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福島バッジプロジェクトは、福島の人達が「原発はイヤだ」と意思表示を出来る場を作り、その福島の人々の心に呼応して、同じ意思表示を日本中のだれもが出来るような場を作る事を目的として設立しました。

福島からの小さなメッセージを3つ・・・知事選・IAEA・バッジの活動

10月31日です。毎週金曜日に行われる官邸前抗議行動で、時々福島からのメッセージを読ませていただいています。
今回も二ついただき、また、福島バッジプロジェクトも選挙後の活動を始めました。
この3つの短いメッセージを今日はお伝えしたいと思います。
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①時々送ってくださる0さん(福島県中通り在住)からのメッセージ
問題なければ金曜日に読んで下さい。
…福島県知事選挙には、正常な感覚を持っている多くの方が落胆していると思います。「歴史が証明する。」とコメントされた候補者がいらっしゃるそうですが、私もそう思います。ナチスは正式な選挙で選ばれました。国民が選んだのです。原発再稼働は今まで以上に進められて行くでしょう。多くの福島県民がそれに手を貸したのです。「夜と霧」には、「とても多くのユダヤ人が何処かに連れて行かれるのを、市民は知らなかったはずはない」と書かれいます。
②たまに送ってくださるTさん(福島県某町在住)からのメッセージ
1996年4月IAEAの会議(ウィーン)
「チェルノブイリ事故から10年」「再び事故が起こるのは避けられない」としてそのとき取るべき方策も話し合われた。
「次回の原発事故にあたっては人々を避難させず、情報をきちんと統制すること」(情報統制のこと)「チェルノブイリは失敗したが福島はうまくいった。」
https://www.youtube.com/watch?v=rgUBXFeX-_o
*ユーチューブで見れます。2014年8月に北海道で行われた「家族を放射能から守るために~国際原子力組織の動きと内部被ばく」という演題の講演会です。約1時間45分ですが、お勧めします。
③福島バッジプロジェクトの仲間からのメッセージ
今日は福島県知事選挙後はじめて自治体を訪問しました。会津の2つの自治体を訪問しました。去年に続いて2度目の訪問です。今回もバッジ、チラシ置いて頂きました。
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南相馬「特定避難勧奨地点」10月中の解除見送り

南相馬の特定避難勧奨地点を高木陽介経産副大臣が視察した動画(約5分)
をご覧ください。
”問題ないけど、安心感を得て欲しいから・・・” 
”清掃しましょう。ええ清掃するというのは、その土地内に汚染されたものを埋めるんです”
除染じゃない?いつから放射能に清掃という言葉を使うようになったのでしょう?
”5ミリシーベルト以下でないと・・”
”20ミリシーベルトの基準に照らして安心と安全を、牛の全頭検査、やんなくてもイイのにしたでしょ”
高木副大臣の言っている事が滅茶苦茶です。
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10月中の解除見送り~南相馬「特定避難勧奨地点」
原子力災害現地対策本部の高木陽介経産副大臣は24日、南相馬市の特定避難勧奨地点の住宅を視察後、南相馬市の桜井勝延市長と会談し、住民の反発する声が相次いでいた10月の指定解除を見送ると発表した。
 
避難勧奨地点は2011年6月、事故後1年間で年間20ミリシーベルトを超える恐れのある地点を世帯ごとに指定する制度で、南相馬市では152世帯(720人)が指定されている。
 
高木副大臣は、原子力災害現地対策本部や環境省、市の職員とともに特定避難勧奨地点の住宅4軒を視察した。
原町区高倉の嶌影勘さんの自宅裏の土壌では1万cpmを計測。嶌影さんは、「除染した時よりも上がっている。しっかり除染をしてから解除して欲しい」と訴えた。原町区大谷の林マキコ子さんは、「道路の脇は毎時1マイクロシーベルト以上ある。孫を守りたい。解除は絶対に納得できない」と語気を強めた。高木副大臣は、「今月の解除はしないが、相談窓口をつくり個別の対応をしながら解除したい」と説明した。
 
南相馬特定避難勧奨地点地区災害対策協議会の菅野秀一会長は、視察後の高木副大臣に対して、要請書を提出し、住宅の敷地内や周辺地域にはまだ高い場所があるとして、指定解除をしないように求めた。
  国は、今週中に南相馬市役所に「清掃相談窓口」を設置する方針だ。
 
YouTube版 
「一方的な避難解除」に抗議〜南相馬住民
https://www.youtube.com/watch?v=AjiXRoX4CmI
関連動画
「一方的な避難解除」に抗議〜南相馬住民(2014年10月10日配信)
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1840

薩摩川内市長、原発再稼働に同意

一日遅れで、既にご存知と思いますが・・・
<号外 PDF> 南日本新聞 川内再稼働 薩摩川内市長が同意。2014/10/28(火)
http://373news.com/_gougai/2014/n1029-1c.pdf

<速報> 同上 (2014/10/28(火) 13:33)
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=60956
薩摩川内市長、原発再稼働に同意
(2014 10/28 13:33)
薩摩川内市の岩切秀雄市長は28日、市議会全員協議会で、九州電力川内原発1、2号機(同市久見崎町)の再稼働に同意する考えを表明した。
原発の規制対策を定めた新規制基準の施行後、議会の判断を経て立地自治体の首長が再稼働に同意するのは全国で初めて。
 市議会は同日開かれた臨時議会で、再稼働に賛成する陳情を賛成多数で採択。反対陳情は反対多数で不採択とした。岩切市長は、陳情を採決した本会議後の全員協議会で再稼働に同意すると述べた。

見ても視えない、見ても視る気がない、見ても分からない・・・(涙)

世の中には色々な人達が世界を共有して生きています。
一人一人が大事な命と心を持っていて何物にも代え難い。
或る国で放射能の拡散状況を教えてくれるスピーデイの公開を拒否した県のエライ人がいて、その爆発し避難騒ぎの最中に人々は何も知らされずにいた、そして多くの子ども達の甲状腺に異常がみつかり・・でもエライ医師達は「放射能との関係はナイ」と言った
その爆発の後の発電所内の滅茶苦茶を他の国の或るエライ物理学者と会うと「理論的にあり得ない」と言い放った。
或る国で年寄が病院で亡くなった。意識不明の年寄に話しかけ、歌を歌うとつま先が動く。その歌イヤ、もっと歌って、その話続けて、聞きたくない・・。看護士につま先伝達を見せたが「まさか!」と否定。でも、その人達は数日間濃密な時間を過ごす事ができた。
或る国で爆発が起きた場所から200キロ離れた町で、デモがあった。「ここはC県だ。関係ない」と言われた。
或る国の県知事選でスピーデイの公開を拒否したエライ人が知事になった、何故そのエライ人がなったのか・・・理解しがたい事がウイルスのようにこの世にドンドン増殖している気がする。
と以上はくだらない愚痴ですが、以下のブログをお読みください。
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民の声新聞
【福島県知事選】「県民は?放射線防護??命優先?を選択しなかった」
~前副知事に完敗した熊坂氏

http://ameblo.jp/rain37/entry-11944377516.html?frm_src=favoritemail

11月1日開催 ふくしまっ子リフレッシュin世田谷 報告会

東京都世田谷区で子供たちの保養活動をされている「福島の子どもたちとともに・世田谷の会」が、
今夏の報告会と講演会を開催します。
講演会では、マスコミが伝えていないホントのコトと題して、OurPlanet-TV代表 白石草さんがお話します。

ふくしまっ子 リフレッシュ in 世田谷 20014夏 報告会のお知らせ
日時:11月1日(土) 13:30-16:30
会場:日本大学文理学部 図書館3F(京王線・東急世田谷線 下高井戸駅下車徒歩8分)
主催:福島の子どもたちとともに・世田谷の会
詳細は下記HPを確認ください。
http://savefukukids.jimdo.com/

後援先などを見てみると、
共催が日本大学文理学部(社会学科 後藤研究室)、
後援が世田谷区、世田谷区教育委員会、世田谷区社会福祉協議会、世田谷ボランティア協会。
市民ボランティア活動の主催に、大学、行政、地域活動の準公的機関が名を連ねています。
パッと見て関心を引き付けられました。
一緒にチラシを見ていた友人たちも同じ反応でした。
公的機関が会場の貸し出しを取り下げるなどがあったので、私たちが過敏になっているのかしら。

世田谷区の市民の取組み方に希望を感じました。

(サポーターM)

韓国で甲状腺がんの訴訟が勝利

アメリカのカリフォルニアで毎月11日に福島を思い出してもらいたいと
脱原発行動をされている方からのメールで知ったニュース、
韓国で甲状腺がんの訴訟が勝利
福島であんなに酷い事故が起きたのに眠っているような福島と日本。
ヨーロッパだけでなく、台湾でも韓国でもアメリカでも一部であっても原発を
止める事が出来るのに、私たちは止める事はおろか、自分の意思を人に伝える
事さえしようとしないのでしょうか?私達の命がかかり、子ども達の未来が
かかっていても、「私に関係ナイ」と考えるのでしょうか?
メールをそのまま転載させていただきます。
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原発のメーカーが免責されるのはおかしいとGE、日立,三菱等を相手取って
訴訟を起こしてるメーカー訴訟団の団長崔勝久さんは国際連帯運動を築こう
とフィリピン、韓国を回っていますがその韓国では、甲状腺がんは原発側の
責任であるという判決が下されました。
 日本での福井地裁の画期的な再稼動差し止め判決の後,韓国での判決
のように、しっかりと原発側の責任を問う判決が次々に下される事を願って
止みません。
103人もの甲状腺がんを子供たちに背負わせて、福島事故とは関係はない
と言っている日本政府の態度には怒りをたぎらせなければいけません。

以下は訴訟団グループからの転送です。
以下記事です。
昨年にソウル大学が20年ほどの全地域を対象にした疫学調査をして
2.5倍の発生率を発表しました。シンポでは データーが不備とかの批判も
あったと聞きましたが、裁判所が認定したことはすごいことです。霊光での多発
から農民組合指導者が依頼したのが疫学調査の始まりと聞いています。

◆(朝鮮日報日本語版) 原発周辺住民が甲状腺がん発症、原発側に賠償命令
原子力発電所の近くに住んでいて甲状腺がんを発症した住民に対し、
原発側が賠償する責任があるという判決が下った。

釜山東部地裁民事2部(チェ・ホシク裁判長)は、釜山市機張郡に住む
女性(48)が 甲状腺がんを発症したことについて、原発の責任が一部認め
られるとし、 原発を運営する韓国水力原子力(韓水原)=韓国電力公社の
子会社=が 女性に慰謝料1500万ウォン(約151万円)を支払うよう命じる
判決を下した。

地裁は判決理由について「原発から5キロ以内に住む女性の甲状腺がん
発症率が、 30キロ以上離れた地域に比べ2.5倍に達するなど、甲状腺がんの
発症は放射線に さらされていることが決定的な要因となっていることが
知られている。

原告は原発の近くに住んでいて、原発から発生する放射線に長期間さらされた
ことにより、 甲状腺がんを発症したものと考えられる」と述べた。
機張郡にある古里原発から7.6キロほど離れた所で20年近く暮らしてきた
原告の女性は、 2012年2月に甲状腺がんの診断を受け、韓水原を相手取り
2億ウォン(約2000万円)の 損害賠償を求める訴訟を起こしていた。

朝鮮日報日本語版 2014年10月18日(土)10時13分

子どもたちを守りたい! 10月24日(金)国会前集会での交流より

10月24日(金) 脱原発 国会前集会で福島バッジプロジェクトの活動を行いました。
リピーターでご協力して下さった方々をはじめとして、多くの方々が足を止めてバッジカンパへご支援くださいました。ありがとうございました。

声をかけてくださる方々と少しの時間ですが「立ち話 交流」ができました。
福島の現実に対して怒り続け、福島の子どもたちを心配する言葉が寄せられました。

「福島県知事選挙は盛り上がるところなのに、全然、様子が伝わってこないね。どうしたの?」
「(福島出身だけれど)知事選挙も脱原発も、福島の人は、おとなしすぎるように感じるね」
「東京の電気は全て福島原発で作ったものなのだから、福島の人は堂々と怒ってよいんですよ。」
「福島の自然が好きで、関東と福島を行ったり来たりして過ごしてきた。3.11で気落ちしましたよ。川岸で放射線量の高い所にベンチがあって、そこで子どもたちが遊んでいた。これは危ない。役場へ撤去するように話し続けて、3年かかりました。(原動力は)子どもが危ない、怒りです! 」
「子どもたちが心配なんですよ」

脱原発運動では、各地で「福島の子どもの保養活動」を支えている方と、よくお会いします。
今回は2つの地域を応援している人に出会いました。
沖縄と東京都世田谷区のプロジェクトです。
沖縄を応援している方 「子どもたちが沖縄で伸びやかに遊んでいるんです。年金から僅かですがカンパしています。」
世田谷区で支援している方 「(私:3年半も長く活動を続けられているのですね。どうしてですか?)黙っているのは「Yes」の意思表示、と聞いたことがあるのです。私は「Yes」ではない。だから行動を続けているのです。子どもたちが大切です」

大切な言葉の数々。ありがとうございました。

また、今回は3人のサポーターさんが手伝って下さいました。お疲れ様、ありがとうございました。

(サポーターM)

10月26日「飯館村の母ちゃんたち」ダイジェスト版上映と古居みずえ監督のお話会

「飯館村の母ちゃんたち」ダイジェスト版上映と古居みずえ監督のお話会
10月26日に東京都港区で上映・お話会があります。
イスラエルのガザ攻撃の取材から帰られた古居みずえ監督は、
福島県飯館村の女性たちを3,11事故直後から福島に入り取材しています。

未曾有の原発大事故で、高線量の放射能雲に襲われた飯館村は、
日本の中のスイスといわれるくらい美しいところ。
土地も家も仕事も全てを失い、強制避難を宣告され「飯館村」に
戻れるあてのない中で暮らす「飯館村の母ちゃんたち」
古居さん、渾身の映像です。
ダイジェスト版上映とお話し会を
下記のように企画しました。

<飯館村の母ちゃんたち>ダイジェスト版の上映と
       古居みずえ監督のお話会
 日時  10月26日(日)13時30分から(開場30分前)
 場所  港区立男女平等参画センター・リーブラ 4階集会室
      JR田町駅東口・徒歩3分 都営地下鉄三田線 三田駅・5分
 費用  無料
 定員  55名(当日先着順)
 主催  劣化ウラン廃絶みなとネットワーク 
 後援  リーブラ・男女平等助成事業

ふくしま希望会議のシンポジウムから視えてきた各候補者の違い

10月16日のブログで紹介させていただいたふくしま希望会議での様子を

「民の声」が分かりやすくまとめてくださっています。お読みください。

【福島県知事選】一致したのは「廃炉」のみ。
「尿検査」「水利権」など違い明らか~ふくしま希望会議

http://ameblo.jp/rain37/entry-11941284029.html?frm_src=favoritemail

また、「民の声」最後にも書かれていますが、各候補者の直筆回答書は必見。
無精者の私には一人ひとり個別のファイルを6つも開くというのは面倒な気が
したのですが、参考に・・と一つを開けたら、「他の人はどういう風に書いて
いるのだろう?」と野次馬根性で次々と開けて読んでしまいました。
立候補者のその人となりが回答書から視えてくるものがあるような気が
します。
ふくしま希望会議
http://www.fukushima-kibou-kaigi.jp/#proposal
以下一部コピーします。
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10月18日(土)12:30より「第3回福島県民の明日の希望を創るシンポジウム」を
福島市内で開催し、政策提言と共に公開質問の結果について発表しました。
公開質問に対して全6名様からご回答いただきました(10月16日現在)。
詳細なご回答をありがとうございました。 いただいたご回答は、
10月18日のシンポジウムで報告させていただきました。
公開質問に対する各立候補者からのご回答(2014年10月18日):
• 内堀まさお さん ご回答
•井戸川かつたか さん ご回答
•いからしよしたか さん ご回答
•くまさか義裕 さん ご回答
•いせきあきこ さん ご回答
•金子よしなお さん ご回答
(ふくしま希望会議を開いてご覧ください)

福島に住む人の選挙についての思い

ある人が心の中の思いを書いてくださいました。
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体育館に残った住民数名が心配を口にしている。
一人がポケットから線量計を取り出すと、皆、次々と取り出した。
「これ買ったんですけど、きちんと測れるでしょうか」
「孫が心配で、秋葉原まで買いに行きましたよ」
福島では放射能を測定できるものは滅多に店頭に並ばないという。
「これ買ってきたんですけど、きちんと測れるでしょうか」
「孫が心配で、秋葉原まで買いに行きました」と話したのが私です。
この時定価の5倍近い8万円弱で買いましたがお店の人に言われたことは
こんな物で計っていないで早く遠くへ避難するべきと教えられましたが、それ
も出来にずに今でも福島にいますが、いつもこの言葉が耳に残っています。
子どもや孫はひと山越えた米沢市に自力避難していますが新たな問題が
色々と襲いかかってきています。
放射能、放射線、ベクレル、シーベルト、アルファー線、ガンマー線、IAEA,
ICRP・・・・・等々、一般市民の私たちには無理です。こんな専門用語の氾濫で
私たち一般市民は思考力を奪われて今に至っています。
悔しいですが原子力平和利用の名の下、私たちは無智の涙を流すしか
術がありません。
今まで県民の前に姿を現さなかった000が知事の座を狙う選挙の今だけ、
県民の前に顔のついた姿で、ようやく現われてきましたが公職選挙法という
法にガードされて悠々と県内を遊説しています。
選挙が終われば一般県民の前からまた姿を消すでしょう。
このような人物にだけは県政を渡したくありません。
福島県在住 M・N

鮫川村焼却炉・・・地権者が村長を不動産侵奪罪で刑事告発

2012年11月15日、秘密裏に建設工事が着工し、住民の同意が不十分なままに
2013年8月19日より運転が強行された鮫川村の高濃度放射性廃棄物焼却炉。
建設の前提となった「地権者の同意書」の署名捺印の「偽造」、運転から
10日後には爆発事故を起こすなど、問題が露呈し続けているにも関わらず、
環境省は「問題なし」として、今も運転を継続していいます。
なお、この記事が掲載された前日の10月17日には鮫川村仮設焼却炉では、
5万ベクレル超の稲わらが100キロ燃やされました。
この焼却炉は鮫川村だけの問題ではありません。
環境省によると、この鮫川村を先例として、県内約20カ所で同様の
高濃度廃棄物の焼却炉建設を進めるとの事。住民への十分な説明と同意を
欠いたまま、「核のゴミ捨て場」にされようとしています。
*参照(環境省 放射能物質汚染廃棄物処理情報サイトから)
対策地域内廃棄物処理対象市町村一覧
飯舘村・南相馬市・川俣町・浪江町・葛尾村・双葉町・田村市・大熊町・
川内村・富岡町・楢葉町
http://shiteihaiki.env.go.jp/initiatives_fukushima/waste_disposal/

"被曝から子どもを守ろう。民を守ろう。その一念で書き続けます"という
[民の声新聞]から、地権者による村長を刑事告発した記事を紹介します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【鮫川村焼却炉】俺の土地を無断で使うな~
地権者が大樂勝弘村長を不動産侵奪罪で刑事告発

http://ameblo.jp/rain37/entry-11940420868.html?frm_src=favoritemail

福島食品モニタリングダイジェスト10月3日 拡散可

久しぶりにフクシマン・マサさんの「 福島日報ダイジェスト」福島食品
モニタリングダイジェスト10月3日 拡散可を転載させていただきます。
この検査結果をいつも読んでいて感じる事・・・私たちがこの数値に慣れて
きているような気がします。
私の住む町のスーパーマーケットの一つでは、「100bq以下は安心です」と
書かれた紙が貼ってあり、なおかつ、通常のエアーカウンターで食品棚を
計測し、この食品棚で最大5bqです、10bqです等と書いています。どれが
10bqか分からないし、そもそもビニール等でしっかり包装された食品で
10bqとなっているのであれば、中身はもっと高いでしょうと考えるはずですが、
これが大変に消費者に「安心して買える」と好評なのだそうです。
気のせいか、だんだんベクレルの値が大きくなってきています。以前は10bq
というのはなかった記憶があります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
10月3日に福島県より発表された「農林水産物緊急時モニタリング検査結果」
によりますと、郡山市、本宮市、猪苗代町などで農産物、畜産物など165検体
について放射性セシウムの検査が行われました。
その結果、国の定めた基準値100Bq/kgを超える数値が検出された検体は
ありませんでした。
検出下限値を超えた数値が検出された検体は全体の12%にあたる20件で、
そのうち10Bq/kg以上のものは次の5件で
下郷町産の露地栽培の原木シイタケ2件中の1件から22Bq/kg
猪苗代町産のくるみ1件から16Bq/kg
西会津町産の露地栽培の原木ナメコ1件から15Bq/kg
下郷町産の露地栽培の原木クリタケ4件中の1件から13Bq/kg
喜多方市産の露地栽培の原木ナメコ1件から10Bq/kgでした。

以上、福島県発表「農林水産物緊急時モニタリング検査結果」の要約でした。
詳しくお知りになりたい方は、福島県のHPより「ふくしま新発売」、および、
厚生労働省のHPより「食品中の放射性物質の検査結果について」、
郡山市のHPより「食品中の放射性物質の検査結果について」をご覧ください。

※過去の動画が見たい方は、こちらへ・・・
「4年目のホットスポット ~通学路編~」
http://www.youtube.com/watch?v=aP4JkpSyrqY
「4年目のホットスポット ~フクシマの公園編~」
https://www.youtube.com/watch?v=EzZTOZAt3vQ
「フクシマの桃源郷 花見山 放射能測定」
http://www.youtube.com/watch?v=z_epBHwjdxY&sns=em
※現在厚労省ダイジェスト福島県版は、ココラジ(郡山市のコミュニティーラジオ)
で放送中の、「放射性物質検査結果報告」の放送原稿をお借りして、
投稿させていただいています。
ココラジ(FM79.1Mz)の、「放射性物質検査結果報告(厚労省ダイジェスト・
ラジオ版)」の放送時間は、毎週「月曜~金曜」の、
「午後15時5分」(※金曜は午後16時5分)「午後18時頃」になります。
参照:http://www.kocofm.jp/
※スマホやパソコンから全国での視聴も可能です。
※過去のダイジェストが見たい方は、こちらへ…
http://ameblo.jp/masa219koro/
(アメブロにアドレスから入れない方は、タイトル「フクシマンの福島リポート」で検索してみて下さい)
※映像版のホームページもあります。
http://fukushiman.jimdo.com/
※アドレスは配信専用のアカウントです。
みなさまからのご意見、ご質問は
masa219koro@yahoo.co.jp
へお願いいたします。
(福島県 フクシマン・マサ)

二本松の線量状況と植物奇形?(あらおしゅんすけさんのブログより)

二本松の詩人・あらおしゅんすけさんのブログから、今日は線量状況について
転載させていただきます。
以下のように淡々と事実の羅列が書いてあると、内からの怖さがと理不尽な
思いが心の中に灰のように重く溜ります。
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あらお しゅんすけ 3.11の記録
原子力災害に巻き込まれた一市民の<その後>を発信していきます
http://blog.goo.ne.jp/arao-311/d/20141004
福島たより No105 二本松の線量状況と植物奇形?
最近の放射線量(2014年10月はじめ)        
あらおしゅんすけさんのブログ2014年9月から①
事故後3年半が過ぎましたが二本松市内の放射線量の実態について
報告いたします。(説明のない限り地表1m高。単位は1時間当たりμsv)
(尚、0.6以上が放射線管理区域。0.23が年間1msvに該当する
 と言われているのはご承知の通りです)
・二本松駅付近。市民交流センターモニタリングポスト・・・・・0.269
・同上。 モニタリングポストより3m離れた植込み・・・・ ・・ 0.40
・同上。 センター芝生(除染済)・・・・・・・・・・・・・・0.25
・同上。 センター屋内。1F奥のホールの低いイスの上・・ ・ 0.09

・駅前。 六角川河川敷ミニ公園。芝生・・・・・・・・・・・・0.54
・同上。 公園。川床(砂・泥)・・・・・・・・・・・・・・・0.44
・同上。 公園。ベンチ(木張)の上・・・・・・・・・・・・・0.36

・郵便局の東側。坪庭の2本の木の下(草)(未除染?)・・・ ・0.50

・警察署北側公道(アスファルト舗装)。・・・・・・・・・・・0.25
・警察署より50m東。南北に走る道路の脇の雑草地(未除染?) ・0.71
・若宮公園(警察署より100m西)南側舗装道路・・・・・・・ ・0.24
・同上公園(除染済)。野球場ピッチャーマウンド・・・・ ・・ 0.25
・同上公園。北東の植え込み。大欅の下・・・・・・・・・・・・0.44

・市役所前モニタリングポスト脇・・・・・・・・・・・・・・・0.25
・同上、ポストから3m西の植え込みの上・・・・・・・・・・・0.48
・同上、正面玄関前芝生・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.77
・同上。駐車場・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.30

・我家(市役所から500m東)前の公道(事故後アスファルト舗装)0.25
・同上。 公道路肩(畑との境)・・・・・・・・・・・・・・・ 0.46
・同上。西隣の竹やぶ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 0.69
・同上。庭。柿の木の下・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 0.26
・同上。  椿の木の下・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 0.33
・同上。  庭石(高さ1m)の上・・・・・・・・・・・・・・ 0.24
・同上。除染廃棄物を積み上げた上(周辺は無汚染土嚢でカバー) 0.20
・同上。屋内。玄関下駄箱の上・・・・・・・・・・・・・・・・ 0.17
・同上。   居間のテーブルの上・・・・・・・・・・・・・・ 0.12

あらおしゅんすけさんのブログ2014年9月から②

・阿武隈川堤防・油井川合流付近(舗装道路)・・・・・・・・・0.50
・同上。     畸形萩に根元・・・・・・・・・・・・・・・0.60
・同上。  堤防西の畑(柿の木の付近)・・・・・・・・・・・0.58
・同上。  油井川寄りの堤防西の田んぼ・・・・・・・・・・・0.40
この付近では萩の奇形と思われるものが散見されました。
  (写真の通りです)
尚、福島県内では、松枯れが目立ちます。(私の感じでは特に事故後、増えた
ように感じますが、松くい虫によるものかどうかはよくわかりません。)

あらおしゅんすけさんのブログ2014年9月から③

あらおしゅんすけさんのブログ2014年9月から④

あらおしゅんすけさんのブログ2014年9月から⑤


二本松市内の線量状況(第2報)・・あらおしゅんすけさんのブログより

二本松の詩人・あらおしゅんすけさんのブログから、前回に続いて線量状況
第2報を転載させていただきます。
公式測定記録を抜粋や放送への人々の思いを読んでいただけたらと思います。、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あらお しゅんすけ 3.11の記録
原子力災害に巻き込まれた一市民の<その後>を発信していきます
二本松市内の線量状況(第2報)
http://blog.goo.ne.jp/arao-311/e/5dd72deaa0bd5105aef1f7d442242b2f
あらおしゅんすけさんの家の放射性廃棄物
           
本ブログの前号(No105)で報告した“我が家”の線量に関して我家は3月に
除染が済んでいることを報告しておきます。

この3月時点の除染時の公式測定記録を抜粋紹介します
               (測定器はNalシンチレータ)
  2F雨樋(トタン)1㎝高 除染前0.52・・・・除染後0.48・・低減率7.7%
  1F 同上    同上      1.08・・・・同上  0.47・・同上 82.3%
  庭・土     1m高      0.55・・・・     0.34・・   64.7%
  庭石       同上      0.64・・・・     0.40・・   37.5%
  玄関(コンクリート)同上    0.21・・・・     0.20・・    4.8%

(汚染物の保管状況は写真の通り。我が家は半地下式としましたが、
完全に庭に埋めて 保管している人もあります)
ところで、福島県内ではNHKで毎日午後6時台の時間帯で、 県内の線量を
写真のように報道しています。
あらおしゅんすけさんのブログ テレビの線量放映
この放送に当たってアナウンサーは毎回必ず次のような言葉を
付け加えています。
「モニタリングポストの不具合でデータが正確に反映されていない場合も
 あります」
 福島県人はたぶん次のように思いながら聞いていることでしょう。
 ・「自信を持って原発を輸出する科学立国が、モニタリングポストには
  自信がないのだろうか?
  毎回ぬけぬけと繰り返して言うNHKはやっぱりオクニの放送局だよなぁ」
 ・「大抵のモニタリングポストから2~3m離れると、線量の数字はグンと
 上がるんだよなぁ。 テレビの線量はぜんぜんアテにならないよなぁ・・・」

【福島県知事選】与野党相乗りの選挙戦スタート~有権者の選択肢は「復興」?「被曝回避」?

2回目の投稿です。10月10日に書かれた福島知事選についてのブログを
紹介します。県内外の皆様と情報を共有したいと思います。ここに知事選の
立候補者だけでなく、国県会議員の方達の声が出ているので知事選の判断
だけでなく、国政・県政選挙の参考にしてなるかと・・・。是非お読みください。
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ブログタイトル: 民の声新聞
記事タイトル: 【福島県知事選】与野党相乗りの選挙戦スタート~
         有権者の選択肢は「復興」?「被曝回避」?
http://ameblo.jp/rain37/entry-11936941330.html?frm_src=favoritemail

「GOGO★せんきょ せんきょの話をしよう♪」

福島の選挙の情報、友達からfacebookのページを教えてもらいました。
転載します。盛り上げていきましょう!
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せんきょの話をしよう♪
10月26日(日)は福島県知事選挙の投開票日。
ふくしまの未来を、みんなで考えて、決める、大事な日。
「どんな県知事を選べばいいの?」
「ふくしまのこれからの未来、どうなる?どうする?」
そんなことを考えるための、2日間連続企画。

2日間連続企画
「GOGO★せんきょ せんきょの話をしよう♪」
☆1日目
<日時> 2014年10月19日(日)13:00〜15:30(12:30開場)
<場所>プレーヤーズカフェ(福島市栄町12−29)
http://u-one-music.com/pc/
<定員> 定員70名 
<参加費> 1,000円(ドリンク代込み)
<プログラム>
12:30 開場
13:00  トークカフェ、ゲスト紹介
13:30 福島県知事選挙立候補者ご紹介
14:00 福島の現在の課題の洗い出しや今回の争点について、ゲストによるトークセッション
15:00  全体トークカフェ、参加者とゲストの意見交換
15:30 終了
ゲスト》
■TOSHI-LOW(BRAHMAN/OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND)
http://www.brahman-tc.com/ ■福島の子どもたちを守る法律家ネットワークSAFLAN 大城聡 http://www.saflan.jp/
■きぼうのたねカンパニー 菅野瑞穂
 http://kibounotane.jp/
コーディネーター》
■女子の暮らしの研究所 日塔マキ 
http://www.girls-life-labo.com/
※TOSHI-LOWさんのバンド「OVERGROU
ND ACOUSTIC UNDERGROUND」のライブが、19日当日夜すぐ近くで開催。
19時START @ライブハウス「福島AREA 559」024-573-7448

☆2日目
<日時>10月20日(月)19:00〜21:30
<場所>フォーラムふくしま
<プログラム>
19:00〜21:00 映画「NO」上映会
 「NO」http://www.magichour.co.jp/no/
 「CMは世界を変えられるのか!?」
 若き広告マンが恐怖政治に挑んだキャンペーンの実話をもとにした映画。
 世界の名だたる映画祭や映画賞で高い評価を受け、公開された国々で
軒並み大ヒットを飛ばしているチリ映画『NO』が遂に日本上陸!
21:00〜21:30 トークカフェ
<定員>150名
<参加費>1,100円
お問い合わせ:せんきょcampふくしま実行委員会  
https://www.facebook.com/camp.fukushima/
参加希望の方は、コメント欄にて参加希望日程を
ご連絡くださいませ。

10月18日・第3回 福島県民の明日の希望を創るシンポジウム

10月18日(土)12:30より「第3回福島県民の明日の希望を創るシンポジウム」を
福島市内で開催し、政策提言と共に公開質問の結果について発表します。
福島県民の皆様、知事選の立候補者の方達がどのように考えているか
ご存知ですか?県外の皆様、福島県知事選に注目してください。
なお、インターネットによる動画配信を後日予定しているとの事です。
詳しくは以下でどうぞ。
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http://www.fukushima-kibou-kaigi.jp/#contact
第3回 福島県民の明日の希望を創るシンポジウム
■日時:2014年10月18日(土)12:30〜15:00 (開場12:00)
■会場:ホテル福島グリーンパレス 瑞光西の間(福島駅西口徒歩2分)
■定員:200人
■参加費:無料
■お申込み方法:「ご氏名」「ご連絡先」「ご所属」を事前にご連絡ください。
お問い合わせ先:ふくしま希望会議 実行委員会 事務局(ISEP内、担当:道満)
Email: kibo.fukushima2014@gmail.com
TEL:03-5942-8937、FAX:03-5942-8938
■プログラム
12:30 開会
12:35 政策提言について
13:10 立候補者への公開質問結果について
13:30 講演:除本理史氏(大阪市立大学教授)
      「原子力損害賠償について(仮題)」
13:50 総合討論
・登壇者(予定)
 藤本典嗣(福島大学准教授)
 除本理史(大阪市立大学教授)
 西尾正道(北海道がんセンター名誉院長)
 飯田哲也(環境エネルギー政策研究所所長)
 植田和弘(京都大学教授)
15:00 閉会

■主催: 「ふくしま希望会議」実行委員会
■協力:認定NPO法人 環境エネルギー政策研究所(ISEP)
■動画配信:インターネットによる動画配信を後日予定しています。
■本イベントはパタゴニア日本支社の助成を受けています。

<福島希望会議について>
3.11福島原発事故から3年以上が経過し、日本全体は一見平時に戻ったかの
ようですが、福島では未だに13万人以上の方々が県内外で避難を強いられ
仮設住宅など避難 先での暮らしも長期化しています。帰還に向けた除染や
復興が一部では進む一方で、 多くの問題が置き去りになりますます複雑に
なってゆく中で、今後の見通しは混迷しています。
 今あらためて、福島県民の置かれた現実と問題群を見つめ直し、県民の声
を受け止めた上で、これからの福島の復旧・復興・再生のあり方と、それを
超えて希望ある福島の未来づくりに繋がる政策や取り組みとはどのような
ものかを問い直すときではないでしょうか。

 2014年4月から、福島県内外の研究者、行政、事業者、市民活動家、そして
一般県民など幅広い方々と、福島の復興や損害賠償、除染、被ばく、
健康影響といった問題群について、3回にわたる学習討論と議論を重ねて
きました。その議論を通して、福島県民や自治体が置かれている問題群が
いかに多層で複雑であるのか、その輪郭がおぼろげながら見えてきました。
同時に、福島県内でさまざまな人たちによる多様な活動や挑戦が行われて
いることも視野に入ってきました。

 これまでの議論に参加・協力していただいた、福島県内外の研究者、
事業者、市民 活動家などの個人が集まり、現状から福島県民の希望を
どのように創るか、そのために必要な政策や活動を探るために、
ふくしま希望会議を組織しました。
呼びかけ人:
佐藤 彌右衛門(ふくしま会議理事)
藤本 典嗣(福島大学准教授)
飯田 哲也(環境エネルギー政策研究所所長)
植田 和弘(京都大学大学院経済学研究科教授)ほか

民の声・わが子を守るための避難で投票権を失った人々の「争点」

「民の声新聞」というブログがあります。
その心は”被曝から子どもを守ろう。民を守ろう。その一念で書き続けます”
このブログを読むと、福島の色々な事が視えてくるような気がします。
それと同時に心の中に深く重く沈むものがあります。
日本中の人達にこのブログを読んでいただけたらといつも思います。
今回は、避難した方達の声が掲載されていました。
タイトルは、
【福島県知事選】私に選挙権があるなら~わが子を守るための避難で
投票権を失った人々の「争点」

http://ameblo.jp/rain37/entry-11937634969.html?frm_src=favoritemail

下町亀戸から命がモーレツに回転し始めた・・9月23日の報告

10月14日です。
9月23日の亀戸中央公園で行われた「さよなら原発大集会」に参加された
ユニークな音楽家に原稿を依頼し、郵送で送ってきましたので、掲載します。
彼等はエレキギターを演奏する夫婦でしたが、チェルノブイリの事故を契機に
エレキギターを放り投げ、電気を使う音楽を止め、自然の中からの音と音楽を
追及しています。チェルノブイリから脱原発活動をされています。
2011年の夏に経産省前のテントひろばで片づけをしている間、何気なく
私の為に心がホンワカになる音楽をご夫婦で奏でてくださったのがご縁です。
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下町亀戸から命がモーレツに回転し始めた
9月23日、デング熱で代々木から亀戸中央公園に会場がかわった。
「来い」というYさん(私・・でも来いではなく来てねと書いたつもり)からの
知らせで「ヨッシャ!」ダンナと2人で出かけた。
天気良好「暑いッ!」
地下鉄を出ると、JR錦糸町駅前広場は、いきなり下町だった。青空の下、
ノンビリとベンチに腰かけて5,6人(車椅子もいる)、まん中で話をしている
のはオバチャン。前には大きな荷物が置かれている。「ホームレスか?」
「周りの人はふろうの人?」と判断した。
「いいなァ~。ホームレスのアイドル・オバチャン ねぇ~。」
「寂しくないよね。家がなくても、金がなくても、こんな町ならOKね。」
この町がぐっと近くなり、テンションがあがった。

JR亀戸に行って、東武亀戸駅に乗りかえる。3,4車両のローカル線。
3,4人おいて、乗っている全員が亀戸水神で降りる。
にぎわう会場(この日、15,000人集まった)。並ぶテントを探し、やっと
バッジプロジェクトのテントを見つけて居すわった。太陽の下、最高の一日
を過ごさせてもらった。交流と勉強と、音楽と踊り、そしてお菓子まで
いただいて、Yさん、ありがと~。

デモは、なかなか出発できなかった。その間、話する。
「この辺は、最初に組合ができた所なんですよ。」組合の旗を持った隣の人
が言う。「はァ~、そうなんですかァ」私
「この両国周辺は、地方からハミダシ者が出てきて、芸人になったり、お相撲
になったり、カブク人達がいて、そんなエネルギーが”おかげまいり”
や”ええじゃないか”になっていったんですね。」ダンナが言う。
「あ~、そうなんですかァ」-彼
犬を抱いた女性が私に近づいてきた。「お母さん!頑張って!」
応援してくれる。「ありがと~!」鈴を振ってお返しする。
ふつうの住民が向こうから声をかけてくれるのも下町だなァ~。

町を歩くと、窓から見おろして、手を振ってくれる女性・・。
拍手して、反応してくれる女子高生のグループ。
町はにぎわい、子供連れも見てる。店やビルから出てきて、デモに共感して
くれる若者達、視線でわかる。いや、親しく見てくれて、ふつうに感じてくれて
いるのがわかる。
町の人達の方が、デモ隊よりか、よっぽど生き生きしてカブイている。
そう言えば、お相撲さんも歩いていたな。
私たちよりカブイている町だけど・・・・・・・・・・・・・・
「よくやった」「エライ」とちょっとだけ、私たちをリスペクトしてくれているって
感じた。
そんな彼らに答えて、私は胸をはって、手を挙げ、鈴のテープを思い切り
風に乗せて、なびかせて歩いた。
「代々木じゃなくて良かった。私たちは今日、ここに呼ばれてきたんだ」と
感じた。
代々木でやれなかったのは、政府の策略かもしれないけれど、宇宙の
エネルギーがしっかり動いて、ここに導いてくれたんだ。「来て良かった。」
「この町の周辺の昔から持っているエネルギーを受けとりなさいよ。」と
言われた気がした。「あんたに必要なものがここにあるんだよ。」って、
そうだ。ノッペラボーだった私は、ますます深くなっていく。
エネルギーを得て、人生の面白さに、ひかれていくんだ。
私の命はエネルギーを得て、回転する、すごい勢いで・・・・
本質に近づいていく。未来の扉を開けに、突発する、すごい急いで命が
回転して 突発するんだ。エネルギーをいっぱいもらうんだ。
亀戸、錦糸町の民よ、市民うんどうの人々よ、さあ、いっしょに行こ~~ぜ。
月見堂  いろしづこ

自主除染の賠償期限付きやめよ!福島民報新聞「みんなのひろば」投稿記事

10月13日です。自主除染についての賠償についてのお伝えします。
福島民報に掲載された「自主除染の賠償期限付きやめよ!」を転載します。
この方は長い間、多くの新聞他にご自分の意見を投稿され、頑張っています。
転載させていただきます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
人生二毛作の田舎暮らし
安達太良山の中腹で”人生二毛作の田舎暮らし"を開始。
『ダーチャ村』を拠点に地域づくりを推進中。3.11以降は原子力の欺瞞を暴き、
脱原発・卒原発、ふくしまの再生をも目指す。
http://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2014-09-26
自主除染の賠償期限付きやめよ!
9月26日の福島民報新聞の『みんなのひろば』に小生の投稿記事が
掲載された。
【自主除染の賠償期限付きやめよ】
『東京電力は個人や事業者が自主的に行った除染費用を平成23年3月11日
から翌年9月30日までに実施したものに賠償すると発表した。
なぜ3年半も過ぎた今頃なのか、なぜ期限を限定したのかについて説明を
東電に求めたが、納得いく論理的説明は無く、総合的に判断したと
繰り返すばかりだった。                               

放射性物質が24年10月1日から突如として消えた訳ではない。 
境省の除染ガイドラインの公開は平成23年12月14日。福島市が除染を
開始したのは翌年8月以降。
ほとんどの市町村では未だに除染は完了していない。
除染を待てずに自主的除染を行なった 個人や事業者は多いはずだ。
加害者である東電は一方的に賠償金額や適用期限を決定するのではなく、
期限限定を止め全ての自主的除染費用を支払うのが加害者企業としての
責務だろう。                                                      

今も放射線量が下がらず健康不安を抱き、移住を考えている家族も多いはずだ。 
東電及び原子力損害賠償紛争審査会には、被害者の視点にたった良識ある
対応を望みたい。』

9月23日さようなら原発大集会 或る方の報告掲載します

9月23日のさよなら原発集会を丁寧にレポートを作ってくださった方がいます。
こういう形でどんな集まりがあるのか、どんな人達がいるのか、文面から
分かる事もたくさんあると思います。
壇上に上がった方達のスピーチを丁寧に書き起こしまとめてくださったのは
感激ものです。バッジプロジェクトはブースを持ち、聞く時間もなかったのです。
・・・・・・密かにバッジプロジェクトを応援してくれている人がいます。
絶対にデモなどには行かないと心に決めています。顔つきもとってもクールで、
何を考えているのか・・と不安に思いましたが、とても心が熱く、優しい人でした。
見えない処で脱原発を願い、福島や沖縄を思い、世界中の人々が人間らしく
生きるために頑張っている人達を応援してくださる方達に、私はこのメッセージ
をありがとうを込めて、届けたいと思います。
Tさん、長い文、大変でしたね、とても貴重な報告です。
掲載の許可をくださってありがとうございます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★★★2014.9.23 さようなら原発1000万人アクション★★★
★9月も早くから、作家の広瀬隆さんが、メールで呼び掛けた。
9月23日秋分の日、東京・亀戸中央公園に集まろう。主催者の鎌田慧さんが
檄を飛ばしている。「わたしたちは、頑張り抜くぞ!規制委員会が「決定」を
出しても、即座に反撃しないのは、腰抜けだ。そして、この9・23大集会から
9・28の鹿児島集会に繋げよう。この日は、13時から亀戸中央公園で
大集会だ。規制委をトコトン批判しよう。

ヒロセ節は続く、そうだ、鎌田慧、頑張れ!絶対に再稼働止めよう。天王山だ。
これまで三年半続けてきた原発反対運動が、ここで成果を出さなければ意味
ないものになる。冗談じゃない。9月15日に原発ゼロ一年を達成したでは
ないか。原発はもう全国どこでも、春夏秋冬、必要ないことが実証されたのだ。
それで経済が崩壊したのか? 江戸時代に戻ったのか? おい、安倍晋三は、
答えろ。 「原発は安定な電源だ」って? 安定な電源がなぜ発電せずに
止まっているのだ。

♦新聞は、しっかりそれを書け! 当たり前のことが、新聞に書いてないぞ。
原発は安いって? 一体、いくら税金と電気料金を呑みこめば、福島原発事故
の処理が終るのだ! 電力会社は、ビジネスマンとして恥ずかしくないのか! 
福島原発事故の被害者はどうなるのだ!!
続きを読む

10月13日(祝日)原発事故被害者の救済を求める全国集会in郡山

10月13日郡山で開かれる集会のお知らせです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
福島県郡山市内で開催しますので多くの方に広めて下さい。
ご参集の程、よろしくお願いします。
10月13日(祝)13:30~16:30 郡山市労働福祉会館 3階
原発事故被害者の救済を求める全国集会in郡山
========================
原発事故被害者の救済を求める全国集会in郡山
http://act48.jp/index.php/2014-01-07-02-41-36.html
========================
3・11のあの日から3年半。
原発事故被害者の置かれた状況はいまなお深刻です。
住宅は? 健康は? 保養は? 賠償は?
集会では、これらについて最新の情報を共有し、
解決に向けての行動を提案します。
また、各地からの被害者が報告を行います。
◎とき:2014年10月13日(月・祝) 13:30~16:30
◎ところ:郡山市労働福祉会館(福島県郡山市虎丸町7番7号)
◎参加無料
★申込み不要
《プログラム》(予定・敬称略)
◎原発被害者の救済を求める全国運動をふりかえって
    …佐藤和良(実行委員会共同代表/いわき市議会議員)
◎原子力災害に伴う被災者の 住宅問題の解決のために
  …津久井進(弁護士)
◎健診の支援・医療費減免措置
  …吉田由布子さん(チェルノブイリ被害調査・救援」女性ネットワーク)
◎チェルノブイリでの保養制度に学ぶ
…白石草(OurPlanet-TV共同代表)
◎子どもたちの保養プログラムの拡充を
…早尾貴紀(311受入全国協議会共同代表)
◎原発賠償とADR…海渡雄一(弁護士)
◎被害当事者として…各地からの報告
◆主催:原発事故被害者の救済を求める全国運動
◆連絡先
【福島】 いわき市議会創世会 佐藤和良 住所:福島県いわき市平梅本21
     TEL : 0246-22-1111(代表)内線4132 FAX : 0246-25-8380
【東京】 国際環境NGO FoE Japan(エフ・オー・イー・ジャパン)
     住所:〒173-0037 東京都板橋区小茂根1-21-9
     Tel:03-6909-5983 Fax:03-6909-5986
★会場周辺では、毎時0.5マイクロシーベルト以上の箇所も確認されています
(2014年9月14日測定)。
郡山市内で除染作業、建物の解体、道路舗装の工事も 続いています。
マスクの着用、うがいなど、放射線の防護を各自お願いいたします。
********

10月11日「IAEAはチェルノブイリで何をしたか?」福島での講演会のお知らせ

代表から短いメールが来ました。「菜種計りました。151ベクレルでした。
昨年は300ベクレルでしたから半減ですが。菜花はやはり吸着しますね。」
こういうメールには心が引き締まります。バッジの模様の菜の花に心を寄せ
「頑張って!」と思います。
さて、10月11日福島市で行われる講演会
「IAEAはチェルノブイリで何をしたか?」を転載します。
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フクシマ・アクション・プロジェクト学習会
「IAEAはチェルノブイリで何をしたか?」
~フランスからゲストを迎えて~
IAEAと福島県は、2012年12月15日、「放射線モニタリング及び除染の分野に
おける協力覚書」を締結しました。福島県内は放射線研究の拠点となり、
現在、三春町に「福島県環境創造センター」の建設が進められてます。
センター完成の暁には、福島県内すべての小学5年生が授業の一環として
一度は訪れて、放射線教育を受けることになり、教育上、非常に重要な施設
に位置付けられています。
この動きにフクシマ・アクション・プロジェクト(FAP)は注目してまいりました。
福島でこれから何が起ころうとしているのか、チェルノブイリの先例から
学びませんか。フランスから専門家を招いて学習会を開催します。
みなさま、お集まりください。
日時: 10月11日13:30~16:00 (開場 13:00)
場所: 福島市市民会館 第2ホール
内容: イヴ・ルノワールさんの講演
    (「チェルノブイリ・ベラルーシの子どもたち」会長)
    竹内雅文さんからのお話
    FAPから福島県環境創造センターについての報告
主催: フクシマ・アクション・プロジェクト(FAP)
    TEL 080-5563-4516、FAX 024-535-0909
    WEBサイト http://fukushimaaction.com/

10月10日 南相馬市汚染地への居住の強要に抗議・国会へ

10月10日(金)に官邸前抗議行動に参加される方で時間がある方に連絡です。
少し早目に来られて、南相馬の話を聞いていただけたら嬉しいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
10月10日に南相馬市の住民が特定避難勧奨地点解除に反対し指定継続を
求めるために国会にやって来ます。
内閣府・経産省への要請行動、記者会見、院内集会、首相官邸付近での
デモ参加など盛りだくさんの行動を行います。
是非、ご支援をよろしくお願いします。
http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2014/10/post-a726.html
=================================
南相馬市特定避難勧奨地点解除!
汚染地への居住の強要に抗議する集会
==================================
【理由】空間線量率が20ミリシーベルトを下回った
【時期】早ければ10月中
しかし、ホットスポットの指定であるにも関わらず
・全世帯の測定は終わっていません。
・住民全員にも説明がなされていません。
この地域は山を境に飯館村、浪江町に隣接している特に汚染の酷い地域です。
また、多くは妊婦・子どもがいた世帯です。地域住民は、子どもたちを守ろうと、
国の測定基準に沿った測定を続け、解除反対の署名を集め、南相馬市の
汚染実態を南相馬市、福島県、国に対して適切な対応を訴えてきました。

今回の政府の措置に対し、「南相馬・避難勧奨地域の会」が上京し、
政府交渉および窮状を訴える集会を開きます。
住民が測定したデータ・各所に訴えてきた内容・放射能汚染の実態の新事実
を公表します。
およそ知られていない南相馬市の放射能汚染の状況を広く世間の皆さまや、
南相馬市から首都圏に避難している避難者に伝える集会です。
ぜひご参加ください。

期日 : 10月10日(金) 場所 : 参議院議員会館のB104
14:00~15:00 経済産業省への申し入れ・政府交渉(調整中)
15:00~16:30 一般向け集会 参加費:500円(資料代)
18:30~21:00 参院議員会館前で、アピール行動 どなたでも参加可
※抗議行動にご参加の方は、18:30 参院議員会館前にお集まり下さい。

主催 : 南相馬・避難勧奨地域の会
共催 : 福島老朽原発を考える会(フクロウの会)、FoE Japan、
避難・支援ネットかながわ(Hsink)、ひまわりプロジェクト南相馬
問合せ info.hsink@gmail.com
     (避難・支援ネットかながわ)

<弊社の業務内容>・・すべての原発を世界遺産に③

10月8日です。金曜日抗議行動で頂いたチラシから行き着いた一つのブログ
とその人に読むほどに魅了されています。
ブログ名は「すべての原発を世界遺産に」
http://genpatsu4sekaiisan.wordpress.com/
すべての原発を世界遺産に (日本全国・原発立地観光ツアーガイド)
コンテンツは以下の通りです。
About
なぜ、原発は世界遺産にふさわしいのか
原発立地、観光地としての魅力
弊社の業務内容
お知らせ
伊方原発・視察日記
////
今回は弊社の業務内容を転載します。
http://genpatsu4sekaiisan.wordpress.com/%e5%bc%8a%e7%a4%be%e3%81%ae%e6%a5%ad%e5%8b%99%e5%86%85%e5%ae%b9/
<弊社の業務内容>
弊社は、反原発の立場をとっています。

現在、再稼動阻止や新規建設に反対するため、立地自治体での抗議活動が
おこなわれています。
しかし、原発に反対していても、見知らぬ土地での行動に参加することは、
個人にとっては非常にハードルが高いことです。また、原発は立地自治体内部
での分断や軋轢をもたらし、その土地の社会関係は複雑に入り組んだものと
なっていることが常です。外から来た者が、唐突に現地で反対行動を行うのは、
双方にとって不利益をともなう場合があります。
とはいえ、電気事業者も、原発を運営する機関も、中央からその土地に介入
しているのですから、逆に、反対のために「よそ者」が介入することにも、
充分道理はあります。

弊社は、現地での抗議行動には行きづらい原発反対派の方はじめ、原発に
ついて少しでも考えている皆様に、「観光」をお勧めします。
訪れた人々が、その土地の魅力に触れ、宿泊や買い物、観光などに消費して、
地域が潤えば、脱原発は容易になります。
また、数日間の滞在であっても、外部の人間が多数出入りする環境を
作ることで、立地自治体の閉鎖性を打破する一助となり得ます。
外部との情報や交流の分断が、原発温存を助長しています。
もちろん、観光に訪れた皆様も、立地から、多くの情報を得ることでしょう。
原発についての話題はできなくても、その土地の人々と触れ合うことで、
立地自治体についての想いが深まることもあります。
市民同士の感情としては、敵対ではなく、共感することこそ、反原発・脱原発
にとって有効です。

別の観点では、現在、新規制基準により、各自治体が事故発生時の避難計画
をたて、訓練を行っています。
数千人規模の住民だけであればともかく、多くの観光客が流動的に出入り
している土地について、避難計画を立てることは事実上不可能です。
避難ができない状況で、自治体は再稼動を考えるでしょうか? 
多くの人が立地自治体を訪れることは、この点でも効果的です。

弊社は、2013年6月の設立にともない、CEO(チーフ・エンソク・オペレーター)
による原発立地視察をスタートいたしました。
スタイルは原則として、バックパッカー女子ひとり旅、車なし、公共交通機関利用です。
第一回は、2013年に再稼動の申請が噂されている、
四国電力・伊方原子力発電所(愛媛県伊方町)です。
そのご報告によりまして、皆様に原発立地の魅力と、観光に便利な情報を
お届けし、ツアープランをご提案いたします。

サイト上では、今後、実用的ガイドとしてお使いいただけるよう、立地ごとに
観光情報や具体的なプランをまとめていく計画でございます。
また、各国の世界遺産の状況のレポート、原発に限らず産業遺構の観光化の
現状についても、調査を進めていきます。

なお、弊社は個人によって運営される単なる旅ブログであるため、
リアルなツアー催行の予定等は一切ございませんので、ご了承くださいませ。

原発立地、観光地としての魅力・・すべての原発を世界遺産に②

10月7日です。すべての原発を世界遺産にブログ紹介の続き②です。
今回は「原発立地、観光地としての魅力」について転載します。
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原発立地、観光地としての魅力。

2013年現在、日本には17ケ所の既存原発サイト、建設中、計画中のものが
2ケ所、その他、実験炉などの研究施設や再処理施設などの関連施設が
多数存在します。これらの施設の建設にともない、自治体に多額の交付金
が支払われたことは周知のとおりです。

立地自治体の多くは、誘致の理由として、また、現在においても再稼動、
あるいは増設を望む理由として、「この土地には資源も産業もないから」
ということをあげます。はたしてそれは真実でしょうか。
原発立地自治体は、すべて海岸線沿いに位置しています。
日本の地形において、海岸線沿いにあることは、山間部に比べて圧倒的に
開拓の条件に恵まれ、近現代においても交通の発達の恩恵を受けやすい
ことは自明のことです。その土地本来の産業が衰退し、過疎化が進んでいる、
というのなら、山間部の同じ規模の町村のほうがよほど劣悪な条件下に
あります。海があるというだけで、交通や食料、また観光においても、
すでに大きなアドバンテージなのです。

さらに、現代は情報化が進み、地方からの情報の発信もしやすくなっています。
ひとつの例として都市圏におけるアンテナショップの隆盛があります。
かつては都会のひとびとが手に入れようと考えもせず、流通もすることが
なかった、地方独特の産品が直送され、他の地域での需要が増しているの
です。またエコツーリズム、アグリツーリズム、アートツーリズムといった
多様な観光の形も生まれてきています。十数年前と比べれば、都市圏住民の、
地方に対する関心はあきらかに高まっています。
つまり、地方にとっては、従来資源として意識していなかったものも資源となる
チャンスがあるのです。

美しい海沿いに屹立する、多くの人がこれまで実際に見たことのない
(そしてフクシマ事故以来、意識せざるをえなくなった)特殊な施設。
その景観は、発電をやめても、観光資源として十分機能します。
ましてやそれが、世界遺産であれば、効果は抜群です。

また、原発周辺の道路は充分整備され、アクセサビリティも抜群です。
立地自治体においては、交付金によって作られた大きな施設群があり、
これも観光客受け入れに活用することができます。充実した設備をそなえた
コンサートホールや劇場、スポーツ施設やコンベンション・センターなどは、
外部からの観客向けのイベントを行うことで、採算性が向上するのみならず、
地域住民と外来者の交流拠点と成り得ます。
宿泊についても、原発は多くの流動的作業員を必要とするため、町村には
数多くの宿泊施設が存在します。

もちろん、原発の誘致によって新しく作られたものだけが、立地自治体の
魅力ではありません。原発のない他の町村と同じように、その土地が
本来持っていた景観・文化・伝統行事・食・産業などがあるはずです。

原発立地自治体の観光地としてのポテンシャルはきわめて高いのです。

いつやるの?今でしょう!!今をもって県政を変え事はできません

福島県民の、もしかしたら日本の未来をも左右する福島県知事選が
行われます。もし、このブログを県民の方が読んでいたら、是非この方の
ブログを読んでくださいませんか?また、お知り合いで福島県民の方が
いらしたら、このような考え方が福島にある事を伝えてくださいませんか?
福島の方が知事選について、必死になって県民に話しかけています。
転載させていただきます。また、
参照:「人生二毛作の田舎暮らしブログ」
紹介横浜を離れダッシュ村に近い安達太良山が望める山里で
”人生二毛作の田舎暮らし”を始めた。
ふるさとをなんとか活性化できないかと”夢未来いなか塾”を設立。
ダーチャ村づくり、コミュニテイビジネス、自然のある暮らし、
行政・議会、キャリア教育講師、ふるさと記者、二地域倶楽部・達人,・・・・
『好きな事をして、ちょっとだけ稼いで、人の為に役立てばいい』
”都会といなかのコラボレーション”と”若者との連携”を目指す。
3.11後は、”ふくしまの子ども達を救う”そして”花は咲くプロジェクト”の
推進をも目指す。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
みなさん
こんどの福島県知事選挙は『脱原発、脱被ばく、脱棄民、そして何よりも
脱内掘(脱利権・脱権力・脱棄民政策等)』が合言葉です。
福島県民が自立するには脱権力、脱棄民、脱原発、脱被ばく政策が
必須です。
内掘氏にはこれができません。

福島県政に不満のみなさん!子ども達の健康に不安のみなさん!
棄民生活に疲れたみなさん!原発推進を止めたいと願うあなた!
いつやるの?今でしょう!!
今をもって県政を変え事はできません。
今動かなければ棄民政策を更に4年間耐えなければなりません。
是非立ち上がりましょう!
参考までに以下の小生のブログをご覧ください。

【福島を変える闘い!】
http://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2014-09-23
【副知事は謝罪せよ】
http://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2014-09-25

【内堀に知事の資格なし】
http://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2014-09-27

【20mSvは詐欺行為】
http://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2014-10-04

10月2日に開かれた福島県知事選の公開討論会

10月2日、福島市で開かれた知事選の公開討論会・・空席が目立つ会場でした。
原発史上最大の爆発を起こし、未だに収束と言う言葉がむなしく響く状況の中、
福島県知事選が行われれます。今の福島の人々の情況であれば、原発が
選挙の焦点になるべきかと個人的に思うのですが、福島県内での知事選への
県民の諦め、不信感を見たような気がしました。
しかしながら、やはり、人々が住み、子どもが学校に通っている事を考えますと、
諦めずに福島県知事選に向かい合って欲しいと切に思います。
民の声というブログがあります。
「被曝から子どもを守ろう。民を守ろう。その一念で書き続けます」と福島の
方のブログです。
今回の福島県知事選の前哨戦でもある10月2日に福島市で行われた
公開討論会について書いてあるので、お読みいただければと思います。
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http://ameblo.jp/rain37/
【福島県知事選】「放射線防護」「被曝回避」語らぬ〝後継者〟
~福島市で公開討論会
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10月5日 福島の方からお話を聴く会があります

10月3日です。
金曜日国会前集会や抗議集会の会場で多くの方々からチラシを頂いてきます。
小さなグループあり、個人の取組みがあり。
多くの人たちがいろいろな場所でいろいろな方法で脱原発活動を継続していることを知ることができます。
とても心強くなります。

その中から、大熊町の木幡ますみさんを囲む談話会をお知らせします。
(たんぽぽ舎さんの週間金曜ビラ9月19日号「スペースたんぽぽ 学習会・デモの日程」から転載して紹介します。詳細は、たんぽぽ舎に確認ください。)

10月5日(日) 大熊町の木幡ますみさんを囲んで 懇話会

 テーマ:吉田所長証言・汚染水・中間貯蔵地・福島県知事選 その他
 日時 10月5日(日) 14:00-17:00 、 場所 たんぽぽ舎 千代田区三崎町

以前、私が参加する小さなグループが木幡ますみさんと仁さん夫妻を東京に招いて、お二人のお話を聴く会を開きました。
大熊町の人たちがどのような考え方をしているのか(こんな考え方の人たちもいるし、また、こんな考え方の人たちもいる)、避難先でどんな生活を送っているのか、大熊町や福島県の自治体関係者がどのような動きをしているのか、など、
沢山の現実を知ることができました。

参考になったお話のひとつに、自宅や田畑の補償方法に対する考え方がありました。
土地等を手放さずに国等に貸すという考え方を見ることが多いのですが、
この考え方とは異なり、孫子の世代までひきずらさせずに、自分たちの代で終結させたい、
そのために、国に相応の補償で売る(引き取ってもらう)交渉をする、という考え方を知りました。

土地を貸すのか、売るのか。
その背景にある人々の考え方を丁寧に追うことを大切にしたいと思いました。

今回も貴重なお話をたくさんしてくださることと思います。

(サポーターM)


ブログ”すべての原発を世界遺産に”①なぜ、原発は世界遺産にふさわしいのか

金曜日抗議行動で頂いたチラシから行き着いた一つのブログとその人に
読むほどに魅了されています。
ブログ名は「すべての原発を世界遺産に」
http://genpatsu4sekaiisan.wordpress.com/
すべての原発を世界遺産に (日本全国・原発立地観光ツアーガイド)
コンテンツは以下の通りです。
About
なぜ、原発は世界遺産にふさわしいのか。
原発立地、観光地としての魅力。
弊社の業務内容
お知らせ
伊方原発・視察日記

今回は「About」と「なぜ、原発は世界遺産にふさわしいのか」を
転載させていただきます。
<About>
Japan Travel Burning 日本炎上旅行社は、反原発の立場から、
原子力発電所および原発立地の、観光地としての魅力を(勝手に)発信し、
原発に頼らない自治体作りを(横から)推進し、最終的には、
国内のすべての原発の世界遺産登録を(無断で)目標としております。
弊社は現在、実際のツアー事業は行っておりません。本サイトにおいて、
皆様に原発観光の情報やコースプランをご提案する業態です。
弊社と申してはおりますが、実はCEOこと私イケガミが個人的に
運営・視察・執筆しておりますので、実は単なる旅ブログというわけです。

Japan Travel Burning/CEO(チーフ・エンソク・オペレーター)イケガミアツコ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・なぜ、原発は世界遺産にふさわしいのか。
なぜ、原発は世界遺産にふさわしいのか。
ユネスコが認定する世界遺産の定義とは「将来にわたって残すべき貴重な
遺跡や環境を、人類全体の遺産として保護」することです。
歴史的な意義のある「文化遺産」の分野には、日本の石見銀山、
ドイツのエッセン炭鉱などの「産業遺産」や、日本の原爆ドーム、
ポーランドのアウシュビッツ収容所、セネガルの奴隷貿易の拠点・ゴレ島、
そして2010年登録のマーシャル諸島のビキニ環礁、といった「負の遺産」も
認定されています。
すなわち、産業や文明の転換や、人類みずからが犯した暴力や罪、悲惨な
できごとを、「忘れてはならないもの」として将来に残すことも、
世界遺産の意義なのです。
(注:ユネスコの世界遺産憲章には「負の遺産」というカテゴリーはないため、
収容所や戦争遺構、植民地の産業遺産などのさらに多くのサイトを
「負の世界遺産」と見なすこともできる)

原子力発電所は、間違いなくその両方を兼ね備えた、世界最大級の
「負の産業遺産」です。
先例としてはウクライナのチェルノブイリ原発がありますが(弊社では、
フクシマ、チェルノブイリ、スリーマイルを併せての世界遺産登録申請も
視野に入れています)、2011年3月11日のフクシマ事故が21世紀における
最大級の世界史の転換点であることは、全世界が認めるところでしょう。

なお、現在、開沼博氏、東浩紀氏などを中心とした論壇において「フクシマ
第一原発観光化」が「世界遺産登録申請」をも含めて提言されています。
弊社はこの論自体には賛同していますが、ムーブメントとしての連動は
いたしておりません。また、弊社の最大の相違点は「フクシマだけでなく、
国内(可能ならば全世界)の全原発」を、世界遺産登録申請対象と
しているところです。

弊社は、日本全国の原発54基を、同時に廃炉を決定することで、20世紀中盤
から2011年までの、日本の産業および国家の構造を省察し、あらたな文明の
形式を踏み出す宣言を発することを希求します。やむをえず廃止となった
福島第一原発1号機から4号機だけではなく、これまで原発を推進してきた
日本人が、みずからの意志で、構造転換を決めてこそ、世界遺産に
ふさわしいのではないでしょうか。

実際問題として、廃炉作業には現在の技術では数十年がかかると
言われており、放射性物質で汚染された原発本体や建屋を保存していると、
人間が近づくことは、より困難になります。いわんや、メルトダウンした
福島第一原発の保存にはさらに多くの問題がともないます。
しかし、それこそが原発の本質なのです。
したがって、弊社では、原発は「世界でゆいいつ、近づくことのできない
世界遺産」として登録をめざします。
実際、原爆ドームは建物には入ることはできず、ビキニ環礁では、2013年現在、
立ち入りが認められている島は2島だけです。また、いくつかの世界遺産サイト
では観光客の出入りによっての劣化を懸念しての、入場制限がとられています。
30km圏内に誰も入れない世界遺産が存在してもおかしくはありません。
フクシマ事故が人類文明にとって未曾有の事態であった以上、世界遺産も
新しくカテゴライズされるべきです。
悲惨な失敗の道を歩んできた日本が、あやまちを認め、やり直すことが
できれば、それは日本人にとって、世界人類にとって大きな誇るべき歴史の
遺産となるはずです。
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福島から声を出さなければ、原発は止まらない・・声を出せるような環境創りをし、又、声を出さなくとも意思表示をしようという事で始めました。このブログを通じて、多くの方に活動をご理解いただき、福島と共に歩んで欲しいと思います。

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