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福島バッジプロジェクトは、福島の人達が「原発はイヤだ」と意思表示を出来る場を作り、その福島の人々の心に呼応して、同じ意思表示を日本中のだれもが出来るような場を作る事を目的として設立しました。

6月1日中野 晃一さん講演会「グローバルな寡頭支配に抗する立憲デモクラシーの挑戦」

原発だけでなく、辺野古や戦争法などの活動を一人でしていらっしゃる方、多いのではないでしょうか?
直前のお知らせですが、関東圏の皆様、6月1日のベグライテン 6月例会(公共哲学を学ぶ会) のご案内と一緒に以下のベグライテンのメールを紹介させてください。いつも素晴らしい講演会を企画され、しかも講演会場所は国会に近い上智大学。「どんな人たちと一緒に活動したらよいか?」と個人的に聞かれると、このベグライテンを紹介させていただいています。
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立憲主義を守り、戦争法を廃止し、安倍内閣を退陣させようという運動は、原発再稼働、辺野古新基地建設、消費税引き上げなどに反対する運動とも合流し、野党4党と市民・国民の運動として大きく盛り上がってきています。
5・3憲法集会には昨年をはるかに上回る5.5万人が参加し、ママの会は全国アクション、ティーンズ・ソウルは毎週金曜日に国会前で抗議デモを行うなど、連日のように抗議集会、講演会、リレートークなどが続いている中、7月の参議院選に向けて、野党4党の統一候補擁立も急速に進み、32ある1人区の全てで統一候補が擁立できる見通しとなり、衆議院選挙についても統一候補擁立の動きが始まっています。
このような国民の動き、野党の動きに対して、自公政権側も必死です。
マスメディアに圧力を加えて、国民多数が参加しているこれらの運動の報道は極力抑えるようにして争点隠しを図りながら、アベノミクスの「成果」を一方的に強調し、熊本地震対策、伊勢志摩サミットの取り組みの「成果」を強調しながら、「一億総活躍プラン」??などの政策を掲げて選挙戦に臨もうとしているのです。

ベグライテンは、微力ながらも2000万人署名にも取り組み、4月からは3か所で毎月憲法カフェを行っていますが、6月例会には、市民連合として全国を飛び歩いておられる中野晃一さんにお時間を割いていただき、お話しいただきます。

友人知人を誘って、お出かけください。
転送・転載・拡散お願いします!

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グローバルな寡頭支配に抗する立憲デモクラシーの挑戦
講師:中野 晃一 さん(上智大学国際教養学部教授)
日時:6月1日(水) 18:30~20:30
場所:上智大学 四谷校舎 7号館 14F 特別会議室
     (新宿通りに面した北門から入り、正面の建物)
〒1 0 2 - 8 5 5 4 千代田区紀尾井町7 - 1
(JR中央線・東京メトロ丸の内線/南北線四ツ谷駅
麹町口・赤坂口から徒歩3分)

http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/accessguide/access_yotsuya
参加費:1,000 円(学生、生保・障害者 500円)
☆どなたでも参加できます。事前申込は、不要です。
☆終了後、懇親会を予定しています。
各自が飲食された分をお支払いいただきます。

講師からひとこと
とかくナショナリストやタカ派と形容されることが多い安倍晋三首相だが、なぜ集団的自衛権行使のための解釈改憲を行おうとしているかをより正確に理解するためには、安倍首相が1993年に初当選を遂げ、ポスト冷戦期つまりは新自由主義的なグローバル化時代にキャリアを築いた政治家であることを踏まえる必要がある。
安倍首相の復古的な歴史修正主義や岸信介の孫として抱える世襲政治家の驕り、気負い、あるいは屈折した情念などが大きな要因として働いていることは否定しないが、集団的自衛権の行使とそれを可能にする手法としての解釈改憲の双方が、過去20年あまりのうちに進展してきた政治と経済の新自由主義化、言い換えれば、権威主義的な寡頭支配(oligarchy)の拡散と密接な関係にあることを中心に論じる。
これに対して、市民社会のうねりは野党共闘を後押しして立憲デモクラシーを擁護することができるだろうか。

講師略歴:
1970年東京生まれ。東京大学哲学科およびオックスフォード大学哲学・政治学コ-ス卒業、プリンストン大学で博士号(政治学)取得。1999年より上智大学で教鞭をとり、2011年より現職。

主な著書:
『右傾化する日本政治』(岩波新書、2015年7月)、
『戦後日本の国家保守主義ー内務・自治官僚の軌跡』(岩波書店、2013年)。
共著に『集団的自衛権の何が問題かー解釈改憲批判』(岩波書店、2014年)、
『街場の憂国会議ー日本はこれからどうなるのか』(晶文社、2014年)、
『民主党政権 失敗の検証ー日本政治は何を活かすか』 (中公新書、2013年)など。

主催: ベグライテン
     HP http://begleiten.org/
FB https://www.facebook.com/begleiten2/
ミシュカの森 FB https://www.facebook.com/mforest
共催: 上智大学哲学科
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メルマガ情報「たんぽぽ舎」5月29日分 転載

様々な情報を集めて、どれが事実かを見極める、思考方法のヒントをもらう、自分でできることを探すなど、皆さんどうされていらっしゃるのかとよく思います。メルマガを送ってもらっていても、数も量もありすぎて、読む時に「ああ、このことね」とばかりにサッと読み流すことをしていて、時々しまった!と振り返ることがあります。でも脱原発の立ち位置で活動されているグループ、団体のメルマガ、お知らせは私たちにとって情報の宝庫です。たんぽぽ舎のメルマガを転載します。
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たんぽぽ舎です。【TMM:No2792】
2016年5月29日(日)
地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします
  転送歓迎
━━━━━━━
★1.ロナルド・レーガンの乗組員の放射能の被害は、内部被ばくです。
     久保 博夫(神奈川在住)
★2. 福井県・美浜町でアメーバデモと脱原発集会−参加歓迎
   6月1日(水)、6月11日(土)老朽美浜原発3号機の新規制基準適合にNO
木原壯林(若狭の原発を考える会)
★3.川内原発の「想定外」を想定する  
連載その2(その1は5/26発信済み)
熊本地震級が襲ったら何処が壊れるか
「弾性範囲」ではない川内原発
山崎久隆(たんぽぽ舎)
★4.もう要らない電気事業連合会
   中部電力が会長で「空中分解」へ−月刊「選択」5月号記事の紹介
                   柳田 真(たんぽぽ舎)
★5.新聞より2つ
 ◆謝罪より 被害明らかに (金曜日の声 官邸前)
(5月28日東京新聞より)
 ◆福井県 廃炉でも核燃料税 ツケは消費者の電気代 
  「使用済み」にも課税方針
(5月27日東京新聞こちら特報部より抜粋)
━━━━━━━
5/30(月)学習会にご参加を!
 「東北ショック・ドクトリン」今、被災地はどうなっているか?
「創造的復興」という名の大惨事便乗型資本主義
 お 話:古川美穗さん(フリージャーナリスト)
 日 時:5月30日(月)19時より21時
 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F) 参加費:800円
━━━━━━━
6/1(水)「九州電力東京支社抗議」「東京電力本店合同抗議」にご参加下さい!
☆川内原発すぐとめろ!「九州電力東京支社抗議行動」
 日 時:6月1日(水)17:30〜18:20
 場 所:有楽町電気ビル前(JR有楽町駅出口すぐ)
 主 催:「再稼働阻止全国ネットワーク」 TEL 070-6650-5549
◇抗議先変更:関電(内幸町)から九電に抗議先を変更します。
☆東電は原発事故の責任をとれ「第33回東電本店合同抗議行動」
日 時:6月1日(水)18:30〜19:30
場 所:東京電力本店前
 呼びかけ:たんぽぽ舎/経産省前テントひろば
 賛 同:東電株主代表訴訟など123団体
━━━━━━━

┏┓
┗■1.ロナルド・レーガンの乗組員の放射能の被害は、内部被ばくです。
 └──── 久保 博夫(神奈川在住)

 「SPA」の最新号の21Pに、6千人以上いる空母(今回はロナルド・レーガン)の艦内では「海水を取り込んで・・放射能汚染された水を料理やシャワーに使っていたのは間違いない。」とあり、高濃度放射能の内部被ばくだからとんでもない被害になっているのです。

┏┓
┗■2.福井県・美浜町でアメーバデモと脱原発集会−参加歓迎
  6月1日(水)、6月11日(土)
老朽美浜原発3号機の新規制基準適合にNO
 └──── 木原壯林(若狭の原発を考える会) 
 
下記2の集会は、数十年ぶりの脱原発集会となります。
この集会を機に、美浜に脱原発の大きな流れを構築したいと考えています。

1.6月1日(水)より2日(木):美浜町内でのアメーバデモ
京都、大阪、滋賀から配車します。
ご参加下さる方は、事前に、木原(090-1965-7102)、高瀬(090-3034-7391)または仰木(080-6184-6042)にご連絡下さい。チラシを配布します。

2.6月11日(土):集会「美浜を原発のない町へ!」
14時より、美浜町保健福祉センターはあとぴあ(美浜町役場隣り)で。
参加費無料
講 演:福井原発訴訟滋賀弁護団長・井戸謙一さん、
    若狭の原発を考える会・木原壯林さん
    滋賀、京都、大阪より配車します
    (人数によっては、バスを用意します)。
主 催:「美浜を原発のない町へ!」実行委員会
連絡先:木原(090-1965-7102)、高瀬(090-3034-7391)、
河本(090-8262-8388)

┏┓
┗■3.川内原発の「想定外」を想定する  
連載その2(その1は5/26発信済み)
 |熊本地震級が襲ったら何処が壊れるか
 |「弾性範囲」ではない川内原発
 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)

◎ ご都合主義の耐震計算

原発の配管類は、これまでは弾性範囲で作られてきたと記録されている。旧耐震設計審査指針に基づき地震応答解析をしていた時代またはそれ以前に、今の原発は全て建てられている。(旧耐震設計審査指針策定は1981年6月12日)
基準地震動S2は372ガルであり、この値で十分耐えられる設備ならば合格した。この値で計算した弾性範囲に設備のほとんどは収まっていた。
しかし2006年に耐震設計審査指針が改定され、その後川内原発は基準地震動が540ガルに引き上げられた。
その後、新規制基準に基づく規制委員会の適合性審査の中で、影響を受ける地震の見直しなどを経て620ガルが基準地震動の値になった。
基準地震動を上げ続けていたが、設備の本質は変わっていない。計装系を含む配管類を強化しようと思えば厚みを増すのが手っ取り早いが、配管が1ミリでも太くなると構造を通せない。特に冷却系配管は断熱材を巻くので太くすると定められた隙間を維持するため建屋の配管口を大きくせざるを得なくなり大規模工事になる。つまり配管を通せないことになる。
そのためもともとの設計で作った配管が、620ガルでも耐えられるという作文をし続けてきたのが工事認可申請の姿だった。強度不足に陥っているのを隠すために、「商業上の秘密」を口実に白抜き黒枠にしたとしか思えない。
配管や建屋には普段から重さや圧力がかかるので、一定の強度が求められる。それに加えて地震の影響を受ける。
常時高温高圧の冷却水が流れる主配管は、元の強度が高いので、地震の力を大きくしても「余裕」の中に収まる。しかし通常でも脆弱な蒸気発生器の細管やECCSのように口径の小さい配管などはもともと余裕が少ないのでたちまち厳しくなる。
蒸気発生器の細管は許容値492メガパスカルであるが、応力は563メガパスカルに達している。地震の揺れで変形する可能性がある。もともと傷があれば破断するかも知れない。

◎ 地震で破壊される場所

最初に何が壊されるかを知るには、工事計画認可申請に書かれた地震解析の資料を読むしかない。
最も脆弱なのが「安全注入設備配管」で、他に応力が許容値を超えている設備としては「主給水設備配管」「蓄圧タンク注入管台」「充てん管台」がある。なんと一次冷却材系統が全滅だ。さらに驚くべきは累積疲労係数が0.5を超える設備が「加圧器サージ管台」「一次冷却設備配管」である(いずれも1号機)
特に加圧器サージ管台は累積疲労係数が0.723である。
2度のマグニチュード7クラスの地震で破損する設備は、上記設備群である。もちろん外部電源系統や内部電源設備(メタクラ等)も破壊されるだろうから、電源喪失状況下でこういった配管類が破壊される。
特に深刻なのは、加圧水型軽水炉特有の加圧器と蒸気発生器だ。これらは脆弱な配管の上に載っていたり10000本を超える肉厚の薄い配管群で構成している。大きな力が2度、3度もかかれば、破損する危険性が極めて高く、かつ破損して一次冷却材喪失事故に至ると止める術がないのである。

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┗■4.もう要らない電気事業連合会
 |  中部電力が会長で「空中分解」へ−月刊「選択」5月号記事の紹介
 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎)

○月刊「選択」はユニークな雑誌だ。定期購読者制(1年12000円)で、書店では売っていない。川柳の乱鬼龍さんがいつも図書館で読んで、原発関係の記事をコピーして渡してくれる(ありがとう)。
今月号は2本。東京電力「社長人事」で酷い内紛−「守旧派」が改革潰しで暗闘中と、もう要らない「電気事業連合会」−中部電力(三男坊)が会長で「空中分解」へ−の2つのコピーをいただいた。後者の核心的な部分を紹介する。(2頁の記事)

○電事連(電気事業連合会)は最強クラスの圧力団体

電事連は1952年に設立されてから、電力会社の総本山的存在として、数ある業界団体の中でも最強クラスの圧力団体として機能してきた。
地域独占に守られ、全国津々浦々に組織・人員をもつ電力会社は、政治家にとっては票田そのものだった。バックに政治家がいる電事連には、監督官庁の経済産業省でさえ逆らえないという時代が長らく続いた。
だが、電事連が強大な権限を持てたのは、8人の会長を輩出し、中心的役割を果たした東電の力によるところが大きい。
その東電は原発事故で壊滅状況に陥り、電事連のおもりをするどころではなくなった。「東電が去り、電事連を関電に任せて大丈夫かという声は多かった。次はさらにその下の中電がなるわけだから…」と前出の他電力関係者は不安をあらわにする。
中電は電事連会長ポストを関電から奪い取り、早くも業界の盟主気取りだが、電力各社は浮き足立つ三男坊に冷たい目を向ける。
「中電は電事連の最大のミッションが原発推進と理解しているのか。中電は原発を浜岡1カ所しか持たないし、その浜岡は南海トラフ巨大地震の震源にあるため、ほかの原発以上に再稼働は難しい、そんな会社がいくら原発推進を唱えても、説得力があるだろうか」(前出とは別の他電力関係者)
原発利権を自ら手放すならば国民にとってこんないい話はないが、原発に命を懸ける電力各社はたまったものではないだろう。

○最後の結論−家賃毎月4000万円、電気料金から

自家撞着と空中分解により、電事連の凋落はもはや免れないだろう。電事連は経団連会館の16階と18階にオフィスを構えるが、それぞれのフロアは500坪強。周辺の賃料相場である1坪4万円を当てはめると、毎月ざっと4千万円かかる計算だ。これも全て電気料金から支払われている。電事連存続が国民生活のプラスになることはない。

┏┓
┗■5.新聞より2つ
 └──── 

 ◆ 謝罪より 被害明らかに (金曜日の声 官邸前)

福岡市のヘルパー 草野美紀子さん(61) 核廃絶は実現していないが、オバマ大統領が以前にも核兵器を廃絶すべきだと言ったことは印象深い。謝罪より原爆の被害を明らかにしてほしい。二度と戦争は起こしてはならないし、第二の広島や長崎をつくってはならない。
 東京都杉並区のヘルパー 名取裕司さん(35) オバマ大統領の広島訪問で、日米双方が戦後の清算をしようとしているのではないかと疑問を感じてここに来た。これを機に、米国に追随し戦争に向かう日本の現実を直視したい。核の問題も原発の問題と合わせて考えたい。
(5月28日東京新聞より)

◆福井県 廃炉でも核燃料税 ツケは消費者の電気代 
  「使用済み」にも課税方針

廃炉になった原発にも「核燃料税」を課すことを、福井県が決めた。6月議会に条例案を提出し、11月から始めるという。税を納めるのは関西電力など電力事業者だが、実際は電気料金を支払う消費者の負担増になる。それにしても、発電しない施設にまで課税するのは、おかしくないか。立地自治体は原発からの税収に財政を頼ってきたが、廃炉になっても頼り続けるのか−。 
「廃炉になっても原発の解体作業が終わるまで、住民の安全対策が引き続き必要だ。原発がなくなることによる産業転換にも費用がかかる」
 福井県税務課の担当者はそう説明した。 (中略)
 これまでも原発に核燃料税を課してきたが、廃炉は対象外だった。廃炉の税率は通常の原発の「出力割」の半分にするという。 (中略)
 それにしても、廃炉になったら発電はできない。発電能力に課税するというのは、筋が通らないのではないか。 (後略)
(5月27日東京新聞こちら特報部より抜粋)
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【緊急声明】 G7首脳たちは、福島原発事故のもたらした人々の苦しみにこそ目を向けるべき

・・・・・・・・・伊勢志摩サミット・・・・・Abeの立ち位置は分かっているつもりでいても、・・・・サミットもこんなお芝居するだけと理解していても、やはり心に痛みを感じます・・・・・・・

G7伊勢志摩サミットの宣言文(原発部分のみ抜粋・28ページ)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000160267.pdf

我々は,福島第一原子力発電所における廃炉及び汚染水対策の着実な進展,並びに福島の状 況に関する国際社会の正確な理解の形成に向けて,国際社会と緊密なコミュニケーションの下で オープンかつ透明性をもって日本の取組が進められていることを歓迎する。原子力の利用を選択 する国にあっては,原子力は,将来の温室効果ガス排出削減に大いに貢献し,ベースロード電源 として機能する。これらの国においては,原子力政策に対する社会的理解を高めるために,科学的知見に基づく対話と透明性の向上もまた極めて重要である。我々は,原子力の利用を選択する 全ての国に対し,独立した効果的な規制当局を含め,安全性,セキュリティ及び不拡散において 世界最高レベルの水準を確保し,その専門的な知見や経験を交換することを求める。我々は,国 際原子力機関(IAEA),OECD 原子力機関(NEA)及び世界原子力発電事業者協会(WANO)など の国際機関を通じて相互協力と情報交換が行われることを歓迎する。

Foe 満田かんなさんからのメールを転載します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
みなさま(重複失礼・拡散歓迎)

G7伊勢志摩サミットの宣言文が発表されました。
いろいろひどいとは思いますが、とりわけ原発部分については目を疑う内容です。
「我々は,福島第一原子力発電所における廃炉及び汚染水対策の着実な進展,並びに福島の状況に関する国際社会の正確な理解の形成に向けて,国際社会と緊密なコミュニケーションの下でオープンかつ透明性をもって日本の取組が進められていることを歓迎する。
原子力の利用を選択する国にあっては,原子力は,将来の温室効果ガス排出削減に大いに貢献し,ベースロード電源として機能する。」などとしています。

FoE Japanでは、以下の緊急声明を発表しました。
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【緊急声明】 G7首脳たちは、福島原発事故のもたらした
人々の苦しみにこそ目を向けるべき
http://www.foejapan.org/energy/world/160527.html

本日、「G7伊勢志摩首脳宣言」が発表されました。
この中で、福島原発事故に関して、「廃炉及び汚染水対策の着実な進展」「オープンかつ透明性をもって日本の取り組みが進められている」とし、「原子力は,将来の温室効果ガス排出削減に大いに貢献し,ベースロード電源として機能する」としています。
しかし、宣言文では、福島原発事故がもたらしたとりかえしのつかない惨禍、永遠に失われてしまった美しい故郷やそこで暮らす人々の営みやつながり、そして、今もその被害が続いていることにはいっさいふれていません。
事故はまだ終わっていません。多くの方々が過酷な収束作業にあたっていますが、大量の汚染水はもれ続けており、タンクの数が追いつかず逼迫した状況にあります。
対策として登場した「凍土壁」は、経産省の密室の会議の中で、きわめて不透明なプロセスで選定された上、未だにその効果を発揮していません。
本来であれば、規制をすべき立場の原子力規制委員会が、汚染水の放出をせかしている状況です。
福島県からだけでもいまだに10万人近くの人々が故郷から離れ、避難生活を送っています。
その多くが、「帰還しない」「帰還か移住か決められない」としています。
それなのに、政府は、遅くとも来年の3月までには、帰還困難区域を除く避難区域を解除し、自主的避難者の住宅支援を打ち切る予定です。
すなわち、統計上からも「避難者」をどんどん減らし、被害を小さくみせ、形だけの復興を演出しているのです。
福島県県民健康調査で甲状腺がんまたは疑いと診断された子どもたちは、現在、166人にのぼっています。
世界の首脳たちが目を向けるべきは、このような現実、いまも続く人々の苦しみです。
福島原発事故の被害の大きさをふまえ、核なき世界に向け、再生可能エネルギーの促進や省エネ型の社会、大量エネルギー消費社会からの脱却をこそめざすべきでしょう。

以上

G7伊勢志摩サミットの宣言文はこちら
http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000160267.pdf
--

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あれから2年・・平和行進・・いわき市から東京に避難している11歳児童の訴え

久しぶりにfacebookを除いて、目にした記事・・・
いわき市から避難している、2014年5月当時11歳の男の子が、東京で開かれた「原水爆禁止国民平和大行進の出発集会」で訴えた文章。
友人のコメントは、
「このところ疲れがでてきて行動力ダウン気味。
11歳の小学生の言葉を読んで力が湧いてきました。」
”忙しく働き過ぎてる頑張り屋さんの彼女の顔を思い浮かべました。
私は、反対に「彼が11歳だった、あれから2年・・私は何をしたのか・・。既に老齢の域に達しているからか、それとも無意識に出来ないと思っているのか、それとも・・・・、13歳になった彼に何を見せ、何を渡せるのか。”安全な未来を渡してください”と至極当たり前のお願いを、私はまだ渡せないどころか、より危険な未来にしているのではないか・・」と心が揺れ動きます。ゴメンナサイ。謝って済ませられないことばかりが起きています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
http://ameblo.jp/mogari25/entry-11858247270.html
【平和行進】
福島県いわき市から東京に避難している11歳児童の訴え

5月6日に東京都江東区夢の島の第五福竜丸展示館前でおこなわれた2014年原水爆禁止国民平和大行進<東京-広島コース>出発集会の中で、福島県いわき市から東京に避難している11歳児童の訴えが参加者の胸を打ちました。全文を紹介します。

ぼくは、原発事故の次の日に、福島を離れてから、一度も自分の家を見ていません。
2年生の3月に、急にぼくは東京の子になりました。家も学校も友達も、楽しかった事が急にみんな消えて、ひなん所から知らない学校へ行く生活が始まりました。

弟も、ぼくも、泣いたり吐いたりしながら、ただ、しなければならないことをがんばりました。

ぼくたちは、くいきがいひなん だから、ばいしょう金がほとんどもらえないので、みんなたいがい貧乏です。
そして、ほとんどの子が、お父さんと離れ離れの生活をしています。

お父さん達が福島で働かないと、ぼくたちは避難を続けられないからです。原発事故さえなければ、ぼくらはみんな、自分の家で、家族そろって普通に暮らせたはずです。

ぼくも、1年半はお父さんと離れ離れでした。たまにお父さんに会える日はすごく嬉しかったけど、お父さんが帰るたびに、弟が布団にもぐって泣くので、すごくつらかったです。ぼくも弟と同じ気持ちだったから。

ぼくのお父さんは、一人で福島の家に残ってがんばったけど、心と体が壊れて、仕事を辞めて東京へ来ました。やっと一緒に暮らせるようになったけど、今でもいろいろ大変なことがあります。

広島や長崎の原爆のことは、話には聞いたけれど、まさか69年もたって、自分の家の上にも同じ様なものが降ってくるなんて、そして、その見えない毒が、ぼくたちの生活をめちゃくちゃにしてしまうなんて、夢にも思わなかったです。

ぼくたちは、原発事故でたくさんのものを失いました。自分の家や家族の笑顔や、たくさんの楽しい事が、みんな消えてしまいました。

こんなことを二度と繰り返してほしくないから、どうかぼく達が政治を動かせる日まで、この国を守っていてください。そしてぼくたちに、原爆も原発も無い、安全な未来を渡してください。ぼくたちは、それを引き継げるように、一生懸命勉強してついていきます。
よろしくお願いします。

5・30 住宅提供・区域指定・賠償の継続を求める共同行動・デモ・申し入れ

福島第一原発事故で、避難を強いられた人たちの無償住宅供与の打ち切りが来年3月に迫っている中で5月25日の新宿デモに続き、5月30日に福島市で原発被害者訴訟全国連絡会(全訴連)と・原発事故被害者団体連絡会(ひだんれん)の2つの団体が共同行動・&デモ&申し入れをします。ご参加ください。また共同声明に賛同される避難者を募っています。5月27日、今週の金曜日までにひだんれんまで連絡をお願いいたします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
住宅提供・区域指定・賠償の継続を求める共同行動&デモ&申し入れ
【住まいを奪うな!】
5月30日(月)
10:00〜11:00 共同集会 福島市市民会館
11:00〜11:40 デモ
11:45〜12:00 福島県庁申し入れ
13:00〜    共同記者会見
主催 
・原発被害者訴訟全国連絡会(全訴連)
・原発事故被害者団体連絡会(ひだんれん)

【共同声明避難者個人賛同募集】
お名前・避難元・避難先をひだんれんまで
    Eメール、お電話、FAXでお知らせ下さい。
*電 話   080−2805−9004
*FAX   0247−82−5190
*Eメール  hidanren@gmail.com
*締め切り  5月27日(金)までにお願いします。


(例)のようにご記入ください。

お名前
避難元
避難先
(例) 福島太郎 大熊町 会津若松市
(例) 田村美代子 郡山市 京都市
(実名は出せない場合)匿名 南相馬市 山形市


https://drive.google.com/file/d/0Bw9-NJsCQLz9TlZpRmF0UG92c1U/view?usp=sh
【原発事故被害者団体共同声明】
住宅の無償提供継続を要求する
    
私たち2団体は、福島第一原発事故による被害者団体です。
東京電力福島第一原発事故から5年、被害者の困難と悲しみは今も続いています。
この事故を引き起こした国と東京電力は、被害の全てを償う責任があります。福島県は、住民の命と健康と生活を守る責任があります。
その責任を果たさないまま、政府と福島県は来年春をめどに帰還困難区域を除く全ての避難指示を解除し、賠償を打ち切り、被害者を消し去ろうとしています。特に住宅無償提供打ち切りは、避難指示区域外からの避難者をはじめとする、全ての被害者の問題です。

避難者たちは原発事故後ふるさとを後にして、多くの人々に支えられ、苦しみに耐えながら、なんとか避難先での新しい生活を築いてきました。その矢先、政府と福島県が、避難指示区域外からの避難者のただ一つの命綱である住宅の無償提供を、来年3月限りで打ち切ろうとしていることは、経済的困窮を引き起こし、多くの人々の生活基盤を失わせることになります。

原発事故は、いまだ収束していないばかりか、付随する数々の問題はほとんど解決していません。放射性物質は、森や田んぼや畑や川や海に降り積もったままです。除染による放射性廃棄物が山積みされ、多くのホットスポットが存在しています。2015年の復興庁による住民意向調査では約50%が戻らない、約30%が判断がつかないとしており、戻りたいは20%を下回っています。そして現在利用している借り上げ住宅に継続して暮らしたいと、多くの避難者が希望しています。そのような中で、住宅提供を打ち切り、事実上帰還を迫るやり方は、私たちの生きる権利を否定する暴挙です。

私たちには命や健康、暮らしを守る権利があります。それが阻害されたことに対する賠償は当然のものです。政府と福島県は、被災者の選択を支援するのは国の責務であるとする「子ども・被災者支援法」の原点に立ち返り、誠意をもって私たちと話し合い、私たちが納得できる対策を続けるべきです。
私たち2団体は力を合わせ、被害者が安心して生活ができるまで、住宅の無償提供を継続することを要求し続けます。

      
  2016年5月30日
原発被害者訴訟原告団全国連絡会
原発事故被害者団体連絡会

5・25新宿西口緊急アピール 原発事故避難者を追い込まないで!と署名

以下、抗議行動と署名があります。出来ることは限られていると思わずに、まずはしていきましょう、
地方に住む方、抗議行動に参加できない方、署名という方法をお願いします。
病気の知り合いは、病室でも署名と反対の意思表示をすることは出来ると言って、『署名はネットでするから教えて。バッジやタグも頂戴!」と言います。彼女のベッドの周りにいつもタグなど置いて、病院関係者にアピールしています。
メールでお知らせがありました。明日という近々のお知らせですが、よろしくお願いします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5・25新宿西口緊急アピール 原発事故避難者を追い込まないで
日時:5月25日(水)17:30〜19:00
 場所:JR新宿駅西口
 主催:原発事故被害者の救済を求める全国運動

参照:ちなみに福島県から東京都の避難者は5,551人(福島県による)。こちらに福島県が発表した福島県から県外への避難者数が掲載されています。
http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/163325.pdf
福島第一原発事故で、避難を強いられた人たちの無償住宅供与の打ち切りが来年3月に迫っています。避難者の多くは経済的に困窮しており、この住宅支援はいのち綱。
打ち切りは、母子家庭や、二重生活を強いられ経済的に苦しい家庭にとっては、経済的な圧力で帰還を強いられることにほかなりません。
いま、東京都の職員と福島県の職員が、避難者を個別に呼び出し、現在の都営住宅などからの事実上の退去を迫っています。避難者は、経済的にも、精神的にも、追い詰められた状況となっています。
原発事故被害者救済を求める全国運動は、東京都庁近くの新宿駅西口前で、緊急街宣活動に取組む事としました。
「舛添さん、原発事故の避難者の無償住宅供与を、東京都として継続してください。そのために税金を使ってください!」と声を上げましょう!


オンラインの伸び悩み署名に署名のお願い
署名まだの方、ぜひご協力よろしくお願いいたします。
「原発事故避難者の住宅支援の継続を求める東京都民有志の会」によるオンライン署名が立ち上がりました。
都民でも、都民でない方もぜひご署名を! 
https://goo.gl/GrmROL

2006年、2011、1994年の3つの原発動画から見えてくるもの

3つの動画を集めてみました。
なんのことはない、動画を観始めていたら、他の動画が出てきたので、あれ?と思って体裁を整えただけです。
集めたというほどではないので、導入の言葉だと思ってください。
一つは2006、7年頃の番組、二つ目は2011年4月放送の番組、そして3つ目は1994年の資源エネ庁単独提供番組です。

2006、7年の動画はまさか起きるはずが日本ではないだろうという立ち位置でのチェルノブイリ事故のレポート。
2011年4月の動画は如何にして福島原発事故を小さく見せるかに苦心した番組。
最後が1994年の原発の広報番組のようなもの。
それぞれの番組のナレーションが空々しく聴こえます。
3つを観た後に感じるものがあればと思います。
それぞれの時間を書きましたので、時間の許す範囲でご覧ください。
ただし、まとめて観る事、お勧めです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1)「チェルノブイリ原発事故」ザ!世界仰天ニュース.35分41秒
2014/06/01 に公開
2006または2007年にテレビ番組で放映されたもの。
https://youtu.be/I8H196VpN3w
私は初めてこの動画を見ました。日本人のコメント、観客(番組内)の声を聞いていて、なんだか虚しかったです。

2)チェルノブイリ 25年 知られざる真実
2011年4月22?23日関西テレビで放映。
https://youtu.be/Gvjzt5yy3_o
こちらは、チェルノブイリの25年(放射能封じ込めの真実)という題の関西テレビのMrサンデー(15分22秒)という番組。
福島原発事故の40日後の番組放映です。出演者と司会者達発言への突っ込みどころ満載です。

3)原子炉の蓋が開くとき
「原子炉のふたが開くとき」守れるか地球!21世紀のエネルギーの道  
2012/10/07 に公開 49分20秒
1994年3月放送 資源エネ庁単独提供番組
https://www.youtube.com/watch?v=yJBrQO8eZlA
見ていて吐き気がします。

5月21日(土)東京銀座・反モンサント大行進(世界各国)日本にも!

福島の原発爆発以来、食料の安全を確保するのに労力を必要としています。それ以前からの遺伝子組み換えのない食料を求めるのを加えると、大変な労力となります。安全な食料を特殊なお店で購入、宅配便等にすれば金額も高くなり、家計を逼迫させています。家庭の主婦という言葉は死語になり、誰もが厳しい労働条件の中で働いていて、食料を選ぶ時間もない方が多いはず。
全世界でモンサント社への抗議行動“March Against Monsanto”をしているというのに、やっと日本は今年からできるのですね。
戦争させない国にする活動、被ばくから子供たちを守る活動、原発を止める活動と目白押しの中で日程を確保するのは大変ですが、黙っているだけでは、何も変わりません。よろしくお願いします。
政治的な集会に行かないという人も、食べ物には行くかもしれません。周りの抗議抗議行動にアレルギーを持っている人に声をかけてくださいませんか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日本でもMarch Against Monsanto(反モンサント大行進)

●日時:2016 年 5 月 21 日(土)15:00 ~ 16:30
●プログラム:15:00 銀座、水谷橋公園に集合
15:30 デモ出発16:30:解散

*水谷橋公園へのアクセス
住所:東京都中央区銀座 1-12-6
地下鉄・銀座一丁目駅 10 出口から徒歩約 2 分
      宝町 駅 A4 出口

2016年5月17日 —
遺伝子組み換え関連のトップ企業、モンサント社。
アメリカ政府との癒着によって食品行政を支配し、“モンサントポリス”という私設の警官を使って農家を監視するなど、その強引な手法は世界中で非難を浴びています。
遺伝子組み換え食品は安全だ、と主張しながら、アメリカで表示義務化を求める動きがあると、それを必死でつぶそうとするのも、モンサント社に代表される企業群です。

このモンサント社に対して世界中の市民が「NO!」を突きつける“March Against Monsanto”というイベントが5/21(土)に計画されています。
日本でも有志が集まって、15:00~銀座にて集会と、日本モンサント社前を通るデモを行うということです。
モンサント社の強引なやり口に反感を覚えられる方、遺伝子組み換え食品の表示を求める方は、ぜひ、このデモにご参加ください。
集合場所等の詳細は以下のリンクをご覧ください。プラカード等も掲載しています。
//////////////////////////
http://geneticroulette.net/archives/2688
今、なぜ、世界でモンサント反対デモか?

遺伝子組み換え作物の栽培が始まって今年で20年、遺伝子組み換え作物の栽培は世界で大きな問題を作り出してきました。栽培地域での生態系の破壊、住民のガンや出生異常などの健康被害、世界の消費者や家畜の健康被害への懸念、さらには遺伝子組み換え企業による食料生産の支配などへの懸念が高まっています。
遺伝子組み換えと健康被害

昨年3月にはWHOの外部研究機関がモンサントの殺草剤(農薬)ラウンドアップ(グリホサート)を実験動物上での発ガン性認定となる2Aにランク付けしましたが、モンサントはラウンドアップがこのような健康被害を生み出すことを長いことひた隠ししてきたことがわかっています。しかし、モンサントは米国政府との近い関係を利用して、危険性を訴える意見を踏みつぶしてこの殺草剤を世界に売り出すことに成功させ、ラウンドアップはモンサントのドル箱となりました。
モンサントが開発した遺伝子組み換えはこのラウンドアップの特許が切れた後もモンサントが独占して売り続けるために、考案されたと言います。そうして作られたラウンドアップとセットで売られるラウンドアップ耐性遺伝子組み換え種子は世界のデファクトスタンダードとなり、モンサントのもとには他の遺伝子組み換え企業からもこのラウンドアップ耐性技術の特許料が入り込むことになりました。
この遺伝子組み換え作物もラウンドアップに劣らず、それを食べる人に健康被害をもたらすことが世界のさまざまな研究で指摘されています。もう1つの遺伝子組み換えに害虫抵抗性遺伝子組み換え(Bt)がありますが、虫が食べたら死ぬようなタンパクを生成するように遺伝子組み換えされており、モンサントは虫が食べたら死ぬが、哺乳類には問題ない、と宣伝してきています。しかし、それを食べた家畜が下痢を起こしたり、死ぬケースが世界で報告されています。この遺伝子組み換えが登場してから人間にも腸の問題が大きくなっていることがデータとしても確認されています。

モンサント社とはどんな企業?

世界の多くの国が遺伝子組み換えを使った食品にはその表示義務を課す遺伝子組み換え食品表示義務を課していますが、モンサントはその制度を攻撃し、米国政府やその同盟政府と組んでそうした制度の攻撃を進めてきました。米国での遺伝子組み換え食品表示義務は米国の消費者の長年の夢でしたが、それもモンサントが先頭にたって潰してきました。遺伝子組み換え技術に批判的な研究にも組織的な攻撃を行ってきたことが明らかになっています。
なかなか遺伝子組み換え耕作を承認しない世界の政府に対して、モンサントは米国政府を通じて恫喝をかけています。こうした民主主義とありえないことを行うモンサント社とはどんな会社なのでしょうか?
モンサント社は種子市場で世界最大のシェアを持つ企業ですが、もとは戦争を通じて大きくなった化学企業でした。その手がけた製品とはサッカリン、PCB、DDT、アスパルテーム(人工甘味料)、牛成長ホルモンなど健康被害を引き起こし、禁止されたもの、あるいは禁止運動の対象となっているものばかりであり、さらにモンサント社は原爆製造計画やベトナム戦争での枯れ葉剤製造にも関わっています。
その上、生態系に破滅的な影響を与えると懸念され、世界的な禁止が成立している自殺種子(ターミネーター種子)の技術を所有し、日本モンサント社のWebサイトではターミネーター種子は一切開発も販売も考えていないといいつつも、実際にはブラジル国会などを通じて、禁止を解くための働きかけまで行っていることがわかっています。
モンサント社は自由貿易協定などを通じて、世界の農民に種子企業から種子を買わせることを強制し、種子企業を買収し、独占することで、世界の食料生産を支配することを狙っています。アフリカやラテンアメリカの農民からも自分たちの種子をモンサントが奪おうとすることに対して大きな怒りの声があがっています。
世界の人びとがこうしたモンサント社の実態を知り、それに反対する行動を行ってきた結果、このところ、モンサント社の株価は落ち、モンサント社は研究所をいくつも閉鎖し、リストラせざるをえない状況になっています。そうした行動の元になってきたのが世界で同時に行われるMarch Against Monsanto(モンサントに反対する行進)です。

日本でのモンサント社とは?

モンサントは日本ではどんな存在なのでしょうか? 日本では現在、遺伝子組み換え作物の商業栽培は行われていません。そのため、日本でのモンサントの存在は見えにくくなっています。しかし、日本は実はモンサントの大きなお得意様なのです。日本は世界で最大級の遺伝子組み換え輸入国で、しかも日本の遺伝子組み換え食品表示は既存する世界の制度の中でもっとも緩いため、日本の消費者は知らないうちに大量の遺伝子組み換え食品を食べています。
そして、日本政府は米国政府以上にモンサントの要求に対して従順で米国政府よりも先にモンサント社の遺伝子組み換えを承認することもよくあります。フランスなどでは一般の店では売ることが禁止されているモンサントのラウンドアップも日本ではホームセンターなどでは大々的に売っており、規制されていません。日本は現在、モンサントの天国と言ってもいい状況です。
日本政府も批准に向けて動き出しているTPPを成立させることで、各国政府の権限が弱められ、遺伝子組み換え企業への反対がより困難となり、企業特権が認められてしまうことが危惧されています。種子の権利が農民から取り上げられることを世界の農民は危惧しています。遺伝子組み換えとその殺草剤に問題があることが世界的に明らかになってきたにもかかわらず、TPPによって、それに蓋をして反対できないような世界に作り替えられようとしています。そんな世界はごめんです。
消費者の健康や生産者の権利を奪うモンサントに対して日本からもノーの声を上げていく必要があります。

ぜひ、あなたもモンサントに対してノーの声を!
●日時:2016 年 5 月 21 日(土)15:00 ~ 16:30
●プログラム:15:00 銀座、水谷橋公園に集合
15:30 デモ出発16:30:解散
水谷橋公園へのアクセス 住所:東京都中央区銀座 1-12-6
銀座一丁目駅 10 出口から徒歩約 2 分
宝町 ( 東京都 ) 駅 A4 出口


福島原発告訴団からのお知らせ(5月21日千駄ケ谷・7月18日いわき市)

福島原発告訴団からのお知らせを掲載します。
5月21日(土)東京・千駄ケ谷にて集会
*福島からバスが出ます。
7月18日(月・祭日)いわき市にて集会
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
告訴人・支援者のみなさま

◆5.21原発事故被害者集会◆
『ただちに公判をひらけ!東電3被告の刑事裁判』『汚染水放出告発 福島検審は起訴議決を!』 
日時 2016年5月21日(土) 14:00~16:00
場所 千駄ヶ谷区民会館(原宿駅徒歩8分)
主催 福島原発刑事訴訟支援団・福島原発告訴団
プログラム
14:00 開会
・告訴団・支援団の現状報告
・被害者の証言
・みんなで歌おう
16:00 閉会
*福島からバスがでます
8:00福島駅西口、9:00郡山教組会館
・乗車場所・ご連絡先をお知らせください
・料金は1500円です

◆7.18 これ以上海を汚すな!いわき集会(仮)◆
東京電力の汚染水放出について刑事告発していた事件は、3月29日に福島地検が不起訴処分としましたが、この事件についても検察審査会に申し立てをし、市民による判断を仰ぎます。
7月18日の海の日には、夫婦漫才師ながら東電の記者会見に通いつめ、福島第一原発の状況や東電の事故対応などに精通している、おしどりマコ・ケンさんをゲストに招いた集会を開催する予定です。まだ会場は未定ですが、決まり次第再度ご案内いたします。
日時 7月18日(月曜祝日)午後を予定
場所 いわき市・会場未定
海渡弁護士による汚染水問題の解説も予定しています。

☆☆☆
福島原発告訴団
福島県田村市船引町芦沢字小倉140-1
電話 080-5739-7279  
Eメール 1fkokuso@gmail.com
ブログ http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/

たんぽぽ舎メルマガより『原発棄民』・国が牙をむいて私たちに襲い掛かってくる

国が牙をむいて襲いかかってきているように感じます。
現在さまざなな形で原発災害から自主避難(自力避難)した方達への圧力がかかっています。ヨーロッパに流れ込んできた難民たちの姿と重なります。明日は我が身と気づき、まずは行動。私たち自身が具体的な行動を起こさなければ、何も変わりません。それだけは確かです。
以下「行動」について火炎瓶テツさんの言葉が心に残りましたので、これも転載ですが、掲載させていただきます。
鍵盤乱麻さんのブログ (鍵盤乱麻さんは自分一人で行動されているだけでなく、また、よく火炎瓶テツさんとご一緒のところもお見受けしています。)
May 10, 2016「ケイマン諸島に日本のカネが63兆円」から一部のみ
http://kenbanranma.cocolog-nifty.com/todayes_eye/2016/05/post-b323.html
(9日抗議スタート時点の火焔瓶テツさん)
▼ご家庭で健やかな日常をお過ごしの皆さんお元気でしょうか?今国会では、きょう10日にも「刑事訴訟法改正」「ヘイトスピーチ禁止」「盗聴法の拡大」が委員会採択されようとしています。これが国会を通ると日本は戦前の治安維持法の世界に逆戻りします。テレビではまったく報道されません。新聞も目を凝らしてみても記事は見つかりません。参加者はスタート時点では片手で数えられるほどでした。ご病気や怪我で寝ている筈のK女史も老骨に鞭打って参加されたのには驚きました。世の中の動きにまったく興味がなくて、自分の世界に閉じこもっていても結構ですが、気づいて我に返った時は既に手遅れです。木曜日までの行動にぜひ参加して下さい。もしくはツイキャスで声援を送って下さい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
たんぽぽ舎です。
2016年5月12日(木)地震と原発事故情報−7つの情報をお知らせします
                            転送歓迎
┏┓
┗■4.原発棄民=この国の政府は原発避難者を消滅させようとしている=
 |  20ミリシーベルト安全神話=「さあ、帰ろう」
 |  「自主避難したから、生活苦?それは自己責任です。どうぞご勝手に」
 |  それはひどいだろう!
 |  4/20トークイベントの報告
 |  日野行介さん(毎日新聞記者)、吉田千亜さん(ママレボ)
 └──── 渡辺マリ (たんぽぽ舎ボランティア)

〇「壊れていった」お母さん
 国が決めた「線引き」に従った賠償。故に「自主的に逃げた人」=「自己責任」
生活のために、一日中働き、子どもの世話をし、そしてついに離婚…。
くたびれはてたお母さんは少しずつ「壊れていった」。
 アルコールに溺れ、子どもに笑顔も見せられず、子どもはお母さんの顔色を窺う…。
 これではいけない、少しでも気分を変えて明るい生活をしなければ、子どもが可哀想と思ってカーテンを買った。そして近所の人に言われた。
「いいわねえ、避難者は東電からお金をもらえて」
   「ルポ・母子避難」より一部抜粋。

〇「原発事故避難者のいのち綱を切らないで!」
 政府と福島県は2017年3月までに帰還困難区域以外の避難指示解除、住宅提供を打ち切る方針を示した。
 「これで仮設と賠償を打ち切られたら首くくる人が出るよ」「原発棄民」より
→避難者のための法は作らない、いまある法の枠内に押し込める=被害の矮小化

〇「帰還」か、それとも移住か…二者択一で追い込まれる原発避難者
 戻ればそこは「20ミリシーベルトのふる里」とどまれば「生活保護」?
 「復興の加速化」の名のもとに=この国の政府は原発避難者を消滅させようとしている=
☆大勢の参加者の皆さん、有難うございました!
  (このトークイベントは4月20日に行われました)
☆「原発棄民=フクシマ5年後の真実=」日野行介さん著 毎日新聞出版
 「ルポ母子避難=消されゆく原発事故被害者=」吉田千亜さん著 岩波新書
   (たんぽぽ舎で販売しています)
☆もう一つの「復興」=惨事便乗型資本主義=
 ショック・ドクトリン:政変、自然災害など、破滅的な出来事の直後、人々はショック状態に陥る。その隙に付け込んで、普段なら絶対できないような大資本のための政策を実行する。これをショック・ドクトリンという。
      「震災は千載一遇の機会」

※5月30日(月)学習会のお知らせ
「東北ショック・ドクトリン」=創造的復興という名の惨事便乗型資本主義=
の学習会を開きます。

  「東北ショック・ドクトリン」
  今、被災地はどうなっているか 創造的復興という名の
  社会的実験にさらされる人々

  お 話:古川美穗さん (フリージャーナリスト)
  日 時:5月30日(月)19時より21時
  会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
  参加費:800円

東京都に声を!/各地で声を! 原発事故避難者の住宅支援の継続を

現在さまざまな形で原発災害から自主避難(自力避難)した方達への圧力がかかっています。ヨーロッパに流れ込んできた難民たちの姿と重なります。明日は我が身と気づき、まずは行動。私たち自身が具体的な行動を起こさなければ、何も変わりません。それだけは確かです。
Foeからのメールを転載します。
東京都に声を!/各地で声を! 原発事故避難者の住宅支援の継続を/6・4は板橋区立文化会館へ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
みなさま(拡散歓迎/重複の際は失礼します)

FoE Japanの満田です。たびたび失礼します。
国による原発事故の避難者の住宅支援打ち切りが来年3月に迫っています。
避難者たちは経済的にも心理的にもおいつめられ、貧困か、被ばくを覚悟した帰還かをせまられる状況です。
東京都では、都営住宅など避難者が多く住んでいる団地で、東京都と福島県が、避難者を個別に呼び出して面談をするそうです。「理解を求める」という耳ざわりのよい言葉で、帰還を迫るのではないかと思われます。

★都民のみなさん、東京都に対して、「原発事故避難者の帰還を迫るな!」の声を届けてください。
都民の強い声を届けましょう。東京都にはその責任があるはずです。
(都民じゃない人も、ぜひ!)
例)「都税を使うなら、知事の外遊やオリンピックにではなく、東京都として、避難者支援を!」
東京都総務局復興支援対策部被災地支援課 電話 03-5388-2328

※なお、この間の、舛添都知事の、税金を使っての公私混同、たいへん問題です。
膨れ上がる、オリンピック予算にも憤りを感じます。あわせて文句を言いましょう!

本来であれば、国が避難者向けの支援を行うべきであり、そちらも引き続き求めていきましょう。
一方で、国が対応をとらなくても、自治体レベルでも避難者向け住宅支援の継続は可能です。
たとえば、埼玉県は県営住宅に関して自主避難者への優先枠を設定する、鳥取県は平成31年3月まで県営住宅等の提供を延長するなど、自治体の独自の支援策もでてきています。
新潟市、東京都千代田区・小金井市などでは避難者向け住宅支援の継続を求める意見書を採択しました。
ぜひ、この動きを全国に広げていきましょう!

★「原発事故被害者の救済を求める全国運動」では、自治体議員に向けて、避難者の住宅支援の継続や独自の支援策を求める意見書を、各地の議会に提出することを呼びかけています。
ぜひ、各地のみなさまからも、地元の自治体議員に働きかけてください。または陳情や請願といった取り組みをしていただければ幸いです。
ご意見があり、意見書の雛形を修正しました(大筋では変わっていません)。
再度、拡散および各地での取り組みをよろしくお願いいたします。
http://www.foejapan.org/energy/fukushima/160510.html


★「原発事故被害者の救済を求める全国運動」では、来る6月4日、板橋区立文化会館にて、「守ろう、避難の権利 住宅支援打ち切りを許さない」を開催します。
http://www.foejapan.org/energy/fukushima/evt_160604.html
チラシ>http://www.foejapan.org/energy/fukushima/pdf/160604_flyer.pdf

ゲストは、尾松亮さん(ユーラシア環境・社会政策調査室)、岡田めぐみさん(武蔵野すまいる)、大西連さん(自立生活センター「もやい」理事長)。
ぜひ、お誘いあわせの上、ご参加ください!

日 時 2016年6月4日(土)13:30~16:30
会 場 場所:板橋区立文化会館4F大会議室(板橋区大山東町51-1)
http://www.act48.jp/index.php/petition-signed.html
    東武東上線「大山」駅 北口から徒歩約3分都営三田線「板橋区役所前」駅 A3出口から徒歩約7分
内 容
【特別報告】 尾松亮さん 「チェルノブイリ法」 ~原発事故後5年後の約束~

【住宅支援無償継続】  岡田めぐみさん(武蔵野スマイル)
東京に避難している当事者からの報告 避難者意向調査とこの間の政府交渉、自治体交渉での経過.避難当事者団体の動きと避難者の声 

【助言と討論】 大西連さん(認定NPO法人自立生活センターもやい理事長)
住まいの権利獲得の為に活動している経験から区域外避難者の住宅支援打ち切り撤回に向けた取り組みに向けた提起

【避難指示区域解除と賠償/健診の拡大の必要性】 満田夏花(FoE Japan)

資料代 500円 (避難当事者は無料)

主 催 原発事故被害者の救済を求める全国運動実行委員会
申込み 不要 (会場に直接お越しください)
問合せ FoE Japan(エフ・オー・イー・ジャパン)
Tel:03-6909-5983, Fax:03-6909-5986,

★こちらの「100万人署名」の取り組みも、ぜひ広げてください。
「原発事故被害者の救済を求める全国運動」100万人署名
http://www.act48.jp/index.php/petition-signed.html
リーフレットなど集会で配布してくださる方、歓迎します!
ご一報ください。

★電気を選んで、脱原発社会を実現!
セミナー「電気を選んで社会を変える!どうする?電力小売自由化時代での選択」&FoE Japan会員総会
http://www.foejapan.org/event/supt/160611.html
日 時 2016年6月11日(土)14:00~17:00 
場 所 新宿NPO協働推進センター 501会議室 (新宿区高田馬場4-36-12)
参加費 500円(FoE Japanサポーターは無料)
(スピーカー:吉田明子/FoE Japan)

--
満田夏花(みつた・かんな)/携帯:090-6142-1807
国際環境NGO FoE Japan(認定NPO法人)
〒173-0037 東京都板橋区小茂根1-21-9
Tel:03-6909-5983 Fax:03-6909-5986
http://www.foejapan.org/

Be a friend of the Earth!
Please support our activities.
Your small contribution/donation make a
big difference.
http://www.foejapan.org/

以下のメールを転載させていただきます。憲法関連記事等です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
⇒ BCC各位(拡散希望)
from 藤原節男(脱原発公益通報者原子力ドンキホーテ)
件名:憲法記念日特集、憲法9条の提案者は幣原喜重郎首相、他

頭書の件、フェイスブックに投稿した記事です。メーリングリストでも発信します。

【憲法記念日特集、憲法9条の提案者は幣原喜重郎首相、他】
憲法記念日(2016年5月3日)関連の記事をまとめました。
参議院選の争点です。ぜひ、ごらんください。ぜひ、拡散ください。
★幣原先生から聴取した戦争放棄条項等の生まれた事情について
ー平野三郎氏記―
http://goo.gl/mbWF3U
★幣原喜重郎ウィキペディア
https://goo.gl/AMvtgW
★憲法9条の提案者は幣原喜重郎首相[報道ステーション 2016年05月03日](デイリーモーション動画)
http://goo.gl/zVlFyv
(ユーチューブ動画)⇒ https://goo.gl/jdWRMc
★総理と祖父“改憲の原点” 岸時代の調査会肉声発見(報道ステーション 2016年02月25日デイリーモーション動画)
http://goo.gl/ThkJV8
★安倍首相と日本会議がふりまく「日本国憲法はGHQの押しつけ」は真っ赤な嘘だった! 歪められた白洲次郎の発言(リテラ2016年05月03日)
http://lite-ra.com/2016/05/post-2208.html
★安倍政権の改憲扇動は空振り? 世論調査で「憲法改正が必要」の意見が激減! NHKの調査でも42%から27%に(リテラ2016年05月03日)
http://lite-ra.com/2016/05/post-2209.html
★人権否定、戦前回帰の自民党・改憲草案はなぜ生まれたのか? 憲法調査会に巣食うグロテスクな世襲議員たち(リテラ2016年05月03日)
http://lite-ra.com/2016/05/post-2210.html
★百田尚樹・製作総指揮の「改憲PR映画」がトンデモすぎる! 幣原喜重郎の発言を捏造していた嘘つき作家(リテラ2016年05月02日)
http://lite-ra.com/2016/05/post-2207.html

山菜取りは窃盗罪?それよりも食べるつもり?

 山菜の季節になりました。
少し前までは筍が美味しい季節でしたが・・季節を楽しめた山の幸を口にしなくなって、イイエ、口に出来なくなって久しくなりました。

 個人的な話ですが、私の甥は一時測量会社に勤めていました。
春になると山などの測量もして、そうするとお土産で筍を貰いましたっけ。
「イイの?」と聞くと、「会社の上司も現場に行けばそれが楽しみだって取ってるよ。僕が取れるのはそのおこぼれだもの。」
そう言えば、少し大きめの筍でした。
でも甥が掘ってくれたと思うとそれだけでも嬉しくて嬉しくて、たくさん料理し、美味しさと幸せを噛み締めながら戴いたものです。
それも原発が爆発してからは無くなりました。

 そんな今日、福島の友人から、昨日会社で聞いた話というのをまた聞きしました。
福島の線量の高い山で、某会社の従業員が仕事をしたのだそう・・・
そして山菜を採取。きっとその人は食べようと思ったのでしょう。
まあ、普通は『うん?・・・食べるの?・・』と今の時代は思うのでしょうが。
ところが、その会社に山の持ち主からクレームが入りました。
「言ってくれれば良かったのに。そしたら喜んでどうぞどうぞとなるのに、黙って採るのは」というのだそうです。
そこで社員たちで立ち話が始まりました。
内容は、窃盗罪で訴えられるのではないか?という心配の話です。
話がどう展開するのか、そもそも女性にあまり発言権がない職場で働いている友人は、その放射能に汚染されているかもしれない山菜を食べる気なのかが不思議だったので、黙って仕事しながら聞いていたとのこと。
立ち話は最初から最後まで窃盗罪についての心配でした。
放射能の話は一切なかったそうです。放射能は?と彼女は内心びっくり。

「まあ、福島で放射能の被曝にはならないで、窃盗という、そういう話になるとは思わなかった。山菜ですもの、どう考えたって・・」
「そうなのよ、不思議でしょう?」
「原発いらないって福島の人に声を出して言って欲しい」
「これだもの、声が出ないのよ」
・・・・・・・
もっとずっと前、爆発した時から私たちはもっと大きな声で言うべきだった、どんどん街に出ていうべきだった、周りを強引に誘ってでも行動するべきだった・・・。死に物狂いでするべきだった。
それをしたつもりでも、結果はしなかった、結果はできなかったとなっている・・それが今の川内原発や伊方原発に影響していると思うと自分自身の罪の深さを思うばかりです。


南相馬市4月29日「春のしみん祭り」でバッジを渡していただきました!

 4月29日に福島県南相馬市で行われた「はらまちしみん祭り」で、はらまち九条の会のブース内にて福島バッジプロジェクトのバッジを来場の県民の皆さんにバッジをお渡ししていただきました。
主催者側から写真が届いたのですが、残念なことにこのブログは経済的な事情から無料で作成しており、その写真はギガ数が大きすぎて掲載できません。本当は雰囲気だけでも読んでくださる方に味わっていただきたかったのですが。
主催者の方から報告をいただきましたので掲載させていただきます。

 また、前日5月6日に毎日新聞の記事(南相馬市全世帯に憲法の小冊子配布)を紹介させていただきましたが、はらまち九条の会は、その原動力の一部として努力をしてくださいました。
以下がはらまち九条の会のHPです。
活動や会の目的、そして原発とどのように向き合うのかという視点を明確に持った会で、私は思わずのめり込んで読みました。
是非、HPを開けて原発の最前線で頑張っている九条の会の活動をご覧ください。

憲法9条を守り脱原発を訴える!
福島県南相馬市はらまち九条の会

www.haramachi9jo.net/

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<はらまちしみん祭りの報告>
南相馬市では昨年、脱原発都市宣言をしました。
私が所属する「はらまち九条の会」は、南相馬市はらまち春の市民まつりに出展し、活動紹介や署名活動等を行いました。
今回は福島バッジプロジェクトさんから提供頂きバッジやチラシの配布も行いました。
当日は強風とにわか雨で、まつりの来場者数は例年より少な目でしたが、九条の会のブースには外国の方や東京の方、そして避難者の方等も訪れ、原発や社会の問題について有意義な交流が行われました。
そして南相馬市では、我々九条の会が陳情した憲法小冊子の発行と全戸配布が5月1日に行われました。
全ての市民が平和に安心して暮らせるように、様々な繋がりを大切に、これからも活動して行きます。
はらまち九条の会 栗村文夫

南相馬市「全戸に憲法冊子 原発事故で軽視された人権守る」 

福島の仲間から南相馬市のはらまち市民まつりではらまち九条の会が福島の方達にバッジを渡していただけると聞き、その後の報告を九条の会の方から頂いた時に、メールの下にあったメモです。
小さな1行の「はらまち九条の会の成果です。ご覧下さい。」と書かれた下に以下のアドレスが・・。
クリックしたら毎日新聞の記事でした。目を見張る思いで読みました。
 http://mainichi.jp/articles/20160426/k00/00e/040/202000c
素晴らしいことを南相馬の方達はしてくださったのですね。

 南相馬市の県内外の避難住民を含む全世帯に憲法冊子を5月3日に配られること、以前に南相馬市では1971年に憲法の小冊子を配布していて、市内の九条の会はこの復刻を昨年市議会に陳情し、全会一致で陳情を趣旨採択されたこと。 
その小冊子には前文と全103条が記され、桜井市長の「震災と原発事故で憲法が保障する健康で文化的な生活がかなえられない市民がいる。憲法とは何かを考えていただきたい」という挨拶が入っているそうです。大変に喜ばしいニュースです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
http://mainichi.jp/articles/20160426/k00/00e/040/202000c

上記の新聞の抜粋
(毎日新聞2016年4月26日)
南相馬市
全戸に憲法冊子 原発事故で軽視された人権守る


 福島第1原発事故の被害を受けた福島県南相馬市は、県内外の避難住民を含む全世帯約2万5000世帯に、憲法の小冊子を配布することを決めた。原発事故で今も約1万人が市外に避難しており、憲法が保障する国民の権利を見つめ直してもらう狙い。5月1日発行の市広報紙とともに全戸配布する。憲法は5月3日、施行から69年を迎える。
・・・・・・・・・・・・・・・省略・・・・・・・・・
陳情した「はらまち九条の会」の山崎健一事務局長は「原発に踏みにじられたこの南相馬から、憲法を生活に生かす取り組みを進めたい」と話している。

5月13日札幌「こどもたちを放射線障害から守る全国小児科医の集い」

北海道の方でお知り合いの方、いらっしゃいませんか?
5月13日に札幌で日本小児科学会が開催時に、日本小児科学会自由集会として「こどもたちを放射線障害から守る全国小児科医の集い」が開かれます。市民の方が無料で参加できます。
2011年の3月から既に5年経過した今、未だに子供を被ばくから守るための法的な整備がきちんとされていません。
チェルノブイリの爆発から5年後に出来たチェルノブイリ法・・・
この日本で、なんとかならないのでしょうか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、大阪の小児科医師高松勇先生から、情報をいただきました。
今の時代、医師が覚醒するか否かが大きな問題です。

貴重な集まりだと思います。
多くの人に拡散してください。

〒522-0043 滋賀県彦根市小泉町78-14澤ビル2階
        井戸謙一法律事務所
          弁護士   井 戸 謙 一
      tel 0749-21-2460  fax0749-21-2461
/////////////////////
はじめまして。
大阪で小児科医をしております高松勇と申します。

本日は、お願いです。

本年5月に札幌市で日本小児科学会が開催されます際に、
日本小児科学会自由集会と申しまして、
「第四回こどもたちを放射線障害から守る全国小児科医の集い」を開催いたします。

医療関係者以外の市民の方々もご参加可能で、無料です。
是非、参加していただき、ご意見をいただければ幸いです。

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「第四回-こどもたちを放射線障害から守る全国小児科医の集い」

日時:5月13日(金)の夕方 18:00-21:00
会場:札幌教育文化会館(小児科学会会場の近隣・徒歩1分)
http://www.kyobun.org/renthall/renthall.html

テ-マ:明白な甲状腺がん異常多発と健康障害増加の徴候
    −障害の調査と避難の保障を−


<内容>
 報告:明白な甲状腺がん異常多発と健康障害増加の徴候
    原発事故による甲状腺がん多発が環境疫学専門家で多数意見に 
     (小児科の立場から)

 講演:「低線量被ばく、甲状腺がん、最新の知見」
      松崎 道幸 氏(道北勤医協 旭川北医院 院長)
 討論:

 参加費無料
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北海道の松崎先生にお話ししていただきます。

多くの人々にご参加をいただきながら、小児医療を担うものとして問題を深め、考えていきたいと思っています。
ご参加いただけることを心より願っています。

主催:「5/13 第4回こどもたちを放射線障害から守る全国小児科医の集い」実行委員会
連絡先:たかまつこどもクリニック  高松 勇
FAX 06-6167-8902,  meeting0522@gmail.com

福島の線量測定 の現場

転送されてきた拡散希望のメールです。
福島の線量測定の現場の動画です。南相馬の住民の測定の仕方と原子力災害現地対策本部住民支援班の仕方、姿勢が明らかに違うのが判ります。
線量測定は人によって様々違うようです。測定器も違えば、私たち自身の経験も知識も違います。この動画を参考にしては私は丁寧な測定を考えていきたいと思います。なお、参照として、三輪さんの報道姿勢をブログから抜粋させていただきます。
参照:ユープランの三輪祐児さんの報道姿勢
(2015年3月の彼のブログより抜粋)
いま福島の地元で語られている過酷な話題が次々と
汚染物質大量海洋投棄と情報隠蔽
情報とは闘って奪い取るものである。

・・・・・以下抜粋・・・・・
・・・・・。両者の話を聞きながら、「情報戦」ということを考えた。
日本という国は国体護持のためであれば平気で国民を殺してきた。「大のためなら小の犠牲は止むを得ない」という論理で、かつては天皇制護持のために数多の国民を殺した。今はまた官僚制という国体護持のために国民を殺そうと企図し、総力を挙げて国民に対する戦略的な情報戦を仕掛けてきている。報道機関の籠絡はその象徴である。
 情報の語源は「敵情報告」であるという。わたしたちはこの軍事用語の原点に戻らなくてはならないだろう。「敵情報告」は、どうぞ教えてくださいと懇願して出してもらうものではないし、相手から出てきたから正しいと信頼すべきものでもない。情報とは闘って奪い取るものである。敵の無線を傍受しては解読し分析し、最前線では敵地に潜入した斥候兵が命と引き換えに偵察して獲得し、あるいは金で雇われた二重、三重スパイが敵の高級幹部から盗みとってくる。逆にこちらからは嘘の計画を漏洩し味方をも騙し、陽動作戦をもって罠を仕掛け敵を撹乱する。それが情報戦の本来の姿である。福島の人びとのように純情無垢であってはならない。情報を素直に信じ教えられたとおりに行動する純粋さは美しいかもしれないが、情報戦においては敗北への道なのである。

 再稼働すれば私たちはもっと過酷な情報戦の地獄に落ちていかなくてはならない。望まぬこととはいえ、国と電力会社との闘いを闘い抜いて生存を守るために、私たちはこの「情報戦」をどう闘っていくかを改めて、真剣に考えなくてはならないのである。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Date: Mon, 2 May 2016 22:52:21 +0900 (JST)
From: 三輪祐児
To: ****

みなさま
2分半と短いけれどこれも重要な情報です。
拡散をお願いします。
https://www.youtube.com/watch?v=L6WMdCvbWoo
【証拠映像】放射線量の測定・南相馬市住民(正しいやり方)と
原子力災害現地対策本部住民支援班(電事連・間違ったやり方)の
比較映像

映像は提供をいただいたものですが、
最初のチームは住民による指導どおりのきまじめな正しい測定、
次のチームは国・電事連による、杜撰、いい加減、やっつけ測定の証拠写真です。
いかに酷いデタラメ測定かがよくわかります。
映像の下に解説文の欄がありますのでそこに詳細が書かれています。

このような映像こそ、福島の現実を知らない、
「福島はもう片付いたんでしょ」という人びとに広めて欲しいと思います。
ユープラン 三輪祐児
////////////////////

2016/04/30 に公開
【メッセージ】
最初の測定チームが住民、後半の測定チームが国(間違った、杜撰な測定方法)
Q.『南相馬市での放射線測定、後のチームのどこが違うかわかりますか?』

A.後のチーム(国)はここが違っていて問題です。
1,測定前の30秒以上の安定がない(だから測定中に数値が上昇しているが、この低い­数値を測定結果としている。測定マニニュアルはあるのだが、まったく徹底されていない­。または、恣意的に低い数値を導き出している。)
2,タイムキーパーがいない(15秒で5回の数値を読み上げている。タイムキーパーに­よる読み取り指示がないと、数値の客観性が担保できない。)
3,建物の壁に指向性のある測定部の先端(プローブ)を向けて、周りからの放射線の影­響を防いでいるため、数値が低めに出ている可能性がある(そもそも、玄関先と庭先の二­点だけの放射線測定で、避難すべてがどうかを決めるのはおかしなことで、放射能の危険­性は地域として扱うのがまともな国家というもの。)
4,結果的に、2011年7月18日に行われた、国の原子力災害現地対策本部住民支援­班(実働部隊は委託を受けた電気事業連合会)による放射線測定のズサンさを露呈してい­る。
5,ズサンな測定は、このチームばかりではない。
これにより、特定避難勧奨地点の世帯指定が受けられず、放射線が比較的低い仮設住宅に­入れない世帯が数多くあり、無用な被ばくを強いられた。
そして現在、「年20ミリシートベルトを下回ったから健康被害は考えにくい」として2­014年12月28日に特定避難勧奨地点の指定解除がされたことに異議を唱え、当該地­域の指定世帯と近隣住民が、東京地裁に国を提訴している。
そもそも、人工放射線による追加被ばく限度の国際的な基準は年1ミリシートベルトであ­り、福島県の住民だけが20倍のリスクを負わされていることは、憲法25条に規定する­生存権の侵害である。
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福島から声を出さなければ、原発は止まらない・・声を出せるような環境創りをし、又、声を出さなくとも意思表示をしようという事で始めました。このブログを通じて、多くの方に活動をご理解いただき、福島と共に歩んで欲しいと思います。

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