ずくなしの冷や水さんのブログから転載します。
私はこの方のブログにずっと好感を持っています。読んでいると、内容は大変に厳しい状況を示されていることが多く、本当は緊張感を持って読むべきなのですが、心のふる里に昔の友人に逢ったような心持ちになります。
数年前、友人の友人と電話で話す機会があった時に、その人が「ずくなしの冷や水さんが・・」とおっしゃたので、「あら、そのブログ読んでます」と応えると、その方はどうもお知り合いのようでした。会ってみたいなんてとんでもない、今の私自身の生き方を恥ずかしくないようにしていかなければと、それ以来読みながらそう思っています。
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ずくなしの冷や水inventsolitude.sblo.jp/2016年04月29日
体調不良が被曝の影響ではないのかと疑うことしない
それがとても不思議2016/4/28に寄せられた投稿を掲載する。引用開始。
周りの母親たちは子供の体調不良の際、被曝の影響ではないのか?と 疑うことを絶対にしません。 それがとても不思議です。
湿疹が出ても、目眩がひどくてなかなか学校に来れなくても、 「成長期だから体調が不安定になる。」と信じて疑いません。 医者にも言われているのかもしれませんが。 知りたくないのかもしれません。 でもその代償は子供の命に関わるのに。
そして街頭では、重い心臓病を抱えた乳幼児の子供さんが手術をするための募金活動が 頻繁に行われています。 どんなに募金が集まっても又汚染地に住み続ければ助からないのに。
誰か一人でも被曝の影響もあるのではないか?と言って上げる人がいないということでしょうか。 たくさんの人の協力を仰ぎ、高額の募金を集める活動をするより 汚染の少ない所に移住したほうが楽だと思うのですが。
そこまでして命を助けたいなら、なぜ汚染地に住み続けるのか?その思考が全く理解できません。
募金が必要な子供が増え続けたら、、もう募金活動する元気のある人も少なくなっていくのでしょうか?
この期に及んで被曝を無視したい人には通じないことですが。 初めに聞く耳を持てなかった人が後から、「やっぱり被曝のせいかもしれない」と 思う可能性は殆ど無いのではないかと思うようになりました。 手遅れになればなるほど信じたくなくなるわけですから。
学校もいつまで「目標を高く持って(関東の)◯◯高校、難関大学に行こう!」と 子供たちに言い続けるのでしょうか? でもそういう話をする時は、両親揃って熱心に話を聞きに行く親達がとても多いのが現実です。
そんな親達に「子供の被曝が心配です。学校の校庭の土壌を検査してもらいましょう。」などと 言ってもなかなか通じないでしょうし、話を切り出すことさえ難しいのです。
・・・なかむさんのコメントを受けての追加の投稿・・・
このような先生がいらっしゃることは大変心強い事です。 アドバイスしていただけることで命をすくわれた子供たちもたくさんいることでしょう。
子供たちは学校をあげて「いざ、東京の有名大学へ!!」と3年間言い続けられたら それに疑問を持たなくなるのかもしれません。 私は子供が大学進学の際、関東の大学はやめるように何度か説得しましたが、 「僕の将来をメチャクチャにするな!」と怒り全く聞いてもらえませんでした。
そして、東京の大学に入り部活では北関東や福島へ合宿。 「だれも具合の悪い人はいない。」といいます。 電車の遅れも「友達は5年前位からずっとこうだ」と言ってる。と言います。
10年20年前を知る大人と違い、若者は被曝後の状態が「普通の日本」の状態なのかもしれません。 若者は、「今までと違って何かおかしい・・」と感じることが難しいのかもしれません。
posted by ZUKUNASHI at 13:23| Comment(1) | 福島原発事故
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この記事へのコメント
学校や塾は、放射能の危険性を子どもたちに教えてくれません。
教師も危険性を知らない人が多いようですが、知っていても言わないこともあるでしょう。
学校や塾の評価・評判は、進路実績に左右されます。地方の教育機関にとって、関東の有名校に合格することは、大きな宣伝材料になります。また地方では今でも「おら、東京さ行ぐだ」という発想があります。メディアでキラキラしたイメージを持っているのでしょう。
だからと言って、教え子を汚染地域に進学させるのは、教え子を戦場に送るのと同じです。
保護者が情報を得て、家族会議をしてよく考えてください。
私は東京で生まれ、長く住んでいました。現在は西日本にいますが、今の東京は3.11以前とは違います。
かく言う私は教育関係者です。自分の教え子に関東への進学を勧めません。理由も伝えます。強制はできませんので、それでも関東に行く人もいます。私はこの業界では異端かもしれません。
学費のスポンサーは保護者です。最後は保護者の方々のご理解が重要になると思います。
Posted by な か む at 2016年04月29日 01:29
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