られたら首くくる人が出るよ」「原発棄民」より
→避難者のための法は作らない、いまある法の枠内に押し込める=被害の矮小化
〇「帰還」か、それとも移住か…二者択一で追い込まれる原発避難者
戻ればそこは「20ミリシーベルトのふる里」とどまれば「生活保護」?
「復興の加速化」の名のもとに=この国の政府は原発避難者を消滅させようとしている=
☆大勢の参加者の皆さん、有難うございました!
(このトークイベントは4月20日に行われました)
☆「原発棄民=フクシマ5年後の真実=」日野行介さん著 毎日新聞出版
「ルポ母子避難=消されゆく原発事故被害者=」吉田千亜さん著 岩波新書
(たんぽぽ舎で販売しています)
☆もう一つの「復興」=惨事便乗型資本主義=
ショック・ドクトリン:政変、自然災害など、破滅的な出来事の直後、人々はショック状態に陥る。その隙に付け込んで、普段なら絶対できないような大資本のための政策を実行する。これをショック・ドクトリンという。
「震災は千載一遇の機会」
※5月30日(月)学習会のお知らせ
「東北ショック・ドクトリン」=創造的復興という名の惨事便乗型資本主義=
の学習会を開きます。
「東北ショック・ドクトリン」
今、被災地はどうなっているか 創造的復興という名の
社会的実験にさらされる人々
お 話:古川美穗さん (フリージャーナリスト)
日 時:5月30日(月)19時より21時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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