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福島バッジプロジェクトは、福島の人達が「原発はイヤだ」と意思表示を出来る場を作り、その福島の人々の心に呼応して、同じ意思表示を日本中のだれもが出来るような場を作る事を目的として設立しました。

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「川内原発 停止要請」でネットを開けた1ぺージ目

先日の夜のNHKでも原発政策は不可であると断言したと天木直人さんのブログに書いてありました。一部のみ転載します。
原発政策は不可であると断言したNHK解説委員たちの勇気
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/08/27/post-5262/
27Aug2016 天木直人のブログ
 きのう8月26日の午後11時55分からきょう午前0時50分にかけてNHKが「解説スタジアム」という番組を放映した。
 これはNHKの解説委員たちが原発政策をどう考えるかについて徹底討論した番組だった。
 たまたま途中からそれを見た私は、たちまちその議論に引き込まれ、あっという間に見終わってしまった。
 この番組は国民必見の番組だ。
 そして、この番組を見た国民は、もはや日本が原発を維持する事は不可能だと知るだろう。
・・・以下省略しますが、是非天木直人さんのブログをお読みください。
・・・・・・
 そんな文章を読んで、心も少し軽くなって、フッと7月の知事選で川内原発の一時停止を訴え当選した新鹿児島知事・三田園訓氏が、九州電力に稼働を直ちに停止申請したのを再確認のためにネットを開けてみるとで・・・

以下のようにずらりと、記事が掲載されていいました・・当たり前です。
川内原発の再稼動要請だけでもずらりと並んだ記事・・まだまだマスコミはマスゴミではない、ダマスゴミではないかもと一瞬の希望も一つ一つ、出ているだけを読んでみても、なんだか力が抜けてきました。
原発推進の声ばかりが目に止まる・・・

 
川内原発 知事が停止要請(2016年8月26日(金)掲載) - Yahoo!ニュース
news.yahoo.co.jp/pickup/6212356
1 日前 - 鹿児島県の三反園知事は、川内原発1、2号機の一時停止と点検を九電社長に申し入れた。法的権限はなく、九電の対応が焦点に。

川内原発の停止要請 鹿児島知事「再検証を」 :日本経済新聞
www.nikkei.com › 速報 › 社会
1 日前 - 鹿児島県の三反園訓知事は26日、川内原子力発電所(同県薩摩川内市)の一時停止と点検・検証を九州電力に正式に申し入れた。鹿児島県庁に瓜生道明社長を呼び、要請 書を手渡した。新規制基準導入後に知事が稼働原発の一時停止を ...

【川内原発停止要請】「地元の声聞かぬ」沸き上がる憤り 三反園知事 信頼 ...
www.sankei.com/life/news/160826/lif1608260042-n1.html
1 日前 - 原発が止まったら困る住民の思いにも耳を傾けるべきだ」。鹿児島県の三反園(みたぞの)訓(さとし)知事が九州電力に対し、川内原発の一時停止を要請した26日、地元・ 薩摩川内市の声に耳を閉ざす姿勢に、憤りの声が沸き上がった。

九電、川内原発停止要請に拒否の構え 経営に打撃、政府のエネルギー ...
www.sankei.com/economy/news/160826/ecn1608260049-n1.html
1 日前 - 九州電力は、鹿児島県の三反園訓知事が要請した川内原発の一時停止には応じない構えだ。同原発を停止すれば代替する火力発電所の燃料費負担で経営が圧迫されるためだ。原発…

川内原発一時停止要請:問われる知事の本気度 - 毎日新聞
mainichi.jp/articles/20160827/k00/00m/040/127000c
1 日前 - 川内原発の一時停止と再点検を公約通り九電に要請した三反園知事だが、九電がすぐに原発を停止する可能性は低い。現実的には10月に1号機、12月に2号機が定期検査のため停止した後の運転再開時に、知事がどう対応するのかが ...

川内原発一時停止要請:熊本地震で高まる不安 - 毎日新聞
mainichi.jp/articles/20160827/k00/00m/040/126000c
1 日前 - 鹿児島県の三反園訓(みたぞの・さとし)知事が26日、稼働中の九州電力川内( せんだい)原発(同県薩摩川内市)の一時停止と再点検を求める要請書を瓜生(うりう) 道明社長に直接手渡した。大地震がないと思われていた熊本で最大震度7の ...

川内原発停止要請 「地元の声聞かぬ」沸き上がる憤り 三反園知事 信頼 ...
news.infoseek.co.jp › 新着ニュース › 社会 › 社会
17 時間前 - 県民の声を聞くといいながら、特定の意見しか聞いていない。原発が止まったら困る住民の思いにも耳を傾けるべきだ」。鹿児島県の三(み)反(た)園(ぞの)訓(さとし)知事が九州電力に対し、川内原発の一時停止を要請した26日、地元・薩摩 ...

川内停止要請 三反園知事は拳をどう下ろす : 社説 : 読売新聞(YOMIURI ...
www.yomiuri.co.jp/editorial/20160826-OYT1T50114.html
19 時間前 - 国の規制基準に沿い、問題なく運転している原子力発電所を停止させる根拠はあるのか。明確な説明が求められよう。 鹿児島県の三反園訓知事が、国内で唯一、営業運転している九州電力川内原発1、2号機の即時停止を求めた。 九電の ...

東京新聞:川内原発、午後停止要請へ 鹿児島知事が九電に:社会(TOKYO ...
www.tokyo-np.co.jp › 社会 › 速報ニュース一覧
2 日前 - 鹿児島県の三反園訓知事が26日午後、九州電力に川内原発(薩摩川内市)の一時停止を要請する。午後3時に県庁で瓜生道明社長と会い、直接要請書を手渡す。熊本地震で住民の不安が高まっているとして、施設の再点検や安全対策の ...

三反園知事、川内原発停止を九電に要請 「再点検を」:朝日新聞デジタル
www.asahi.com/articles/ASJ8T6QVXJ8TTIPE02Q.html
1 日前 - 鹿児島県の三反園訓(みたぞのさとし)知事は26日、県庁で九州電力の瓜生道明社長に、川内原発(鹿児島県薩摩川内市)を直ちに停止するよう要請した。「県民の不安に応えるためにも、いったん止めて再点検してほ…
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甲状腺検査の縮小ではなく拡充を求める要望書 賛同団体を募集してます(拡散希望)

福島日報ダイジェストから転載します。
一般社団法人 子どもたちの健康と未来を守るプロジェクトが、甲状腺検査の縮小ではなく拡充を求める要望書を提出するにあたり賛同団体を募集しています。
どうか、拡散よろしくお願いいたします。

要望書抜粋
http://kodomo-kenkotomirai.blogspot.jp/2016/08/blog-post.html?m=1

・一部の関係者や研究者が甲状腺検査縮小を唱えている。

・しかし、放射線被ばくと小児甲状腺がん発症の因果関係については、解明途中。

・第20回検討委員会でも「福島県における放射線被ばくの影響の解明に取り組む所存です」と述べている

・そのために甲状腺検査を維持、継続することは、必要不可欠。

・福島県は、“他都道府県で福島県と同様の検査をした場合に、類似する結果となる可能性は高いと思われます”と述べている。

・つまり、小児甲状腺がんの多発が他の地域でも予見されるという認識をもっている。

・被ばくを受けた、福島県以外の都道府県での甲状腺検査の実施を要望します。

・県民健康調査検討委員会や、昨今の一部の研究者による学術発表では、福島で発見されている小児甲状腺がんと放射線被ばくとの因果関係については否定される傾向にある。

・「精度の高い検査を行うことで“潜在がん”を発見している」、「一律のがん検診による“死亡率の低下”というメリットが生じにくいため検診は世界的に推奨されていない」という意見のみならず、「検査を受けること自体が受診者の不利益になり得る」という意見までもが報道されている。

・表明されているこれらの見解に依拠した場合、これまで甲状腺検査でがんが発見され、手術を受けた福島県の子どもたち約120人は、不要とも言うべき検査で潜在がんを見つけ出され、放置してよかったがんに手術を施された――という理解をせざるをえなくなる。

・これまで甲状腺検査で発見された小児甲状腺がんの手術の妥当性について、公正な立場で、可及的速やかに再検証することを要望する。

・小児甲状腺がんは未解明の領域が多く、未だ専門家の間でも議論のあるところである。

・科学者は、自らと異なる特定の議論を排除することなく、幅広い知見の下で、公正な科学研究に邁進すべきであり、そのことによって社会的に役割を果たし、福島県民および幅広く市民社会からの信頼を獲得すべきものと考えます。
・公的な役割として、さまざまな研究成果や知見に誠実に向き合い、真理の解明に道を開く研究が進められることを切望する。


要望書提出先

福島県保健福祉部県民健康調査課
福島県立医科大学
福島県県民健康調査検討委員会

【賛同団体を募集しています】
提出趣旨・要望事項に賛同してくださる団体は、
8月31日(水曜日)
までに下記連絡先宛、その旨をご一報いただければ幸いです。

子どもたちの健康と未来を守るプロジェクト・郡山
電話番号 080-1809-3169
メールアドレス support-fukushima@road.ocn.ne.jp

福島県小児科医が要望:甲状腺検査縮小も検討を!

今の世の中を生きていると「医は仁術」という昔の言葉を今更、生真面目に此処に書くつもりはありませんが、それにしても、私たちは医者を含めて何処まで落ちていくのだろう?と正直思ってしまいます。
通常の感覚では医者はお金を儲けることもあるけれど、でも、でも、でも、「医者は命を助けるのが仕事」ということは基本概念として医療を学ぶ時に聞いていないのでしょうか?
お金を儲けてもかまわない、全然構いません、人を助けてくれるのだから。
でもわざわざ過酷な人生を子供達に背負わせるような行動をしなくても・・と思います。いいえ、腹が立ちます、いいえ、心が煮えくり返ります。
何をはき違えてるのか、アホノミクスの誰かさんと一緒にこの国をどこへ持っていくのでしょう。
「国破れて山河あり」もなくなってきている日本に、人々の拠り所さえもなくすような、なんという行動をするのでしょうか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
甲状腺検査縮小も検討を!福島県小児科医が要望??!!

甲状腺がん検査で県小児科医会
共同通信
http://this.kiji.is/141480622388215816?c=39546741839462401
東京電力福島第1原発事故の健康影響を調べるため、福島県が県内の全ての子どもを対象に実施している甲状腺検査を巡り、県小児科医会(太神和広会長)が25日、検査規模の縮小を含め、検査の在り方を再検討するよう県に要望した。

 小児科医会は、これまでの検査で多数の甲状腺がんが発見されたことにより、検査を受けた子どもや保護者、一般の県民にも健康への不安が生じていると指摘。検査やその後の治療の進め方を巡り「一部見直しを含む再検討が必要」とし、関係機関に対応を求めた。
 太神会長は、検査規模を縮小しても放射線被ばくによる影響の有無などを把握することは可能との認識を示した。

福島県の小児科医たちが下記のような要望行動に出たと福島の新聞や各報道機関で報じられています。
福島民報 8月26日(金) 3面
「甲状腺検査の在り方検討要望」
福島民友 8月26日(金) 2面
「規模縮小含め見直し要望」
//////////
3,11小児甲状腺癌家族会は検査規模を縮小しないよう要望書を提出しました。
記者会見の様子です。
 https://www.youtube.com/watch?v=pgl0ST8qL_c

たんぽぽ舎さんから「2016年8月25日(木)地震と原発事故情報−4つの情報」

遅くなってしまいましたが、たんぽぽ舎さんからのお知らせを転載させていただきます。
毎日たくさんの情報が幾つかのメルマガで入ってきます。きっとこれを読む方もそうではないでしょうか。少し疲れるし、パス!する時もありますが、きちんと読めばこれが「宝の山」!情報だけでなく同じ考えの人達と情報を共有し、活用していただきたいと思います。
メルマガを定期購読してくださる方が増えるといいなあと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
たんぽぽ舎です。【TMM:No2864】
2016年8月25日(木)地震と原発事故情報−4つの情報をお知らせします
                         転送歓迎
━━━━━━━
★1.経産省前テントひろば」は『違法』だから撤去された?
   では、あまたの命を奪った『東京電力』がいまだに存続しているのは「違法」ではないのか?
   始まった新たなテント運動
           渡辺マリ(たんぽぽ舎ボランティア)
★2.高浜・大飯の避難訓練が迫っているが重要なデータがある高浜町で58%、周辺地域で71%の人が自治体の避難計画で安全に    避難できないと思うと回答
        上岡直見〔環境経済研究所(技術士事務所)代表〕
★3.東京湾に浮かぶ2つの原子炉−事故なら東京は大惨事
  もう1つの東電福島事故=トモダチ作戦ロナルド・レーガン訴訟
  10月1日(土)午後 核空母NO横須賀集会・デモに参加しよう
       柳田 真(たんぽぽ舎・再稼働阻止全国ネットワーク)
★4.新聞・WEBより3つ
 ◆活断層の危険度示す方法見直し 4段階にランク分けへ
     (8/19NHKWEBなど)
   上記の関連記事
 ◆地震評価 4段階に変更案 主要断層の3割 発生確率「最高」
             (8月16日東京新聞朝刊2面より抜粋)
 ◆浜岡住民調査「指示前に避難」51%超
   原発事故時、計画に課題
         (8月17日東京新聞朝刊3面より抜粋)
━━━━━━━
※8/28第20回槌田ゼミのご案内
 「四国電力との交渉報告」「原発製造メーカーへの勧告について」

 お 話:槌田 敦さん
 日 時:8月28日(日)14時より16時
 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
 参加費:800円
━━━━━━━
※8/30学習会にご参加を!
 「秘密保護法」違憲裁判の原告と考える−刑訴法大改悪と私たち−
 名ばかりの「可視化」と引き換えに権力が手に入れた
 「盗聴法」拡大と「司法取引」

 お 話:林 克明さん(ジャーナリスト、
           「秘密保護法」違憲裁判の原告)
 日 時:8月30日(火)19時より21時
 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
 参加費:800円(学生400円)
━━━━━━━
※9/1ちょぼゼミ緊急学習会にご参加を!
 「危ない!!原発の基準地震動が過小評価されている」
 お 話:田中一郎さん 
 日 時:9月1日(木)19時より21時
 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
 参加費:800円 (学生400円)
━━━━━━━
※9/11(日)「経産省前テントひろば」設立5周年
 『脱原発9・11怒りのフェスティバル』にご参加を!
 日 時:9月11日(日)15時より19時
場 所:経済産業省周囲一帯
 主 催:「経産省前テントひろば」
  かんしょ踊り、スピーチ、経産省包囲ヒューマンェーンなど
☆当日の集会とヒューマンェーン(人間の鎖)の成功をめざして、たんぽぽ舎も全力で参加します。「経産省前テントひろば」撤去に
 抗議する意志表示の場として皆さん、できるだけご参加ください。たんぽぽ舎の目印は、黄色ののぼり旗です。
━━━━━━━
┏┓
┗■1.「経産省前テントひろば」は『違法』だから撤去された?
 | では、あまたの命を奪った『東京電力』がいまだに存続しているのは「違法」ではないのか?
 |  始まった新たなテント運動
 └──── 渡辺マリ(たんぽぽ舎ボランティア)

○ 無念の死
・「助けて…」
思い起こそう。がれきの下で、助けを求めていた人達がいた事を。
激痛に呻きながら、助けを求めていた人達がいた事を。
しかし、その人達を救出することはできなかった。
なぜ?『東京電力』が放出した放射能のために助けに行くことができなかったからだ。
「助かる筈だった命」は殺された、『東京電力』によって。
・牛の涙=動く放射性物質は「殺せ」
 「雌牛のウォーンという低い悲鳴が聞こえると、雄牛はよろけながらも、雌牛の倒れているところへ戻っていった。
雌牛は長いまつげの生えそろったまぶたを閉じたかと思うと、また開いて雄牛を見上げている。
雄牛の目から涙があふれ落ちた。
動かなくなった雌牛のまぶたや鼻や首を舐めてやりながら、雄牛は立っていた。(中略)
いつの間にか、二頭は鼻も口も眼も腹も、血と土にまみれ、寄り添うように大地に倒れ伏していた」 
       (「牛と土」204〜205頁より 著:眞並恭介)
 牛は殺された、『東京電力』によって。
・緑の森は伐り殺されてタンク群と化し、実りの大地にはフレコンバック、そして、いまだに、母なる海に吐き出され続ける放射能汚
染水。

◯ 『東京電力』が引き起こした福島第一原発事故は収束どころか、
 現在も「進行中」
 子どもの甲状腺がんは何で発症した?
 静かに、平和に「普通の暮らし」をしていた人びとはなぜ、離れ離れになって暮らすなければならなくなった?…。
 なぜ、自死者が相次ぐ?
 『東京電力』が引き起こした人災事故のためだ。
◯ 「経産省前テントひろば」の人々
 彼らは、365日、24時間、酷暑、酷寒の日々、そして嵐の時にも常に「そこにいた」。東京電力、政府、経産省のやり口の理不尽さ、そ の「不正義」に黙っていることのできない、熱い心を持った人々が「そこにいた」。「経産省前テントひろば」が在る、「経産省前テント  ひろば」の人たちがいる、応援する人が集まる。それは経産省、東京電力(ひいては他の電力会社)、政府に向けられた「刃」だった  だろうと、私は思う。
◯ どちらが「違法」か?
 なぜ、犯罪企業=『東京電力』は、いまだに存続しているのか?新潟県柏崎刈羽原発の再稼働を「自社の赤字解消のため」と堂々 と宣言する恥知らずな会社を許せるか?
 虎視眈々と再稼働を目論む『東京電力』を許せるか?
 「法」とは何だ?
◯ 始まった、新たなテント運動
 ホンの少しの時間だけでもいいから行こう。「経産省前テントひろば」はないけれど、「私たち一人ひとりがテントだ」と言った人がいた そうです。

┏┓
┗■2.高浜・大飯の避難訓練が迫っているが重要なデータがある高浜町で58%、周辺地域で71%の人が自治体の避難計画で
 |  安全に避難できないと思うと回答
 └──── 上岡直見〔環境経済研究所(技術士事務所)代表〕

1.高浜・大飯の避難訓練が迫っているが重要なデータがある。
 それは2015年10月にNHK放送文化研究所が行った調査である。
http://www.nhk.or.jp/bunken/research/yoron/pdf/20151017_1.pdf

2.高浜町で58%、周辺地域で71%の人が自治体の避難計画で安全に避難できないと思うと回答している。「段階的避難」について   は高浜町で61%、周辺地域で76%の人が計画通りできないと思うと回答している。また再稼働の必要性について高浜町で55%、  周辺地域で86%の人が行政や電力会社から十分な説明を受けていないと回答している。(いずれも無回答を除く比率)
  福島事故の際も、正式な避難指示が出る前から多くの人が動き出した。それは住民が内心では「安全神話」を信用していなかった  からだ。実際に事故が起きるまでは、安全神話を「信じたふり」をすることが地域での社会的な摩擦を避けるためにやむをえなかっ  たのだと思う。しかしもうそれは福島事故以後には通用しないことが実証された。

┏┓
┗■3.東京湾に浮かぶ2つの原子炉−事故なら東京は大惨事
 |  もう1つの東電福島事故=トモダチ作戦ロナルド・レーガン訴訟
 |  10月1日(土)午後 核空母NO横須賀集会・デモに参加しよう
 └────柳田 真(たんぽぽ舎・再稼働阻止全国ネットワーク)

○8月24日(水)横須賀市の呉東正彦弁護士を講師に「東京湾に浮かぶ2つの原子炉=横須賀の米軍原子力空母とトモダチ作戦の
 ロナルド・レーガン訴訟」の2つの話がおこなわれました。東京圏に住む私たちにとって是非とも理解しておいてほしい重要な話で
 した。
 (たんぽぽ舎主催の講演会第421回目=2011.3.11以降の講演会の回数)

○A4版12頁の資料をもとに、2つの話がされました。
 1つは東京湾に浮かぶ2つの原子炉−原子力(核)空母ロナルド・レーガン
 の危険性についての説明とそれへの抗議の運動いくつかの紹介。

・空母は海の上だ。陸と違って船は揺れる。原子炉への負担が大きい。
・また、陸の原子炉の上空は飛行禁止だが原子力空母は、しょっちゅう艦載機の離着陸がある。危険がます。10万トン、5000人の
 巨大空母だ。
・25年間ウラン燃料を取り換えず(原発は毎年位)で放射能も量も大変だ。
・今の日本の法律では首都圏に原発はダメだが、原子力空母は神奈川県横須賀にいる。
・さらに横須賀で修理をしない約束だったのに米国から修理労働者を呼んで横須賀で修理している−実は事故の多くは修理中に起き ている。

○この原子力(核)空母の横須賀配備に抗していくつかの運動がおこなわれている。
イ. ヨコスカ市民1万人アンケートをした(市民の半数が空母反対)。
ロ. 若いお母さんたちの運動が大きくなり、9月4日(日)パレードもする。
  先頭は乳母車。
ハ. 10月1日(土)14時と2日(日)13時、空母反対の集会・デモが開かれる。
ニ. 横須賀市内にあるJNF(核燃料工場)へも毎週月曜抗議行動がおこなわれている。
ホ. 自主防災訓練(有志)もおこなわれている−10月29日(土)に講演とパレードをやる。

☆10月1日(土)抗議行動「核空母反対!集会とデモ」14:00−16:00に
 たんぽぽ舎も参加します。場所:横須賀市・ヴェルニー公園
 主催:神奈川平和運動センター
☆当日の内容はユープラン(三輪祐児さん)のyoutubeに詳しい。
https://www.youtube.com/channel/UCsFcN5t3EpFTAkT-I2qMPkw
○2つ目の「トモダチ作戦」の話は次回にします。

┏┓
┗■4.新聞・WEBより3つ
 └──── 
 ◆活断層の危険度示す方法見直し 4段階にランク分けへ

  ※メールマガジン読者よりの情報提供。

 8月23日【TMM:No2862】★4で「『余震』の言葉やめ 確率も危険度強調」という20日の新聞記事が紹介されていますが、同じ20日に
「活断層の危険度の表示見直し(伊方原発にも絡む)」に関し、珍しくNHKTVが新聞各社に比べ非常に詳しいニュースを地図入りで流しました。
 NHKWEB版(動画を含む)のURLをお知らせします。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160819/k10010642801000.html 

また、このニュースの元となった「政府の地震調査研究推進本部」の16日の委員会で配られた資料(詳細な地図入り)も併せてご案内します。
http://www.jishin.go.jp/main/seisaku/hokoku16j/sg60-5.pdf 

 伊方原発の近辺の活断層は、危険度が最高のSランクから外してあるようです。どんな危険度予測を示されたところで、熊本地震が 全くの想定外であったように最悪に備えておかなければ、意味はありません。

ちなみに熊本は、週刊誌(2012年)で「安全度は日本第3位」でした。
  http://www.asyura2.com/12/jisin18/msg/307.html 
  (2012年「女性自身」の記事が読めます)

  上記の関連記事
 ◆地震評価 4段階に変更案 主要断層の3割 発生確率「最高」

 政府の地震調査研究推進本部(地震本部)は15日、全国の活断層帯の長期評価について、30年以内に大きな地震が起きるリスク が高い順に「Sランク(高い)」「Aランク(やや高い)」「Zランク」「Xランク(不明)」の4段階に分けて公表する見直し案をまとめた。
 マグニチュード(M)7以上の地震を起こす主要活断層帯の少なくとも3割が最高の「S」に該当する見通し。
 従来は30年以内の地震発生確率を数値で示し、「高い」「やや高い」などの補足情報を付けて公表していた。
 ただ断層は数千年単位で動くため短期間では数値が小さくなりがちで「リスクが低い」との誤った印象を与えることがあった。
 4月の熊本地震を起こした断層帯についても事前の評価内容が伝わりにくかったとの批判があり、より分かりやすい表現への見直 しを進めていた。(後略)
   (8月16日東京新聞朝刊2面より抜粋)

 ◆浜岡住民調査「指示前に避難」51%超 原発事故時、計画に課題

 中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)で31キロ圏内に住む住民の51.7%が、原発事故発生の情報を得たら「避難指示が出る前に  避難を始める」としていることが、民間団体の調査で分かった。
 静岡県は国の指針に沿い、5キロ圏内の住民を優先的に避難させ、5〜31キロ圏の住民は屋内避難後に順次圏外へ退避させる「2 段階避難」を基本としているが、計画通り避難ができない可能性が明らかになったことで新たな課題を突きつけられた格好だ。
 調査は今年5〜6月、広瀬弘忠・東京女子大名誉教授が代表を務める「安全・安心研究センター」(東京都渋谷区)が実施。
 原発事故が起きた際、被害を受ける可能性のある浜岡原発31キロ圏内の11市町に住む360人に面談方式で回答を収集。
 「直ちに避難を始める」(21.1%)か「事故情報を確認し、避難指示が出る前に避難する」(30.6%)に 回答した人が合わせて51.7%いた。(中略)
  広瀬さんは「福島第一原発事故の被害を知った国民が、パニックの中、じっと待っていられるとは考えにくい。
  2段階避難は計画自体が無理で、想定以上の混乱が起こる」と指摘した。
   (8月17日東京新聞朝刊3面より抜粋)

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チェルノブイリ原子力発電所元所長:ウクライナを崩壊が待つ

ロシアの通信会社スプートニクの8月21日の記事を転載します。
解りにくい文章ですが、原発を正常な形で(・・う〜ん、この表現は良くないのですが・・一応仮にこう書きます)運営するだけのお金が足りなくなっている・・・・なぜなら故障がこのところ多くなってきていて、それを修理したり管理したりできないだけでなく、古くなっていく原発の安全検査などもあるし、と書いてあると思います。
読んでいて日本の未来図を予測するような気がして怖くなりました。
日本では事故処理も満足にというか、まるっきり出来ないままになっている福島原発だけでなく、多くの原発を抱え、人々の不安を押し切って2ヶ所で再稼働しています。
経済成長が停滞している中で「安全」が担保されていない「金食い虫」を持つという点でウクライナと同じ、しかも地震国で、ウクライナよりも格段と厳しい中で原子力発電所が運営されています。
私たちはトンデモナイものを未来の人たちに押し付けてしまいました。

福島の友人にこのブログ内容をメールしたら、
『ベラルーシの駐日大使が福島で講演された際に話されたこと、「地震の多い国でこんなに沢山の原発があるのは日本だけです、世界中で他にはありません。」』と返信がありました。
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チェルノブイリ原子力発電所元所長:ウクライナを崩壊が待つ
http://jp.sputniknews.com/life/20160821/2668693.html
2016年08月21日 07:06 Sputnik


ウクライナの原子力発電所で緊急事態の数が増えている。7年後、国のエネルギーシステムが崩壊する恐れがある。元所長ミハイル・ウマネツ氏が述べた。

「2015年、ウクライナの原子力発電所で15の違反を記録され、これは前年に比べて1.5倍以上である。 2016年の5ヶ月間、既に2015年の同期間に比べて2倍以上である7件の違反がある」という。
7年後、国のエネルギーシステムが崩壊する恐れがある。というのも、ウクライナには原子力発電所の運転の延長にかかる 3~500万ドルがない。2017年にもエネルギー供給に問題が出るおそれもある。

「しかし、もし原子炉の寿命が延長しても、稼働停止した原子炉を計画どおり交換し始めないと、やはり原子力、また電力全体の崩壊が待つ。原子力はすでにほとんど存在しない。80パーセントが完全に使い古した設備だ」

7月21日、ウクライナ議員アンドレイ・アルテメンコ氏は、ウクライナの原子力発電所でチェルノブイリ事故の規模と同程度の事故が発生する可能性があると述べた。

先に伝えられたところによると、ロシア非常事態省は ツイッターで、モスクワ南東部で爆発があったという報道を否定した。

ロシア非常事態省、モスクワの原子炉で爆発があったという報道にコメント
http://jp.sputniknews.com/russia/20160820/2666767.html
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参照:http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_No=14-06-02-03
ウクライナの原子力発電開発 (14-06-02-03)
<概要>
 ウクライナでは、北部ベラルーシ国境近くに位置するチェルノブイリ1号機を1978年に運転開始して以来、2013年12月末時点で4サイト・15基、総発電設備容量1,381.8万kWの原子炉が運転中である。なお、旧ソ連製RBMK-1000型炉であるチェルノブイリ原子力発電所は、4号機が1986年4月26日、国際原子力評価尺度(INES)レベル7の深刻な事故を起こしたことで、同型の1号機から3号機の全てが2000年までに国際的圧力を受けることにより、閉鎖された。
 一方、エネルギー消費量が高いウクライナでは、原子力発電が総発電電力量の約43~48%を供給している。近年、ロシアとのトラブルから生じた天然ガス供給の停止は、エネルギーの安全保障への関心と原子力活用の必要性を認識させている。チェルノブイリ発電所の閉鎖と引換に建設を再開したフメルニツキ2号機とロブノ4号機(VVER-1000)はそれぞれ2005年9月と2006年1月に営業運転を開始している。なお、ウクライナの原子炉は2010年から2020年までに、12基が設計寿命30年を迎えるため、寿命延長プログラムが実施されている。まず、2009年にロブノ1・2号機(VVER-440)の改修作業が集中的に行われ、2010年12月に国家原子力規制監督局(SNRIU)より、10年間隔で安全性評価を実施することを条件に、20年の運転期間延長が認可された。また、2013年12月には南ウクライナ1号機(VVER-1000)が寿命延長ライセンスを取得している。

福島日報ダイジェスト「甲状腺ガン検査縮小について、おしどりマコさんの話」③

甲状腺ガン検査縮小について、おしどりマコさんの話③(拡散希望)
3日間にわたり、どなたかが読んでくださっていたら有り難いなあと思います。いちいち面倒ですものね、こういう3回に分けてというのは・・・。それでもこのように3回に分けて簡単に報告をしてくださった池田さんに感謝しています。
私が3回に分けた理由を勝手に推察します。
1)動画は2時間以上になっています。今の時代に2時間を続けて動画を見ることは大変です。
2)1回を少なくして、若い人、多分お子さんたちも読んでもらえて理解できるような形を作ってくださったのだろうと。

池田さんには何回かお会いし、彼とその友人の方から私は色々なことを教わりました。福島の事情ばかりでなく、物事の捉え方など学びました。多分この3回に分けた理由は、子供達にも今の状況をきちんと把握して欲しいという願いが込められていると思います。
この文章を読んだ大人の方、どうぞ自分たちの子供達の間でもシェアできるようにしていただけますか?よろしくお願いします。
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郡山市の池田雅之です。
昨日から、甲状腺ガン検査縮小について、おしどりマコさんが学習会が話してくれた内容を書き起こしています。
長文のため、3回に分けて投稿しています。
よかったら読んでください。

https://www.youtube.com/watch?v=IVjRL0n_FVM
(「おしどりマコ・ケン講演会」子ども脱被ばく裁判第6回期日学習会より)

(②からのつづき・・・)

・取材をしていて感じるのは、(甲状腺ガン検査縮小や)様々なことは、政治的な判断で決められて行っているということ・・・

・それを一番感じたのは2012年世界経済協力機構原子力機関の国際シンポジウムの時だった

・そこで仲良くなった国立科学医療研究所の研究者の方が、このシンポジウムの目的を教えてあげると言った。

・研究者

「これまで原発は事故を起こらないという前提でセールスをしてきた。

しかし福島で爆発がおこって、今までのように事故がおこらないという前提でセールスをすることは難しくなった。

今後アフリカやアジアでは、50基の原発が新設されることが決まっている。

今後は事故が起きても大丈夫ということでセールスをしてゆく。

そのために福島の人たちが、自分の手で住んでいるところを除染して、住み続けるということを世界にアピールするのがとても重要になってくる」

と言っていた。

・他の研究者に聞いても、

「広島と長崎に原爆が落ちて、被ばくの恐ろしさをわかっている日本が、
『原発事故が起きても、住民は住み続けられる。大丈夫』
と発信するのは原子力業界にとってとても意味のあることです」

と言っていた。

・だから、健康調査をしないことや、甲状腺ガン検査を縮小することには、とても政治的な意味があると感じている。

・原子力業界は、事故がおこっても問題のない前提として、

事故が起きても汚染地域の人は年20ミリまで子どもや妊婦が暮らしていても、

健康上の問題はでてこないというポジティブケースとして、

福島を扱おうとしていることを、取材をして日々感じている。

・ここで私たちが黙ってしまうということは、

被害者であるだけでなく、

世界に対して加害者になってしまうことだと思う、

・これはDAYSJAPANの元編集長である広川隆一さんに聞いた話だが、

チェルノブイリで子供の甲状腺ガンと放射能の因果関係が認められたのには秘話があり、

壮絶な戦いをして、小児甲状腺がんを認めさせた人がいた。

・チェルノブイリの原発事故後、子どもの甲状腺がんが増えても

「被ばくの影響ではない」とされていた。

・しかし、ベラルーシの甲状腺ガンの専門医の女医さんが、

明らかに子供の甲状腺がんが増えていると感じ、

しかし、このままだったらこのことが葬り去られてしまうと思い、

ポケットマネーでスイスの世界的に有名な甲状腺ガンの権威を呼んで、

自分の患者を見せて、論文を書いてくれと依頼した。

・その権威ある先生が論文を発表したことで、世界も無視することができなくなり、

子どもの甲状腺ガンを調べようという機運が生まれ、

因果関係を認めさせたという歴史がある。

・でも、そのポケットマネーでスイスのお医者さんを呼んだベラルーシのお医者さんは、

その後消息が分からなくなってしまった。

・広川さんが連絡を取ろうと思っても、
「ずっとバカンスに行っている」といわれ、
連絡が取れなくなってしまった。

・チェルノブイリで、小児甲状腺ガンと放射能の因果関係が認められているのも、

命がけで認めさせたお医者さんがいたんだよということを、私は広川さんから教わった・・・

(書き起こし おわり)

貴重な情報を取材して下さったおしどりマコさん
貴重な動画をアップしてくださった三輪さん
学習会を主催してくださった「子ども脱被ばく裁判」のスタッフの方々
本当にありがとうございました。
学習会の動画を見て大きな勇気をもらいました。
私も甲状腺ガン検査縮小の動きに対して、
今できることを、精一杯行動してゆきたいと思います。

郡山市 池田雅之

甲状腺ガン検査縮小について、おしどりマコさんの話②(拡散希望)

昨日からの「福島日報プロジェクト」からの甲状腺ガン検査縮小についての学習会での内容掻き起し2回目です。お読みください。
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郡山市の池田雅之です。
昨日から、甲状腺ガン検査縮小について、おしどりマコさんが学習会が話してくれた内容を書き起こしています。
長文のため、3回に分けて投稿しています。
よかったら読んでください。

https://www.youtube.com/watch?v=IVjRL0n_FVMht
(「おしどりマコ・ケン講演会」子ども脱被ばく裁判第6回期日学習会より)

(①からのつづき・・・)

・今甲状腺検査は、3巡目の検査が始まった。

・1巡目2巡目の甲状腺検査の同意書には

「この検査はとても必要なものなのでうけてください」

というニュアンスのことがかかれており、

検査の受診率をあげることに重きがおかれていた

・しかし3巡目の検査の同意書には

「甲状腺ガンの特性状、治療の必要のない変化も数多く拾い上げることになりご心配をおかけすることもあります。

そのため甲状腺の超音波検診は一般的には行われてきませんでした。」

「受診されるかどうかはご本人のご希望によりますので、

検査の内容についてご理解していただいたうえで、受診されるかどうかご検討ください」

と書かれている。

この文言からも県民健康調査が、今後この調査を縮小してゆくつもりであることがうかがえる。

・しかし、清水医師の指摘する「男女比の問題」と「腫瘍の成長速度が速すぎる」ことは、

甲状腺ガンの専門医の方たちも疑問に思っているが、

それをきちんと評価して、論理的に説明されたことは、検討委員会でも学会でも一度もない。

・そういう段階で甲状腺検査を縮小してゆくということは、本当にひどい事だと思う。

・この検査が縮小されるかどうかは、9月の検討委員会で話し合われるということになっているようだが、

もし決定になったとしても、何とかひっくり返していかなければいけないことだと思っている。

(③につづく・・・)

郡山市 池田雅之

[福島日報ダイジェスト] 甲状腺ガン検査縮小について、おしどりマコさんの話①

 福島日報ダイジェストでおしどりマコさんの甲状腺がん縮小についての話を3回に分けて書いていただいているので、それを転載します。関東ではあまり話題になっていないようですが、福島では密かに、密かに縮小についてささやき合っているように感じています。
「原発は要らないと声を上げる・意思表示をする」というのが福島バッジプロジェクトの活動の原点でした。拡散希望とありますので、是非多くの方の耳に届くように、聴く機会を幾つでも、大きな声になって欲しい、政策を動かす力になって欲しいと願います。
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郡山市の池田雅之です。
おしどりマコさんが、今福島で検討されている、
甲状腺ガン検査縮小について学習会で話をしてくれました。
とても大切なことを話されていると感じたので、ポイントを箇条書きにしてみました。
長文のため、3回に分けて投稿します。
よかったら読んでください。

https://www.youtube.com/watch?v=IVjRL0n_FVM
(「おしどりマコ・ケン講演会」子ども脱被ばく裁判第6回期日学習会より)

・今福島民報や民友新聞に、甲状腺検査縮小が検討されていることが報じられている。
そのことについて感じていることを話したい。

・県民健康調査の委員の一人である清水一雄医師は日本医科大の時から甲状腺ガンの外科の先生だった。

ボランティアで毎年チェルノブイリに通って、甲状腺ガンの内視鏡手術をしていた。

・清水一雄医師は2012年までは、福島では、被ばくによる甲状腺ガンの健康影響は何も出ないと言い切っていた。

しかし去年(2015年)私が取材をしに行った時は、考え方が変わっていた。

・清水医師は今「出てきた事実を素直に受け止めて、今できる最大の対策をとらねばならない」と言っている。

・なぜ意見が変わったかと言うと、1巡目(先行調査)の甲状腺検査でA1判定(何も症状がなかった)人たちから、

数年後の2巡目検査で、たくさん甲状腺ガン(悪性ないし悪性疑い)見つかったため。

・清水医師に、2~3年前にエコーで見て嚢胞も結節も何にも見えなかった子どもたちから、

2~3年後に手術した方がいいぐらいの腫瘍が(成長し)見つかることはあり得るのか?と聞いたら、

清水医師は「僕は見たことがないし、聞いたことがない」と言っていた。

・検討委員会でも、清水先生は腫瘍の成長速度が速すぎるのじゃないかと質問している。

・もう一つ清水医師が気にしているのは、甲状腺ガンは一般的に「1対8」で女性の方が多いとされているが、

チェルノブイリ原発事故後の子供たちの甲状腺ガンは「3対1」で男の子の割合が多かった点。

・福島の検査で見つかっている甲状腺ガンの男女比も「1対1」か「2対1」ぐらいで、男の子の割合が増えている。

一般的な「1対8」の女の子が多い甲状腺ガンとは男女比があきらかに異なっている。

・清水先生はこの2つのことをもとに、甲状腺の専門医として、福島の甲状腺ガンの状況に疑問があるとおっしゃっていた。

(②へつづく・・・)

郡山市 池田雅之

甲状腺ガン検査再検討の一方的な記事への抗議(拡散希望)

甲状腺がんは子供達だけでなく、大人たちにもかなり広がっています。
私の福島のほんの少しの知り合いのうち、男性二人が嚢胞があると聞いています。
国会で会った東京在住の男性も甲状腺がんと聞いてました。
8月9日付けの日刊ゲンダイでは民進党の男性が甲状腺がんになり公にしたのは、放射能汚染の影響が忘れ去られようとしている現状に警鐘を鳴らしたかったからだとあります。
8月11日のリテラでは 「がん多発は原発事故が原因が証明」とあります。
ttp://lite-ra.com/2016/08/post-2489.html
私には白血病(友人三人そのうち一人死亡)と甲状腺がんは今では乳がんと同様の身近な話になっています。
それでも、それでも、それでも福島ではこうなってしまうのでしょうか。
今日届いた福島の友人からのメールには「・・・県民健康調査ですが、9月には事実上無くなるようです。県は「受けない権利」などという事を持ち出しているようです。」

フクシマン・マサさんの福島日報ダイジェストを転載します。
拡散希望だそうです。
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[福島日報ダイジェスト]
甲状腺ガン検査再検討の一方的な記事への抗議

郡山市の池田雅之です。

今日はたまりにたまった、福島民友新聞を読んでいます。

そのなかに、あまりにひどいと感じた記事があったので、福島民友新聞に抗議をしました。
今日はその時に送ったメールを報告させてください。

7月3日、福島県の小児科医会が、県が実施している甲状腺検査のあり方を再検討するよう求める声明を発表しました

これを受けて、民友新聞では8月8日に特集記事を組み、県小児科医会長の太神氏のコメントを掲載しました。

以下はその抜粋です。

太神氏

「甲状腺検査で多数のがんが見つかっているが、以前からあった「潜在がん」を見つけているにすぎない」

「韓国で甲状腺検診を実施した結果、がんの発見率はどんどん上がったが、がんの死亡率は変わらなかった。つまり進行が遅く、予後が良いがんを早期に見つけてもメリットは少ない。」

「こうしたことを十分説明する必要がある。「それなら検査は受けません」と考える人も出てくるだろう。私個人の意見だが、検査を受けない選択肢も尊重し、学校単位、幼稚園単位で半ば自動的に検査が実施されている現状を改め、希望者のみを対象とする体制を構築することが今後必要なのではないか。」

要約すると、

甲状腺ガン

進行が遅く、予後がよい

見つけても見つけなくても死亡率は変わらない

検査は希望者のみがすればよい

と県小児科医学会は言っていることになります。

しかし現実には、
手術をしている甲状腺ガンのうち

「75%」



「リンパ節転移」

をしており

「4%」



「肺にまで転移」

しています。

(第27回日本内分泌外科学会総会抄録より)

甲状腺ガン手術にあたっている福島県立医大の鈴木眞一教授が、
過剰診断説を否定し、必要な手術を行っていることを強調しています。

何故、福島民友新聞は、
こうしたリスクの側面も、
きちんと報じてくれないのでしょうか・・・

県小児科医学会のように過剰診断と考える専門家もいますが、
岡山大学の津田敏秀教授のように、
福島で甲状腺ガンが異常多発していると警鐘を鳴らす専門家もいます。

しかし、6月15日の特集でも・・・
7月4日の記事でも・・・
福島民友新聞は過剰診断説ばかりを紹介し、
甲状腺ガンの異常多発を心配している専門家の声をとりあげることはありません。
県民である読者は、あたかも過剰診断説が既成事実であるかのような記事を、
繰り返し繰り返し読まされていることになります。

(6月15日と7月4日の記事の要約
「甲状腺ガンは治ることが多いため、死亡率は低下せず、一方でガンと診断された際の精神的影響というデメリットもあり、世界的に推奨されていない」)

民友新聞は8月12日付けの社説で

「本県の未来を担う子どもたちの健やかな成長に向け、より多くの人が得心できるような検査のあり方を見出すためにより深く実のある議論を求めたい」
(社説 甲状腺検査 より良い体制へ徹底議論を より・・・)

と書いていますが、

きちんとした議論をもとめるならば、
甲状腺ガンの異常多発を心配する専門家のことも取材し、
その声も県民に伝えたうえで、
多様な判断材料をもとに、
県民一人一人に議論を呼び掛けてほしいです。

郡山市 池田雅之

正気とは思えない(山本太郎さんのブログより)

山本太郎さんのオフォシャルブログ「山本太郎の小中高生に読んでもらいたいコト」から転載させていただきます。
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http://ameblo.jp/yamamototaro1124/entry-12189491723.html?frm_src=favoritemail
愛媛県の伊方原発が再稼動される。

正気とは思えない判断だ。

東電原発事故や熊本地震から一体、

何を学んだのだろうか?


「色々考えたら再稼動などできる訳が無い、

とにかく、いける所までいってやろう」

これが本音だろう。

そうでなければ、再稼動など無理だ。

熊本地震の原因になった、

日奈久断層帯と布田川断層帯は、

国内最大級の活断層「中央構造線」の延長線上にあり、

伊方原発もその近くに立地する。

断層帯が飛び火的に動く可能性もあり、

熊本地震規模以上の地震が起こる可能性がある事は、

皆さんご存知の通り。

それに耐えられる安全対策など、できるはずもない。

熊本地震で目の当たりにした家屋の倒壊、道路などの寸断。

事故が起こった際に被曝を避ける屋内退避や、

車両による避難、バスでお迎えにあがります、

という避難の想定事体が

どれほど現実味がないか、子どもでも理解できること。

なにより、避難計画が成り立っていない事を、

1番判りやすく示しているのが、伊方原発の西側、

佐田岬半島の暮らす住民に対しての避難計画。

有事には、佐田岬から船で九州側に船で避難するという。

津波が来ている状況で、

どうやって船で避難出来るというのか。

モーゼがやってきて海でも割ってくれるというのだろうか。

無責任を通りこして、おめでたい状況に陥っている。

避難計画でなく、現実逃避と呼ぶべきではないか?

大規模な震災、伊方原発に過酷事故が起こった場合、

愛媛の人々のみならず、大分、高知、山口、 広島などの周辺自治体住民も、避難民になる恐れがある。

一体、これほどの避難民をどこが受け入れられるだろうか。

避難させない、という方針が打ち出される事が現実味を帯びる。

東電原発事故時にも、放射性プルーム(放射能雲)となって、

静岡まで到達した事は国も認めている通り、

ひとたび原発事故が起これば、放射性物質は広く拡散される。


当然、周辺自治体の同意が必要な事は明らかではないだろうか。

有事には巻き込まれる恐れがあるにも関わらず、

周辺自治体の同意なし、民主的な手続き抜きで再稼動可能、

などあり得ないこと。


事故が起こったら国が責任を取る、

と皆さんはお考えになるだろうか?

残念ながら、責任は取らない。

というより、責任など取れない。

東電原発事故後、

38万人が受けた、福島県の県民健康調査では、

173人(1名良性含む)が甲状腺がん又はその疑い。

甲状腺がんは「100万人に1人」と言われていたのに、

今や38万人中、173人。

明らかに多発に違いないが、

原発事故との因果関係は決して認めない。

そればかりか、周辺県への積極的な健康調査さえもしない。

区域内の方々に対する精神的賠償なども次々に打ち切られ、

区域外避難者(自主避難)に対する

家賃のアシスト(みなし仮設) も打ち切られる。

加害者側の一方的な線引きにより、被害者は泣き寝入り。

これが既定路線だ。

安全基準を緩和し、大丈夫だ、騒ぐな、安心しろと、

ねじ伏せられ、被害者はコストとみなし次々に切り捨てられる。 これが過酷事故が起きた際の、

国の責任の取り方。

一方で事故を起こした事業者は、1人も逮捕される事も無く、

あり得ないほど高額な退職金を手に次の天下り先へ。

東電原発事故以前、安全神話のもと、嘘の上塗りを続け、

ラッキーだけで過酷事故を免れてきた原発。

地震、津波に対する防御方法も責任の取り方も存在しない事が、

明らかになったのが、東電原発事故ではなかったか?


いまだ収束の方法さえもわからない、

恐らく百年単位での収束作業がこの先も続く。

新国立競技場の建設費問題などカワイク思える程のコストが皆さんの

税金、電気料金から支払われる。

それに合わせて、

100万年安全に管理されなければならない、

核発電後の核のゴミのコストも皆さんの支払い。

今まで核発電を使った事に対する負の遺産と、

既に起こしてしまった事故の処理に、

税や電気料金の負担が生じる事は当然だ。

ただ、次々に進められるデタラメに近い形での再稼動によって、

将来的に過酷事故が起こることは防げないだろう。


もう一カ所、原子力過酷事故がこの国で起こった場合、

破綻は目に見えている。

それでも再稼動に踏み切る理由は何か?

原子力に関わる数々の企業への、 あめ玉を取り上げる訳にはいかない事。

お前の国で安全でない、と再稼動もできないモノを俺たちに売りつけるのか? と

言われてしまえば終わり。

海外へ原発輸出をする為にも、国内の再稼動は必須だろう。



原発がなくても電力は安定している。

代替の電源は、担保されている。

現在、シェールガスなどの事業も四苦八苦する程、

資源価格も下がり続けている。

その中で、時代遅れであるばかりか、結果、コストがべらぼうに高くつき、

この国に生きる人々の暮らしをも脅かすエネルギー政策からの転換を今、

行なわなければ取り返しがつかなくなる。

それを決めるのは政治。

私も、もちろん国会の場で、それを訴え続けますが、

今の国会のパワーバランスでは正直、

抑止力にはなっていない悔しい状況。


政権は玉砕覚悟で、原発政策に突っ走る気です。


これを変えるには、選挙で議席を入れ替えるしかないが、

それには、まだ時間がかかる。

現在、愛媛県から、被爆者の方々が広島から、

そして大分県からも司法に訴えています。

伊方原発運転差し止め訴訟の原告をカンパなどで、

支えて戴けませんか。


どうかお力をお貸し下さい。

3.11被ばく被害とがん患者

以下の情報が入りました。
健康に不安をお持ちの方、一度角度を変えて自分を見てみませんか?
福島や関東の被ばく健康被害を追い続ける気鋭のジャーナリストのお話を、ぜひ聞きに来てください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【第3回目イベント】3.11被ばく被害とがん患者

日時:9月7日(水)18時半開場、19時~21時半まで
場所:渋谷「光塾」(渋谷区渋谷3-27-15 光和ビルB1 JR渋谷駅新南口から徒歩1分)
地図:http://hikarijuku.com/syokai/post_4.php#map
料金:無料(カンパをお願いします)
お話:藍原寛子さん(医療ジャーナリスト)、
   「健康被害者の会」の当事者メンバー(予定)

【内容】
――あなたの癌、ひょっとして、311による健康被害ではありませんか?
日本におけるがん患者数は増加の一途をたどっている。国立がん研究センターは、2016年に新たにがんと診断される患者は101万200人、がんで死亡する人は37万4千人になるとの予測を発表した。

思い出してほしい。東日本では、原発事故の放射能によりがんが増えることが予言されていた。
あなたのがんは、ひょっとして、311による健康被害ではないのか?極度に少なく見積もられた、ICRPによる集団線量のモデルでも、311放射能汚染の人的被害で、年に2250人の過剰な癌死が東京圏でも生じると言われている。がんという病気の実態にアプローチしつつ、私たちが負わされているかもしれない被ばく被害について話し合う。また、原発事故後の脱被曝や予防医療に対する、患者や医療者や専門家たちの意識を高めるためにはどうしたらいいのか、問題提起をしたい。

【藍原寛子さん紹介】
福島民友新聞社で取材記者兼デスクをした後、国会議員公設秘書を経て、フリーランスのジャーナリストとして取材活動をしている。
2013年2月28日、「Japan Perspective News株式会社」(本社・福島市)を設立し、国内外のニュース報道、取材、リサーチ、翻訳、編集などを行っている。
ブログ:http://ameblo.jp/mydearsupermoon/

主催:福島原発事故による健康被害者の会」 
連絡先:radiationdamage311@gmail.com
ブログ:https://radiationdamage311.wordpress.com/
FB:https://www.facebook.com/groups/1070200323032848/ 
ツイッター:@kenkohigai
協力:「脱被ばく実現ネット」
http://fukusima-sokai.blogspot.jp/

国連人権理事会で平和への権利宣言採択される!

「憲法9条にノーベル平和賞を」という署名をしてから時間が過ぎ、憲法を骨抜きにしようとする人たちの力がどんどん強くなっていきます。辺野古も高江もなんという理不尽な動きがあるのでしょう。福島での帰還政策も放射能の問題を抜きにして進められ、関東地方まで汚染は広がり・・・と散々なことばかりです。世界中で起こっていることを思うと、この地球上に人権があるかどうかは疑問ですが、内容は「今までアメリカやヨーロッパ諸国、日本、韓国が反対してきた「right(権利)」という言葉を明記して、平和を権利として認めたもの」です。現状を考えると心も萎えてきますが、一つ一つ丁寧になすべきことをしていくしかありません。
少しだけ明るい話題(爪に火をともす感じですが・・・)をお知らせします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2016年7月1日 国連人権理事会で平和への権利宣言採択される!

「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会
Executive Committee for “The Nobel Peace Prize
   for Article 9 of the Japanese Constitution”
2016年8月5日 — 平和への権利 国連宣言
人権理事会で初めて草案が採択される!
                             
平和への権利国際キャンペーン・日本実行委員会
         事務局長  笹本 潤

 2008年以来、国連人権理事会では平和への権利を国際法典化する決議が約3分の2の多数の政府により毎年採択されてきました。それ以来、人権理事会の諮問委員会の草案や、各国代表による作業部会が毎年開かれて、国連宣言案の内容が審議されてきました。
 2016年6月、これまで法典化に最も積極的だったキューバ政府らが、2016年6月の人権理事会に宣言案を提出しました。今までの人権理事会の決議は、諮問委員会や作業部会で審議を進めるべき、といった手続きに関するもので、宣言案の内容自体の決議は初めてでした。
 第32会期人権理事会の最終日の2016年7月1日の午後6時、平和への権利国連宣言案が賛成34、反対9、棄権4で採択されました。採択された宣言案は、第1条に、right to enjoy peace(平和を享受する権利)が入るもので、今までアメリカやヨーロッパ諸国、日本、韓国が反対してきた「right(権利)」という言葉を明記して、平和を権利として認めたものです。
本来、平和への権利の国連宣言案を審議しているのだから、「right(権利)」という言葉が入るのは、当然と思われるかもしれません。しかし、欧米の反対国は、この権利という言葉を否定することに力を注いできたことを考えると、「権利」という言葉が今回の宣言案に入ったのは、3分の2を占める賛成国やNGOの活動の成果と言えます。
 願わくばすべての国が賛成するコンセンサスでこのような採択がされるのが理想的だったのですが、それでも国連人権理事会で史上初めて平和が権利として宣言された意義は大きいのです。冷戦終結後、国連では、国家の安全保障から人間の安全保障への安全保障観の移行を提起し始め、この平和への権利もそのような人間中心の国際政治を達成するするための一つの手段なのです。
今後、国連総会で審議、採択されると、平和への権利・国連宣言が正式に成立することになります。その後、人権理事会において、特別報告者、作業部会などの特別手続があり、そこで平和への権利の内容が具体的に審議され、最終的には国際人権規約として成立する、というのが理想的な進行です。このような形で宣言の活動が進むように、私たちNGOはさらに質の高い、大きい運動を作っていかなければなりません。(2016年8月5日記)

(採択された宣言案の内容)
平和への権利宣言  (前文省略。平和の諸原則が述べられている)

第1条 すべての人は、すべての人権が促進及び保護され、発展が十分に実現されるような、平和を享受する権利を有する。

第2条 国家は、平等、非差別、正義と法の支配を尊重し、実施し、促進すべきであり、また社会内でも対外的にも平和を構築する手段として、恐怖と欠乏からの自由を保障すべきである。

第3条 国家、国連、特別機関は、この宣言を実施するため、特にユネスコにおいて、適切な持続性のある手段を取るべきである。国際、地域、国内、地方における諸組織、市民社会は、この宣言の実施にあたって、それを支持し援助するようにすべきである。

第4条 すべての人々が、寛容、対話、協力、連帯の精神を養うために、国際的、国内的な平和教育の機関が促進されるべきである。このために平和大学は、教育、研究、研究生の教育、知識の普及を進めることにより平和教育という普遍的な事業に貢献すべきである。

第5条 この宣言は、国連の目的と原則に反するように解釈されてはならない。この宣言の各条項は、国連憲章、世界人権宣言、及び国家により批准された関連する国際的、地域的な文書に沿って理解されるべきである。
2016年7月1日 国連人権理事会で平和への権利宣言採択される |

愛媛 伊方原発3号機 12日にも再稼働で最終調整

参院選も都知事選も原発を止める力に未だになり得ていません。やはり福島の教訓を何度でも確認し、何度でも再稼働停止の要請行動をしていくしかありません。地震と火山の国で、広島・長崎、ビキニ環礁で日本人は被爆した上に、福島でいい加減懲りないのか!と思います。
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「愛媛 伊方原発3号機 12日にも再稼働で最終調整」 NHK 2016年8月4日(木) 4時25分 (動画)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160804/k10010620671000.html

検査中のトラブルで再稼働が遅れている愛媛県にある伊方原子力発電所3号機について、四国電力は日程を検討した結果、今月12日にも再稼働させる方向で、国など関係機関と最終的な調整に入りました。

伊方原発3号機は、ことし4月から再稼働に向けた国の検査を受けていて、四国電力は当初、先月下旬に再稼働させる計画を示していました。
しかし、最終段階の準備が進められていた先月17日、原子炉の冷却水を循環させるポンプで、洗浄用の水が漏れ出すトラブルがあり、再稼働は当初の計画から遅れています。
四国電力によりますと、トラブルのあったポンプは部品の交換などが終了し、正常に運転できることが確認できたということです。
関係者によりますと、その後の国の検査も予定どおり進んでいるということで、四国電力は日程を検討した結果、今月12日にも3号機の原子炉を起動して再稼働させる方向で、原子力規制庁や愛媛県など関係機関と最終的な調整に入りました。
伊方原発3号機が再稼働すると、新しい規制基準のもとでは、九州電力の川内原発と関西電力の高浜原発に次いで3か所目となりますが、高浜原発は裁判所から運転停止を命じる仮処分の決定を受けて現在は停止しています。
    

経産省前テントひろば裁判・最高裁 上告棄却

私の脱原発活動の故郷である経産省前テントひろばの情報をお伝えします。
今、遠く離れていても、いつも心の中はテントに集まっている方たちと一緒のつもり。

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藤原 節男さんがFacebookの反自民国民運動に投稿しました。

脱原発テント日誌8月2日(火)版】
経産省前テントひろば1787日

◎最高裁決定に対する記者会見が開かれた

 昨日最高裁の決定が送られてきた。上告棄却と言う残念な結果だった。それを受けて今日緊急の記者会見が今日2時から行われた。
12時前コンビニでおにぎりを買いテントに向かおうとしてびっくり。新橋の方に一面黒い雲が広がって雷が鳴り激しい雨が降っている。テント方面は青空だったけど、あきらめてもう一度地下鉄に乗り千代田線でテン トに向かう。霞が関に着いたら雨はほとんど上がっていて本当に良かった。スタッフが力を合わせて記者会見の準備に取り掛かる。

 2時きっかりにKさんの司会で会見が始まった。まず渕上さんから「最高裁決定に対する経産省前テントひろばの声明」が読み上げられ、次に大口弁護士からのこれまでの経過と遺憾の意が話された。その後河合弁護士が来て熱のこもった話をした。テントひろばは全国の脱原発の人々の精神的な支えであり心のよりどころであった。

 強制執行襲撃で流血の惨事にならないことを願う。希望的観測で9・11までいられると良いな?と。たとえテントが無くなっても闘いは続く脱原発のかがり火になってほしい。大事なのは日本中から原発をなくすこと。それが最終目的だから。脱原発の運動があるからまだ川内原発2基の稼働で止まっている。裁判やデモなど色々な方法で闘い続けようと話した。

・福島から駆け付けてくれたAさん
 2011年10月テントのことを知って経産省に申し入れに来た。10人ほどが中に入って話を聞いてもらった。その時の申し入れは、
1)原発は怖いからやめて。
2)再稼働止めて。
3)福島のこどもたちを避難させてください。
などだったが、3つとも達成されてない。それどころか反対の方向に行っている。
 7月11日に愛媛の女たちと申し入れに来たが、経産省の中に入れてくれないどころか、誰も申し入れ書を受け取りに出てこなかった。対応の変化に驚いた。テントとは今もつながっている。

・双葉町から避難してきたBさん
 3・11がなければテントを立てる必要はなかった。避難してテントに来たときは泣いていた。テントで色々な人に話を聞いてもらって救われた。テントは第2のふるさとになった。撤去しないでほしい。最近も近くに住んでいた52歳の男性が突然死した。何人も同じように死んでいる。福島原発で働く人は防護服を着ているのでトイレに行くのが大変で水をあまり飲まず脱水症になる人がいると聞いている。経産省・国はテントのことなどにかまっていないで福島原発事故の収束に力を入れて欲しい。

・Cさん
 根本的な問題が解決していない。原発を必ずなくす。

・Dさん
 これからどうするかは会議などで決めるのだろう。一昨年9月26日川内原発近くの浜にテントを立てた。伊方でも同じような運動をしてハンストの計画もある。鹿児島では反原発を目指す。知事が誕生した。原発を推進するかぎり闘いは続く。

・Eさん
第2テントを紹介し、独自の活動をしていると反原発美術館の話などした。

・Fさん
第3テントのことを説明し、表現の自由は憲法で保障されているはずなのにと。そして9・11はお祭りをやるのでまた来てほしいと記者たちに言う。

・記者の質問で
賠償金はどうするかと聞かれ、
 すでに500万円の供託金は没収され、あと2000何円くらいは差し押さえられているが、お金がないので払えない。払うつもりもない。収監されて働かされたらちゃんと 食事がとれて今より健康になるのでは?という冗談も出た。

5年近くもテントが維持できたのは?との問い
 勿論全国の皆さんの支援のおかげだが、いつでも強制撤去できたはずなのにそれをしなかったのは権力側にも原発推進しようとする後ろめたさがあったのではないかと思う。

今後どうするか?
 アイディアはあるが明かしたくない。皆で知恵を絞って戦うつもりだとの答え。

熱中症を心配して冷水を用意していたが、雨が降ったせいか、時折涼しい風があり、助かった。大手のメディアも取材に来ていたが、記事になるかな?

・記者会見の様子の動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=8Kimh95Rcz8
(I・K)

◎最高裁決定に対する経産省前テントひろば声明 
       8月2日 経産省前テントひろば

 7月28日最高裁小法廷(大谷直人裁判長>は、私たちの上告に対する棄却決定を行いました(8月1日に送達)。私たちのささやかな願いを踏みにじり、テント撤去と損害賠償を認めたということです。これは、誠に残念ながら、最高裁もまた、司法の厳正なる立場を放棄して。経産省・国の政治的な意向を全面的に追認したことになります。

 私たちにとって、この決定は想定された範囲とはいえ、断じて認めることができないものです。私たちは改めて大きな怒りと抗議の意志を表明すると共に、経産省前テントを守り、脱原発の闘いを引き続いて推し進める決意でス。私たちが自らの意志で経産省前テントを撤去することはありません。

 しかし、この最高裁決定によって、経産省・国の側は、法的には一切の憂いは無くなったということになるのでありましょうか。東京高裁が控訴棄却をしたのは2015年10月26日でした。少なくともそれ以降、経産省・国側はいつでもテントの撤去等の強制的執行ができたはずです。現に損害賠償については被告の預金口座の差し押さえなどを行っています。

 にもかかわらず、今日まで及んだのは、判決の内容にも仮執行についても、そのような判決を得たにしても、テント撤去を強制するいささかの自信も持ち得なかったからではないでしょうか。これは最高裁決定が出たからと言って直ちに大きく変わるものではありません。

 もとより経産省前テントをめぐる私たちと国との争いは、決して司法的場面に限られてものではなく、また、脱原発の問題だけに関わっていたのではなく、極めて深刻な政治的争いを抱えていたものだったからです。

 先だっての参議院選挙の結果や、都知事選の結果で、国の側は多少の自信を持ったかも知れません。今、国は米軍基地をめぐる沖縄県高江へのなりふりをかまわぬ攻撃に出ていますが、これに対して沖縄の人々は命をはった闘いを繰り広げています。

 他方、鹿児島県知事選では脱原発の知事が誕生し、川内原発の停止の申し入れが行われる予定であり、また、川内原発に続いて再稼働をさせた関西電力高浜原発は大津地裁の仮処分によって再び停止し、その後の関西電力の異議申し立ても認められなかったのです。再稼働を目前にした伊方原発においても、初歩的なポンプトラブルが露呈し、決して予定通りに進んでいません。

 私たちは、7月28日の最高裁決定をもって経産省・国側がどうしようと、いささかもたじろがず、粛々とテントを守り、脱原発の旗を高く掲げて闘い続けることを表明するとともに、あらためて全国の皆さまに闘いの継続を呼びかけるものです。

8月5日(金)午後5時から経産省前抗議行動。テントひろば主催
18時30分~官邸前抗議行動(反原連)

高知県のナスからセシウム137検出?

毎週日曜日にホワイトフード社さんから放射能速報メールが届き、読んでから親戚に転送しています。
私がうるさく言うので、親戚達は自分達で工夫して、なるたけ放射能の影響の少ない食べ物を探しています。
日曜日のメールで高知県のナスからセシウムでびっくり。通常は転送だけですが、今回はナスに注意とコメントしました。

以下、⑴がホワイトフード社さんからの定期メール
⑵が親戚からのリアクションメール
⑶が福島から高知に避難した友人から
⑷福島在住の友人から
それぞれのリアクションと④の食べ物の放射線量の値は非破壊検査(そのまま)か、破壊検査かで違うことも書いていただきましたので、県外の方には大事なポイントかと思いますので、お読みいただければ嬉しいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【放射能速報メール:日曜定期送信】
   野菜の放射能検査地図(2016年上半期)
こんにちは。ホワイトフードです。
放射能速報メールは、システムの動作確認のために毎週日曜日の正午にメールを送らせて頂いております。
厚生労働省が発表した2016年上半期のデータで野菜の放射能検査結果から、セシウムが検出された野菜を抜き出し、日本地図に表示をしました。詳細は、下記URLのホワイトフードのホームページで無料でご覧いただけます。

放射能
野菜の放射能検査地図(2016年上半期)
https://news.whitefood.co.jp/news/foodmap/6978/

※野菜の検出限界値は11.6Bq/kgでした。

2016年上半期の厚生労働省のデータによると、東北から関東にかけての広範囲で、まだまだたくさんの野菜からセシウムが検出されていることが分かります。特に、茨城のレンコン・栃木のわさびからは、セシウム134が未だに検出されているようです。

また、かなり離れた高知県のナスからもセシウム137が検出されています。セシウムの合計で15Bq/kgの汚染が確認されているので、東北関東以外が全て安心とは言えない状況です。

アスパラやナス・きゅうりなど、暑い夏に美味しい夏野菜からも検出されており、お買い物の際には十分産地に気を付けて頂きたいと思います。

『あんしんな食で人々を幸せに』
ホワイトフード株式会社
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

高知のナス、買っている!
ヤバい!
買えるものが無い!
どうしましょう?

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こんにちは。

高知は案外と福島からの汚染があります。
2011年3月23日や4月頭に雨が降ると、かなり金属臭がする水道水になり驚いた経験があります。
また、6月以降になるとマスクをした口周りのみが赤くなりました。β線熱傷でした。

地形的に南から回った放射能を受けて落とした感があります。

また、最近は肥料も汚染されているといわれます。
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高知のナスから15Bq/kg検出と聞いて驚きました。何故遠く離れた高知のナスからこんな高い数値が出るのか不思議ですね。

ところで、震災後放置していた畑に今年ナスを植えました。もちろん除染などの対策はしていない畑です。何故ナスかというと、震災後間もない頃にチェルノブイリを支援している団体の方から、「ナスは放射性物質を吸い上げるが、ほとんどが葉や茎に蓄積されて実にはほとんど蓄積されない」と聞いていたからです。トマトも同様だと聞いています。

被曝地で野菜を栽培することに矛盾を感じる方、多数いらっしゃることでしょう。私は第一原発爆発後から自家野菜を測定して来ました。あの頃から頭に思い浮かぶのは、核戦争後の過酷な環境の中で、食べられるものを探す風の谷のナウシカの主人公です。
今日、ナスの測定をしました。ガンマ線のみの測定ですが、結果は検出せず(検出限界以下、その測定器で測れる最低の数値以下)です。
ゼロということではありません。例えば検出限界の数値が5.0Bq/kgだったとすれば4.9Bq/kgの可能性もあるわけです。
先日、東京の知人から尋ねられ困ってしまいましたが、検出せずは放射能は入っていないと認識しているようで、説明してもあまりピンとこないようでした。
測定所の方に聞いてみましたが、私の町でナスから検出される事はないようです。そして測定所の方は他県でナスから検出していることを知っていました。
破壊式(食品を粉砕して測定)の測定器で検査しましたが、非破壊式の場合は検出限界は上がります。
私の住んでいる町では食品を販売する為に測定する場合はすべて破壊式の測定器を使います。原発事故以降、食品の産地はとても気になるところですが、測定されるか否かが重要な状況になっているようです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

伊方のデモ報告「たんぽぽ舎」さんメルマガより転載

関東からは遠い伊方原発でのたんぽぽ舎さんと福島の方達の活躍、それに現地の方達の状況をたんぽぽ舎さんのメルマガから転載・報告したいと思います。
本当に沖縄に九州や四国とたくさんの方が出かけて行ってます。ありがとうございます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
たんぽぽ舎です。【TMM:No2842】
2016年7月27日(水)地震と原発事故情報−4つの情報をお知らせしま

1.「皆さんありがとう!伊方では40年ぶりのデモができました」と
   地元の方より言われました
   伊方原発を止めるようさらに多くの人々の思いを結集したい
   伊方原発再稼働阻止現地5日間行動に参加して
   ****(たんぽぽ舎ボランティア)

 伊方現地行動5日間の簡単なレポートを送らせていただきます。

◎ 印象に残ったのは前半の佐田岬先端方面でのチラシ配りをした村々でした。急峻な斜面に積み上げられた狭い石段の路地を登り下りしながら一軒ずつ声掛けして、7月24日の「伊方原発再稼働反対全国集会」のチラシを配ります。
 数10から100所帯程の集落。不在の民家や蔦(つた)に覆われた廃屋も見られました。停めてある街宣車のマイクから「佐田岬の美しい海と山。ここをフクシマのようにしてはいけません。再稼働を許してはいけません。」とK(原発いらない福島の女たち)さんの声がする。
 窓から聞いていたおばあさんが、「あれはテープじゃないな。しゃべっとる。福島から来とるんか。ご苦労様じゃ。原発はいらん。」と話してくれました。
 〈不安と反対の気持ちを今こそ形にあらわそう〉そう書いてあるチラシをうなづきながら受け取ってくれる人も多かったです。
 汗を拭き拭き7人ほどで村々を回りました。利権がらみの原発が壊してきたものは何か、消費地元の都会生活者の私が見ようともしなかった地方の犠牲とは何か、潮風の中に立ちそんなことを思っていました。

◎ 伊方原発ゲート前集会は7月24〜26日と3日連続して行われました。この間いろいろな方がスピーチされました。警備の厳しさと規制はかつてないものでした。
25日午後に伊方町役場前からデモをしました。先導車、ギターとパーカッションの歌、後ろでコールと、80人ほどが思い思いに歩きました。
 解散時に、地元の方が「皆さんありがとう、ありがとう!伊方では40年ぶりのデモができました。」と言われ、みな熱い思いがしました。
 その後二手に分かれて、「九町(くちょう)」で「若狭の家」木原壯林さんの、〈再稼働時にまたもトラブル〉のチラシ撒きと伊方町でのアンケート訪問などしました。
 反対だけど原発で親戚中働いてるから言えない、地震があって怖い、伊方停止中に自分が困る事は何もなかったと膝をさすりながら玄関先で答えてくれた女性がいました。
26日もゲート前。再稼働と言われていた日です。3日目まで残った数10名が各地からの声をあげました。命の源である海の微生物、大地を殺しながら運転する、それが原発だという話などに、しんとして(たぶん若い警官達も)耳を傾けていました。

◎ 26日午後、松山市内の「伊方原発3号炉運転差止 仮処分審尋報告会」に参加。河合弁護士他による第一回目の報告。メディアも市民参加者も多く関心の高さを表していました。
今回も各地の方々にお会いしましたが、現地に行くことができなくても支援してくれたたくさんの人々の気持ちを感じながら行動していました。
 このまま伊方原発を止めるように、さらに多くの人々の思いを結集したいです。


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福島から声を出さなければ、原発は止まらない・・声を出せるような環境創りをし、又、声を出さなくとも意思表示をしようという事で始めました。このブログを通じて、多くの方に活動をご理解いただき、福島と共に歩んで欲しいと思います。

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