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福島バッジプロジェクトは、福島の人達が「原発はイヤだ」と意思表示を出来る場を作り、その福島の人々の心に呼応して、同じ意思表示を日本中のだれもが出来るような場を作る事を目的として設立しました。

パン職人が怒りの閉店「子どもを守らない政府や行政、業界に抗議」

今年最後の日に民の声新聞を掲載することになって・・・・考え込んでしまいます。
その日暮らしではなく、その日ブログを書いているのですから。
出来るだけお弁当を持って外出することが多くなり、こういうお店の閉店は正直私には残念です。福島ではなんやかんや言われるのはよくある事ですが、東京でさえ売名行為と中傷されるのは悲しいです。中傷される以上に感謝の声があったと私は思っています。
きっと今日、民の声の記事を掲載する意味があるのかと思います。
相変わらず写真は不掲載。直ぐに民の声新聞に移って読んでください。
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民の声新聞
パン職人が怒りの閉店「子どもを守らない政府や行政、業界に抗議」
~東京・西荻窪の廣瀬満雄さん

http://ameblo.jp/rain37/entry-11970378519.html?frm_src=favoritemail

2014年12月30日(火) 05時34分57秒
パン職人が怒りの閉店「子どもを守らない政府や行政、業界に抗議」~東京・西荻窪の廣瀬満雄さん

「抗議の閉店」。パン職人は苦渋の決断をした。子ども達を被曝から守るために─。福島第一原発事故以降、「ベクレルフリー」を掲げてきた東京・西荻窪のパン店「リスドォル・ミツ」が30日夕、閉店する。子どもたちを逃がさず「食べて応援」「福島は安全」ばかりを強調する国や行政。ベクレル検査もせずに料理を提供する外食産業…。経営者の廣瀬満雄さん(63)は、「店を閉じれば売名行為にもならない。今後もますます脱原発・脱被曝の声をあげていきますよ」と力を込める。

【つきまとった「売名行為」の中傷】
 「政府、行政のやり方が尋常ではないですよ。実に酷い」閉店を控えた忙しい最中、廣瀬さんは吐き出すように怒りを口にした。

 「チェルノブイリ基準でいけば、事故のあった原発から半径280km圏内は、強制避難区域にするべきなんだ。もちろん、東京も含まれる。だから福島県全域に鉄条網を張り巡らせて人の出入りを禁じるくらいでいい。それが出来ないのなら、せめて中通りと浜通りの住民を全面的に疎開させるべきなんです」

 地域経済の都合で大人は残らなければいけないのであれば、せめて子どもたちだけでも疎開を。未来を担う子どもたちだけでも被曝の危険から遠ざけたいと常に考えてきたが、実際の施策は逆行している。「国は有名タレントを起用して『食べて応援』などと宣伝する。東電は東電で、汚染水を海に垂れ流している。このままでは国が滅びてしまいますよ。私は左翼ではありません。むしろ愛国主義者なんです」

 汚染が福島だけの問題とは考えていない。「原発事故直後、店舗の雨どいは100μSv/hくらいありました。西荻窪だってホットスポットはあるんです。でも公表されない」。せめて自分が売るパンはきちんと検査をした食材で作りたい。そう考えて取り組んできた。店舗の前には「ベクレルフリー」と大きく表示し、検査結果も掲示した。営業しながら発信し続けるという方法もあるが、何を言っても「結局は、自分のパンを売りたいだけの売名行為ではないか」との誹謗中傷がつきまとう。「物を売っているから正論を言っても叩かれる。自分も宣伝になるのは嫌だから、じゃあ、閉店して退路を断ってものを言おうと考えたんだ。繁盛している最中の閉店はインパクトも強いしね」。

 独りだけの抗議行動は〝焼け石に水〟なのは分かっている。しかし、多くのお客さんでにぎわう店を閉じることで、食にかかわっている者としての想いを世間に伝えたかった。まさにパン職人が命をかけた〝抗議の閉店〟なのだ。


【福島の弟子が悩む〝村八分の恐怖〟】
福島では、2人の弟子が開業している。電話で話をすると「脱被曝を言いたい。ノンベクレルを掲げたい。でも、そんなことをしたら村八分にされてしまう」と苦悩を打ち明けられる。「もの言えない空気」は年々、濃くなっているという。

 叩かれる相手は同業者であり、食材の業者であり、そして消費者。「福島でいろんな人に話を聴くと、ほとんどの人が『逃げられるものなら逃げたい』という想いを口にする。でも、それを言わず、何事も無かったかのように生活している。国や行政が安全だと言っている以上、そうせざるを得ないんだね」。

 そんな苦悩を知ってか知らずか、大手パンメーカーは食材を検査していないという。「パンの主要食材は小麦粉、牛乳、バター、水、卵です。しかし、どこも検査などしていませんよ」。食材の原産地の表記も無し。それは外食産業や弁当などの中食産業も同じだ。「現状を一番喜んでいるのがバイヤーですよ。国が安全だとお墨付きを与えているから、福島の広大な農地で栽培された野菜を二束三文で買い叩いていく」。
 消費者も、時間の経過とともに原発事故を忘れて行く。「『のど元過ぎれば熱さ忘れる』は良くも悪くも日本人の国民性だけれど、今回はその悪い部分が徹底して出てしまったね」。

 3月には64歳になる。自身にまだ孫はいないが、孫の世代のことが本当に心配だ。子どもたちを守らずして、この国の未来はないと考えるから。実は、米国の友人から「ロスに来ないか」と誘いも受けた。「ミツ、まだ日本にいるのか。あれだけの事故があったのに信じられないよ」と。だが、日本に残って声をあげていく道を選んだ。「福島に住む60歳以上の人々は、もっと腹をくくってものを言って欲しい。自分の孫を守れなくてどうするんですか」。
外部機関で1ベクレル以下であることを確認した食材だけを使ってきた。福島でも弟子が開業しているが「同じことをしたら村八分にされてしまう」と憤る

【妻は賛成。「あなたらしい決断」】
抗議の閉店は、1年ほど前から考えていた。夏ごろ、想いを妻に伝えたが反対はなかった。「むしろ、賛成をしてくれました。あなたらしい決断ですねって。別に貯えがたくさんあるわけではないけれど、妻は『スーパーのレジ打ちでも何でもやります。生活の心配はいりませんよ』と言ってくれた」と目を細める。

 愛着ある店舗。店名は「輝くユリ」からとった。30日午後5時に幕を閉じる。店舗で配られた挨拶文にはこう、綴られている。「今まで可愛がってくださったお客様に申し訳ない」、「凄く無念であり、残念至極です」。

 通信販売は既に完売。店舗には連日、多くのお客さんが訪れる。「さびしくなるわね」と女性客。店員の女性は「涙が出ちゃうから、閉店の話はしないで」と泣き出しそうな表情になった。

 少しのんびりしたら、腹部に見つかった大動脈瘤の手術が3月に予定されている。7年前には脳梗塞を患っているため手術のリスクは7割と高いが、「残りの3割に賭けたんです。でもね、私の命なんてどうなったって良いんですよ。福島に残っている子どもたちと、その昔、ガス室の前に裸で並ばされていた人々と何が違いますか?。私にできることは何かを考えました。それが反旗を翻すことだったんです」と廣瀬さん。「もし、生きて帰って来られたら、今まで以上にますます声をあげていきますよ」と力強く話した。
(了)
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[福島日報ダイジェスト] 福島食品モニタリングダイジェスト12月9日~12日 拡散可

久しぶりにフクシマン・マサさんの[福島日報ダイジェスト] 福島食品モニタリングダイジェスト12月9日~12日 拡散可を掲載します。
基準値を超えるのが18%と書いてあり、!!いつもより多いと思って読んだらやっぱり大豆でした。
今まで検査にはよく引っかからないと思っていましたが、、今日の他のブログから、福島の流通納豆が基準値超えがでていました。
参照:<国立医薬品食品衛生研究所の検査結果>
福島県・流通品ナットウ 16Bq/kg

参照:http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000064066.html

全国版の放射能ダイジェストでは、冬になると北からの海流に乗ってイワシなどの小魚が房総沖から大島に到達し、その小魚を食べたブリ等に少し出てきているのが分かります。
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12月9日に福島県より発表された「農林水産物緊急時モニタリング検査結果」によりますと、郡山市、二本松市、矢祭町などで、農産物106検体について放射性セシウムの検査が行われました。
その結果、国の定めた基準値100Bq/kgを超える数値が検出された検体はありませんでした。
全体の約18%に当たる19件から、検出下限値を超えた数値が検出されました。主な数値は次の通りです。
郡山市日和田町産のダイズ9件中の3件から 4.4Bq/kg~38.2Bq/kg
郡山市熱海町産のダイズ3件中の1件から 5.4Bq/kg
郡山市富久山町産のダイズ2件中の1件から 3.7Bq/kg
広野町産のダイズ2件から 7.1Bq/kg、8.0Bq/kg
川内村産のダイズ1件から 4.8Bq/kg
相馬市産のダイズ13件中の6件から 5.3Bq/kg~12.3Bq/kg
二本松市産のアズキ2件から 24.1Bq/kg、6.3Bq/kg
二本松市産のダイズ2件中の1件から 18.0Bq/kg
白河市表郷産のダイズ1件から 4.0Bq/kg
福島市産のダイズ1件から 4.2Bq/kg
でした。

つづきまして、12月10日に福島県より発表された「農林水産物緊急時モニタリング検査結果」によりますと、いわき市、田村市、北塩原村などで、水産物や畜産物など165検体について放射性セシウムの検査が行われました。
その結果、国の定めた基準値100Bq/kgを超える数値が検出された検体は次の2件でした。
大熊町産のキツネメバル1件から 232.7Bq/kg
大熊町産のシロメバル1件から 170.9Bq/kg

残りの163検体の約13%に当たる21件から、検出下限値を超えた数値が検出されました。主な数値は次の通りです。
いわき市産のイシガレイ3件中の1件から 36.9Bq/kg
いわき市産のアイナメ3件中の2件から 12.2Bq/kg 10.1Bq/kg
いわき市産のコモンカスベ5件中の4件から 11.7Bq/kg~36.4Bq/kg
いわき市産のキツネメバル1件から 26Bq/kg
いわき市産のシロメバル1件から 33.01Bq/kg
いわき市産のチダイ3件中の1件から 14.4Bq/kg
いわき市産のクロダイ1件から 15.2Bq/kg
いわき市産のマコガレイ1件から 7.99Bq/kg~12.1Bq/kg
北塩原村産のイワナ4件中の2件から 9.17Bq/kg 7.06Bq/kgでした。

続きまして12月12日に福島県より発表された「農林水産物緊急時モニタリング検査結果」によりますと、郡山市、須賀川市、古殿町などで、農産物や畜産物など94検体について放射性セシウムの検査が行われました。
その結果、国の定めた基準値100Bq/kgを超える数値が検出された検体はありませんでした。

全体のの163検体の約4%に当たる3件から、検出下限値を超えた数値が検出されました。主な数値は次の通りです。
下郷町産の施設栽培の原木シイタケ1件から 23.7Bq/kg
本宮市産の施設栽培の原木シイタケ2件から 5.7Bq/kg、5.0Bq/kg
檜枝岐村産の施設栽培の菌床マイタケ1件から 5.2Bq/kg
でした。
以上、福島県発表「農林水産物緊急時モニタリング検査結果」の要約でした。
詳しくお知りになりたい方は、福島県のHPより「ふくしま新発売」、厚生労働省 および、 郡山市のHPより「食品中の放射性物質の検査結果について」をご覧ください。

※過去の動画が見たい方は、こちらへ・・・
「4年目のホットスポット ~通学路編~」
http://www.youtube.com/watch?v=aP4JkpSyrqY
「4年目のホットスポット ~フクシマの公園編~」
https://www.youtube.com/watch?v=EzZTOZAt3vQ
「フクシマの桃源郷 花見山 放射能測定」
http://www.youtube.com/watch?v=z_epBHwjdxY&sns=em

※現在厚労省ダイジェスト福島県版は、ココラジ(郡山市のコミュニティーラジオ)で放送中の、「放射性物質検査結果報告」の放送原稿をお借りして、投稿させていただいています。
ココラジ(FM79.1Mz)の、「放射性物質検査結果報告(厚労省ダイジェスト・ラジオ版)」の放送時間は、
毎週「月曜~金曜」の、「午後16時40分」になります。
参照:http://www.kocofm.jp/
※スマホやパソコンから全国での視聴も可能です。
※過去のダイジェストが見たい方は、こちらへ…
http://ameblo.jp/masa219koro/
(アメブロにアドレスから入れない方は、タイトル「フクシマンの福島リポート」で検索してみて下さい)
※映像版のホームページもあります。
http://fukushiman.jimdo.com/
※アドレスは配信専用のアカウントです。みなさまからのご意見、ご質問は
masa219koro@yahoo.co.jpへお願いいたします。
(福島県 フクシマン・マサ)

12月19日の朝日新聞第2福島からの記事紹介

前日に続き、12月19日の朝日新聞の福島版の隣に第2福島とある面の記事を転載します。
福島版は読む機会がない県外の方にどんな記事が出ていたのかを書いてみました。
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2014年12月19日朝日新聞 第2福島(見出し)
大きく紙面を割かれている順番に・・・・、*はコメントです。

”どうする  被爆と健康”
甲状腺検査、「過剰」あたらぬ
細井 義夫・東北大学教授
行動聞き取り調査や対象年齢拡大も必要
*被ばくと健康を扱っているシリーズと思います。興味深いので、後半に記事をそのまま転載します。①
 先日12月18日に長瀧会議で傍聴人をいっさい排除し、40分間と言う短い時間で、福島原発からの放射能では健康被害は起きないという、なんとも乱暴な結論づけられた翌日の新聞記事掲載なので・・・日本政府に低線量被爆の健康影響を解明する国際的な責任があると思う・・と語った細井東北大学教授の事、心配です。応援したいです。

ひとひと
のれんかけ直し、気力充実
中華料理店を再開 吉田美恵子さん(61)
*福島第一原発から21キロ離れた田村市都路地区にあった店舗自宅に地区唯一の中華料理店を再開した方の紹介です。後半に記事をそのまま転載します。②

描いたトンボ最優秀賞
会津若松の小4伊藤龍都君

*トンボの絵を全国各地から応募しれた中で最優秀賞の文部科学省を頂いた小学生の話。絵も紹介されています。少しだけ転載・・伊藤君の受賞作は「トンボジェットとみらいの虫たち」は未来yのンボを描こうと思ったそう。
環境相賞を頂いた関根君の受賞作は「全国からきたとんぼとスカイダイビング」は、福島の地図の上をトンボが輪になって飛んでいる様子が描かれてます。

週末映画 福島・郡山、会津若松・いわき
*3ヶ所の地域での週末の上映される映画の案内です。

滝バイパス明日開通式
*会津地方金山町にあるダムの工事用道路として作られた道路が県道、国道に昇格したけれど、一部が曲がりくねっていて大型車のすれ違いが出来ない部分があり、工期9年で開通したそうです。

おくやみ
*町毎に分かれて亡くなられた方の情報です。

みつばちの目
*多分福島支局の方の声かもしれませんが、定かではありません。県内の選挙にについてのコメントです。大変に興味深いので後半で記事をそのまま転載します。是非これだけでも読んでください③
続きを読む

2014年12月19日の朝日新聞の福島版から

10日ほど福島のホテルに滞在しました。最近のビジネスホテルというのは読売新聞は無料で手元に置いて読めるようになっていますが、食堂とロビーでしか朝日新聞を読めませんでした。10日も購入する気がなかったので、毎朝食堂で読んでいました。福島版は読む機会がない県外の方にどんな記事が出ていたのかを書いてみました。
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2014年12月19日朝日新聞 福島12版(見出し)
大きく紙面を割かれている順番に・・・・、*はコメントです。

暴風雪、影響ずっしり
在来線87本運休・磐越道4時間不通・公立6校休校
*雪が降り続け、寒い日でした。毎年この時期に来ると必ず1度は雪による渋滞に困っています。

水産物禁輸の韓国調査団  現場視察「マダコ持ち帰る」
検査基準などに質問集中
*興味深いので後半に記事をそのまま掲載します。(A)

3区・玄葉光一郎氏民主
自民暴走警戒し「寡をもって衆を制す」
2014 衆院選「当選者は語る②
*衆院選が終わって2人目の福島選出議員へのインタビュー。

集票漏れ 全職員聞き取りへ
福島市選管、改善点探る
*福島1区の80票が開票作業後にみつかった問題の説明

双葉の中間貯蔵受け入れ
町長「遠からず判断」
*ご存知でしょうが、後半に記事をそのまま掲載します。(B)

低需要時の発電抑制条件に
東北電、再エネ手続き再開決定
*東北電力の方針が他地方では聞こえにくいので後半で記事をそのまま掲載します。(C)

JA職員に猶予付き判決
顧客の旅行代金横領
以上です。少し朝日新聞の福島の顔が見えるような気がします。
次回は新聞の中の第2福島版から甲状腺検査についてのインタビュー記事を掲載したいと思います。




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関久雄さんの詩を金曜日抗議行動で読ませていただきました。

二本松の関久雄さんの詩を今年最後の金曜日行動で読ませていただきました。
9日間滞在した福島で、友人達と話をしていて感じた事は、関さんの言葉のように、身近なところに幸せを見つけようとしている友人達の姿でした。話をしてかえってくる言葉を繰り返し、繰り返し心の中で反芻しています。宝石のような言葉の数々でした。
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詩の投稿「いがった」 関久雄さんの詩です。
 いよいよ冬至。世の中も冷え込んでいますが、これはきっと「底打ち」のサイン、これから次第に良くなっていくことなのでしょう。 「夜と霧」という本があります。アウシュビッツに収容されたユダヤ人の精神科医フランクルの書いた本で、私は、どんな状況にあっても幸せを見つけること、感動すること、そのことが生きる力につながるという感想を持っています。
 福島では復興に向け皆さんがんばっています。放射能の線量も下がっています。もっと外遊びもさせようといった動きの中で、放射能を気にすることを口にすることが難しくなっている気がします。しかし、放射能が心配な人で、線量の高いところに暮らす人への「避難の権利」は保障されなければなりません。事故の責任は国と東電にあるのですから、残る、出る、行ったり来たりするといった暮らし方の多様性を認めることは当たり前のことと思います。でも、そうはならないから時々、他の人がうらやましく思えたりするのです。でも、羨ましがってばかりいても仕方のない話ですから、身近なところに幸せを見つけようと思ったりします。いまはやせ我慢?でも、いつの日にかと次の暮らし方へシフトしようとしているのです。そんな思いを詩にしてみました。
「 いがった 」  2014年12月20日
なんとか 金曜行動さ まにあって 
かけつけ二曲 歌えて いがった
酔っぱらいの おじさん 
声やさしくて 女のひとかと思ったって
ほめてくれて いがった
避難して 誰もいねえ家さ 帰ったら
ネコのかりん 待っててくれて いがった
フェイスブック ではな
やれ 誕生日で なに もらった だどの
やれ ハワイで マラソンやってきた だどの
いま パーティで おいしいもん 食べてんだよって 写真
いいない うらやましいない
だどもな 今夜みてえに しばれる 夜は
石油あって 風呂さ入れて いがったなあって 思うのさ
セシウムくっついてる かりんだけんど
いっしょに寝ると あったかくて いがったなって 思うのさ
こうやって 暮らしてんだ 福島でな
原発さえ ねがったらな と 思うけんど 
外さ 出られたらな と 思うけんど
まず 目のまえの しあわせ ふしあわせ 
どっちさ いくも 自分しだい

【原発いらない!鹿児島&福島の女たちの共同アクション】2月4,5日

【原発いらない!鹿児島&福島の女たちの共同アクション】2月4,5日
のお知らせが入りました。
来年の2月4,5日霞が関にて川内原発再稼働阻止の集まりがあります。
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皆さんへ拡散をよろしくお願いします。(黒田節子@原発いらない福島の女たち)

★川内原発再稼働阻止・原発いらない!
《鹿児島の女たち&福島の女たちの共同アクション》への参加・賛同・協力のお願い

★〈呼びかけ〉
原発いらない鹿児島の女たちのネットワーク
原発いらない福島の女たち

11月7日、鹿児島県議会は「川内原発の早期再稼働を要請する請願」を採択。これを受けた知事は「川内原発では命に関わるような事故は発生しない」と明言し、再稼働を容認しました。
2月4、5日の二日間の電力会社と国の暴挙に立ち向かう行動ですが、ぜひとも全国各地の皆さまの闘いを通じ、「再稼働を許さない」訴えと行動を大きく、拡く、国民すべてに訴えていく行動を共に実現していきたいとの呼びかけです。
全国の皆さまのご参加と賛同、協力をお願いする次第です。

★第1日目-2月4日(水)
14時より「抗議要請行動」…(時間は予定)
(13:00~鹿児島からの要請団との打ち合わせ)
① 14:00~15:00原子力規制委員会抗議・申し入れ行動(六本木規制委員会)
② 14:00~15:00経産省申し入れ・抗議行動
③ 15:30~16:30内閣府申し入れ行動
(16時より17時まで首相官邸前抗議予定)

同日(4日)開催される「九電東京支社抗議行動」(主催:阻止ネット)、東電本店合同抗議(呼びかけ団体:テントひろば/たんぽぽ舎 賛同106団体)、労働者集会(主催:全労協)との連携
を図り、共同でのアピール行動を行う。

★第2日目-2月5日(木)
(1)テント前フリー集会 10:00~
(2) 霞が関ランチデモ 11:30~12:20
(3) 院内集会(12:30~15:00)
各地からのアピール/ 要請団の報告/議員への要請/参加者の交流

★賛同のお願い
*この行動の成功のために協力して戴ける賛同団体・賛同個人を募ります。
*カンパによる支援協力をお願いします。
 【ゆうちょ銀行】振替口座:00170-3-586959
          口座名 :原発いらない鹿児島&福島の女たちの行動
            (12月26日ごろより利用可)

★連絡先
【鹿児島県内の問い合わせ先】
   鳥原良子(鹿児島の女たち) 090-9498-9308
【福島の問い合わせ先】
   黒田節子(福島の女たち) 070-5018-7478
【鹿児島・福島以外の問い合わせ先】
   青山晴江(スリー・ノンの女たち)090-8455-2512
   沼倉 潤 (たんぽぽ舎) 080-1012-4661
   木村雅英(再稼働阻止ネット)070-6650-5549
        /e-mailアドレス(阻止ネット)
info@saikadososhinet.sakura.ne.jp
*全国からの問い合わせは 沼倉までお願いいたします。
*(チラシ作成中です)
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以下は添付されていた呼びかけ文です。お読みください。
続きを読む

鹿児島からの「1月25日 全国大集会」呼びかけメール

ストップ川内原発再稼働! 1.25全国集会 のお知らせです。

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全国のみなさま  いよいよ最後の決戦です・・・広瀬隆待ってました!!
鹿児島からの「1月25日 全国大集会」呼びかけメールを転送します。
正月のうちに英気を養っておいて、結集しましょう。
沖縄に続いて、南からの大きな風を日本全土に吹かせて
クソ内閣をぶっ飛ばしましょう。

みなさま
11月7日、鹿児島県の臨時県議会で川内原発再稼働の推進陳情を採択し、知事も受け入れ表明しましたが、大多数の鹿児島県民は認めていません。
本日、高浜の審査書案が公表され、アリバイ的パブコメに入りましたが、同様に関西に暮らす大多数の方は、再稼働を認めていないと思います。

いかに、形を取りつくろうとも、許さない、という住民の意思で、原発を廃炉に向かわせなければなりません。

川内原発は、①設置変更許可申請はクリアしましたが、残る②工事計画認可申請、③保安規定認可申請の段階で、①と②に多くの齟齬があり、12月第 2週に予定していた②の再再補正書も提出できないでいます。手を抜きたい九電に、さすがの規制委も目をつむれないといったところでしょうか。

これからの主要な交渉対象は、九電になります。福井地裁が認めた250kmはもちろん、国が避難計画策定を命じた最低30km圏内の住民、自治体 に、九電は、説明責任があり、同意を得なければなりません。
地震、火山、避難計画など、推進側の論理はぼろぼろで、再稼働度どころではありません。

これからが正念場だということを明らかにする、全国集会を下記の通り、開催します。
ご多用のことと存じますが、万難を排してご参加ください。

★スイッチは押させない★
ストップ川内原発再稼働!
1.25全国集会

2015年1月25日(日)
天文館公園
13:00~14:30集会 
14:30~16:00デモ(天文館公園~鹿児島中央駅)

主催 ストップ再稼働! 3.11鹿児島集会実行委員会(県内93団体)

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ストップ再稼働! 3.11鹿児島集会実行委員会
事務局 向原祥隆
〒892-0873鹿児島市下田町292-1
TEL099-248-5455
FAX099-248-5457
info@nanpou.com
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クリスマスイヴの夜



クリスマスイヴです。私はクリスチャンではないのだけれど、毎年12月から1月6日まで部屋の内外で見えるように星を飾っています。
心が淋しい時は1月末まで飾っています。なんだか希望が見えるような、道が小さな道が見つけられるような気がするからです。我が家の外を歩いていたり、車で通る人がいたら、その人の心にホッとするひとときをお渡ししたいと願っています。かっての私がこの窓辺に飾った星を見てホッとしたから。不思議に今でも私を優しい気持ちにしてくれます。

原発事故で少年が強いられた「被曝」「転校」、そして「給食」

多くの方達から子ども達の「転校したくない!」の声で断念したと聞きます。
個人的な事ですが、私は子どもの頃に3回転校したことがあります。転校で授業として、本来学校で習うべき知識が頭に入らず、生来の怠け者の性格もあり、未だにその部分だけ??となっています。
転校の事情は親の事業の失敗によるものであり、子ども心に「大変な事になった」としか思わず、近くに住む懐いてくれていたチビちゃんが泣きながら「おねえちゃん、行かないで!」と私のスカートを離さなかったのだけが転校の思い出です。

 民の声新聞から転載させていただきます。ブログ内の写真とその説明は転載しておりません。是非、この下のアドレスをクリックして「民の声新聞」ブログをお読みください。
http://ameblo.jp/rain37/entry-11965702533.html?frm_src=favoritemail
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「お母さん、動いてくれてありがとう」~原発事故で少年が強いられた「被曝」「転校」、そして「給食」

福島第一原発の爆発事故で被曝や転校を強いられた伊達市の少年(11)が、学校生活や放射能汚染に対する想いを1年8カ月ぶりに語ってくれた。考えたくない放射能。福島県産の米を避け持参するご飯。そして母親への感謝─。「原発のせいで学校も友達も奪われた」と憤る少年はしかし、大好きなお母さんにこう言った。「被曝回避のために動いてくれて、ありがとう」

【「何で原発があるんだろう」】
「友達がたくさんできたよ。学校が楽しい。側溝とかヤバそうなところには近づかないようにしているけれど、外で遊べるしね」
少年の目が輝いていたことに、私は少しだけほっとした。

 福島第一原発の爆発事故で避難・転校を強いられたことを、少年は「一瞬で学校も友達も奪われた」と振り返った。通っていた小学校では、放射線量が3ケタになることもあった。通学路も高濃度に汚染され、母親は福島県外への避難を口にするようになった。何度か転校を勧められるたびに、当時7歳の少年は「絶対に嫌だ」と号泣した。幼いわが子の〝抵抗〟に母親も泣いた。

 まずは比較的放射線量の低い地域へ引っ越した。小学校へは、市が用意したタクシーで通った。そして昨年4月。4年生への進級を機に、通い慣れた小学校を離れることを決めた。「本当は、転校なんかしたくない」。転校を控えた春休み、やや緊張気味に話していた。あれから1年8カ月が経過した。少年が新しい学校できちんと居場所を作っていたのが何よりだった。

 「もちろん、転校なんかしたくなかったよ。でも、お母さんのことは全然恨んでいないよ。人じゃなくてこういうことになった状況を恨んだかな。何で原子力発電所があるんだろうって」

 少年は分かっていた。両親が放射線防護をしてくれていることを。「もっと宅地除染を」と、自分たちのために行政と闘ってくれていることを。「もちろん、ここだって決して放射線量が低いわけではないと思う。でも、今まで住んでいた場所よりはうんと低いから」。決して多くは語らない。iPadを操作しながらだが、それでも、次の言葉だけは私の顔をしっかりと見つめて言った。

 「お母さんには感謝してるんだ。もしこれが逆だったら『どうして避難させてくれなかったの?』って思ったかもしれない」

【学校給食のご飯は食べず持参】

 日常生活では、放射能について考えないようにしているという。「だって、考えちゃうとここで暮らせなくなるじゃん」。しかし、否応にも被曝の問題が少年に迫ってくる。その一つが学校給食だ。

 伊達市は、地産地消を推進する観点から、学校給食に福島県産の米を使っている。仁志田昇司市長は、原発事故直後の2011年6月の時点で「伊達市民が福島県の農業生産者の作る作物を信用できないとなれば、他県民が信用できるはずはないのではないでしょうか」、「当然使う福島県産の食材というのは検査されたものであって、大丈夫なものなんです」などと市議会などで発言。安全性を強調してきた。公表している検査結果も「検出せず」。しかし、少年は母親の用意したご飯を持参し、おかずだけを他の児童と同じように食べている。

 「理解してくれる友達もいるけど、でも放射能が理由で給食のご飯を食べないとは言えないな。尋ねられたら、仕方ないから『ちょっと家庭の事情で…』と答えるようにしてるんだ」

 難しい大人の事情は分からない。でもどうして、わざわざ福島の食材を使うのだろうという素朴な疑問は晴れない。せっかく被曝の心配が低い土地に移り住んだのに…。「まるでいじめだよ」。ぽつりと放たれた少年の言葉に、私は言葉を失った。「行くところ行くところ悪いようにされて、俺の日頃の行いが悪いんじゃないかって思うよ。ここが駄目なら福島県外に行くしか無くなっちゃう」。

 それでも少年は、ご飯持参をやめない。牛乳も飲んでいない。
 「やめないよ。お母さんの言う通りにしていれば安全なんだ」
「市民に寄り添う」と言い続けている仁志田市長は、少年の言葉に何と答えるだろうか。

【現実は現実として受け止めたい】

 放射能のことなんて考えない方が良いに決まっている。今年9月、山形県での保養プログラムに参加した時は、スタッフが一度も「放射能」という言葉を口にしなかったことがうれしかった。地面に寝っ転がることもできる。「本当に開放感があった」と笑顔を見せた。

 「もちろん、現実は現実として受け止めなければいけないと思うんだ。汚染をまったく気にしていない親もいるしね。だから、こういう取材を通して多くの人にきちんと考えて欲しいんだ」

 実は一度、市教委に直接、電話で抗議をしたことがある。転校を決断した背景には、行政によるタクシーの通学支援打ち切りがあった。しかし、渋々ながら転校を決めた直後、市側は決定を翻して通学支援の継続を決めてしまった。「通学支援が無くなるというから転校を決めたのに…」。身勝手な大人への怒りは今も収まらない。

 汚染の度合いは以前の住まいよりも低いとはいえ、手放しで安心できる状況ではない。通学路や学校周辺でホットスポットが見つかることも珍しくない。幼心に、それは十分に分かっている。「この辺りは全体的に放射線量が低いから、除染をきちんとやれば住めるようになるとは思う」。だから、行政に除染を求める母親の姿は頼もしく映る。「でも、たまには放射能のことを忘れて僕と話しをしたり一緒にテレビを観たりして欲しいな」。新しい学校にすぐに馴染めたのも、友達をわが子と同じように扱ってくれる母親の存在が大きかったという。

 「お母さんのこと、大好きだもんね」という私の言葉に、少年は小さくうなずいた。愛犬が少年に飛びついた。

いっさいの傍聴人を排除して開催された環境省「長瀧会議」

放射線被ばくを勉強する会からの情報を転載させていただきます。
長瀧会議と呼ばれる健康管理のあり方に関する専門家会議が行われ、予想された事ですが、傍聴人をいっさい排除し、40分間と言う短い時間で、福島原発からの放射能では健康被害は起きないという、なんとも乱暴な結論づけられました。多くの団体からこの結論に対しての要請もあわせてお読みください。
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http://www57.atwiki.jp/20030810/pages/185.html
放射線被ばくを勉強する会より
昨12月18日、第14回健康管理のあり方に関する専門家会議(環境省「長瀧会議」)が、いっさいの傍聴人を排除して開催され、答申案を決定してしまいました。総選挙投票日翌日の月曜日に告示され、わずか3日後の強行です。公開を原則とした会議を閉鎖して行った「長瀧会議」は、世界史的な汚点としてその名を留めるに違いありません。住民の声を聞いて防護政策をきめよ、という国際放射線防護委員会の大原則にも反しているのです。

会議は、答申の最終文案を確認するだけで、わずか40分弱で終了しました。文案には、健康支援派の委員の意見も、部分的な文言としては取り入れられました。しかし全体は、「福島原発事故由来の放射能による健康被害は起きない」と結論ありきが貫かれたもので、ほんらいの放射線防護の予防原則は無視されています。

外部被ばく線量に関しては「線量限度」ではなく「個人線量平均値」が語られ、あくまでも過小評価志向です。子どもの甲状腺内部被ばくの「実測値」と称するものは、汚染された着衣をバックグラウンドとする怪しげなものです。それを特上のものと崇(あが)めています。過小データを日本から送り、それに基づいた国際機関の評価を最大限利用して、「長瀧会議」の答申は、自らを権威付けています。 

最大の問題は「福島では放射線・放射能による健康被害は何も起きない」と結論付けていることです。批判の渦の中にある「過剰診断論」を、最終文案は維持しています。
 子どもの甲状腺がん発見について、あくまでも、「手術しなくてすんだ癌を見つけてしまう恐れがある」と言い張ります。

「悪性ないしは悪性疑い」と最終診断された104人(6月末現在)の子どもたちの甲状腺がんは、直径1cmを超えリンパ腺や肺に転移しているというのが現実なのに、それを無視する暴論です。手術しなくて一生を終えることができる潜伏癌は、大人の話でありしかも直径数ミリでしかないことは明らかなのに、それを隠して国民を欺こうというのでしょうか。

「長瀧会議」最終答申案は、福島での甲状腺がん検査の継続は認めるものの、その手法を見直せと福島県民健康調査検討委員会に迫っています。何よりもの背信は、子ども被災者支援法が予定していた関東の汚染地区ホットスポットでの健康支援を一切無視したことです。母親たちの不安に対しては、悪名高い「リスコミ」をもって応えるとし、健康支援の予算措置がいっさいなされないことを、是認していることです。


「東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う住民の健康管理のあり方に関する専門家会議」に関する要請

2014年12月18日
望月義夫環境大臣殿
小里泰弘環境副大臣殿
福山守環境政務官殿

以下要請します。
1.本日開催される第14回専門家会議の傍聴を認めること
2.健診のあり方に関して被害当事者へのヒアリングを実施すること
3.中間とりまとめ案に関して、パブリック・ヒアリングを実施すること
4.千葉9市の市長が連名で提出した要望書および「子ども・被 災者支援国会議員連盟」からの意見書に対して回答を行うこと

<要請の理由>
環境省は、「福島近隣県を含め、国として健康管理の現状と課題を把握し、そのあり方を医学的な見地から専門的に検討することが必要」「原発事故・子ども被災者支援法において、国は放射線による健康への影響に関する調査等に関し、必要な施策を講ずることとされている」ことから、この専門会議を設置しました。

本件に強い関心を持つ関東の汚染地域に住む母親たちや自治体など、多くの当事者が傍聴に参加してきました。しかし、第14回に限っては傍聴者を入れない形で開催することが発表されました。

これはきわめて異例なことです。原発事故子ども・被災者支援法第14条において、施策への被災者の意見の反映、透明性の確保について定めています。また、専門家会議の設置要項にも「原則公開」と記載されています。

環境省のホームページでは、今回の傍聴者を入れない理由として「第13回の会議で、発言等により議事を妨げる行為があり、議事を中断する事態が生じた」としていますが、その場にいた私たちとしては、傍聴を認めないいかなる事態も生じていないと考えています。

確かに第13回の会議で、「福島県外の被ばく量は低い」「一般的には放射能は、離れて行くほど低くなる、これが常識的」と発言したある委員に対して、傍聴席から「非科学的だ」との不規則発言がありました。

しかし、この程度の不規則発言は、他の政府系審議会ではいくらでもある話で、不規則発言をした傍聴者のみならず全傍聴者を締め出すという今回の環境省対応は、この不規則発言を利用して、都合の悪い批判勢力を締め出すために、本専門家会議の中間取りまとめに関する議論を非公開 にしたのではないかとも思えるほど、過剰なものです。

本専門家会議の議論の進め方には以下の問題があります。
•招聘した外部専門家からの指摘をほとんど無視している
•当事者ヒアリングを実施していない
•「結果」(=今現在生じている事象)についての分析・考察はせずに、「原因」(=被ばく線量)評価に偏重。データの不確実性が指摘されながらも、限定された被ばく評価を延々と議論した
•本来、放射性物質の拡散には県境がないのにもかかわらず、福島県内・県外の比較を行い、福島県外は被ばくが比較的少ないという結論を強引に誘導している
•現在、福島県健康調査において生じている甲状腺がんについての疫学的な分析や、個々の症例について分析がされずに、甲状腺検査にメリットはまったくないとする根拠のない主張がくりかえされている。
•健診のあり方、医療費の減免など、子ども・被災者支援法第13条に明記されている事項が議論されていない。

第13回の会議に対しては、特措法の「汚染状況重点調査地域」指定を受けた自治体である、千葉9市の市長が連名で要望書を提出しており、また、国会議員連盟からも、要望が出されていました。しかし、これに対する回答も、専門家会議での報告もなされていません。

私たち市民は、以上の理由から、今回の不可解な傍聴規制(傍聴者の締め出し)に強く抗議するとともに、冒頭に記述した4項目について要請します。

放射能からこどもを守ろう関東ネット、
子どもの未来を守ろう@うしく(牛久市)、
常総市の子ども達を守る会(常総市)、
とりで生活者ネットワーク(取手市)、
放射能汚染から子どもを守ろう@つくば(つくば市)、
こども東葛ネット(松戸市・流山市)、
我孫子の子どもたちを放射能汚染から守る会(我孫子市)、
鎌ヶ谷放射能対策市民の会(鎌ヶ谷市)、
環境とエネルギー・柏の会(柏市)、
白井子どもの放射線問題を考える会(白井市)、
放射能汚染から子どもたちを守る会・野田(野田市)、
松戸市PTA問題研究会(松戸市)、
SCRMisato(三郷市)、
大気汚染から生命を守る会(野田市)、
NPO法人子ども全国ネット、
放射能から子どもの未来を守る調布の会、
ママレボ出版局、
国際環境NGOグリーンピース・ジャパン、
避難・支援ネットかながわ、
放射線被ばくを学習する会、
虹とみどりの会、
緑ふくしま、
原発いらない福島の女たち、
福島原発30キロ圏ひとの会、
ハイロアクション福島、
福島老朽原発を考える会、
FoE Japan
(27団体)

崩壊に逆らって活動しつづけることが生命の本質である

或る小冊子の中の「地球と生命の歴史」を読んでいて、生命の誕生を大変に
興味深く思いましたが、私の目をくぎ付けにしたのは、
「崩壊に逆らって活動しつづける事が生命の本質である」の箇所。
脱原発の運動も集団自衛権への抗議行動も生命の本質・証かもしれません。
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・・・一般に、すべてのものは時間とともに朽ち果てて崩壊する。換言すれば、
物質はすべて「秩序」から「無秩序」へ侵攻するが、生物だけは体中で秩序を
保ちながら活動し子孫を残す、という特異な機能を持つ。
たとえば、二十世紀を代表する物理学者シュレーデインガーは、
第二次世界大戦後に始まった分子生物学の草創期に、
「崩壊に逆らって活動しつづけることが生命の本質である」と見抜いた。
外部から絶えずエネルギーを取り入れることによって、こうした動きが可能に
なるのだが、その機能を持つか否かが生物と無生物を分けてきた。・・・・・
鎌田浩毅氏(京都大学教授: 火山学)
*「地球と生命の歴史」整体協会月刊誌全生より引用)

或る養蜂家の話

福島の友人の一人と電話で話をした時に、蜂の話をしてくれました。彼は震災前までは養蜂家でした。蜂の性格や習性だけでなく、羽ばたいて密を乾燥させるなど仕草も加えて彼の話す蜂の話は大変に興味深いです。今回は最近起こった話を聞いたので、文章にまとめてもらいました。原発の爆発以後、昆虫たちの世界に異変が起きていますが、これもその一部かもしれません。
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今年の秋、すずめ蜂の襲撃も終わりをむかえた頃でした。
私が飼っているのは西洋蜜蜂ですが、日本蜜蜂の大群がうちの庭に現れ、
全部の巣箱が襲われました。
日本蜜蜂だって玉砕のリスクを抱えての襲撃です。
襲撃した日本蜜蜂も、うちの蜜蜂も同じくらい死んでしまいました。
ここの環境がそうさせたのでしょうか?未だかつてなかった事です。
うちの蜜蜂は1つの巣箱だけが辛うじて助かりましたが、女王蜂の姿は見当たりませんでした。全滅を待つだけです。
既に全滅した別の巣箱を片付けていると、母が働き蜂が一匹と女王蜂が生き残っているのを見つけました。私と母は大喜びです。
唯一生き残った巣箱に入れてみると、その女王蜂を受け入れました。
通常の状態であるならば、他の女王蜂を受け入れる事は難しいのです。
働き蜂が極端に少なくなってしまうと冬越しする事はまず不可能です。
おそらく残った働き蜂は百匹ほどです。
私は巣箱の中に爬虫類の飼育に使うヒーターを入れ、玄関の中に巣箱を運びました。
暖かい日には玄関の外に巣箱を出すと働き蜂たちは巣箱から出て近くを飛び、足を伸ばしたりして日向ぼっこをしています。
このまま春まで生きていてくれたならと思います。
来年は無理でも2年後には蜂蜜が採れるでしょう。とは言ってもベクレルですが…。
それでも、生き残っていることが嬉しいのです。
生き残っていた女王蜂を見つけて、母と大喜びした日を思い出します

転んでいった人

この文章を掲載しようかどうか迷いました。
実は私の周りに???と思われる人がいて、この数ヶ月話をするつど違和感を覚えています。話をしていると何処かが今までと違うのです。最初は「そうそう・・」となるのに、終わり近くなると「エッ?」という結果に近くなっている・・・。気になりながらも「どうしてそういう話になるのか」と突っ込めないのが県外の弱み。そしてもう少し様子を見よう、会話に気をつけようと次回に期待するのですが、やはり「あれ?」と心の中で思う。お互いに同じ方向で繋がっていたいと思います。でも、少し違う方向であっても・・・・やっぱり繋がっていきたいです。
この気持ちを最近とうとう仲の良い福島の友人と話をしました。控えめな人なので、はっきりと自分の気持ちを言う人ではありませんが、その人もこの1年間そういう感じを持っていたと言います。長い電話でお互いに確認しあった事は、それはそれでも共に歩む事、一つの苦渋の選択であるのだから相手の心を傷つけない事に注意する事でした。
この考え方はどうなのでしょうか?分からないです。自信がありません。
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最近は「転びキリシタン」だとか「転んでいった人」という声が聞かれるようになりました。
私はどうせ関係ないことだろうと思っていたのですが、おおありでした。
現在の福島県内を語る上で非常に大事なことだと認識したところです。

以下は今月の10月5日に横浜で行われたおしどりマコさんの話なのですが、
その中でも(11:00~21:20)は重要です。
https://www.youtube.com/watch?v=HQM8FVbKevU#t=660

簡単に書くと以下のような内容です。

1.初めは放射能から子どもを守ろうとしていたのですが、「信用出来る専門家の先生に教えてもらったら、大丈夫だってことが分かったんです」と簡単に騙されてしまう、いわゆる「転んでいった人」が増えている。
2.「子どもを守りたい」というお母さんに専門家の方から近寄っていき、安全論を吹き込む。直接顔を見ながら話すと悪い人ではないという印象だけで信用してしまう。これが「転んでしまう」一つの理由。
3.「転ばせる」専門家とは、いわゆる菊池誠氏や国立保健医療科学院の人などである。
4.彼らから専門的な用語で安全論を語られると、よほどの知識やあらゆる論文を読んでいなければ論破されてしまい、「転んで」しまう。
5.このように専門的な知識の不足しているお母さんたちは「転び」やすいから、気を付けなければならない。
6.その専門家の例を挙げると、(19:30~)「OECDNEAのシンポジウムで取材をしていると日本(国立)の研究者(国立保健医療科学院のヤマグチ研究官)の方が近寄ってきて、あなたたち、どういった記事を書くんですか?って聞くんですね。このシンポジウムの目的は福島原発事故が起きたけど、これから世界では50基くらい作る計画となっている、アフリカやアジアでどんどん作ると、なのでこのシンポジウムは、一旦原発事故が起こった場合、どうやって汚染を受け入れさせるか、どうやって住民に除染をさせていくか、そういうモデルケースをつくるためなので、そこを踏まえて書いてくださいね、って言われたんです。それでそれを一言一句書いてやったの。そうしたら名刺交換したのですぐに
連絡が来て、「なんでそんな事書くんだ」ってきたんです。それで「あれ?書けって言うから書いたんですけど」といったら、「俺はそんなことは言ってない」って来たんで、「分かりました、おっしゃってないかICレコーダーで撮っているんで確認しますよ。でも言ってますよ。」と言ったら、もう文句が来なくなりました。」

実は6.の方は、私も今年の6月以降、メールの交換をしてまして、数十時間の議論に匹敵するメールをやりとしました。
「やり合う」のではなく、相手が「先生」で私が「生徒」役としての議論でした。
相手はコーチングも研究しているので、自分からは「安全だ」とは言わず、こちらが自ら「なんだ安全だったんですね」と言わせるように話しを持っていきます。しかし、私が「転ぶ」はずもなく、最後は数百ページの英語の論文を提示し、「これに書いてあります」とだけ言います。決して「何ページに○○と書いてある」とは言いません。

ここまでやられると、どんな人でも「そうか、私にはわからないけど、頭の良い人は安全だということが理解できるんだな」とくじけてしまいます。
わたしはそこで、子ども世界ネットの英語の分かる人達に解明してもらいました。
そしたら、その論文には安全どころかチェルノブイリ事故後の研究で以下のことを報告していました。

「チェルノブイリの影響を受けたウクライナの子どもたちに
 おけるセシウム137被曝と肺活量」 (抄録和訳) 
 http://trans-aid.jp/index.php/article/detail/id/27503/at/recent
①土壌に含まれるセシウム137の濃度に比例して、赤血球、白血球、血小板の減少、ヘモグロビン濃度の低下が観測された。【被ばくの影響が見られた】
②気道閉塞(Airway obstruction)および拘束性肺機能障害の有意な増加が観測されていて、肺活量減少が有意に起きている。【被ばくの影響が見られた】

これを追求すると、その筆者にアメリカまで会いに行き「より吟味が必要」という合意を取り付けてきたと言います。
(そこまでやるか、と思いました)でも「吟味が必要」ということは「安全とは言えない」ということであり、そのあとは話しが平行線のまま終わりました。
・・・・以下一部省略します。
その後で私が・・・・・に関係していると述べると、ものすごい食い付きようで、まるで恋心を抱かれているかのような素早い返信の連続で怖くなりました。もちろんエートス活動にとって私が「利用価値あり」ということだったのだと思います。
普通の人では必ず「転び」ますので、くれぐれもご用心を。
・・・・・・・・・・・・・
<国立保健医療科学院の人についての関連記事>
http://www.asyura2.com/12/genpatu29/msg/277.html
↑の1:05:12~
おしどりマコ
「私この間 先月の頭にOECDNEAの会議に取材しにいってきたんですよ。
OECDNEAは世界経済協力機構の原子力機関なんですよ。
そこで今月にIAEAの会議があるために前座みたいなお話をされてたんですけど、
プレスで行っていたのが読売新聞と私たちだけだったんですよ。
プレスで腕章をしていたので、いろんな方から話しかけて来られて、
コーヒーブレイクの時に国立保健科学医療院の方がおっしゃていたんですけど、
やっぱり世界は、原発事故があっても、まだまだ原発を作ると。
で、これからアフリカに原子力を作っていきたいんだ。
アフリカにも中国にも韓国にも、50以上原発を作る前提があるので、
だからこれから福島の原発事故を早く抑え込んでしまう。で、除染をして、
住民が、もう汚染を受け入れるということを発信しないといけないんだ。
それを踏まえて記事を書いてくださいねって言われたんですよ。」
岩上安身 「誰に?」
マコ 「だからその、コクリツホケンカガクイリョウインの研究官に」
岩上「名前は?」
マコ「名前ですか?名前言っちゃっていいんですか」
岩上「名前言っちゃっていいですよ。名前言わなくちゃ。」
マコ「ヤマグチ研究官って方」

バッジのおかげです・・バッジが結ぶ絆

毎週金曜日の官邸前抗議行動で顔見知りになった方達がたくさんいます。その中のお一人、バッジと同じ色のTシャツにご自分でバッジの模様を描いて着ている方からお手紙を頂きましたので、掲載させていただきます。
私達が始めたバッジの活動をこのような形で続けてくださる方が、きっと彼女以外にもいらっしゃると思います。どんな形であれ、原発は要らない、再稼働阻止のために行動する方達の心をこのような形で代弁してくださって、ありがとうございます。文章の最後に書かれた「原発反対バッジを付けている割合が圧倒的に多いと確信している」、私もそう思います。
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バッジのおかげです・・・バッジが結ぶ絆
 リュックにひとつ、帽子にひとつ、バッグにひとつ、菜の花バッジを付けているおかげでたくさんの出会いと新しい絆が生まれ、私の人生の幅を広げてくれている。

 東北新幹線を下り、釜石線の新花巻駅で電車を待っていた時のこと。「同じバッジを3つも着けているけど、何ですか」と聞かれた。(よくぞ気付いてくれたましたとばかり)私は福島バッジプロジェクトの紹介と共にチラシも出し、「このバッジ、ひとつもらってくれますか」と差し出すと、その方はすぐに自分のハンドバッグに付けた。そのバッジが縁となり新花巻から釜石までの2時間、会話は途切れることがなかった。
 その方はドイツ在住の日本人。釜石の知人にクリスマスプレゼントを届けに来たと。前回津波で家を流され、集めたCDも全部流された人に出遭い、好きだと聞いていたドイツ音楽のCDを持って今回訪ねてきたと言う。福島原発事故に対するドイツ人の反応は「なぜ日本人はおこらないのか」とも言っていた。その方は4時間釜石に滞在し、私のボランテイア先の友人とも会話を弾ませ、再会を期して関西の実家へ帰った。その後も連絡を取り合い、帰国のたびに会う友人となった。

 地方で反原発のデモ行進中のこと、沿道の人と目が合い「がんばって」と言ってくれた。思わずその方の所へかけ寄り「このバッジもらってください。原発反対の意志表示のバッジです。バッグに付けてもらえると嬉しいですが」と早口で伝え、手渡し、「ありがとう」を背中で聞いて、デモ行進にもどる、そんなこともあった。

 先日東京駅での待合室。「おひとりですか?外に席が空いていないので座っていいですか」と70代後半とおぼしき女性と合席に。富山の方で5年に一度不動産業継続のための試験を受けに上京するとのこと。その年で受験なんてすごい。30分近く話をし、別れ際に「原発どう思いますか」と問うと「あんな危険な物、無い方がいい」と明快な答。そこでリュックに付けていた菜の花バッジをはずし「これは原発反対のバッジです。声に出し難くても意志が示せます。もらってくれますか」と伝えると「もらっていいんですか」「もらてくれると嬉しいんです」

 都内での講演会でたまたま隣り合わせた方に「このバッジ見たことありますか」とリュックに付けた菜の花バッジを見せた。知らないと言うのでちょっと説明して「このバッジ、もらってくれますか」と聞くと「カンパせずにもらっていいんですか」と。「一人でも多くの方に付けて欲しいので、隣に座ったご縁でのプレゼントです」と伝えると「喜んでいただきます」
 向こうから来る人の帽子に菜の花バッジが付いている。無意識に目礼すると、「原発が無くなるまでがんばりましょう」と言う心の声が聞こえた気がした。やわらかな投資が湧いてくる。バッジがくれた確かな絆。

二度と出会うことはないだろうと思われる人との一瞬のつながり。顔は思い出せないが、その一瞬を思い返すとほっとあたたかくなる。イヤ正直に言うと渡したのは覚えているけれど、男の人だったか、女の人だったか分からなくなることもある。今まで声をかけた中で拒否されたことはなく全部の人が喜んで受け取ってくれた。でもこの世の中、原発賛成の人もいる。原発賛成バッジがあると聞いているが、その人に私は笑顔でバッジを渡せるだろうか。
 
 私の夢、日本中の人達が原発反対か賛成かのどちらかのバッジを付けて歩くこと。つまりちょっとで良いので原発を身近なことと捉え意思表示をする。そうなった時原発反対バッジを付けている割合が圧倒的に多いと確信している。    鳥居光代 

南相馬市の人口と交通量の多さ・・・やはり避難勧奨解除は・・・

久しぶりに用事があって南相馬市まで出かけました。
福島市から飯館村に入ると以前は荒れ放題だった土地がすっきりとし、除染した土の入っている袋が延々と並んでいました。除染中という幟が伊達市の霊山辺りから南相馬市まではためいていました。
南相馬に入ると交通量の多さが以前とは違いが判るほどに多くなり、街の様相、人々の感じもガラリと変わっているような気がしたので、市役所に人口と歳入歳出の資料を貰いに行きました。

人口は2011年3月11日現在は71,561人、2014年12月11日現在47,297人です。
市外避難者は12,590人(内県外避難者は7,499人)で、転出が8,106人。合計29%の人が転出または避難されて人口が減少しています。
また死亡された方(震災関連以外も含めて)3年半で3,542人で、人口死亡率(人口千対)は14となり、2011年の年間人口死亡率(人口千対)は9,9に比べて少し高くなっていました。
結果、人口7万人の町が3年半で2万3千人減りました。
が、除染業者・高速道路や土地関係の土木業者が6~7千人居住し、人口実数は5万5千人ほどになるとの話でした。
歳入歳出は2010年はそれぞれ293,9億・277.4億円でしたが、2014年はそれぞれ794,7億円(現実には・900億円近い数字になりそうの説明あり)・664,6億円と震災が遭ったために約3倍になっています。

これだけでも交通量の多いのが統計から解ります。それだけでなく、昨日に署名お願いをした避難勧奨解除が進められているのが事実として着々と進んでいるのがしっかり分かります。
昼間のファミレスは工事関係者ではない住民の人達が友人同士、家族同士で混んでいました。
市立の保育所は未だに閉園されていますが、私立の保育所(市内3ヶ所・系列では2つの保育所)の園児は増加の傾向にあります。
避難勧奨解除地区ではない南相馬市原町区某所で年配の方に「このあたりにお子さんはいるのでしょうか?」と聞いたところ、「ここにいるわけがない」とキッパリと応えたのが印象に残りました。若い人に働き口を聞くと「選ばなければ仕事は沢山あるし、時給も他より高い」との話でした。
一時は工事関係者ばかりの索莫とした雰囲気があったのですが、その雰囲気はなくなりつつあるかもしれません。ただ、連れ合いがホテルのお風呂場から戻ってきて開口一番、「今日は刺青をした2人と一緒だった。風呂場で初めて見たよ」と。わけが分からなくなりました。
以上、南相馬について纏まりませんが、思いつくままお知らせします。

南相馬市で住民無視の避難勧奨解除が進められようとしています。応援の署名を!

避難の権利ブログより、南相馬市で住民無視の避難勧奨解除が進められようとしています。応援の署名を!を転載します。皆様の署名をよろしくお願いします。
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http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/post-45b6.html
2014年12月15日 (月)
【選挙の裏で着々と…】南相馬市で住民無視の避難勧奨解除が進められようとしています。応援の署名を!
選挙の裏で着々と…。南相馬市で住民無視の避難勧奨解除が進められようとしています。
特定避難指定解除へ、21日説明会・南相馬 | 河北新報
http://goo.gl/zYatFB

10月8日に開催された説明会で、発言した住民のすべては反対意見でした。
住民の意思を踏みにじる指定解除と帰還の強要を阻止するため、ぜひ、応援の署名をお願いします!

署名フォーム
https://pro.form-mailer.jp/fms/36c30b8869706
一次締め切り:12月18日(木)朝9時
二次締め切り:12月20日(日)朝9時

※参考情報:
https://sites.google.com/site/minamiswg/home/information
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2014年12月 日

内閣総理大臣 安倍晋三 様
経済産業大臣 宮沢洋一 様

南相馬市における住民を無視した特定避難勧奨地点の解除に反対します
福島県南相馬市の152世帯の特定避難勧奨地点の解除が報道されています。
解除の話はいったん10月に浮上したのですが、住民の強い反対でいったん延期になりました。たった2ヵ月後の不意打ちのような解除。いったい何が変わったというのでしょうか。

南相馬の住民は、解除に反対しています。

2011年、政府が一方的に決めた年20ミリシーベルトという高い基準と、そこから導き出された空間線量率に基づき、住民の意向を無視して、世帯ごとに特定避難勧奨地点が定められました。調査もいいかげんで、同じ汚染レベルでも、指定されたりされなかったりでした。これにより、汚染が高く、避難したくても避難できない多くの住民が指定から漏れました。

そして、10月には特定避難勧奨地点に指定された南相馬市内の152世帯について、政府は早ければ月内にも指定を解除することを伝えてきました。

10月8日に開催された説明会で、発言した住民のすべては反対意見でした。

それもそのはずです。除染が済んだといわれる南相馬市の環境には、いまだ数十万Bq/m2もの汚染地点があります。また、いまだに百万Bq/kgを超える黒い物質があり、再浮遊、再汚染が起きているのです。
そんな場所に帰還を強要するのでしょうか。そんな場所に子どもや孫をすまわせろというのでしょうか。
被ばくに耐えてきた住民の意見は、またしても無視されてしまうのでしょうか。

私たちは、あらためて特定避難勧奨地点の解除に反対し、住民の意向と汚染実態に即した避難勧奨の継続と地域指定を求めます。

呼びかけ団体:南相馬・避難勧奨地域の会、
協力:福島老朽原発を考える会、避難・支援ネットかながわ(Hsink)、
ひまわりプロジェクト南相馬、国際環境NGO FoE Japan、
問い合わせ先:090-6142-1807

脱被曝に後ろ向きな松戸市。公園などでの土壌測定を完全拒否

ついこの間だったような11月16日に投票が行われた松戸市議選挙。その選挙に脱被ばく・脱原発を訴えた二人の議員が(DERIさん・増田かおるさん)が誕生しました。DERI議員の一般質問の報告を「民の声」新聞より転載します。
なお、写真も入っている「民の声」でお読みください。
それにしても・・本郷谷市長の態度はイヤナ感じですね。
気になったので少し調べました。
現在2期目を務める松戸市の本郷谷健次(ほんごうやけんじ)市長の政策は、『文化の香りがする街づくりー市民のかずだけ夢があるー』
子育て・教育・文化を大切にする街づくり・人と人とのつながりを大切にする街づくり・魅力的な街づくり(松戸駅リニューアル)・安心・安全な街づくり『市民の夢・窓口』設置にご期待ください
とあります。選挙を経て選ばれた議員さんとも「つながり」を大切にしていただきたいと思いました。DELIさん、子ども達の未来の為に頑張ってください。民の声新聞さん、これからも掲載してください。
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http://ameblo.jp/rain37/entry-11963369820.html?frm_src=favoritemail
脱被曝に後ろ向きな松戸市。公園などでの土壌測定を完全拒否~DELI議員が一般質問

「国が国が」と並べた挙げ句、最後は「空間線量を測るだけで十分」。
 松戸市幹部には子どもたちを放射線から守る気概のかけらもなかった─。11日午後、同市議会で当選後初めて一般質問に立ったDELI議員(39)。「高さ50㎝で空間線量を測るだけでは線源を見つけられない」などと行政による土壌測定を求めたが、市側は完全拒否。血液検査や心電図検査への助成についても拒んだ。「市長の見解は?」との求めに対しても、本郷谷健次市長は無視して答弁せず。汚染と向き合わない行政の姿勢が改めて浮き彫りとなった

【呼吸による内部被曝は考慮せず】
 DELI議員のいら立ちが傍聴席にまで伝わって来るようだった。それほど当局が、木で鼻をくくったような答弁を繰り返したからだ。

 まず答弁に立ったのは、環境部長。「0.23μSv/h未満になるよう放射線低減対策をとってきた。その基準が市民の健康を守れないとは考えていない」と胸を張った。「1kgあたり8000ベクレルを超えるような土壌が市内に点在している可能性は否定できない」としながらも、「そのような土壌が大量に存在すれば空間線量にも影響が出るはず。空間線量を管理していけば、市民の年1mSvは達成できる」、「これまでも、子どもたちへの影響を最大限に考慮してきた」などと述べ、行政による土壌測定の実施を完全に拒否した。

 再質問に対しても、「年1回の空間線量測定で十分だ。仮に0.23μSv/hを超えれば、すぐに除染できる体制を整えている」などと否定的な答弁。挙げ句には、「(鼻や口から放射性物質を吸い込むことによる)内部被曝に関しては国から指針が示されていない」とし、これまでも今後も、0.23μSv/hを基準とした外部被曝のみを考慮していく方針を強調した。

 「市民の間には、被曝に対する考え方が様々ある」。そう答弁したのは健康福祉部長。松戸市ではこれまで、WBCによる内部被曝検査や甲状腺の超音波(エコー)検査に対してそれぞれ5000円、3000円を上限として助成しているが、今年10月末までにWBC検査を250人、エコー検査は47人が受けたという。DELI議員は助成対象を血液検査や心電図検査にまで拡大するよう求めたが、ここでも「国から方向性が示されていない」と否定。「松戸市では甲状腺への影響は低いのではないか、との専門家の見解がある」とも述べ、健康被害そのものを危惧していないことを明らかにした。
を再三求めたが、市側は完全拒否。本郷谷市長は腕組みしたまま答弁すらしなかった

【「安全安心な給食を提供している」】

 「子どもはしゃがんで遊ぶこともある。口や鼻から吸い込めば、その先には重要な臓器がある。なぜ土自体を測らないのか理解できない」

 DELI議員が土壌測定にこだわる背景には、自身が市内の公園で行ってきた空間線量と土壌汚染の測定がある。「市内には、1kgあたり1万ベクレルを超える土壌が点在している。でも、高さ50㎝で空間線量を測ると、0.23μSv/hを超えない。つまりは、除染の対象外になって汚染が放置されてしまう」と壇上から訴えた。実際、10万ベクレルを超える土壌を見つけた際には市役所に通報し、除染が行われたが「10万ベクレルだったからではなく、0.23μSv/hを超えていたから。こんな状況では、市民が自費で土壌測定をしたとしても、どうしようもない」と土壌測定の必要性を訴えた。

 血液検査については「ストロンチウムが市内に存在するのか、初期被曝がどれだけあったのか、市民には知るすべもない」と強調したが拒否。学校給食の産地表示についても「まだまだ不安を抱いている市民はいる。できれば献立ごとの産地を事前に提示することを義務付けられないか」と迫ったが、学校教育部長は「現在でも使用が予定される食材のサンプリング検査は行っており、市のホームページなどでお知らせしている。これまで放射性セシウムは検出されておらず(市によると、下限値は「概ね10ベクレル」)、安全安心な給食を提供している」と答弁。現行方式を変更する予定はないことを示した。

 最も酷かったのが本郷谷市長だ。DELI議員は「子どもを被曝から守るには土壌を測るしかないと考えている。市長の見解を伺いたい」と答弁を求めたが、市長は着席したまま微動だにせず無視。議長も答弁を促すことをしなかった。

【「これからも強烈に要望し続けます」】

 怒りをグッと抑えて「市長の見解を伺いたかったが残念」と述べるにとどまったDELI議員。「私は『脱被曝』だけを掲げて当選しました。脱被曝に対する一定のニーズを市議会に届ける義務があります」と述べ、今後もブレることなく当局を質していくと〝宣言〟。

 野次を飛ばすことなく聴いていた議員たちを前に「今は原発事故の被害者だが、このまま汚染と向き合わず国の原発再稼働も『しかたない』と容認してしまったら、将来の子どもたちに対して加害者になってしまう可能性もあるんです。福島第一原発では建屋カバーの取り外し作業が進んでいる。放射性物質が飛散するリスクは今でもあるんです」と力を込めた。

 議員としての「脱被曝」の取り組みは始まったばかり。環境部長は「ご理解を賜りたい」と述べたが、DELI議員が返したのは、こんな言葉だった。

 「これからも強烈に要望し続けます」

12月19日 米沢活元会のお知らせです。

自分を守るのは、自分の家族を守るのは、大好きな友達を守るのは、子ども達を守るのは、人々を守るのは、地球を守るのは私達自身だという事にこの3年半の間にイヤと言うほど学んだ方は多いのではないでしょうか?
自分の身体を知りましょう。私達の未来を自分達の手に取り戻して人間らしく生きたいと思います。
12月19日に行われる米沢活元会のお知らせです。
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お世話になっております、7代先のこどもたちのために行動する会の大嶋です。
野口整体活元運動による整体講座『活元会』のご案内です。
自分自身で自分のからだを『整体する』それが、活元運動です。
自律神経を調整して、デトックスも促します。
多くの皆さまのご参加、お待ちしています。

◇12月の米沢活元会◇
日 時  12月19日(金) 10:10~13:00
場 所  米沢市東部コミュニティーセンター和室(米沢市花沢町1丁目2−38−6)
参加費  500円 (お子さま連れOKです♪)
持ち物  タオル・飲み物 (動きやすい服装でお越しください)
講師は、東京都在住の公益社団法人整体協会活元コンサルタント 七島高子さんです。

お問合せ・お申込みは、こちらまで。
おおしま:TEL 070-6623-1882 e-mail o-key2747@pdx.ne.jp
主 催
 7代先のこどもたちのために行動する会

12月15日・東電の刑事責任を考える集い

冬になり、暗くなるのがあっという間に。午後5時にはすっかり暗くなり、家でも電気を点けなければなりません。震災以後その電気を使う事をためらうようになった方、多いでしょう。都会のイルミネーションを見る都度に悔しい気持ちになり、我が家のクリスマスの飾りに電気を使うのも複雑な気持ち。原発事故の加害者がなぜ罪に問われないのか?!
12月5日にいただいたチラシを書き写しました。
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2014/12/15 福島原発事故の加害者がなぜ罪に問われないのか?!
東電の刑事責任を考える集い(東京・八丁堀)

福島原発事故の加害者がなぜ罪に問われないのか?!
東電の刑事責任を考える集い

日 時:12月15日(月) 19時~
場 所:中央区新富区民館(中央区新富1-13-24)
(日比谷線「八丁堀」(A3出口徒歩5分、有楽町線「新富町」徒歩8分)
講 演:古川 元晴弁護士(元検事)
資料代: 700円
主 催:東電の刑事責任を追及する会
連絡先:080-1104-4432(小林)

福島原発事故の反省をしない原発再稼働の動き
 11月7日、鹿児島県議会および伊藤祐一郎県知事は川内原発の再稼働に同意しました。10月28日、岩切薩摩川内市長に続き市議会も再稼働賛成の陳情を採択しました。
 本当に福島原発事故の反省がなされているのでしょうか。11月2日、日本火山学会は原子力規制委員会に対し、「新規制基準」を見直しするよう申し入れています。「新規制基準」自体が”安全神話”と言わざるをえません。このような原発再稼働が進めば、再び事故が起きても誰も責任を取らない体制が作られます。

東京地検の不起訴処分は間違っている。東京峡地検は、東京
第5検察審査会の議決を尊重し、東電元幹部を起訴せよ!

 昨年9月、東京地検は福島原発告訴団が告訴・告発していた東電元幹部らに対し「不起訴」処分にしました。その理由は、15,7mの津波の具体的予見可能性はなかったとしています。
 これに対し、7月30日の東京検察審査会は、「東電は安全性確保のために極めて高度な注意義務を負っている。、「津波襲来に関する具体的な予見が可能であった」と判断して、”起訴相当”であるとの判断をしました。
 古川元晴さんは東京地検の不起訴処分について「確実な予測ができない事故はいかなる大事故でも罪に問えないことになる」と述べておられます。(「世界」6月号)
 昨年9月以降、福井地裁判決をはじめ流れが変わってきています。東京地検の不起訴処分を撤回させ、東電元幹部の起訴を実現しましょう。全国の再稼働を止めましょう。

「東京第5検察審査会の議決を尊重し、東電元幹部の起訴を
求める要請署名にご協力ください。(12/31第2次集約)


*わたしたちは福島原発告訴団を自主的に応援し活動している団体です。
東京地検に対する要請署名、月2回の要請行動や東電本店への
合同抗議行動への参加、全国の原発再稼働反対の運動に参加しています。
東電の刑事責任を追及する会

*古川元晴さん
1942年生まれ。法務省刑事局総務課長、官房総務審議官、
内閣法制局参事官、司法研修所上席教官、京都地検検事正
など歴任。2011年から弁護士。「法の支配」実務研究会代表

実際にイギリスで成功した問題の党と問題の議員を落とす戦略的投票法の、日本版紹介です

以下のメールが入りましたので転載させていただきます。既に私は泣く泣く期日投票を済ませてしまいましたが、まだの方は是非参考にしてください。
下方の第四弾 「戦略的投票先リスト(全選挙区)」
 http://ryokuchakai.com/2014/12/01/4/だけでもお読みください。
選挙違反にならない方法です。拡散希望。
[東大話法]著者、安冨歩さんの英国を変えた実証済み戦略的投票行動の要約です。「問題議員と問題の党を落とすことを最優先に、二番手に票を集中させ、議員を落とす目的で好きな党を選ばない投票行動です。」日本版戦略的投票法の詳細は下。第1弾から第4弾を転載。
1983年のサッチャー時代・・政権党は4割の得票率でも6割の議員数になってしまう投票行動だった。
(保守党)・・・・・・・・・・・・42.4%の得票率で397議席(63%)
(労働党)・・・・・・・・・・・・27.6%の得票率で209議席
(自由民主連合1つの党になる前)・25.0%の得票率で 23議席
★政権党の保守党に反対する野党2党合わせた(労働党)+(自由社民連合)の得票率は、27.5+25=52.5%で半数以上でも、議席数は、209+23=232人で半数以下どころかたった37%の議員数しか占められなかった。!実際には保守党より52.5-42.4=10.1%も多いのに、議席数は397-232=165人も逆に少なかった。★これでは、民意は反映されないと危機感を持ったイギリス国民は、1997年に戦略的投票をした!![自分の嫌な政党と議員が敗北するように、2番手の当選しそうな方の人に投票して、自分の好きな政党だからという理由では投票しないこと]を運動展開し、保守党の政権存続を許さない結果に導いた。
1997年のブレア時代
(保守党)・・・・・・ 30.7%の得票率で165議席
(労働党)・・・・・・・ 43.2%の得票率で419 議席
(自由民主党)・・・・  17% の得票率で 46 議席になった。
★1997 年の(労働党)+(自由民主党)は、合計得票率は 60.2%で、1983 年の時(労働党)+、(自由社民連合)の合計得票率の52.5%より7.6%増えただけだが議席数は2倍に、419+46-232=232人も増えた!!
★1983年の政権政党の(保守党)は、1997年で、得票率を11.7%減らしただけなのに、議席は397―165=232議席も減らしていた.これは市民が戦略的投票法を取って「落とすための投票行動」をしたからです。
★1983年第三位の(自由民主連合)は複数党連合で得票率25%で23議席(3.6%)しかなかったが、1997年時は(自由民主党)1党に統一し、17%と得票率は8%減っても議員数は46人と23人の倍に増えた。
★問題議員や、問題の党を落とし、良い議員を残すための戦略的投票行動の日本版をやって、議員構成数を変えよう。「好きな政党を選ばず、問題政党と問題議員を落とすため、当選しそうな二番手に票を集中させる投票法なんです!選挙違反にはならないから、<転送・転載歓迎>【重複ご容赦】ツイッター、FB,はもちろん、投票依頼ではないからMLやメルマガもOK!拡散中、もっと協力者を集めるため拡散して!
第4弾選挙区情報全国網羅は、知り合いに直接投票依頼を電話でもメールでも個人宛なら全く問題なし。下記候補者を支持できずとも自分の選挙区で問題候補に勝てそうな2番手候補に投票を集中しましょう。
 第一弾 「落とそう!原発大好きイレブン」
http://ryokuchakai.com/2014/11/18/11/ 
第二弾 「脱原発ヒーロー&ヒロイン22」
  http://ryokuchakai.com/2014/11/25/suisen-2/
◇第三弾 「戦略的投票で原発大好きイレブンは落とせる!」
 http://ryokuchakai.com/2014/11/29/otoseru/
 第四弾 「戦略的投票先リスト(全選挙区)」
  http://ryokuchakai.com/2014/12/01/4/
世界を襲う巨大台風、竜巻、高潮などの異常気象の原因は、気温では無く、海水温の上昇だとNHKスペシャルで世界の科学者が警告していたが、原発は、小出先生が、日本の全川の流量を7度上げる熱を海に放出する海あたため機だと警告していた。こんなはずではなかった地球にしないために、「好きな政党に投票するのではなく、自分の嫌な政党と議員が敗北するように投票しよう。地球と人類の未来のためです。

福島原発告訴団・「起訴を!」12月12日東京地検包囲行動&院内集会

直前のお知らせで申し訳ありません。
福島原発告訴団からのお知らせです。ご参加よろしくお願いします。
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http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/「起訴を! 東京地検・東電包囲行動&院内集会」
検察審査会の「起訴相当」議決を受け、東京地検は捜査期限を2015年 2月2日まで延長して再捜査しています。検察は東電元幹部を起訴すべきではないのか。刑法の専門家中の専門家お二人を招いての対談を行います。

〈日程〉2014年12月12日(金)
〈会場〉参議院議員会館B-104(100名)
満席の場合、第2会場「102」(50名)での中継視聴になります。

〈タイムスケジュール〉
11:30   参議院議員会館入り口で通行証配布
12:00   開会
        <対談>「検察は、起訴すべきである」
        •古川元晴さん 元京都地検検事正、元内閣法制局参事官
        •船山泰範さん 日大法学部教授
        •告訴人スピーチ
13:30   閉会  (東京地検前へ移動)

地検包囲行動・東電抗議行動も行います!
14:00   東京地検包囲行動 開始
14:30   終了
15:00   東電本社前へ移動 抗議行動
        要請書提出
15:30   終了
15:45   福島からのバス出発

◆福島からバスが出ます。(バス代・1500円)
中通りコース
* 7:00 福島駅西口、8:00 郡山教組、<連絡先080-5739-7279(事務局)>
いわきコース
* 8:00 いわき市役所、<連絡先090-2024-7012(ふるかわ)>
(主催) 福島原発告訴団

選挙について・・いとうせいこうさんの言葉から

選挙があります。私は初めて何人かの人に「どうするの?」聞きました。どなたもそうでしょうが、私も某政党が議席をなくすにはどうしたら良いかの視点だけで、自分の選挙区の情況を見ながら考えあぐねていたから、分からないからです。
そうすると、打てば響くように返事があり、私と同じようにそれぞれの悩みを抱えながらいることが分かりました。情報は貰えるし、視点のヒントももらえたりして、有難いなあと思いました。メールでもたくさんの人の声を伺いました。
話は変わって、「原発は要らない」と小さな活動をしているのを、「どうして続けるの?」と聞かれた事があります。
考えた事もない質問だったのですが、「自分が辞めたら原発が無くなる可能性はゼロになるかもしれない。でも続ければ無くなる可能性がゼロにはならない。だから続ける。そうでないと夢も希望もない」と答えました。
以下転載させていただきます。
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自分一人が投票したところで何も変わらない、と多くの人は思う。選挙を前にして自分が無力であると感じる。その感覚に傷ついて無関心になる人もいる。
だが、「自分一人が投票したところで何も変わらないと思う一人」が投票すると社会が変わる。
私は何度かそういう選挙を見てきた。
デモも同様である。
「私一人が出かけようが出かけまいが何も変わらないと思う」人が実際に出かけると、それが膨れ上がる列になる。
その時、世界は何かしら変わる(ただし根本的に私は、変わろうが変わるまいが思ったことを主張しに出かければよいだけだと考えるのではあるが。そもそも世界を変えたい場合、有効性ばかりを先に考えることは無意味だ。なぜなら変わる前の世界から見た有効性の基準は必ず「古い」から)。

がらりと世界が変わることもある。それはほとんど次元の移動のようだ。今生きている世界から別の世界に、人は突然接続する。私は決して疑似科学を語っているのではない。
これが選挙の謎なのである。
代議制の、つまり多数の者が少数を選び、選出された者に政策をまかせるシステム、すなわち民主主義の厳密な数学、ないしは物理学がこれである。

多数の者が少数の権力者に影響を与えるわけだから、それはデモの謎でもある。
渡り鳥は飛び立つ時間をあらかじめ知っているのではなく、みんなで行きつ戻りつするうち突然旅に出る

私が変わると「私たち」が変わる。
私が行かない投票には何千万人かが行かない。
私が行く投票には何千万人かが行く。
特に浮動票と言われる「私たち」は渡り鳥のようなものだとイメージしてもいい。渡り鳥は飛び立つ時間をあらかじめ知っているのではなく、みんなで行きつ戻りつするうち突然旅に出る。
その時、どの鳥が出発を決めたか。
最後はリーダーが決まってくるとしても、飛ぶ群れの起源を遡ればどうなるか。
「私」という一羽の鳥が、としか言えないのではないか。

ある種の「政治不信というキャンペーン」によって「無力」さを刷り込まれているのだ
さて、もしもあなたが「私たちが変わったところで政治家が変わらないのだから意味がない」と思うなら、それはそれである種の「政治不信というキャンペーン」によって「無力」さを刷り込まれているのだと私は考える。
国民が「政治不信」になればなるほど、組織票を持つ者が好き勝手にふるまえる。
むしろ無力なのは選挙に落ちるかもしれない政治家の方だということを思い出して欲しい。
選挙期間というのは「無力」さの逆転が起きる時間なのであり、結果を決めるのは例の「私たち」以外にない。
つまり「私」以外に。
その時「力」はどちらにあるか。
あなたにある。
これが選挙というものの恐るべき、スリリングな本質だ。

いとうせいこう (いとうせいこう)
1961年東京都生まれ。作家、クリエイター。早稲田大学法学部卒業後、出版社の編集を経て、音楽や舞台、テレビなどの分野でも活躍。1988年、小説『ノーライフキング』でデビュー。1999年、『ボタニカル・ライフ』で第15回講談社エッセイ賞受賞。他の著書に『ワールズ・エンド・ガーデン』、『存在しない小説』、『ゴドーは待たれながら』(戯曲)、『文芸漫談』(奥泉光との共著、後に文庫化にあたり『小説の聖典』と改題)、『Back 2 Back』(佐々木中との共著)、『想像ラジオ』など。最新刊は『親 愛なる』。

バターボール

バターボール
たまに休憩の記事です。
写真はバターボールを作っているところ。
久しぶりに冷たい流水(または氷水)にバターを真四角にカットして入れて、固くなったバターを少し内側にカーブしたバターボール専用のヘラでクルクル回して作りました。
結婚したての時に夫が教えてくれました。ヘラはかなり古くて夫の家にあったものです。
簡単で一つ作るのに1分もかからない・・まとめて作って水の入ったボウルに入れ冷蔵庫に保存します。
久しぶりに作り、食事の時に出したら喜んでくれました。ほどよくやわらかくなり使い勝手が良いので、便利です。
40年位前まではまだレストランでバターボールを出す処がありましたが、最近はとんと見かけなくなりました。

韓国 の DMZ平和賞特別賞を「憲法9条にノーベル平和賞を」の取組が受賞

「憲法九条にノーベル平和賞を」の署名後の進捗報告が来ました。東京新聞に掲載され、ネット署名をされた方達のところに来たのと同じメールですが、最近の唯一の悪くないニュースなので、転載させていただきます。また、下の方に新しいネット署名『いかなる理由があろうとも戦争はしないでください。話し合いで平和的に解決してください。仲裁に努めてください。』の案内も書いてあります。
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「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会 Executive Committee for “The Nobel Peace Prize for Article 9 of the Japanese Constitution” さんが、あなたが賛同したキャンペーン 世界各国に平和憲法を広めるために、日本国憲法、特に第9条、を保持している日本国民にノーベル平和賞を授与してください please award the Nobel Peace Prize to the Japanese citizens who have continued maintaining this pacifist constitution, Article 9 in particular, up until present. に進捗報告を投稿しました。
韓国 江原道と江原日報社が主催する 第10回 DMZ平和賞特別賞を「憲法9条にノーベル平和賞を」の取組が受賞することになりました。

2014年12月8日 — ご賛同くださっている皆様へ
たくさんの皆様のご賛同・ご支援・ご協力心から感謝申し上げます。
世界の平和へのお力添え下さり心から感謝申し上げます。
この度、「憲法9条にノーベル平和賞を」の取組(事務所所在地:相模原市南区)が、韓国 江原道と江原日報社が主催する「DMZ平和賞2014年特別賞」を受賞致しました。

これはひとえに、日本国内外の平和を愛する多くの方々のご賛同とご支援、ご協力が評価されたと受け止めております。
たくさんの皆様の平和を願い憲法9条を守り、活かし、広めるために取り組んでくださった賛同の輪が、韓国にも届き、同じく平和を願い国境を超えて手をつないでくださったと受け止めております。

12月9日、韓国江原道 鉄原郡庁で授賞式が行われます。実行委員会からは、共同代表の石垣義昭と高橋順二が出席の予定です。
戦争しない「憲法9条」を世界に広めたいと願う世界中からの47.5万人(12/2現在)を超える方々の思いが込められた受賞です。
詳しくは、東京新聞 2014-12-6 31面の記事を添付いたしましたので、ご覧いただければ幸いです。
記事 ⇒ http://nobel-peace-prize-for-article-9.blogspot.jp/2014/12/2014-12-6.html
( 韓国の江原日報の記事は ⇒http://www.kwnews.co.kr/nview.asp?s=501&aid=214112400160 ご参照ください)
引き続き、 2015年度は、戦争しない「憲法9条」が世界で共有される日を目指して、100万人の賛同署名を目指しております。

◆署名用紙ダウンロード先 ⇒http://goo.gl/PDJkvx
◆ネット署名
●日本語版ネット署名 ⇒ http://chn.ge/1bNX7Hb
●英語版ネット署名  ⇒ http://chn.ge/1bU0pay
●韓国語版ネット署名 ⇒ http://chn.ge/SX9NHa
●中国語版ネット署名 ⇒ http://chn.ge/1kRuUIJ
また、新しいネット署名 
●各国代表者宛: 『いかなる理由があろうとも戦争はしないでください。話し合いで平和的に解決してください。仲裁に努めてください。』
ネット署名サイト ⇒ http://chn.ge/1rmw6X4
(随時、宛先を追加していきます。)
こちらにもご賛同・署名拡散にご協力賜れましたら幸いです。

世界の平和を願い、「戦争しないでほしい、仲良くしてほしい」という素直な、素朴な平和を求める声を世界中で大きくするために、国を超えて世界中の平和を愛する人たちと手をつなぎ、それぞれの政府に戦争させないように働きかけ、置かれたところから、世界の平和を願う1人ひとりの小さな声と力を合わせて頑張っていきましょう!
引き続きどうぞよろしくお願いいたします!

心から感謝を込めて
「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会
http://nobel-peace-prize-for-article-9.blogspot.jp

福島の人と話したことがないあなたへ…空手先生のブログから

空手を始める人のために・・・福島県郡山市の空手先生奮闘記から転載します。
http://ameblo.jp/4493/entry-11960393894.html?frm_src=favoritemail
猫はどうなったのだろう・・・気になります。
普段は自分に厳しい空手先生の性格がしっかりと出ていています。「福島人を知らない」と聞く事があるので、福島の人の紹介と思ってください。
それにしても震災から1364日(2014年12月6日現在)・・・
更に混迷を深めていくフクシマ・日本・世界・地球
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おはようございます。
今日で震災から1364日目です。

先日、道場の裏手から猫の鳴き声が聞こえました。
別に猫の鳴き声自体は珍しくはないのですが、何回も何回も声は同じ場所から聴こえて来ます。
しかも鳴き声は子猫っぽい感じです。
窓を開けて下を見ましたが、猫の鳴き声は聴こえるものの姿は見えません。
私は外に出て道場の裏手にソッとまわりました。
その途端、鳴き声は止み辺りはシーンとします。
「ニャオ」「ニャオ」
と猫の鳴き真似をしてみますが、何の反応もありません。
私は諦めて道場へ戻りました。
しかし…道場に入った途端にまた猫の鳴き声が……
窓に駆け寄りサッと開けると……いました!子猫です。
白と黒の模様の子猫というか、まだ生まれて三日目くらいの赤ちゃん猫です。

私が上から「ニャオ」と鳴くと、赤ちゃん猫は辺りを見回して警戒しているようです。
下の階からも「いた!いた!いた!いた~!」って声が聴こえます。
みんな子猫の声が気になっていたようです。
赤ちゃん猫は、ヨタヨタと歩きながらもかなり機敏で、警戒心が強いようで、人間の声が聞こえると物陰や車の下、側溝の中へ隠れてしまい、息を潜めます。
私は、赤ちゃん猫に気付かれないように静かに裏手にまわりますが、私が行くと消えてしまいます。

2階にある道場に戻ると現れる………(-.-;)ムムム
この展開を何十回繰り返したでしょう。(私もしつこい、笑)
外は雪がチラついていて寒く、親猫も見当たりません。
凍えて死んでしまわないか心配で、居ても立ってもいられません。

外からは相変わらず「ニャーニャー」と鳴き声が響いて来ます。
なんとかならないものか………知恵を巡らしますが、いい案が浮かびません(>_<)
下の洋服屋さんの店長さんも何とか保護したいと思い、餌や水を置いてイロイロしてくれているのですが、やはりダメなようです。

赤ちゃん猫って、そこまで警戒心が強いものですかね?
赤ちゃん猫って警戒心が薄いと思ってました。

結局、稽古中もずっと同じ場所から声が鳴り響き、子供たちも「猫だ!猫だ!」と大騒ぎ。
夜11時近くに道場を後にしましたが、私が帰る時も鳴き続けていました。

私は部屋に帰ってからも猫のことが気になって眠れなかったのですが、次の日に来てみたら赤ちゃん猫の姿は消えてました。
寒さで死んでないだろうか……
交通量が多い場所なので道路に飛び出してはねられないだろうか……
イロイロと心配は尽きませんが、どこかであの赤ちゃん猫が生きていてくれることを願うばかりです。
あるビルの住人達が、赤ちゃん猫一匹のために右往左往した、寒い冬の温かい一日の記憶です。
また会えるといいな……

衆議院選挙についての、広瀬隆さんからの文章を転載します

この文章は11月28日にメールで数ヶ所から送られてきました。きっとバッジのブログを読まれる方は既にお読みだと思いますが、選挙の前に再度お互いに衆議院選について再確認したく、転載いたします。
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全国のみなさま  広瀬隆です

沖縄県知事選挙で翁長さんが大勝しながら、その後の報道が「安倍晋三・大敗北」と まったく書かないまま、単なる選挙告知報道に終っているので、それ以来、ずっと感じていることを書きます。

 今回の衆議院選挙は、沖縄だけでなく、日本全土にもレジスタンス運動が存在するか、 それとも首に鈴をつけた羊のまま唯々諾々と従うぶざまな国民なのか、それを 全世界に示すために、天が与えた試練の時です。つまり、政治家よりも、それを選ぶ国民の人間性が問われているのです。ならば、政治家批判などしているより、その政治家を選択する国民に、投票の責任を問うべきです。

 人類の記憶では、第二次世界大戦中に全ヨーロッパで展開されたレジスタンス運動のような拒否と抵抗を、いまの日本人が示せるかどうか、 です。当時も、ほとんどの日本人は、恥ずべき報道 界を含めて、まったくレジスタンスをしなかった。その結果、歴史が「日本の敗戦」という大審判を下しました。
 したがって、現在の有権者に、自民党と公明党に投票しないことを求めて、下記のように、鋭く問うべきです。

 日本人に告ぐ! 自民党と公明党の連立政権は、①原発を再稼働する政策を打ち出し、②集団的自衛権の行使に踏み切り、③秘密保護法を制定してきた。した がって、この政権を支持する人間は、次のような大罪を問われる。

 自民党または公明党に投票する人間は一、
 原発再稼働によって、起こる確率がきわめて高い次の大事故を招き、日本の内陸全土と日本海・太平洋の放射能汚染が起こり、悲惨な被曝 者を大量に生み出し、日本の食糧が絶望的な危機に瀕する(その暁には、日本の 国から、若い世代がほとんど海外に脱出する)事態を望んでいる。

 世界中の“死の商人”が仕掛けている争いが、地球上にあふ れている。したがって

 自民党または公明党に投票する人間は一、
 集団的自衛権によって、こ うした“他人の喧嘩”に 日本政府が割り込んで、日本の軍隊を派遣し、戦争の流血を一層大きなものに拡大し、やがて日本本土が巻き込まれ、徴兵制(赤紙)によっ て、若者が戦場に駆り出される未来を望んでいる。

 自民党または公明党に投票する人間は
一、秘密保護法によって、政府が国民全般の言論を秘密裡に統制し、日本人が自由に政府を批判できな くなり、報道機関が重大な事実を隠蔽するような日々が招来することを望んでいる。

 有権者であるあなたが、もし、このような「動かし難い事実」を否定したいなら、ほかの候補者に投票して、現在の自民党と公明党の連立政権の政策を否定すればよい。しかし、あなたの選挙区で、投票したいと望むほかの候補者が存在しないこともあり得る。その場合には、選挙を棄権すればよい。棄権もま た、現政権に対する明確な不支持の表明である。
 
 大切なことは、現政権の上記政策に対して、あなた自身の意思を表示し、一個の人間としての責任を果たすことである。自民党または公明党に投票しては ならない。彼らの絶対得票率をほとんどゼロにする。これが、いまおこなうべき、誰もができる「日 本のレジスタンス運動」である。
以上

送り出す側の苦悩、受け入れる側の葛藤~郡山で「いのちと希望の全国交流会」

11月30日に保養をテーマに郡山で開かれた「いのちと希望の全国交流会」を
「民の声」さんが報告してくださいましたので、転載します。ただし写真とその説明は省略しています。
送りだす側、受け入れる側の両方の心を書いていただけたと思います。
保養を受入側の皆は郡山に来れるわけではないので、この報告は必見です。これから長く続けていく保養をずうっと続けていけるよう、多くの方達が保養に関わっていってくださる事を願います。
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送り出す側の苦悩、受け入れる側の葛藤~郡山で「いのちと希望の全国交流会」
http://ameblo.jp/rain37/entry-11959329051.html?frm_src=favoritemail

放射線防護の基本は放射線から遠ざかることだ。「保養」は、その手段の一つ。福島県郡山市で30日に開かれた「いのちと希望の全国交流会」では、福島県内で親子を保養に送り出している側と全国で受け入れている側が一堂に会し、それぞれの苦悩や課題について意見交換した。原発事故からもうすぐ丸4年。連携を強化して保養を息長く継続することが、子どもたちを守ることになる。
【「保養に行くのを邪魔しないで」】
 わが子を放射線から少しでも遠ざけるための保養。送り出す側の福島の関係者からは、その選択を尊重して欲しいという声が多く出た。

 「保養に行きたいということすら口にできない」のは、原発事故直後から変わらない。意思表示を躊躇させるのは家族であり、友人。「自分の住んでいる街が汚染していると思われたくない人々」「放射線のことなど気にしていないと自分に言い聞かせている人」の存在が大きな壁となることがあるとの指摘が出た。二本松市の女性は「夫が初めて講演会に足を運んでくれた」と涙を流した。「郡山に住んでいる妹に保養や避難を勧めたことで、溝が生じてしまった」と打ち明けた人もいた。

 「行政は汚染をなかったことにしたいのだろう」「あえて外運動を推進するなど、学校側の安全アピールも障壁となっている」という意見も。「保養に行くのを尊重しなくても良いから、邪魔をしないで欲しい」という切実な声まで出た。放射線防護や被曝回避という親として至極当然な取り組みが、福島では人目を気にしながら行われているというのが実態なのだ。

 「実害が出ないと動かない」という意見もあったが、既に取り組んでいる団体もある。北海道の受け入れ団体は「保養の意義を見える化するため」に尿検査を実施した。福島と保養先で採尿したものを比較すると、保養することでセシウムの減少が確認できたという。

保養先の誤解もある。

 ある団体は、地元住民から「福島の人達が来ると放射線量が上がる」と言われたことを受けて、精密な線量計で測定することで誤解を解いたという。「当然、通常の数値なのですが、変な概念が出来上がってしまっている」。国や行政が保養を積極的に推進して来なかった結果が、これだ。

【「受益者」は卒業しよう】
 一方で、受け入れる団体の経済的・人的な苦労も浮き彫りになった。

 「何が大変かって、続けられるかどうかですよ」と男性は言った。「保養貧乏」などという言葉も。一方で、福島から参加する親の中には無料参加にこだわる人も少なくない。「いつまでも被害者・受益者でいるのはやめよう。当事者になろう」という声が、郡山の母親から出た。北海道で受け入れ団体を切り盛りしている女性は「福島の人はわがままで良いと思う。泊原発から比較的近い場所に住んでいるが、いつ同じ立場になるか分からない」と話したが、保養参加者は「お客さん」ではない。「受け入れ側が傷つき、参ってしまうケースもある」という。ニーズのずれがあるという意見も出た。

 行政をどう巻き込み、動かすかも大きな課題だ。福島県川俣町の女性は「活動の原点は怒りや哀しみだが、怒りだけでは行政は動かせない」と話した。須賀川市の女性が言うように「どれだけこの国が子どもを守らない国か」という怒りはもっとも。しかし、行政を巻き込むことによって、チラシの全戸配布、学校での配布など「情報格差によって生まれる保養弱者」を少しでも減らすことができるのも事実だ。リピーターばかりで、保養にすら参加していない親子の掘り起しが課題であるだけに、行政と対立ばかりしてもいられない。

 宮城県丸森町の女性は話した。「町の姉妹都市である北海道北見市にこちらから行かれるように働きかけたい」。

【親のためにも必要な「保養」】
 交流会を主催した「311受入全国協議会」の共同代表・早尾貴紀さんは「保養には、これから長く取り組んで行かざるを得ない。どうしたら息切れせずに続けて行かれるか。送り出す側、受け入れる側がつながりながら一緒に考えて行く土台づくりができたのではないか」と振り返った。

 自身、山梨県で「いのち・むすびば」を運営し、福島などからの移住支援を続けている。「甲府盆地までは汚染が届いていないため、移住希望者がなくならない」と早尾さん。2012年11月から12月にかけて甲府市や大月市、北杜市などで土壌を採取したところ、ほとんどでセシウムが1kgあたり6ベクレル以下。100ベクレルを超えたのは124検体のうち2検体だけだった。早尾さんは「あくまで参考値」と話すが、保養や移住先としてふさわしい土地であることが分かる。

 福島大学の西崎伸子准教授は「保養は日本では未知の世界。水俣病は60年経ってもまだ終わっていない。原発事故から4年目のここでどう取り組むか」と問題提起した。前日に開催された保養相談会には、200組の家族が訪れたという。郡山の母親は言う。「お母さんは『反原発』ではない。今夜の食事のためにどうやって安心できる食材を手に入れるか、なんです」。福島などで必死に放射線防護に取り組む母親のためにも、保養プログラムは必要。だからこそ、送り出す側と受け入れる側の意見交換は持つ意義は大きい。

 参加者の一人が会場を見渡して言った。「全国からここに集まってきた人は、福島で必死に生きている私たちの希望なんです」。間もなく、原発事故から3年9カ月。 

「起訴を!」12月12日福島原発告訴団の東京地検包囲行動&院内集会

「人生二毛作の田舎暮らし」さんのブログから転載します。
12月12日に福島原発告訴団が東京地検に「東電幹部を起訴せよ!」の声をあげるために来ます。
特に関東地方で告訴団の訴訟に関わっていらっしゃる皆様、是非ご参加ください。福島から来る事には時間的にも経済的にも多くの負担がのしかかっています。その大変な部分を支えていただきたいと思います。
http://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2014-11-29-1
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東電幹部を起訴せよ!
刑事告訴している東電幹部を起訴せよ!                                                
国民の手でこれらの犯罪者たちの刑事責任を明らかにする為に                                   福島県民の心の復興は、これらの刑事責任を明らかにする事から始まる・・・                           みなさまのご支援をお願いいたします。  
 -----以下転載-----
12.12「起訴を!」院内集会&東京地検前・東電前行動
東京第五検察審査会は東電元幹部3人を「起訴相当」と議決。これを受けて現在、東京地検が再捜査を行っています。先日、東京地検は捜査期限を2015年2月2日まで延長すると発表。東京地検が市民の声を真摯に受け止め、厳正な捜査を行い、今度こそ「起訴」の決断を下すことを求め、私たちは行動します。

12月12日 金曜日
11:30~ 参議院議員会館入口で通行証配布
12:00~ 院内集会 開会
      <対談>「私なら、起訴する」
       *古川元晴さん(元京都地検検事正)
       *船山泰範さん(日大法学部教授)
      告訴人スピーチ
13:30  閉会
14:00~14:30 東京地検包囲行動
15:00~15:30 東電本社前行動

◇福島からバスが出ます!◇
中通りコース 7:00福島駅西口
~8:00郡山教組会館 連絡先080-5739-7279(事務局)
いわきコース 8:00いわき市役所前 連絡先090-2024-7012(ふるかわ)
*詳細・チラシのダウンロードはブログから
http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/2014/11/blog-post_20.html

「もう戻れないと言ってくれ」~浪江町民が語る「帰還」「再稼働」「総選挙」

「民の声新聞」というブログがあります。写真無しで転載させていただきます。
その心は”被曝から子どもを守ろう。民を守ろう。その一念で書き続けます”
このブログを読むと、福島の色々な事が視えてくるような気がします。
それと同時に心の中に深く重く沈むものがあります。
日本中の人達にこのブログを読んでいただけたらといつも思います。
今回は、浪江町の人々の声を掲載してくださいました。タイトルは、
「もう戻れないと言ってくれ」~浪江町民が語る「帰還」「再稼働」「総選挙」
http://ameblo.jp/rain37/
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住民の想いとは裏腹に進められる帰還政策。変わらぬ避難生活の中で遠のく政治。理解できぬ原発再稼働─。29日から始まった「復興なみえ町 十日市祭」の会場で、町民の方々に「帰還」や「原発再稼働」、「総選挙」について語ってもらった。そこでは望郷の想いと政治への怒り、あきらめが複雑に交錯する。「国がもう帰れないと言ってくれれば良いんだ」。

【「町ごと移転していれば…」】 
「国が『もう浪江町には戻れません』と言い切ってくれた方が踏ん切りがつく。あいまいなまま3年8カ月が過ぎてしまいました」 
浪江町に伝わる伝統芸能「請戸の田植踊」を披露した女子高生(16)は言った。震災時、請戸小学校の6年生。卒業式を一週間後に控えたあの日、未曽有の大津波で自宅は全壊した。今年3月、避難先の郡山市から初めて請戸地区を訪れたが、かつて海を眺めた自宅は土台だけになり、雑草が生い茂っていた。手元に残ったのは数枚の写真のみ。ほぼすべての物が波にさらわれてしまった。「将来、浪江に戻ったところで仕事があるでしょうか。もし結婚して子どもが生まれても、周囲に子どもたちがいるでしょうか。現実問題として、戻れるわけがないですよね」。

 請戸小4年生の時、田植踊の一員に加わった。安波祭で神楽やみこしと共に披露するのが楽しかった。だが、神社の社務所に保管されていた衣装や太鼓は津波に流され、太鼓だけが後に見つかった。本来は6年生で〝卒業〟だが、声がかかると2011年夏から再び活動に参加した。以来、明治神宮や出雲大社での奉納など、すべての公演に参加している。「震災後、皆勤賞は私だけなんですよ」と笑顔で話す。

 母親の実家がある郡山市に避難して3年。当初は側溝に近づかないなど放射線に気をつけていたが、最近ではほとんど意識しなくなったという。「だって、気にしていたら福島では生活できませんよ。何もできません。汚染も被曝の危険性も事実だとは思いますけど…」。

 「原発事故がなかったら、今でも請戸で踊れました。原発のおかげで、浪江ほどバラバラにされてしまった町はないでしょう。町ごと移転させてくれたら良かったのに」。踊り子の減少は深刻で、この日もギリギリの人数でなんとか披露できた。将来は踊りの師匠のような立場になるのが夢だが「自分が50歳になった時に、田植踊があるかどうか」と本音ものぞかせた。
 当面の目標は大学進学。心理学を学びたいという。「どうせ県外の大学に進学するなら、思い切って京都とかに行きたいな」。

【理解できぬ原発再稼働】
 佐藤雄平氏は福島県知事時代、私の質問に気色ばんで答えた。「浪江町民が故郷へ戻れるかって?戻れるように一生懸命に取り組んでいるんじゃないか」。しかし、当の住民たちの想いは逆だ。「年寄りだけ戻ったって、若いもんが帰らなきゃしょうがないよ。ウチの仮設では、誰も帰れるなんて思ってやしないよ」。二本松市内の仮設住宅で暮らす男性(67)は話す。「総選挙どころじゃないよ。ふざけるなと言いたい。土地をすべて買い上げて、新しい土地での生活再建ができるようにしてほしいよ。俺たちが何をしたって言うんだ。浪江に戻した、という実績だけとりあえず作って、俺たちが死ぬのを待っているんじゃないか?」。

 別の男性(64)は長年、福島第一原発で働いてきた。「『絶対に事故は起きない』という中で俺たちは働いてきた。それがあの事故。俺は中の構造をよく覚えているが、制御なんて出来てはしないよ。使用済み核燃料だって山のようにある。どうしてそんな状況で川内原発を再稼働しようとしているのか?」。少しでも働こうと避難先のハローワークを訪れたところ「あなたは賠償金をもらっている。こちらの住民の雇用が優先だ」と断られたという。「じゃあ浪江に戻って働く?何の仕事があるんだ?政治家が仮設住宅を訪れるのは選挙の時だけ。遠くの人々の方がよほど心配してくれるよ。東電も以前のような丁重な姿勢でなくなってきているしね」。
 桑折町の仮設住宅に避難中の男性は「弱い人々を救済するのが政治なのに、自民党は大企業しか見ていない。票につながる所ばかり優遇している。政治家は苦労していないから避難者の生活が理解できないのだろうね」と話す。「町に戻ると言ってもね…。コンビニが数軒できたところで雰囲気が変わった町は寂しくなるよ。昔は小さいながらも個性的な商店がたくさんあったから」。ある女性は、中通りの避難先で「賠償金もらって良い車を乗り回している」と空のペットボトルをぶつけられたという。やむなく自家用車のナンバープレートを別の地域のものに取り換えた。「私たちが何をしたって言うの?」。女性の問いかけに政治家はどうこたえるだろうか。

 「私らは良いけど孫がね…。孫の世代が安心して遊びに来られるような町でないと、年寄りだけ戻っても仕方ないよね」とつぶやいた女性も。目の前には、大学生らが作った町中心部の模型が広がっていた。「ここでバスを降りて、高校に通ったものよ」。なつかしそうに、少し寂しそうに模型を指差した。

【「町残し」の裏の葛藤】
 女性は言う。「これだけの事があって、それでも総選挙で勝ったら安倍さんは原発再稼働を進めるつもりなんでしょう?私たちの声を無視して自民党だけで物事を決めて行くのは本当に怖い」。浜通りでは国道6号の車両通行が解禁され、常磐道は12月6日に浪江IC~山元ICが開通する。「人の住めない所に車を通そうというんだから矛盾だらけよね。本当にお金の事ばかり。町に帰れ帰れと言われるたびにストレスを感じます」。
 40代の男性は、「なみえ焼きそば」を通して風化防止に取り組んでいる。これまでは「町おこし」の一つとして全国に発信してきたが、これからは「町残し」だという。「でも個人的にはね、県外に逃げ出したいですよ」。笑顔で町を盛り立てる役割への期待は大きいが、葛藤もある。

 「納得はいかないけど、一応は賠償金の方針が固まって、避難先で事業を再開するしかない。でも、避難先ではこれまでのように仕事のつながりもないから頑張りようがない。仕事をしないと気が滅入るし…」。妻子をいわき市に避難させ、自身は浜通りで事業を再開させた。「放射性物質による汚染は事実。親の責任として放射線を避けた生活をさせたいです」。
中通りでは、風評被害に苦しむ農家の声を多く耳にする。実害と風評被害のはざまで検査済みの食材をどうやって全国の人々に味わってもらうか。「きちんと検査をした結果を伝えながら提供する。後は消費者の判断ですからね」。検査結果さえ提示しない「食べて応援」には反対だ。
 十日市祭では、小学生から「がんばってください」と声を掛けられた。「ありがとう」と笑顔で握手をする一方で「何をがんばればいいのかな…」とポツリ。「除染の効果はあると思いますよ。次の世代が町に帰るかどうかは分からないけど」。バラバラな避難生活が始まって、4度目の正月がまもなく、やってくる。

第13回 原発事故に伴う住民の健康管理のあり方に関する専門家会議

第13回 原発事故に伴う住民の健康管理のあり方に関する専門家会議
11月26日に行われた健康調査のあり方に関する専門家会議の動画です。
委員と傍聴者が怒鳴り合い~環境省専門家会議
見出しの如く、怒鳴りあいというか、怒鳴りつける専門家の方がいらして、そのやり取りを聞いていて悲しくなりました。
ご覧ください。子どもの未来がかかった問題です。サンタクロースさんがこの会議を見たら涙を流すでしょう。
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委員と傍聴者が怒鳴り合い~環境省専門家会議
https://www.youtube.com/watch?v=eFhAfLWPIEM

原発事故に伴う住民の健康調査に関して検討している専門家会議で26日、前回、事務局が提示した中間とりまとめ案の修正について議論が行われた。福島県内と県外を県境で分ける考え方や健康調査全般をきちんと議論できる場の設置など、委員からは厳しい意見が殺到し、目標としていた年内に提言をとりまとめるのは、厳しい情勢となった。次回の会議日程は未定だという。
 
前代未聞!?~委員と傍聴者が怒鳴り合い
今回、最も議論が白熱したのは、中間とりまとめ案において、福島県と福島県外を単純に区分けしている点。国立医薬品食品衛生研究所の春日文子委員から「福島県と福島県外とざっくり分けるのは、あまりにも非科学的ではないか」と異論が出されると、日本医科大学の清水一雄委員からは、「汚染は同心円状に遠くなるにしたがって、低くなるわけではない。福島県内と県外で区別するのは難しい」と指摘した。
 
これに対し、福島県立医大の丹羽太貫特任教授が「福島県外の被曝量は低い」「放射能は、離れて行くほど低くなる、これが常識的知識」と福島県外の汚染を否定。傍聴席から「科学的議論をしろよ」とヤジが飛ぶと、丹羽委員が突然声を荒げて「うるさいから黙れよ!」と席を立ったために会場は騒然。傍聴者は、「ちゃんとした科学的議論をしろよ!」「ホットスポットがあるでしょう!」「あれ(丹羽委員)をやめさせろ!」などと激しい声がとび、丹羽委員はさらに応酬。議事が中断する事態となった。
 
甲状腺調査をコホート調査へ!?
この他、重要な論点としてあがったのが、これまで福島県で実施されてきた甲状腺調査をめぐり、とりまとめ案で「コホート調査として充実させる」と掲げた点。福島県内全地域の甲状腺検査を見合わせ、コホート調査として再出発するとも取れる記述に、やはり春日委員から疑問があがった。これに対し、甲状腺のスクリーニング検査には「利益がない」と継続を否定してきた祖父江がコホート調査の重要性を力説。将来にわたってフォローアップするシステムの確立は重要だと主張。また、その目的については、「個人の利益ではなく、社会的な利益である」などと述べた。
 
「健康管理」の議論~どう継続するか
さらに同会議が被曝線量推計に終始し、健康調査の中身や医療支援について深い議論ができなかったことも問題にあげられた。春日委員が、「新たな知見を待つのではなく、早急に新たな会議を立ち上げるべき」と主張。また福島県立医大の阿部副学長も、「被曝に直接起因する健康リスク、健康問題を議論するという話だが、原発事故から派生した心、病気は大きな問題。」「省庁間との横断的な連携等との言葉は入っているが、もう少し前向きな、もう少し積極的な表現にしてやっていただきたい。そこは国が責任をもって、例えば、厚労省と環境省とが一緒に有識者会議を開いて、福島県に支援していくか議論するというような、踏み込んだ表現にしていただきたい」と述べた。
 
今回の中間とりまとめ案で、事務局が示している新たな項目は、「コホート研究」のみで、健診の拡充は一切ない。「個人線量計の利用」と「リスクコミュニケーション」の拡充により、安心対策をするという方向性だ。福島県外への検査の拡充や省庁横断的な会議の設置などとうった、一部の委員から提言されている意見は、国の方針の根幹に影響する。事務局の北島智子環境保健部長は、次回の会議でまとめられるかはわからないと、年内にのとりまとめが難しい可能性があるとの考えを示した。また放射線影響健康管理担当参事官室の得津馨参事官は、次回の会合日程はまだ決まっていないとした上で、最終会合を開催せずに、中間とりまとめ案を固める可能性もあると述べた。
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福島から声を出さなければ、原発は止まらない・・声を出せるような環境創りをし、又、声を出さなくとも意思表示をしようという事で始めました。このブログを通じて、多くの方に活動をご理解いただき、福島と共に歩んで欲しいと思います。

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