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福島バッジプロジェクトは、福島の人達が「原発はイヤだ」と意思表示を出来る場を作り、その福島の人々の心に呼応して、同じ意思表示を日本中のだれもが出来るような場を作る事を目的として設立しました。

会津地方の甲状腺ガンの検査結果について

甲状腺ガンの会津地方の検査結果について、何人かの方のメモを簡略して
まとめてみました。
まず、会津の甲状腺ガン(疑いを含む)が1名から9名に伸び、前回と比べて
約7倍になりました。
会津地方は、中通りや浜通りに比べ線量が低い地域と言われています。
もし福島県の中で(線量の低い)会津地方だけ、甲状腺ガンになる子どもが
少なければ、(線量の高い)中通りと浜通りの甲状腺がんは、放射線由来と
いうことが証明されるのではないかと、多くの人が会津地方の検査結果に
注目してきました。
そしてその結果は、会津地方でも中通り・浜通りと同等の検査結果が出ており、
「会津」と「中通り」「浜通り」に地域差は見られないと公の機関では考えている
ようです。
しかし、以下の詳細を見ているとそうとは思えない気持ちになっていきます。
以下のサイトに会津地方における甲状腺がん分布図が掲載されています。
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-1172.html
会津地方でも北部、東部の中通りに比較的近い地域、湯川村、会津坂下町、
猪苗代町、下郷町が各一名ずつ、、会津若松市で5名の合計9名が甲状腺がん
(疑い含み)であるという結果を見ると、会津地方でも汚染度の高い地域でのみ
甲状腺がんが発生してて、西部の低汚染地域では甲状腺がんはゼロです。
参照*一次検査受診者数は、東側(高汚染地域)で22,319人で
西側(低汚染地域)が10,240人。

あらゆる小児がんは1万人に1人、
小児甲状腺がんは10万人に1人であるというのに、
会津地方の東側では2480人に1人の甲状腺がんでした。

「地域差が無い」ではなく、「汚染度と検査年度に比例して甲状腺がんが
増えている」ということが言えるのではないでしょうか。
検査年度に比例するのか否か、二順目以降の結果を見れば判断できるかも
しれません。
参照* (2012年度)
福島市  3,945人に1人  二本松市 1,769人に1人  本宮市  1,744人に1人
郡山市  2,389人に1人  須賀川市 3,682人に1人  白河市  1,867人に1人
西郷村  3,662人に1人
(2013年度)  いわき市 3,370人に1人
(2014年度)  会津若松市2,926人に1人

これらの結果は、エコー検査などで、しこりが大きい(10mm以上)場合や、
リンパ節への転移や、深刻な位置(神経や気管に近い場所)にしこりがある
場合に限って、細胞診(針で組織を採取すること)をして甲状腺がんの人数が
発表されています。
その他にも「甲状腺がんだろうな」と思っても細胞診をしていない子どもは
多数いると考えられます。
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「何故会津地方で何故甲状腺ガンが発生しているのか?」皆さんからのメール 拡散可

8月28日です。
先日の「何故会津地方で何故甲状腺ガンが発生しているのか?」で
フクシマン・マサさんからメールを読んでいらっしゃる皆さんからへの問いかけ
に応えられた方達がいらっしゃいます。お読みください。(拡散可)
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福島県のフクシマン・マサです。
「何故(線量の低い)会津地方で何故甲状腺ガンが発生しているのか?」
について、みなさんに質問させていただいた所、多くの方から、ご返事を
いただきました。本当にありがとうございます。
とても参考になったので、全てを紹介させていただきたいのですが、膨大な量
になってしまうので、一部を、紹介させていただきます。
よかったら読んでみてください。
#####

「東京の方からのメール」
下記のページをごらんください。
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1822
UNSCEARの評価でも甲状腺吸収線量は、実効線量より福島県全体に高い
可能性があります。
実効線量からすると、会津でも北から東が西側より高いかもしれません。
ここには出ていませんけれど、ウクライナ中南部はこのマップでは言えば
黄色の領域ですが、甲状腺がんが増えています。
下記p52マップの30mGy以下の州を見てください。
Thyroid Cancer in Ukraine after Chernobyl
http://www-sdc.med.nagasaki-u.ac.jp/drms/Thyroid_Cancer_in_Ukraine_after_Chernobyl_2014.pdf
ついでながらNHK ETV特集「原発事故 国家はどう補償したのか」
http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2014/0823.html
はごらんになったでしょうか。

年間1mSvで移住の権利があるのは有名ですが、0.5mSv以上で妊婦・子ども
に移住の権利が認められています。
少なくともUNSCEAR評価による事故後1年間の甲状腺吸収線量10mGy以上、
実効線量0.5mSv以上に健康対策が必要です。
ウクライナではやはり政治家が対処しています。
福島近隣県も含め、ともに動かねばなりません。
#####

「Uさんからのメール」
会津地方の小児甲状腺ガンの割合についてですが、一つ疑問に思ったことは、
会津で検査を受けた子供達の中に、他の地域から移動してきた子供は
いなかったかということです。
会津で甲状腺ガンと診断を受けた子供達は、原発事故当時、どこに
住んでいたのでしょうか。
避難区域や浜通や中通りから移動してきた子供はいないでしょうか?
#####

「この御質問に対しての私からの返事」
メールありがとうございました。しらべましたところ、「対象者のうち在籍している
学校で検査を受診した方などについては一部、学校等の所在市町村に含めて
集計していたが、震災時市町村に再集計した」ということでした。
数値は、震災時点に在住していた市町村で集計されたもののようです。
#####

「会津のお母さんからのメール」
この子達の受診率が低いので、何とも比較出来ないです。
うちも当時高校2年でしたが、みんな今は大学や就職でバラバラです。
#####

「福島県の方からのメール」
被曝の影響があるかないかを、主観を排して判断したいと思い、冷静に
議論を見舞っているものです。
中通りと、浜通りと、会津の子どもたちを、それぞれ何万人規模で調査した
結果、どの地域でも3000人に1人という発生確率となり、地域差が
見られなかったという今回のデーターは、(甲状腺がん多発の原因は)
スクリーニング効果であり、被爆の影響ではないと考えるのが自然では
ないかと、感じました。
#####

「Kさんからのメール」
チェリノブイリ事故による事故当時5歳以下の子供の甲状腺がんの発症数は
2年目までは0名、3年目に2名、4年目以降急激に増加しています。
これは、福島の3年目までの5歳以下の子どもの発症数0と矛盾していません。
4年目以降の発症数の急激な増加が見られないことを祈ります。
#####

※過去の動画が見たい方は、こちらへ・・・
「4年目のホットスポット ~通学路編~」
http://www.youtube.com/watch?v=aP4JkpSyrqY
「4年目のホットスポット ~フクシマの公園編~」
https://www.youtube.com/watch?v=EzZTOZAt3vQ
「フクシマの桃源郷 花見山 放射能測定」
http://www.youtube.com/watch?v=z_epBHwjdxY&sns=em
※過去のダイジェストが見たい方は、こちらへ…
http://ameblo.jp/masa219koro/
(アメブロにアドレスから入れない方は、タイトル「フクシマンの福島リポート」
で検索してみて下さい)
※映像版のホームページもあります。
http://fukushiman.jimdo.com/
※アドレスは配信専用のアカウントです。
みなさまからのご意見、ご質問は
masa219koro@yahoo.co.jp
へお願いいたします。

(福島県 フクシマン・マサ)

「何故会津地方でも甲状腺ガンが発生しているのか?」転載可

8月27日です。
福島日報ダイジェスト第16回福島県民健康調査リポート
「何故会津地方でも甲状腺ガンが発生しているのか?」(転載可)を転載します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
福島県のフクシマン・マサです。
昨日、第16回福島県民健康調査の検討委員会の傍聴に行ってきました。
私には詳しく報告する力がないので、詳しくは専門的にこの問題を
調べている方たちからの、報告を読んでいただけたらと思います。
残念ながら、福島県民健康調査の検討委員会では、一般傍聴人に
質問する時間は設けられていませんでした。
私も、聞きたかったことが一つあったのですが、聞けませんでした。
その部分について投稿したいと思いますので、もしわかる方がいれば、
是非教えていただけたらと思います。

#####
今回の県民健康調査では、以前から多くの方が注目していた、「会津地方」
の甲状腺ガンの検査結果の報告がありました。
会津地方は、中通りや浜通りに比べ線量が低い地域です。
もし福島県の中で(線量の低い)会津地方だけ、甲状腺ガンになる子どもが
少なければ、(線量の高い)中通りと浜通りの甲状腺がんは、放射線由来と
いうことが証明されるのではないかと、多くの人が会津地方の検査結果に
注目してきました。
そしてその結果は、会津地方でも中通り・浜通りと同等の検査結果が出ており、
「会津」と「中通り」「浜通り」に地域差は見られないというものでした。
#####
少し詳しく説明させていただくと、2次検査を終え
甲状腺ガンの悪性ないし悪性疑がわれる子どもたちの割合が、
10万人あたりの人数に直すと、
避難区域等13市町村 33.5 (4万7780人中14名)
                    (二次検査受診率88.2%)
中通り地方        36.4 (19万9466人中61名)
                    (二次検査受診率90.1%)
浜通り地方        35.3 (7万534人中19名)
                     (二次検査受診率85.5%)
会津地方          27.7 (4万9927人中9名)
                     (二次検査受診率78.2%)
と、悪性ないし悪性疑がわれる者の率が、会津地方ではやや低く出ましたが、
県立医大の説明では、これは二次検査終了者の割合が、中通りや浜通りに
比べて低いためであり、その影響が考えられると説明していました。
(つまり、2次検査がすべて終了すれば、会津地方の割合も中通り地方と、
浜通り地方と同等になる可能性があるそうです)
記者会見では、この結果に対して多くの懐疑的な質問が寄せられていました。
一番の多かった質問は、会津地方の検査結果は、事故後3年目
(平成25年度)のものであり、時間がたてばたつほど、ガンになる人が
増える可能性も考えられるのだから、事故後1年目(平成23年度)や
2年目(平成24年度)の、中通りや浜通りの検査結果と、単純比較は
できないのではないかというものでした。
#####

この部分については、今後多くの方がアップしてゆくと思いますので、そちらを
読んでいただけたらと思うのですが、私がわからなくなってしまったことは、
別の所にあります。
何故、線量の低い会津地方でも、3600人に1人もの子どもたちが、悪性の
甲状腺ガンにかかってしまっているのでしょうか?
今回の医大の発表によれば、現在福島県の子どもたちの中で甲状腺ガンの
手術をおこなっているのは、
リンパ節転移
遠隔転移
甲状腺被膜浸潤
術前腫瘍径10ミリ以上
など、いずれかの所見がある患者に限っているそうです。
本当に考えただけで胸が痛くなる悲しい事態ですが、果たして、こうした
深刻な小児ガンというものが、こんな高確率でおこるものなのでしょうか。
国立がん研究センターのホームページ(小児がん情報サービス)によれば、
http://ganjoho.jp/child/dia_tre/about_childhood/about_childhood.html

わが国では年間2,000~2,500人の子どもが小児がん(全てのガンを合わせた
数)と診断されており、その確率は、子ども10,000人に約1人の割合だそうです。
ガンの種類は、
白血病33%
脳腫瘍22%
悪性リンパ腫9%
神経芽腫6.6%
腎腫瘍3.5% などが主なものであり、
胃がんや肺がんなどは、子どもにはみられないそうです。
そこには甲状腺ガンの名前はありませんでした。
そもそも、小児ガンは10,000人に約1人とあるのに、
何故線量の低い会津地方で、甲状腺がんが3600人に1人もの高確率で
発生しているのでしょうか?
もし、この事態が放射能の影響が考えられず、単なるスクリーング効果
なのであれば、多くの子どもたちが、甲状腺ガンにかかっている原因を、別に
緊急調査しなければいけないと思うのですが、
何故そういう議論がおこらないのでしょう?
もしかしたら、私が比較したように、「全体の小児ガン」と「フクシマの
子どもたちの甲状腺ガン」のデーターは、単純に比較できるものでは
ないのかもしれません。
私は医学の門外漢なので、もしご存知の方がいらっしゃったら、
ぜひ教えていただけないかと思っています。
教えていただいたことは集約して、後日みんなで情報共有できるように
したいと思います。
よろしければ下記のアドレスにご意見いただけますでしょうか。
masa219koro@yahoo.co.jp
勝手なお願いで誠に申し訳ありません。
(福島県 フクシマン・マサ)

8月22日”アベNO THANK YOU!”

8月26日です。先週の8月22日、金曜日官邸前抗議行動の前に、
アベNO THANK YOU に参加した報告です。

■■■ 日刊IWJガイド 2014.8.22日号 ~No.709号~ ■■■から
(2014.8.22 8時00分)
【Ch7】15:30頃~「アベ NO THANK YOU!」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=7
※シンポジウム部分は会場の電波状況が悪いため、録画での収録と
なりますが、シンポジウム後に行なわれる銀座パレードは中継いたします。
シンポジウムには、呼びかけ人の川嶋みどり氏、明日の自由を守る
若手弁護士の会 共同代表の黒澤いつき氏、
SASPL(特定秘密保護法に反対する学生有志の会)の服部裕紀子氏らが
登壇予定。その後、「銀座パレード」が行なわれる

当日のチラシから
様々な立場、様々な世代で、今立ち上がっている会があることを知って
いただき、「日本の今」を皆さんと共に考えたいと企画しました。
テーマ :.「日本の今を考える」
場所  :日比谷図書文化館 B1 日比谷コンベンションホール
         (日比谷公園内 丸の内線「霞が関」下車 )
シンポジスト:
*アベ NO THANK YOU!呼びかけ人 川嶋みどりさん 83歳
(60年以上看護の世界に関わってこられ、戦争を覚えている世代)
*明日の自由を守る若手弁護士の会共同代表 黒澤いつきさん 39歳
*SASPL(特定秘密保護法に反対する学生有志の会) 大学4年制の
 服部裕紀子さんと一緒に参加した高校生の男子
* 「活動のための精神医学&ガザからのレポート」 企画人 胡桃澤伸さん
 大阪で活動に呼応して始めた精神科医の方。スカイプで参加。50~60代?
*ビデオメッセージで参加された広島の訪問看護士さん 50代?
*司会 アベNO THANK YOU!呼びかけ人 本田宏さん(外科医・還暦)
・・・・・・
以上の方達様々な10代から80代までの方達が「今何を考えているのか」を
話してくれました。今までにないシンポジウムで大変に興味深く聞きました。
身近な方達の身の丈の経験と考え方から学ぶ事はたくさんありました。
大学生の服部さんは10月の学生達の渋谷でのデモへの参加呼びかけ、
講演や支援の具体的な話もあり、世代間を超えた交流を楽しみました。
シンポジウム後はゆたりとした歌いながらの銀座パレードでした。街行く
女性から「こういうのは雰囲気は良くて嬉しいわ。」とコメントいただきました。
嬉しかったのは外科医の本田宏さん。郡山出身とおっしゃっていたので、
県内用Fukushimaバッジとチラシをお渡しすると、「病院でいつもバッジを
着けています」とおっしゃった事。びっくりし、そしてとても有難かったです。
大学生の方達のデモも近くなったらこのブログで紹介しようと思います。
10月13日(月曜日・祭日)に第3回アベNO THANK YOU!開催します。

フクシマのマスコミが伝えるFUKUSHIMA⑥「無関心層を当事者に」

8月25日です。福島日報ダイジェスト・フクシマのマスコミが伝える
FUKUSHIMA⑥「無関心層を当事者に」を転載させていただきます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
福島県のフクシマン・マサです。
先日から、最近1カ月分の地元新聞の中から、気になった記事をシリーズで
紹介させていただいています。
シリーズの最後に紹介する記事は、福島大の特任研究員である
開沼博さんの論説です。
昨日紹介した記事の中で元鳥取県知事の片山氏は、
「人事を尽くして天命を待つ」という言葉があるが、金のかかることは
やりたくない、悪いことは他人のせい、良いことは自分がやったと言いふらす
風潮の中では理想論では通用しない。]とおっしゃっていました。
私も放射能にまみれたフクシマの中で生きながら、同じことを感じてきました。
以前の私は理想論ばかりを語っていましたが、3.11以降、語るだけではなく、
現実に自分ができることを、やってみることが大切だと思うようになりました。

今日紹介する、開沼さんの記事にあるように、一人一人が、いかに「当事者」
になれるか?ということが、市民一人一人に問われているのではないかと
思います。
まず自分が小さな一歩を踏み出さなければ、風景は、何一つ変わりません。
######

(福島民友新聞 2014年8月15日 2面)無関心層を「当事者」に
福島大特任研究員 開沼博さん
「何も変わらぬ風景」「復興は進んでいない」「3.11は全てを破壊尽くした」。
外から被災地を見に来た人のそんな感想を耳にすると、私は違和感を覚える。
果たしてそうか、と。
私は、旧警戒区域を含めた福島の被災地の視察会「福島エクスカーション」
を主催し、月に1、2度、多くの人を連れて現地を回っている。
毎回感じるのはダイナミックに変化し続ける風景だ。
交通量が増え、新しい店や事務所がオープンし、さまざまな活動に従事する
若い人の姿も見られる。
草が生えっぱなしだった土地は、きれいに整地され、汚染がれきの仮置き場
になっている。
もちろん「いい意味の変化」ばかりではない。ただ「何も変わらぬ」
わけではない。
紋切り型の感想は別に被災地に来なくても誰でも言える「借り物の言葉」だ。
何しにわざわざ外から被災地に来たんだ、と思ってしまう。
現代社会では、ポピュリスム(大衆迎合主義)を基盤に人が動き、
政治が変わる傾向が強い。
ここでいうポピュリスムとは、業界団体や組合、地域のしがらみなど組織の
意向ではなく、バラバラの個人それぞれの判断が政治を動かす状況を指す。
■脅迫と共感
ポピュリスムの中では、人の気持ちを動かそうとする極度に単純化された
「借り物の言葉」、安易に情動をあおろうとする「借り物の言葉」が飛び交う。
そこには二つの特徴がある。
一つは「脅迫のポピュリスム」だ。
例えば、集団的自衛権をめぐる議論。
ある人は、日本がすぐに徴兵制を持つ軍事大国になるかのように語り、
もう一方にいる人は、すぐに中国や北朝鮮が攻めてくるかのように語る。
それぞれ集団的自衛権を認めることに賛成か反対かという点では逆の立場
だが、あの手この手で、人々の恐怖をあおったり誰かをつるし上げたりする
ような「脅迫」をし続けているという点で共通する。
もう一つが「共感のポピュリスム」だ。
例えば震災後、「絆」という言葉があふれた。
政治でもスポーツでも一体感を強調する言葉に人が群がる。
それは、現実には人々がパラパラであるが故に生まれる反動だ。
「脅迫」と「共感」。
どちらにも人をある方向に駆り立てる力がある。
それは社会をいい方向に向かわせる可能性を持つ一方で、本来はそれぞれが
冷静に向かい合うべき問題から目を背けさせる危険性を持つ。
近年は、後者の弊害がより大きく出ているように感じる。
「脅迫」や「共感」はその問題に関心がある人には届いても、無関心な人には
届かない。
例えば、福島の問題に思い入れが強い人の中には「福島では本当は人が
死にまくっている」などとデマや極端なことを盛んに言う人がいるが、それは
関心を呼ぶどころか、現地に生き続ける人々を深く傷つけている。
「脅迫」や「共感」に頼らずに、ある社会問題に「無関心層」を巻き込みつづける
回路を作ることが重要だ。
私はこれからの被災地復興に必要な考え方を「復興三方良し」と呼んでいる。
「三方良し」とは、近江商人が言った「売り手と買い手がうれしいだけじゃ
商売長続きしない。売り手・買い手に加えて世間様もうれしいような商売を
しなければならない」という話だ。
震災復興も同様で、支援をする側・される側だけが復興のことを考えていても、
その問題に関心を持つ人は時間の経過とともに減ることはあれ、
増えることはない。
そうではなく、それに関係ない人、無関心層にいかに訴えるかということを
優先的に考えること。それこそが重要だ。
先に述べた「福島エクスカーション」を続けているのもその実践の一つだ。
毎回、興味や知識がない人が、実際に現地に来て、そこで言葉を交わし合う
中で、復興に関心を持ち、考え続けざるをえない「当事者」に変わっていくのを
目撃する。
戦争を考え続けるのも同様だ。直接的な体験者が減っていく中でも、関
心を持った「当事者」をつくることはできる。
その仕組みを考えるのが、これからを生きる世代に求められる責任だ。
(記事紹介終わり)
#####
※過去の動画が見たい方は、こちらへ・・・
「4年目のホットスポット ~通学路編~」
http://www.youtube.com/watch?v=aP4JkpSyrqY「4年目のホットスポット ~フクシマの公園編~」
https://www.youtube.com/watch?v=EzZTOZAt3vQ
「フクシマの桃源郷 花見山 放射能測定」
http://www.youtube.com/watch?v=z_epBHwjdxY&sns=em
※過去のダイジェストが見たい方は、こちらへ…
http://ameblo.jp/masa219koro/
(アメブロにアドレスから入れない方は、タイトル「フクシマンの福島リポート」
で検索してみて下さい)
※映像版のホームページもあります。
http://fukushiman.jimdo.com/
※アドレスは配信専用のアカウントです。
みなさまからのご意見、ご質問は
masa219koro@yahoo.co.jpへお願いいたします。

(福島県 フクシマン・マサ)

フクシマのマスコミが伝えるFUKUSHIMA5「絶望を希望に変える力」

8月24日です。フクシマン・マサさんの福島日報ダイジェスト・フクシマの
マスコミが伝えるFUKUSHIMA⑤「絶望を希望に変える力」を掲載します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日紹介する記事は、県知事選を間近に控えた福島県で、地元新聞が
連載したリーダー論についての記事になります。
「絶望を希望に変える力」
本当に大切なことだと感じたので、紹介させてください。

######
(福島民友新聞 2014年7月28日 24面)
リーダー論  元鳥取県知事 片山善博氏
絶望を希望に変える力

■政府動かす戦略が必要
震災時の総務相として当初予想したよりも福島の復興は進んでいない。
それは災害の元である東京電力福島第1原発事故の収束が進んで
いないから。
非常時のリーダー像を問われるが、平時にできないことは非常時に
できない。
平時から自分で解決できることは解決し、解決できないことは国に解決を
迫る是々非々の姿勢を持つことが重要だ。
災害が継続している中での知事が持つべき資質を考えると、県民一人一人
の悩みや悲しみを受け止める感性が必要だ。
そこに自分の力を加えることで絶望を希望に変える。
それが少しでもできたら自分の喜びとする。
その姿勢を建前や選挙戦術ではなくて、使命感として本当に身に付けて
いないと知事は務められない。
これは2000年の鳥取県西部地震に知事として取り組んだ私の実感だ。
復興には世論を巻き込み、実情をきちんと把握してもらう発信力も必要だ。
「人事を尽くして天命を待つ」という言葉があるが、金のかかることはやりたくない、
悪いことは他人のせい、良いことは自分がやったと言いふらす風潮の中では
理想論で通用しない。
人に理解してもらい、政府を動かすにはどうするか戦術が必要となってくる。
■災害の実態を発信
福島県知事として発信すべきことは、やはり原子力災害の実態だと思う。
多くの人が土地を追われ、生活を奪われたことは大変なことだ。
経験していない人は頭で分かっても人ごとになる。
震災時の内閣では東京出身者が多く、避難についても、不動産屋に頼んで
引っ越せば、国や東電が金を出すから問題ないのではという雰囲気があり、
あぜんとしたことがある。
庭の柿の木一本にも思いがあるという気持ちは東京で理解されない。
だからこそ、皆さんの苦悩を訴えるべきだ。
(記事紹介終わり)
#####
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http://www.youtube.com/watch?v=aP4JkpSyrqY「4年目のホットスポット ~フクシマの公園編~」
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「フクシマの桃源郷 花見山 放射能測定」
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(福島県 フクシマン・マサ)

フクシマのマスコミが伝えるFUKUSHIMA④「予算が削減されるフクシマ」

8月23日です。フクシマン・マサさんの福島日報ダイジェスト・
フクシマのマスコミが伝えるFUKUSHIMA④「予算が削減されるフクシマ」を
掲載します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
福島県のフクシマン・マサです。
先日から、最近1カ月分の地元新聞の中から、気になった記事を紹介させて
いただいています。今日紹介する記事は、国がフクシマの予算を削る方針
であることを伝える2つの記事です。
前回まで紹介させていただいたような政府広報で、国が安全側の学者の
意見しか紹介せず、安全キャンペーンと言われても仕方がない
リスクコミニケーションを展開するのは、予算削減という大命題があるからだ
と多くの方が指摘しています・・・
前回お伝えした政府広報は、福島県の地元紙だけでなく、読売・朝日・毎日
などの全国5紙に掲載されたそうですが、
「フクシマの放射能は、安全なのだから、無駄な予算は使うな」という全国的な
世論を、国は作り出そうとしているようにも思えます。
(現在行われている)福島県の子供たちの医療費の無料化も、食品に
含まれる放射性物質の測定も、予算がなければ、継続できません。
子どもたちの命を守るための重要な施策を守れるかどうか?
その命運は、国が握っているのではなく、実は私たち市民一人一人(世論)が
握っているのかもしれません・・・
######
(福島民友新聞 2014年7月28日 1面)
復興への課題 復興財源  「国は福島を突き放そうとしている」。
震災事故から3年を過ぎたころから、県企画調整部の中堅職員は霞が関で
省庁回りをすると、本県復興に対する国の姿勢が急速に後退しているのを
感じていた。
国が被災地に巨額の財源を投入する集中復興期間は来年度で終わるが、
収まる気配のない原発事故からの復興に向けては、来年度以降も国の
財政的支援が欠かせない。
復興財源をめぐる国との交渉は正念場を迎えている。
■期間の延長切実な願い
集中復興期間の延長は、本県を含め復興が道半ばの被災地にとって
切実な願いだ。今月10日には本県と青森、岩手、宮城の4県が合同で国に
延長を要請したが、首を縦に振らなかった。村田文雄副知事は
「(復興財源について)国は『国民の税金で賄っている』と言う」と、国の
消極的な姿勢に焦りを募らせる。
(以下省略…記事紹介終わり)
#######
(福島民友新聞 2014年7月30日 1面)
復興への課題 子育て

■医療費の無料化「いつまで」
「放射線への不安は消えない。『福島で子育てするとこんな利点がある』
みたいな話があればいいけど」。親子連れでにぎわういわき市の屋内遊び場
で、同市の○○さん(31)は無邪気に遊ぶわが子の姿を見詰めた。
原発事故による低線量被ばくが子どもに及ぼす影響は今も解明されず、
子育て世代を中心に本県の人口減少は深刻化している。
■保護者の6割が希望
子育て世代の流出に歯止めをかけようと、県は独自に2012(平成24)年度
から18歳以下の医療費無料化を実施している。
各市町村に補助する県の支出額は昨年度約34億円、本年度(当初予算)
約37億円に上り、県財政への負担は大きい。
県が無料化当初から求める国の財政支援は、子ども・被災者支援法で
方向性が示されて約10ヵ月が過ぎても実現せず、いつまで無料化を
続けられるか不透明だ。ただ、子育て環境の研究者らでつくるこども環境学会
の調査によると、県内の保護者の6割が子どもの医療費や育児費用の無料化、
負担軽減を最も必要な支援策と回答した。県幹部の一人は
「無料化をやめれば、県内で子どもを育てる魅力が失われかねない」と懸念を
抱き、無料化継続が人口減少対策の要とみる。
一方、5歳の娘を持つ福島市の△△さん(32)は「子どもたちは距離感をつかめず
転んだり、座ったまま靴を履く。屋外での運動が制限された期間が成長にどう
影響するかが不安」と遊び場整備や放射線の影響の支援継続を希望する。
■求められる柔軟対応
県によると、県の人口は約193万8千人(7月1日現在)。震災前と比べ
約9万人減少した。県幹部は「生み育てやすい環境づくりが人口減少に
歯止めをかける」と強調するが、人口減少を食い止める抜本的な策は
見いだせていない。同学会の中山豊事務局長(63)は指摘する。
「福島の子育ての課題は一方向に集約できない。多様なニーズに対し県が
いかに子どもの視点で柔軟に対応するかが鍵だ」
(記事紹介終わり)
######

※過去の動画が見たい方は、こちらへ・・・
「4年目のホットスポット ~通学路編~」
http://www.youtube.com/watch?v=aP4JkpSyrqY「4年目のホットスポット ~フクシマの公園編~」
https://www.youtube.com/watch?v=EzZTOZAt3vQ
「フクシマの桃源郷 花見山 放射能測定」
http://www.youtube.com/watch?v=z_epBHwjdxY&sns=em
※過去のダイジェストが見たい方は、こちらへ…
http://ameblo.jp/masa219koro/
(アメブロにアドレスから入れない方は、タイトル「フクシマンの福島リポート」
で検索してみて下さい)
※映像版のホームページもあります。
http://fukushiman.jimdo.com/
※アドレスは配信専用のアカウントです。
みなさまからのご意見、ご質問は
masa219koro@yahoo.co.jpへお願いいたします。

(福島県 フクシマン・マサ)

8月30日上映会「遺言」・・原発さえなければ・・東村山中央公民館にて

遺言チラシ
8月22日です。
来週の8月30日に行われる映画上映会のお知らせです。
多くの方に観て頂きたい映画で、料金も有難いです。
映画 : 「遺言」・・原発さえなければ
日時 : 8月30日(土)午後1時15分~午後17時30分(途中休憩1回あり) 
会場 : 東村山中央公民館ホール(西武線東村山駅東口より徒歩1分)
      (ヨーカドーの隣)
アクセス 
*電車 :JRでお越しの際は、中央線国分寺駅より西武国分寺線で約14分
       で西武線東村山駅に着きます。 
*車 : 駐車場はありません。お車でお越しの際は近くのコインパーキング
       等をご利用ください。
チケット:前売・当日ともに999円(学生500円)ですが、前売りにはささやかな
      特典が付きます。
オープニングは豊田直巳監督のトークです。
以下に主催者の方の解説であり上映会に対する想いをいただきました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・オフィシャルホームページの作品解説URL
http://yuigon-fukushima.com/introduction/
原発事故により日常を非日常へと変えられてしまった人々がいます。
「遺言」は、今までの生活を奪われた人々の苦しみや葛藤を
繊細に記録した貴重な映画です。
この作品をとおして福島の方たちの深い苦しみが
多くの方に理解されますように。
そして真実を受け止め、本当の復興へ向かい
皆で手を取り合える社会に変われますように。
映画「遺言 原発さえなければ」を上映する会@東村山 
共同代表 森原 一彦
・・・・・・・・・・・・
以下、上映会フライヤーからの一部コピーです。
映画「遺言」・・原発さえなければ
福島の3年間ー消せない記憶のものがたり
福島を描いたドキュメンタリー映画の決定版
3時間45分・・・800日間の記録
苦しみを乗り越えて新たな挑戦が始まる

2011年3月12日・・・福島第一原発事故の現場に駆けつけた
フォトジャーナリスト二人はいち早く撮影開始。以来2013年4月まで
その土地の人々とともに過ごした日々を記録し続けた。絶望の淵からの
試行錯誤、もがきの中で気づいた家族、仲間、奪われた故郷への思い、
そして見えてきた本当に守るべきものの存在・・・
3年にわたり記録された250時間の映像が、3.11以後の今を生きる私たちに
問いかけるものとはーーー

フクシマのマスコミが伝えるFukuhsima③「放射能を怖がり過ぎるなという国のリスコミ」

8月21日です。
フクシマン・マサさんの福島日報ダイジェスト”フクシマのマスコミが伝える
Fukuhsima②「放射能を怖がり過ぎるなという国のリスコミ」を掲載します。
政府広報を読んで、先日の映画「ひろしま」のシーンを思い出しました。
原爆が落とされた後、多くの負傷者は市外の医療機関に収容されましたが、
一部の負傷者達は市内で医療を受けていました。
負傷者達は爆弾の落ちた市内にいる事に不安を覚えていて、医師が
それに応えて「影響は少ないから心配する必要はない」など言った事、草木が
生えない場所にという不安を払しょくする為に、看護師が大根の種を植えて、
多くの負傷者が固唾を飲んで毎日見守り、芽が出た後のその喜びのシーン。
私はその当時にそこにいたら情報は何もありませんから、医師達の言葉に
感謝を込めて信じたと思います。この映画は子ども達の日記から再現した
内容です。ですから、映画の中の事は本当にそうだったのでしょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
郡山市の池田雅之です。
先日から、最近1カ月分の地元新聞の中から、気になった記事を紹介させて
いただいています。
今日紹介する記事は、昨日紹介した政府広報の後篇です。
(掲載日は14日ではなく、17日の間違いでした。)

残念ながら福島では、(安全側の学者さんの意見ばかりが伝えられており、)
安全キャンペーンと言われてもしょうがない、リスクコミニケーションが、公然と
展開されています。
#######
(福島民友新聞 2014年8月17日 6面 全面広告) 政府広報
放射線についての正しい知識を(後篇)


今月3日、政府は福島県より避難されている方々を対象に、放射線に関する
勉強会を開催し、放射線に関する様々な科学的データや放射線による
健康影響などについて専門家からご講演いただきました。
国際原子力機関(IAEA)保健部長  レテイ・キース・チェム氏講演

■国際機関により設定された科学的な基準に基づく行動をとってほしい
■放射性物質は様々な場所に

人類が登場するよりもはるかに昔から、放射性物質による放射線の放出は、
われわれ地球の営みの一部なのです。放射性物質は地球の地殻にあるし、
宇宙線としても来ますし、大気中にも存在します。
また、食べ物や飲み水のほか、体の中の筋肉や骨、細胞組織にさえ
天然由来の放射性物質が含まれます。
これらに加え、人為的な放射線源もあります。
家や学校、オフィスの床や壁に使われる建材にも放射性物質は存在しますし、
放射線は医療検査や治療にも使われます。
放射線の量を人体への影響の大きさで表した単位がシーペルトであり、
世界平均で年間およそ2.4ミリシーベルトの自然放射線源にさらされています。
しかしながら、地域差は大きく、多くの人々が影響を受けたという意味では、
世界のある地域では年間で最高40ミリシーベルトという場所もあります。
また、別の地域では100ミリシーベルト以上になったこともあります。
世界の中では、日本の自然放射線量は平均以下といえます。
■人体にとって有害な放射線量とは
高い線量の放射線の影響については、広島や長崎の原爆被ばく者の
健康調査などにより多くのことがわかっています。
かなり高い線量でない限り、健康への影響は出ないということです。
低い線量の場合、ある程度細胞や組織は回復することができますが、低い
線量の放射線による健康への影響を正確に評価するのは、難しい問題です。
というのも、日常生活においては放射線以外に、何千もの発がん物質に
さらされているからです。例えばタバコの煙や紫外線、アスベスト、一部の
化学染料、食べ物のカビの毒素、ウイルスのほか、熱さえもがんの原因と
なるのです。
これまでに放射線の影響について蓄積された知識からは、自然放射線の
被ばくによって健康に影響があるかどうかについて確実なことはまだ
わかっていませんが、放射線や核技術は、医療や産業、農業、エネルギー、
その他の科学技術分野において活用されており、社会にとても大きなメリット
をもたらしていることも忘れてはなりません。特に医療では、X線検査やがんの
治療で放射線が使われており、多くの人命が救われています
■科学的な根拠に基づいた国際基本安全基準
国際原子力機関(IAEA)の放射線防護についての国際基本安全基準は、
科学界と専門稼の協力による数十年に及ぶ調査に基づいて設定されました。
これは世界保健機関(WHO)などの国際機関とも共同で定められたもので、
放射線業務従事者や一般市民の安全を守るために全加盟国で適用されて
います。
IAEAは日本政府と協力し合い、専門家も日本に多数派遣しています。
国際放射線防護委員会〒CRP)の提言では、日常的な状況の年間線量限度
は自然放射線量に加えて、放射線業務従事者は20ミリシーベルト、
一般市民は1ミリシーベルトに定められています。
原子力事故が発生した地域で住み続ける人の被ばく限度は、基準値である
年間20ミリシーベルトです。
これら限度及び基準値は現代の科学知識を考慮の上慎重を期して、その
水準以下では健康への影響がまったくないと考えられる放射線量の
しきい値はないという仮定に基づいて定められています。
私はこの3年間に何度も被災地を訪れ、南相馬市の病院や仮設住宅にいる
避難者の方々とお会いしました。
皆さん不安を感じており、放射線に関する知識を求めていることを実感して
いますが、不確かな情報に流されず、国際機関の科学的な基準を参考に
することが大切だと思います。
(記事紹介終わり)

※過去の動画が見たい方は、こちらへ・・・
「4年目のホットスポット ~通学路編~」
http://www.youtube.com/watch?v=aP4JkpSyrqY
「4年目のホットスポット ~フクシマの公園編~」
https://www.youtube.com/watch?v=EzZTOZAt3vQ
「フクシマの桃源郷 花見山 放射能測定」
http://www.youtube.com/watch?v=z_epBHwjdxY&sns=em
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http://ameblo.jp/masa219koro/(アメブロにアドレスから入れない方は、タイトル「フクシマンの福島リポート」で
検索してみて下さい)
※映像版のホームページもあります。
http://fukushiman.jimdo.com/
※アドレスは配信専用のアカウントです。みなさまからのご意見、ご質問は
masa219koro@yahoo.co.jpへお願いいたします。
(福島県 フクシマン・マサ)

8月22日金曜日◇ アベ NO THANK YOU! ◇

8月22日金曜日の午後に行われる  ◇ アベ NO THANK YOU! ◇
のお知らせです。
この銀座パレード後に、金曜日の定例官邸前抗議行動に参加しませんか!
この行動は千葉県南房総市の方達からの呼びかけです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◇ アベ NO THANK YOU! ◇
一人一人が、声をあげて、 平和を築く行動に参加しよう!
党派を越えて、多くの方が個人で 参加しやすい形を模索しながら、
すすめていきたいと思っています。

プラカードやシュプレヒコールなしで、楽しく、身軽に、 政治に参加できるよう、
新しい運動体となることを目指します。
多くの皆様のご参加、ご協力を、どうぞよろしくお願い致します。

8月22日(金) のプログラム ..
13時開場  日比谷図書文化館 B1 日比谷コンベンションホール
         (日比谷公園内 丸の内線「霞が関」、都営三田線   
          「内幸町」下車 歩3分)
13時30分~15時00分  シンポジウム 「日本の今を考える」
 司会:アベ NO THANK YOU! 呼びかけ人 本田宏
 アベ NO THANK YOU!呼びかけ人 川嶋みどりさん
  明日の自由を守る若手弁護士の会共同代表 黒澤いつきさん
  SASPL(特定秘密保護法に反対する学生有志の会) 
                         服部裕紀子さん他
「活動のための精神医学&ガザからのレポート」 企画人 
                         胡桃澤伸さん

  ※歌のメッセージ  飯村孝夫さん、高野亮さん、森仁美さん他
15時15分~ 日比谷公園中幸門へ移動 ..
15時30分~銀座パレードへ出発 ..
※ 平和を築き、いのちをつないでいく、この取り組みを継続していきたい
と思います。 今後の活動については、下記にアップ して参ります。
時折に、ご覧いただければ幸いです。
※ 次回の集会とパレードは、10月13日(月)の予定です。
ブログ   http://abenothankyou.wordpress.com/
Facbook https://www.facebook.com/nothankyounokai
※ 「アベ NO THANK YOU!」のワッペン1組 3枚を用意しています。
  集会や行動のときは、それを身につけてご参加ください。
主催: アベ NO THANK YOU ! の会
(連絡先)千葉県南房総市千倉町白子0112 
医療法人社団 花の谷クリニック内   呼びかけ人 伊藤真美

*******************************************************
アベ NO THANK YOU!の思い  伊藤真美 ..
選挙に行かなくたって、私の大事な日常には何の影響もない。
まじめで働きものの国民性に支えられてる日本は、平和で豊かな国だ。
中学校や高校の授業で学んだ歴史のことを思い起こすと、人類の歴史上に、
戦争のない時代はなく、今も、世界には戦争やクーデターや飢えに苦しむ
国々がある。しかし、少なくとも私が生きているこの日本は、戦争からは
無縁だ。日本に生まれて本当に良かった。

こんなふうに思い、能天気な日々を生きてきた私の気持ちが、この数年
大きく変化した。もしかしたら、私が生きているうちに、日本でも戦争が
はじまるかもしれない。もしかしたら、日本が経験したこれまでの戦争時代も、
こう思っていた人が何人もいたのにも関わらず、声を上げない、
上げられないうちに戦争に突入して行ったのかもしれない。

そう言えば、私の仕事である医療の現場で、経済的に大変だから、医療も
介護サービスも手控えようと言う人が、この数年すごく増えてきた。当然の
ことと思っていた、誰もが平等に必要な医療を受けられる、世界に誇るべき
国民皆保険制度もあやしくなってきた。このことに、医療者が声をもっと
上げなくていいのだろうか。

福島原発事故の収束の兆しもないままに原発再稼動をしようとしていること、
国民の命より国家を優先する特定秘密保護法のこと、世界に容認されない
間違った歴史認識の教科書で、東アジアの平和を損ねる若者を育てる
新しい教科書検定基準のこと、他国の人々を殺傷する武器や軍事技術の
輸出での経済成長をめざす防衛装備移転三原則のこと、財源の縮小を優先
にした改正で、国民のいのちと安全を守ることを放棄しているかのような医療・
介護総合法案のこと、憲法解釈の変更で隣国との対立を招き、これまで日本が
70年続けてきた「戦争のない社会」の放棄することになる集団的自衛権のこと、
今、安倍政権が強引に押し進めようとしていることは、どれひとつとっても
平和といのちを脅かすものだ。

民主主義も立憲主義も踏みにじり、暴走する安倍政権に、 NO!と言おう。
これまで日本が築いてきた70年にわたる戦争のない社会を守り、いのちを
大事にする社会を育むため、声を上げる責任が、私たちにある。
私たち一人一人が、平和を築く行動に力を合わせることを呼びかけたい。

私がそうであったように、これまで政治にあまり関心のなかった多くの人が、
普通のこととして、声を上げることができるような形はどうしたら
作れるのだろうか。
プラカードやシュプレヒコールに、馴染みのない人たちでも参加しやすい形、
身軽に、未来に期待して楽しく、政治に参加できるよう、新しい運動体となる
ことを目指したい。

多くのみなさまのご参加、ご協力を、どうぞよろしくお願いします。

フクシマのマスコミが伝えるFukuhsima②「放射能を怖がり過ぎるなという国のリスコミ」

8月19日です。フクシマン・マサさんの福島日報ダイジェスト
・フクシマのマスコミが伝えるFukuhsima②
「放射能を怖がり過ぎるなという国のリスコミ」
を転載させていただきます。
福島県には地元新聞が2紙あります。
読売新聞の子会社の福島民友と毎日新聞社と協力関係にある福島民報です。
3年ほど前に友人から「原発関連の情報が偏っているような気がするので、
全国紙を読みたい」と聞き、以後某全国紙の原発関連の記事の切り抜きを
今年3月まで1週間単位で送っていました。最初の頃は沢山あった切り抜きが
時が経つにつれて少なくなりました。
同じ時期、色々なデモや集まりで貰っていたチラシを福島県内の数人の
友人達にやはり送っていましたが、これも少なくなり、又、荷物が多くて
貰えない事も多々あり、やはり3月末で終わりにしました。
最近はこの少しのチラシも大事な情報で福島では入手困難ですから
チラシ送りを再開しようか悩みます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
福島県のフクシマン・マサです。
昨日から、最近1カ月分の地元新聞の中から、気になった記事を紹介
させていただいています。
今日紹介する記事も、最近フクシマではこのようなリスクコミニケーションが
行われていることを、紹介している記事です。
残念ながら福島では、(安全側の学者さんの意見ばかりが伝えられており、)
安全キャンペーンと言われてもしょうがない、リスクコミニケーションが、
公然と展開されています。
#######
(福島民友新聞 2014年8月14日 6面 全面広告)
政府広報
放射線についての正しい知識を(前篇)

今月3日、政府は福島県より避難されている方々を対象に、放射線に関する
勉強会を開催し、放射線に関する様々な科学的データや放射線による
健康影響などについて専門家からご講演いただきました。
東京大学医学部附属病院放射線科准教授 中川恵一氏講演

■放射線について慎重になりすぎることで、生活習慣を悪化させ、発がんリスクを高めている
■放射線の影響に関する深刻な誤解

2年ほど前に福島県内の中学校で授業をした際、将来生まれてくる子どもに
影響があると思っていた女子生徒は56%もいました。
全身に2000ミリシーベルトの放射線を浴びた方も多かった広島や長崎でさえ
遺伝的影響はなかったと考えられています。
そのようなデータがあるにも関わらず、6割近い女子生徒がこうした思いで
暮らしているというのは、メディアの報道の仕方に問題はなかったのでしょうか。
鼻血が出るということにも疑問があります
上咽頭がんの放射線治療では鼻の粘膜も7万ミリシーベルト近く被ばくし
ますが、放射線科医を30年間してきた中で治療後に鼻血が出た方を1人も
見たことがありません。
チェルノブイリの周りでは心臓病が多いという話もありました。
もちろん東京と同じようにチェルノブイリにも心臓病の方はいますが、福島や
チェルノブイリだと放射線によるものだと誤解されてしまうのです。
■福島で被ばくによるがんは増えないと考えられる
国際的にも100ミリシーベルト以下の被ばく量では、がんの増加は確認
されていませんが、増加しないことを証明するのは困難です。
ただし、この「困難」というのは福島にパンダはいないことを証明するのが困難
(たぶんいないと思いますが、パンダをこっそり飼っている人の存在を完全に
否定できない)であることと同じことです。
100~200ミリシーベルトでも、発がんリスクは野菜不足と同じぐらいです。
福島県の調査によると、原発事故後4か月間の外部被ばく量は99・97%の
方が10ミリシーベルト以下でした。
国際放射線防護委員会(ICRP)は「10ミリシーベルト以下では、大きな被ばく
集団でさえ、がん罹患率の増加は見られない」と発表していることからも、
福島では被ばくによるがんは増えないと考えられます。
また、外部被ばくよりも内部被ばくの方が怖いと思われがちですが、セシウム
の放射線は体を突き抜けて全身同じように被ばくしますから外部でも内部でも
変わりませんし、福島では内部被ばくの量はとても低いものでした。
■運動不足などによる生活習慣の悪化が発がんリスクを高める
チェルノブイリでは子どもの甲状腺がんが増えました。
ヨウ素は体に不可欠なものですが、チェルノブイリの子どもたちはヨウ素不足で
した。そこに放射性ヨウ素の含まれた牛乳を飲んだ結果、体内に放射性ヨウ素
が吸収され、6800名に甲状腺がんができ、15名が亡くなりました。
チェルノブイリでは5歳以下の子どもの4.8%が5000ミリシーベルトという
被ばく量だったのです。
一方、福島では、最大でも約35ミリシーベルト未満といわれており、はるかに
少ない被ばく量だったのです。しかも、100ミリシーベルト以下の被ばく量では
がんの増加は確認されていないことから、甲状腺がんは増えないと考えられます。
福島では小児甲状腺がん患者が80名ほど出ているという報道がありますが
大規模な検査をすることで発見が増えるのは当然です。
韓国では、最近乳がん検診と一緒に甲状腺のエコー検査をするようになった
ことで、甲状腺がんの発見が激増しています。
福島県内のある地域で震災前と最近の健康診断の結果を比較すると、
肥満、高血圧、糖尿病のどれもが明らかに増えています。
外に出ないため、子どもも太ってきています。
糖尿病になるとがんは2割増え、肝臓がんとすい臓がんは2倍に増えます。
わずかな被ばくを恐れることで、運動不足などにより、生活習慣が悪化し、
かえって発がんリスクが高まるようなことは避けなければなりません。
(後篇に続く)
(記事紹介終わり)

※過去の動画が見たい方は、こちらへ・・・
「4年目のホットスポット ~通学路編~」
http://www.youtube.com/watch?v=aP4JkpSyrqY
「4年目のホットスポット ~フクシマの公園編~」
https://www.youtube.com/watch?v=EzZTOZAt3vQ
「フクシマの桃源郷 花見山 放射能測定」
http://www.youtube.com/watch?v=z_epBHwjdxY&sns=em
※過去のダイジェストが見たい方は、こちらへ…
http://ameblo.jp/masa219koro/(アメブロにアドレスから入れない方は、タイトル「フクシマンの福島リポート」で
検索してみて下さい)
※映像版のホームページもあります。
http://fukushiman.jimdo.com/
※アドレスは配信専用のアカウントです。みなさまからのご意見、ご質問は
masa219koro@yahoo.co.jpへお願いいたします。
(福島県 フクシマン・マサ)

フクシマのマスコミが伝えるFukuhsima①「甲状腺ガンについて」

8月18日です。フクシマン・マサさんの福島日報ダイジェストから転載します。
福島県には地元新聞が2紙あります。
読売新聞の子会社の福島民友と毎日新聞社と協力関係にある福島民報です。
ずっと以前の震災直後に私が個人的に聞いたところでは、どの家庭もこの
どちらかを取っていて、全国紙を取っていない方が多かったのに驚いた
記憶があります。
その頃、内容の差は?と聞くと、「う~ん、どっちも同じかな?お付き合いで
半年毎に替える事もある」と言う人が多くてもっと驚きました。
読者数において全国紙を圧倒しており、これは福島県と沖縄県の二県のみ
の特徴でもあるようです。
同じ問いを沖縄県の方達何人かに聞いた時には、「どっちも同じかな?」と
ではなく、基地と共存するかしないかで大きく分かれたのを覚えています。
爆発から4年目の今、福島で「新聞どっち?」と聞くとどのような答えに
なるのか分かりません。
ネット環境にいる人があまり多くない福島県で、新聞の存在は大きいでしょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
福島県のフクシマン・マサです。
最近仕事続きで、地元新聞を読む時間が取れませんでした。
(福島の介護の世界の人手不足は本当に深刻になってきています。)
先日1カ月分の新聞に目を通すことができたので、気になった記事を
いくつか紹介させてください。
最初に紹介する記事は、最近フクシマではこのようなリスクコミニケーション
が行われていることを、紹介している記事です。
残念ながら福島では、(安全側の学者さんの意見ばかりが伝えられており、)
安全キャンペーンと言われてもしょうがない、リスクコミニケーションが公然と
展開されています。

#######
平成26年7月23日 福島民友新聞記事(3面)
甲状腺がんで過剰治療
県の子供対象調査
専門家から懸念の声
東京電力福島第1原発事故の健康への影響を調べる県の調査で、甲状腺がん
と診断され手術を受けた子どもがこれまで50人に上る。
「事故の影響は考えにくい」との見方が大勢だが、甲状腺がんは進行が
遅いため専門家から「不必要な手術もあったのではないか」と過剰治療を
懸念する声が上がり始めた。

■心の傷
「手術した子どもは体だけでなく心の傷も負う」
福島市で6月上旬に開かれた甲状腺検査に関する県の評価部会で、
メンバーの渋谷健司東京大教授(公衆衛生学)が検査を担当する福島医大
の姿勢を批判した。
甲状腺は成長に関わるホルモンを分泌する組織で、原発事故で出た
放射性ヨウ素が甲状腺にたまるとがんを引き起こすとされる。
子どもへの影響が大きく、1986年のチェルノブイリ原発事故では、周辺で
子どもの甲状腺がんが急増した。
県は震災当時18歳以下の県内の子ども約37万人を対象に甲状腺を検査し、
5月までにがんと診断された人は50人、がんの疑いは39人に上る。
甲状腺がんは一般的に手術後の経過が良く死亡するケースはまれだが、
継続的なホルモン薬の服用を余儀なくされることも。
手術を受けた子どもが多いことに疑問を持つ渋谷氏は
「適切な治療か検証できるよう患者のデータを公開するべきだ」と訴えた。

■国外でも
県は、今見つかっているがんは網羅的に検査した結果、症状が出る前に
発見したもので、事故の影響ではないとみている。
福島医大の鈴木真一教授は「基準に基づき悪性の強いものだけ治療している」
と過剰治療を否定する。
一方、国内外で検査機器の精度向上に伴い、検診してもがんの死亡率が
下がらないケースが報告されている。
米国では前立腺がんの早期発見に有効とされるPSA(前立腺特異抗原)
検診が普及した90年代初頭に前立腺がん患者が急増。
だが、死亡率に大きな変化はなく米政府の作業部会は2012年、
治療による不利益の方が大きいと判断。
特別な場合を除きPSA検診をしないよう勧告した。
韓国では00年以降、女性の甲状腺がんが急増。
超音波検診の普及による過剰診断と指摘されている。

■納得の治療
6月下旬、都内で開かれた福島事故による健康管理の在り方を検討する
環境省の専門家会。
委員の祖父江友孝大阪大教授(環境医学)は、甲状腺がんのように進行が
遅いがんは症状が出る前に寿命を迎えるケースが多く、過剰診断や
過剰治療につながりやすいと指摘。
一方で、対象が子どもの福島の検査は「一般論をそのまま適用できない」
とも述べた。
ほかの委員からは
「甲状腺の悪性腫瘍はさまざまで、一部の進行の早いものを見逃すと大変だ」
「がんが見つかっても経過観察という選択肢がある」などの意見が出た。
祖父江氏は福島の検査について「間違ったやり方はしていない。
ただ本人が理解、納得した上で治療を進めていくことが大切だ」と述べ、
インフォームドコンセント(十分な説明と同意)の重要性を強調した。
(記事紹介終わり)

※過去の動画が見たい方は、こちらへ・・・
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http://www.youtube.com/watch?v=aP4JkpSyrqY
「4年目のホットスポット ~フクシマの公園編~」
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「フクシマの桃源郷 花見山 放射能測定」
http://www.youtube.com/watch?v=z_epBHwjdxY&sns=em
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へお願いいたします。
(福島県 フクシマン・マサ)

8月22日(金)日比谷で「アベ NO THANK YOU」行動

8月17日です。
8月22日(金)午後「アベ NO THANK YOU」行動が日比谷であります。
金曜議の官邸前抗議行動の前に是非どうぞ!
大阪でも行います。
http://abenothankyou.wordpress.com/2014/08/06/%e3%82%a2%e3%83%99-no-thank-you-%e9%96%a2%e9%80%a3%e4%bc%81%e7%94%bb/
アベ NO THANK YOU ! 関連企画
8月22日、東京で行われる集会に合わせ、関西でも集会が行われます。
関西方面にお住まいの方はぜひご参加ください。
(こちらは8月22日午後19時~21時 吹田市にて)
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         ◇ アベ NO THANK YOU!  ◇
一人一人が、声をあげて、 平和を築く行動に参加しよう!
党派を越えて、多くの方が個人で 参加しやすい形を模索しながら、
すすめていきたいと思っています。
プラカードやシュプレヒコールなしで、楽しく、身軽に、 政治に参加できるよう、
新しい運動体となることを目指します。
多くの皆様のご参加、ご協力を、どうぞよろしくお願い致しま す。

          8月22日(金) のプログラム
13時開場 日比谷図書文化館 B1日比谷コンベンションホール     
     (旧日比谷図書館 地下鉄 霞ヶ関・ 内幸町駅下車 3分)
13時30分~15時00分 シンポジウム
15時15分~日比谷公園中幸門へ移動
15時30分~ 銀座パレードへ出発

※ 平和を築き、いのちをつないでいく、この取り組みを継続していきたいと思います。
今後の活動については、下記にアップ して参ります。時折に、
ご覧いただければ幸いです。
ブログ http://abenothankyou.wordpress.com/ Facbook      
 https://www.facebook.com/nothankyounokai
★参加法 一人100円からのカンパをお願いします。
「アベ NOTHANKYOU!」のワッペン1組 3枚をさしあげます。
集会や行動に参加のときは、それを身につけてください。
各地の発起人の事務所、行動日の集会場所でも、用意しています。
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(伊藤先生の呼びかけ文です。お読みください。)
  アベ NO THANK YOU!の思い ..伊藤真美
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映画「ひろしま」1953年8月完成・子供たちの日記が原作

映画「ひろしま」
8月16日です。今日は千葉県館山市で映画「ひろしま」が上映されました。
この映画は被爆した子供たちの日記(原爆の子・長田新編)が原作で、
1953年全国の先生方(50万人)がお金を出し、広島市民の9万人の
エキストラや制作協力者の方達によってつくられました。
子供達の目線で原爆とその当時の社会、矛盾が描かれていますが、福島の
置かれた立場をほうふつさせる会話がそこかしこにありました。
軍部と医師達の間の原子爆弾だったと真実を伝えるか否かの会議、
医師達が不安を訴える病人に「直ちに影響はない」式になだめる処、
市内に残された被爆者達の不安と一喜一憂の表情(75年は草木も生えない
土地に大根の種を植えて、芽が出るのを固唾を飲んで見守るシーン
配給先が決まらず、またカットの当局による要求にも屈せずにお蔵入りになった
映画。当時の広島の惨状をだけでなく、人々の不安な心を見事に描いています。

全世界で上映されるのを主催者側は目的としています。館山では3回上映され、
750名の人々が観ました。是非、あなたの町で上映されたら観に行ってください。
そして拡散もお願いします。

主催・映画「ひろしま」上映実行委員会
共催・安房平和のための美術展・全日本年金者組合安房支部・館山九条の会
・鴨川九条の会
後援・株式会社コア・房日新聞防日新聞社
協力・生姜「奇跡への情熱プロジェクト」代表小林一平 
提供・独立プロ名画保存会
https://www.facebook.com/movieHiroshima?fref=photo

地元2大新聞(福島民友・福島民報)に県民が連続投稿

8月15日、終戦の日です。
ブログ人生二毛作暮らしを書いている田口氏の投稿が、
最近地元の2大新聞(福島民友・福島民報)に連続して掲載されました。
福島から大きな声をあげている田口さんにエールを送りたいと思います。
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原発を稼働させる資格は無い
福島民報に以下を投稿した。
若干の手を加えられて本日(8月4日)掲載された。
*規制委員会は”安全”とは言っていない。(8月1日のブログから)
http://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2014-08-01-2

その原稿は以下
原子力規制委員会は川内原発の安全審査に合格を出したが、 田中委員長の
『安全を保障したものでは無い』 『日本の原発は世界最高水準ではない』との
発言は基準が不備である事を認めた事になる。

安部総理は『安全との結論が出れば立地自治体の理解を得て再稼働を
進めたい』としている。しかし、規制委員会は安全を保障したのでは無く、
基準に適合しただけと言っているに過ぎない。 日本の原発には
コアキャッチャーも付けず、 欧米と比較して基準の不備は明確。

事故時は誰が一体責任をとるのか?避難に関して国は
『地方自治体がやるべきだ』と責任回避し『5km圏外の避難計画は不要』
としている。事故時の責任の所在が不明確なまま再稼働していく事になる。
国も規制委員会も事故責任を回避する姿勢が透けて見える。
この国はどこまで理不尽で、国民の命や財産を踏み台にするのか?
無責任な国と電力会社に原発を動かす資格は無い。
原発は人格権よりも劣位である。
福島の悲劇を二度と繰り返してはならない。
福島民報への投稿記事は以下(内容は番う)
http://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2014-08-06

福島民友への投稿
福島民友の『窓』に投稿した。
8月6日、若干の内容が削除され、掲載された。
http://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2014-08-06
その原文は以下
【投稿内容】
原子力規制委員会は川内原発の安全審査に合格を出したが、 田中委員長は
”安全を保障したものでは無い”と発言。 想定外の重大事故で鍵を握るのは
人間の判断力と行動。 如何に運転員が柔軟に対応できるかが問われている。
米国アカデミーも事故を想定した人材の確保と訓練の必要性を提言している。

しかし、東京消防庁の元幹部は、消防は日々の現場で経験を積むが、
原発は重大事故はほとんど経験しない為に『所長を鍛える事は不可能』と発言。
所長は数年で交代するから、新人と同じ。

田中委員長は『訓練しながら足りないところを改善していく』と言うが、 予測
不可能な事態を想定しての数十万人の住民の大規模訓練など不可能だろう。
地震や津波時には、建物の崩壊や土砂崩れ、地割れ等で道路の寸断が
起こる。マニアルでは対応できない事態も想定されよう。

田中委員長は福島市出身でありながら、 規制委員会の独立性を放棄し、
科学者の行動規範からも逸脱し無責任極まりない。
原発は人格権よりも劣位である。

全ての原発を世界遺産に

8月14日です。
8月6日のブログに掲載した手作りチラシの方は以下のようなブログを
作成しています。
「すべての原発を世界遺産に」 (日本全国・原発立地観光ツアーガイド)です。
http://genpatsu4sekaiisan.wordpress.com
大変にユニークでキラキラしたブログです。内容は、
・About
・なぜ、原発は世界遺産にふさわしいのか。
・原発立地、観光地としての魅力。
・弊社の業務内容
・お知らせ
・伊方原発・視察日記
など、読み応えのあるブログです。お時間のある方は訪問してください。
以下はAboutとロビー活動の内容をコピーしました。
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About
Japan Travel Burning 日本炎上旅行社は、反原発の立場から、
原子力発電所および原発立地の、観光地としての魅力を(勝手に)発信し、
原発に頼らない自治体作りを(横から)推進し、最終的には、国内のすべての
原発の世界遺産登録を(無断で)目標としております。
弊社は現在、実際のツアー事業は行っておりません。本サイトにおいて、
皆様に原発観光の情報やコースプランをご提案する業態です。
弊社と申してはおりますが、実はCEOこと私イケガミが個人的に
運営・視察・執筆しておりますので、実は単なる旅ブログというわけです。

Japan Travel Burning/CEO(チーフ・エンソク・オペレーター)イケガミアツコ

ロビー活動

==祝==
東京五輪、ではなく、原発稼動ゼロ、でもなく、「明治日本の産業革命遺産
/九州・山口と関連地域」の、世界遺産推薦国内枠獲得。

ここからの道のりは長く、途中で内容の変更や、延期、最悪、取り下げも
あり得るのだが、ともかく、文化庁・日本ユネスコ協会が、産業遺産の価値を
認めたことは「すべての原発を世界遺産に」するための、大きな前進である。
また、このたびの推薦は、これまで候補であった筑豊や宇部などの西日本
に加え、岩手も含まれるなど、かつてない地域縦断である。北は泊から、
南は川内まで、日本中に立地する原発のセット推薦は可能だということだ。

弊社は、この機会に文化庁の英断をうながすべく、と、いうか、少し彼らの
センスを揺さぶろう、というか、やや嫌味というか、ともかく文化庁前に
プラカードを持って、立ってみた。外なので、まだまだロビー活動ではないが。
写真ではわかりづらいが「応援しています、「明治日本の産業革命遺産」
世界遺産登録。そして「昭和日本の負の産業遺産」も推薦おねがいします。」
と書いてある。

金曜6時。経産省や外務省と違って、けっこう多くの職員が普通に退勤していく。
ロビー活動であるから、弊社は「お疲れさまです」と、明るく声をかけてみること
にした。1時間弱立って、ちょっとびっくりしたように見る人が1割。会釈を返して
くれた人は3人。ニッポンの道徳教育はどうなっているんだ。
あと、以前から思っていたが、看板の字がへただ。

ところで、同じ建物に文部科学省があるため、この正面口には「座る人」がいる。
朝鮮学校を無償化から除外することに反対し、毎日座り込んでいる若者の
ことである。ひとりでやっている、と「田中龍作ジャーナル」で読んだのだが、
この日は5~6人で楽しくやっていた。

彼らほどのガッツと真剣みがなくて、申し訳ないが、弊社はそれなりに本気
なので、あと二週、金曜日に、この活動を続けようと思う。

そうはいっても線量も心配だ。どうして伊方より高いのか
(周辺では経産省前がホットスポットとして有名)。


川内原発のパブリックコメント締切間近…(出してない方必読)書いて!!

8月8日の金曜日官邸前抗議集会で、バッジをカンパしてくださった方から、
「私の意見を拡散してください」と、2枚の原稿を差し出されました。
「原子力規制委員会が審査する書類を読み、自分で調べてまとめました」
「東京都豊島区在住 72歳 無職男性、で紹介ください」と。 (サポーターM)
8月9日のブログにサポーターMさんがブログに書いてくださいました。

この後にバッジプロジェクトにメールで届き、喜んだのは今書いている私。
来週中には書かなければと思っていたところに、この朗報!
前略
唐突に私の「川内原発」パブリック・コメントを送ることをお許しください。
これは、私がコメント作成に四苦八苦した経験から、これからパブリック・コメント
に応募しようと考えている方々に少しでも参考になれば、と希望してのことです。
早々

と思う間もなく、以下のメールが入りました。
ところで、私のコメント文を再度お送りします。
今回の文は以下の点がことなります。
1. 前回の文章に推敲を重ね、大幅に修正しました。修正目的の一つは、
「意見―1」と「意見―2」をそれぞれ別々に投稿しても文意が通じるように
したことです。
それは、規制委員会の「コメント欄」が2000字しか受け付けないためです。
2. 前回の文章は、読みやすさを重視して、数字を「英文・半角」形式に
してあるため、文章全体をコピーして規制委員会の「コメント欄」にペースト
すると、「機器依存文字」があるエラー・メッセージがでます。
今回の文章では、すべての文字を「カタカナ・ひらがな」形式にしてあります。
なお、規制委員会の「コメント欄」では、文章のTab設定はできません。
ご注意ください。


8月8日掲載のパブコメの修正分ですが、「書かなければ!」と追い詰められた
私のような方にパブコメを書いていただく為に掲載させていただきます。
駆け込みの方にとって大事な点があります・・私は助かった~!組です。
推敲した文面は、この方が多くの方達に「パブコメをとにかく出せ!」という
福島に寄り添い、川内を心配し、未来の人々を想う気持ちをパブコメをまだ
出していない人だけでなく、多くの方と共有したいと思います。
ありがとうございます。
続きを読む

天皇と安倍首相の行動・立ち位置の差について

畏れ多くも、そこらへんに転がっている名もない老女が一国の象徴と一国の
リーダーを比べる事して良いのか?とも思うけど、あまりにも歴然としていて。
「この勝負あった!」と言ってみたい・・勝負はずっと前からあったのですけど。
広島でも長崎でも昨年とほほ同じメッセージをただ読んだだけの一国の首相、
被爆者の「納得しません」の言葉に「見解の相違」と一言言った一国の首相を
見ていると、天皇、皇后の行動を思い出してしまいます。
朝日新聞8月5日夕刊の池澤夏樹さんのエッセイの一部コピーします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11285345.html
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・省略・・・・・・・・・・・・・・
 七月二十二日、今上と皇后の両陛下は宮城県登米市にある国立の
ハンセン病療養所「東北新生園」を訪れられた。これで全国に十四カ所ある
療養所すべての元患者に会われたことになる。
 六月には沖縄に行って、沈没した学童疎開船「対馬丸」の記念館を
訪れられた。戦争で死んだ子供たちを弔い、今も戦争の荷を負う沖縄の
人々の声を聞かれた。
 昨年の十月には水俣に行って患者たちに会われている。
 東日本大震災については直後から何度となく避難所を訪問して被災した
人たちを慰問された。
 これはどういうことだろう。我々は、史上かつて例のない新しい天皇の姿を
見ているのではないだろうか。
 日本国憲法のもとで天皇にはいかなる政治権力もない。時の政府の政策に
ついてコメントしない。折に触れての短い「お言葉」以外には思いを
公言されることはない。行政の担当者に鋭い質問を発しても、形ばかりの
ぬるい回答への感想は口にされない。
 つまり、天皇は言論という道具を奪われている。
しかしこの国に生きる一人として、思うところは多々あるだろう。その思いを
言論で表すことができないが行動で表すことはできる。
国民はそれを読み解くことができる。
    *
 八十歳の今上と七十九歳の皇后が頻繁に、熱心に、日本国中を
走り回っておられる。訪れる先の選択にはいかなる原理があるか?
 みな弱者なのだ。
 責任なきままに不幸な人生を強いられた者たち。何もわからないうちに船に
乗せられて見知らぬ内地に運ばれる途中の海で溺れて死んだ八百名近い
子供たち、日々の糧として魚を食べていて辛い病気になった漁民、津波に
襲われて家族と住居を失ったまま支援も薄い被災者。
 今の日本では強者の声ばかりが耳に響く。それにすり寄って利を得ようと
いう連中のふるまいも見苦しい。経済原理だけの視野狭窄(きょうさく)に
陥った人たちがどんどんことを決めているから、強者はいよいよ強くなり
弱者はひたすら惨めになる。
 強者は必ず弱者を生む。いや、ことは相対的であって、弱者がいなければ
強者は存在し得ない。水俣ではチッソと国家が強すぎた分だけ漁民は
弱すぎた。ぼくも含めて国民はたぶん無自覚なままにチッソの側に
いたのだろう。

 今上と皇后は、自分たちは日本国憲法が決める範囲内で、徹底して弱者の
傍らに身を置く、と行動を通じて表明しておられる。
お二人に実権はない。いかなる行政的な指示も出されない。
もちろん病気が治るわけでもない。
 しかしこれほど自覚的で明快な思想の表現者である天皇をこの国の民が
戴(いただ)いたことはなかった。

長崎式典での被爆者代表の方のスピーチ動画と安倍総理の見解の相違

サポーターさんがブログに入れてくださったスピーチの内容・・
この動画を紹介します。是非、生の声も聴いてください。
被爆者代表の城臺美彌子(じょうだいみやこ)さん、長崎式典でのスピーチ。
約7分です。被爆の体験だけでなく、集団的自衛権について、福島について
きっちりと伝えてくださいました。感謝します。
https://www.youtube.com/watch?v=isAqkkSZ0EU

そして、その後で総理は会場で「見解の相違」とおっしゃる。
安倍さんは何しに長崎に、広島に来られたのでしょうか?
以下新聞からの転載です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140810-00000002-asahi-pol
被爆者「集団的自衛権、要らぬ」 首相「見解の相違」
朝日新聞デジタル 8月10日(日)0時3分配信
 長崎市で9日にあった被爆5団体による安倍晋三首相への要望の場でも、
集団的自衛権が主なテーマになった。長崎原爆遺族会の正林克記会長は
「緊張緩和への政府の確かな取り組みさえあれば、火に油を注ぐような
集団的自衛権は要りません」と迫った。

 これに対し、安倍首相は「平和国家としての歩みは寸分も変わらない。
(集団的自衛権について)丁寧に説明する努力をすることで必ず理解を
いただけると思う」と応じた。
終了後、被爆者の一人が「納得してませんよ」と声をかけると、
「見解の相違です」と表情を変えずに言い、会場を後にした。

 長崎原爆被災者協議会の谷口稜曄(すみてる)会長は
「安倍政権になってから、被爆者が訴えてきた方向と反対に進んでいる」と
表情を曇らせた。被爆者と首相のやり取りを聞いていた田上富久・長崎市長は
「絶対に戦争をしてはいけないという原点は、理屈でなく被爆者の思いだ。
被爆地で、首相にそれがどれだけ伝わったのかよくわからないが、
伝えていくのが(被爆地の)大事な役目だと思う」と話した。

8月9日長崎原爆の日 被爆者の平和への誓い

平和と脱原発を願う全ての人々に寄り添った誓いでした。
大切な言葉です。ここにも転載して書き留めておきます。 (サポーターM)

以下は、福島原発事故について述べた言葉です。


福島には、原発事故の放射能汚染でいまだ故郷に戻れず、仮設住宅暮らしや、よそへ避難を余儀なくされている方々がおられます。小児甲状腺がんの宣告を受けておびえ苦しんでいる親子もいます。このような状況の中で、原発再稼働等を行っていいのでしょうか。使用済み核燃料の処分法もまだ未知数です。早急に廃炉を含め検討すべきです。



東京新聞(ネット版)から全文を転載します。
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8月8日首相官邸前 日印原子力協定への抗議集会

8月8日官邸前 日印原子力協定反対抗議集会に参加しました。

インドのモディ首相の8月末来日(予定)を前に、
インドのモディ首相と日本の安倍首相が日印原子力協定に合意しないよう、
インドの核軍縮平和連動CNDP(本部ニューデリー)と共同連帯した抗議集会です。

CNDPとの連帯キャンペーン
https://www.facebook.com/events/553798991393355/?source=1

CNDPのクマール・スンダラムさんがスピーチされました。
-----
この官邸前集会に来る前に、飯館村などをまわり、福島の人たちと交流してきました。
驚いたのは、福島原発事故から3年以上もたったのに、仮設住宅のままであること。
インドは社会保障が弱いので、インドで原発事故があったら、福島の仮設住宅よりもっと悲惨なことになるだろう。

インドは核保有国で、核兵器不拡散条約の枠外です。
インドの核保有に反対する国々がインドに原発を輸出している。おかしなことです。
自国の経済を優先しています。インドの弱い市民を苦しめています。
日本においては、3.11福島原発事故後に輸出を働きかけてくる。
まったく、理解できません。

インドの原発立地は地理的に不安があり、インドで原発に不安を抱いている人が大勢います。
反対運動も続けています。
しかし、インドの原発政策は、民主主義に則らず、一方的に推進されています。

原発は、女性や子どもたち、弱い立場の大勢の人を苦しめます。
日本は、インドに原発を輸出しないでください。
-----
スンダラムさんの連帯行動の呼びかけ文です。
http://coalitionagainstnukes.jp/?p=4958

日本はかつて発展途上国に対して経済協力の名の元で企業がアジアに進出し、
アジアの豊かな自然や現地の人々の生活を壊したことがありました。
たとえば、日本人が好きな海老を安く日本へ供給するために、東南アジアで海老を養殖し、マングロープを壊す問題がありました。食卓の海老の背景に、アジアの自然を犠牲にしていたとは。問題が顕在化して、初めて知りました。
原発、そのうえに、安倍内閣と経済界が積極的に外交している兵器輸出。
問題が顕在化してからでは、とりかえしがつかない。怖いことです。

インドのスンダラムさんのスピーチを直に聞いて、インドへの原発輸出問題に直面させられているインドの普通の人々を、近くに感じることができました。

(サポーターM) 

川内原発パブリックコメント

8月15日提出締切で一般公募中です。
首都圏反原発連合では「ひとこと」で良いので、意見を述べよう!と呼びかけをしています。
パブリックコメント提出のホームページは
https://search.e-gov.go.jp/servlet/Opinion

8月8日の金曜日官邸前抗議集会で、バッジをカンパしてくださった方から、
「私の意見を拡散してください」と、2枚の原稿を差し出されました。
「原子力規制委員会が審査する書類を読み、自分で調べてまとめました」
「東京都豊島区在住 72歳 無職男性、で紹介ください」と。

原子力規制委員会が「技術的・科学的意見」を募ることを強調しているため、一般の人に戸惑いがあるとの報道記事がありました。このパブコメを書かれた方は、名刺によれば原子力関係や火山の専門家ではありません。
川内原発再稼働反対に対する一般の人の強い熱意とご努力を感じました。

規制委員会が火山灰の影響をどの範囲で審査しているのか、そして、その検討の範囲に問題があることを、
一般の人にわかりやすく述べられています。どうぞ、お読み下さい。

(サポーターM)



私のコメント
<ページ>64-65ページ
<章番号>3-4.2.2 火山活動の影響に対する設計方針
4.火山事象の影響評価
[意見-1]
1.九州電力は、約1万2800円前におきた桜島薩摩噴火が降下火砕物の原発に対する影響が最も大きい噴火と判断した。その理由は噴火の規模と原発からの距離である。しかし、同じ、桜島で100年前におきた大正大噴火についても検討すべきである。なぜなら、規模は桜島薩摩噴火より小さくても、火山灰(平均粒径2㎜の降下火砕物)の影響は桜島薩摩噴火と同じ程度に大きいかもしれないからである。
2.大正大噴火については、粒径が0.5μmから2㎜mだえの火山灰粒子が原発の敷地内でどのような濃度分布をしたか推定すべきである。
[理由]
1.桜島薩摩噴火と大正大噴火では、影響に関する考え方が異なる。前者は極めて稀にしか発生しないが、一旦発生すると、粒径の大きな降下物は強力な破壊力を発揮すると言う考えに立つ、一方、後者は100~200年周期で発生し、一旦発生すると、粒径の小さな火山灰が安全装置の内部に侵入して強力な破壊力を発揮するという考えに立つ。
2.火山の影響に対する設計方針に極めて重要な情報を提供する。

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福島市と郡山市のホットスポット

今日、官邸前の金曜日行動に参加してきました。
チラシを配りながら、福島市と郡山市の放射能を市民の方が測定した動画があることをお伝えしましたので、
ここに、紹介します(再掲です)。
下記の、動画製作者 フクシマン・マサさんの記事もあわせて、どうぞお読みください。

動画サイト
http://fukushiman.jimdo.com/放射能見える化プロジェクト/
(サポーターM)

「福島日報ダイジェスト」福島食品モニタリングダイジェスト7月24日拡散可

フクシマン・マサさんの福島日報ダイジェストを転載します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7月24日に発表された「食品中の放射性物質の検査結果について(第888報)」
によりますと福島県を除く北海道、京都府などの17都道府県と、郡山市、大
阪市などの19の市・区では、4,955件の食品について放射性セシウムの
検査が行われました。

その結果、国の定めた基準値100Bq/kgを超える値が検出された検体は、
次の2件でした。
栃木県茂木町(もてぎまち)産の野生のチチタケ1件から 130Bq/kg
千葉県柏市手賀沼産のギンブナ1件から 120Bq/kgでした。

また、福島県の緊急時モニタリングの結果も併せて報告され、郡山市、
南相馬市などで748件の検体について放射性セシウムの検査が
発表されました。
その結果、国の定めた基準値100Bq/kgを超える値が検出された検体は、
次の16件でした。
富岡町産のシロメバル1件から 330Bq/kg
猪苗代町産の野生のツキノワグマ肉3件中の2件から 190Bq/kg、110Bq/kg
郡山市産の野生のツキノワグマ肉3件中の1件から 170Bq/kg
本宮市産の野生のイノシシ肉4件から
340Bq/kg、 270Bq/kg、 130Bq/kg、130Bq/kg
二本松市産の野生のイノシシ肉3件から
240Bq/kg、200Bq/kg,140Bq/kg
三春町産の野生のイノシシ肉1件から 660Bq/kg
猪苗代町産の野生のイノシシ肉1件から 160Bq/kg
郡山市産の野生のイノシシ肉1件から 150Bq/kg
須賀川市産の野生のイノシシ肉1件から 130Bq/kg
磐梯町産の野生のイノシシ肉1件から 110Bq/kgでした。
以上、厚生労働省発表「食品の放射性物質検査結果について」の要約でした。
詳しくお知りになりたい方は、福島県のHPより「ふくしま新発売」、および、
厚生労働省のHPより「食品中の放射性物質の検査結果について」、
郡山市のHPより「食品中の放射性物質の検査結果について」をご覧ください。

※過去の動画が見たい方は、こちらへ・・・
「4年目のホットスポット ~通学路編~」
http://www.youtube.com/watch?v=aP4JkpSyrqY
「4年目のホットスポット ~フクシマの公園編~」https://www.youtube.com/watch?v=EzZTOZAt3vQ
「フクシマの桃源郷 花見山 放射能測定」
http://www.youtube.com/watch?v=z_epBHwjdxY&sns=em
※現在厚労省ダイジェスト福島県版は、ココラジ(郡山市のコミュニティーラジオ)
で放送中の、「放射性物質検査結果報告」の放送原稿をお借りして、
投稿させていただいています。
ココラジ(FM79.1Mz)の、
「放射性物質検査結果報告(厚労省ダイジェスト・ラジオ版)」の放送時間は、
毎週「月曜~金曜」の、「午後15時5分」(※金曜は午後16時5分)
「午後18時頃」になります。
参照:http://www.kocofm.jp/
※スマホやパソコンから全国での視聴も可能です。
※過去のダイジェストが見たい方は、こちらへ…
http://ameblo.jp/masa219koro/(アメブロにアドレスから入れない方は、タイトル「フクシマンの福島リポート」で
検索してみて下さい)
※映像版のホームページもあります。
http://fukushiman.jimdo.com/
※アドレスは配信専用のアカウントです。
みなさまからのご意見、ご質問はmasa219koro@yahoo.co.jp
へお願いいたします。
(福島県 フクシマン・マサ)
続きを読む

九州電力東京支店抗議と東電本店合同抗議に参加しました。

8月6日、
午前中は友人のチラシ作りの見学と少しお手伝いをしました。
たくさんの人が福島を想い、ガザを想い、未来の人々と地球を想い、地味な
活動を一人でコツコツと続けているのを、そういうチラシを受け取っていながら、
私は何も分かっていなかったのではないかとチラシを折りたたみながら考えて
いました。
午後は、九州電力東京支店抗議(17:00~18:00)および
東電本店合同抗議(18:30~20:00)にやっと参加しました。
有楽町駅前の九州電力東京支店前では抗議だけでなく、町を行き交う人々に
チラシを渡す機会を持てた事、良かったです。2年前、3年前と違って、人々の
反応はあまりありませんが、それでも貰ってくださる方達がかなりいらした事、
希望を見る思いです。
また、東電本店合同抗議の賛同団体として福島バッジプロジェクトの名前を
追加させていただきました。多分103番目の団体です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
チラシから
*九州電力東京支店(川内原発止めよ)抗議と連携します。
東電は福島原発事故の責任を取れ
柏崎刈羽「原発再稼働するな!汚染水止めろ!
    第11回 東電本店合同抗議

東京電力福島原発事故は終わっていない。補償・賠償は値切られ続け、
送れ続け、汚染水は流れ続けている。核燃料の取り出しはあと何十年
かかるのか。子どもの甲状腺ガンが急増している。だが、その元凶である
東京電力は、被害者の支援をそっちのけにして、柏崎・刈羽原発再稼働に
動き出した。
 そして、国は、この犯罪企業を刑事告訴した福島県民たちに「不起訴決定」
を出した。全国各地の電力会社への抗議行動に連帯して、この東京電力
への抗議行動を強めましょう。私たちは「福島」をどこまでも忘れないし、
許さない。
 諸悪の根源・東電の破たん処理=解体まで、ともに闘い続けましょう。
大衆行動で追求しよう。毎月1回(第1水曜日)、集まろう。

手作りチラシ拡散!・・・NO NUKES.MORE INFO

NO NUKES. MORE INFO
拡散希望します。
金曜日抗議行動で頂いたチラシです。是非大きくして読んでください。
「デモの情報が入っているチラシ如何ですか?」の問いかけに「欲しいです!」
頂いたチラシを自宅でじっくり読んでみました。内容は、
デモに参加して多くの人に伝える事の大事さ
頼りになるのは「あなた」しかいません・・納得です!
8月~9月の大きなデモの日程表・夏デモのアイテム・パブコメの事
・逮捕された場合の連絡先・外国人に判るプラカード提案など盛り沢山の情報。

こういう手作りのチラシが時々手に入ります。
限られた枚数しかないので、その人と遭遇しないともらえません。
半ば強引に頂いたチラシ、勿体なくて広めずにはいられません。
なんだかものすごく希望を頂きました。
・・・・・・・
また、或る日、私は或るチラシを某所で貰いました。
ジイッと見つめられてポンと腕に乗っけてくれたチラシで、あまりにも小さい字
で読めずにいました。
自宅に戻ってじっくり読んだら、その当日は早朝からなので物理的に無理
だと分かり、勿体なくて東京に出かける時に返そうと持ち歩いています。
その人に遇えたらと思っています。何回か見かけたので覚えています。

「福島日報ダイジェスト」福島食品モニタリングダイジェスト7月22日拡散可

フクシマン・マサさんの福島日報ダイジェスト7月22日を転載します。
動画の案内もあります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7月22日に郡山市より発表された
「食品中の放射性物質の検査結果6月実施分」によりますと、郡山市では、
6月2日から6月30日までの間に 211検体について放射性セシウムの検査
が行われました。
その結果、国の定めた基準値100Bq/kgを超える値が検出された検体は、
ありませんでした。

測定下限値を超えた数値が確認できた検体は、次の6件で
郡山市内で加工された宮城県産のヒラメ1件から 10Bq/kg
郡山市産の原木シイタケ1件から 21Bq/kg
郡山市産のハクサイ1件から 35Bq/kg
郡山市産のサニーレタス1件から 8.5Bq/kg
郡山市産のナメコ1件から 9.9Bq/kg
郡山市内で加工された宮城県産のイシガレイ1件から 11Bq/kgでした。

以上、郡山市発表「食品中の放射性物質の検査結果6月実施分」の要約でした。
詳しくお知りになりたい方は、福島県のHPより「ふくしま新発売」、
および、厚生労働省のHPより「食品中の放射性物質の検査結果について」、
郡山市のHPより「食品中の放射性物質の検査結果について」をご覧ください。

※過去の動画が見たい方は、こちらへ・・・
「4年目のホットスポット ~通学路編~」
http://www.youtube.com/watch?v=aP4JkpSyrqY
「4年目のホットスポット ~フクシマの公園編~」
https://www.youtube.com/watch?v=EzZTOZAt3vQ
「フクシマの桃源郷 花見山 放射能測定」
http://www.youtube.com/watch?v=z_epBHwjdxY&sns=em

※現在厚労省ダイジェスト福島県版は、ココラジ(郡山市のコミュニティーラジオ)
で放送中の、「放射性物質検査結果報告」の放送原稿をお借りして、
投稿させていただいています。ココラジ(FM79.1Mz)の、
「放射性物質検査結果報告(厚労省ダイジェスト・ラジオ版)」の放送時間は、
毎週「月曜~金曜」の、「午後15時5分」(※金曜は午後16時5分)
「午後18時頃」になります。
参照:http://www.kocofm.jp/
※スマホやパソコンから全国での視聴も可能です。
※過去のダイジェストが見たい方は、こちらへ…
http://ameblo.jp/masa219koro/
(アメブロにアドレスから入れない方は、タイトル「フクシマンの福島リポート」で
検索してみて下さい)
※映像版のホームページもあります。
http://fukushiman.jimdo.com/
※アドレスは配信専用のアカウントです。みなさまからのご意見、ご質問は
masa219koro@yahoo.co.jpへお願いいたします。
(福島県 フクシマン・マサ)

あらおしゅんすけさんのブログから詩を掲載します。

二本松に住むあらおしゅんすけさんの詩を2つ紹介します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
http://blog.goo.ne.jp/arao-311
未来の大人たちへの詩                     

  ほうしゃのう

君はテレビでフクシマを見たかい?
君はフクシマに行ったかい?
君は放射能を見たかい?
それは色があったかい?
臭いがあったかい?
音がしたかい?
何か感じたかい?

放射能は捕まえようのない不思議なものだね
電気をつくることもできれば
人を殺す爆弾もできる
人間のチエが生み出したすごいものだね

一旦あばれだしたら
科学者も国も止められないもの
地球上に飛び散って
空気や水や食べ物にも
君のからだにも入り込んで
君を痛めつけるもの
君のお母さんも友達も
みんなを苦しめるもの

ほうしゃのうを君はどうしたら良いとおもう?
 
  2011年3月のこと
あのとき君は見たかい?
気がついたかい?
大きなどろぼうネコのように
原子雲がしのびよって
通りすぎて行ったのを

それは野にも山にも庭にも屋根にも
まんべんなく放射能をふりそそぎながら
だまって通り過ぎて行ったんだよ
君は知らなかったかもしれなしが
それを知ってた人はたしかにいたんだ
そのどろぼうネコの通りそうな道や
どろぼうネコがどんな悪さをするかを
みんなが選んだ国のえらい人も
えらい科学者など多くの大人が
口をつぐんでいたんだ

甲状腺ガンって知ってるかい
あれからたくさんの子ども達が手術してるよね
甲状腺ガンになるかもしれないって
たくさんの子ども達やお母さんたちが
心配してるのを知ってるかい
けんきゅう熱心なせんもんかたちが
「このガンはゲンパツ事故に関係しているとは考えにくい」
と言ってるのも知ってるかい

君がもっと大きくなったら
ほんとうはどうなのか良く調べてね

福島原発告訴団・・8月8日、ハッパをかけにまいります。

8月8日 告訴団ハッパをかけに

福島原発告訴団からのお知らせです。転載いたします。

告訴・告発人、支援者のみなさまへ
既に報道等でご存知かと思いますが、福島原発告訴団が東京第五検察審査会
へ申し立てを行っていた件で、検察審査会は、勝俣恒久元東電会長ら3人に
「起訴相当」、1人に「不起訴不当」の議決を出しました。
東電幹部に対し、安全対策を怠った過失を認定し、検察官へ再度の捜査を
求めることとなりました。
事故の責任の追及と真相解明に向けての大きな前進です。
告訴人となり、あるいはご支援をくださったみなさまの協力の結実と思います。
この流れをさらに確かなものとしましょう!

検察審査会の議決について、詳しくはブログをご覧ください。
http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/2014/08/blog-post_1.html
【8.8 打ち水アクション】の変更について
検察審査会が議決を出したことを受け、12時からの検察審査会前行動を、
東京地検への強制捜査・起訴要請行動と変更いたします。
(1)東京地検前行動
(2)東電前「汚染水」打ち水抗議行動
8月8日(金)
12:00 東京地検前集合<スピーチ、申し入れ>
13:00 東電前行動<スピーチ・申し入れ、水まき>
13:45 終了

<東電前・打ち水抗議アクションについて>
本物の汚染水は使用できません。
普通の水で行います(容器に汚染水を示すラベルを貼り代用とします)。
うちわ、ペットボトル、バケツ、柄杓かその代わりになるものなど、自
由なアイデアでお持ちください。

<福島県からは貸切バスが走ります!>
7:00(福島駅西口)⇒8:00(郡山教組)⇒12:00(東京地裁前到着)⇒
14:00(東電本社出発)⇒帰路バス代1500円 
お申し込みは080-5739-7279まで。
(今回は中通りルートのみです)
お申込の際には、
・乗車場所
・当日連絡のつく電話番号
・片道乗車か往復乗車か
をお知らせ下さい。満車になり次第締め切らせて頂きます

福島で国と東電の責任を問う民事裁判・・・・生業訴訟(なりわいそしょう)

あらおしゅんすけさんの「札幌たより No88 福島と水俣」より抜粋して、
福島で行われている「生業訴訟」部分を転載いたします。
これは国と東電の責任を問う民事裁判で、2014年9月の最終提訴に向けて、
原告を募集中です。
原告の資格を持っていらっしゃる方、原告になっていただけませんか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
http://blog.goo.ne.jp/arao-311/m/201407
「生業訴訟(なりわいそしょう)」について
スローガン 「生業を返せ、地域を返せ!福島原発訴訟」


① 2013年3月に原告団結成。
・原告は福島県を中心にして2014年6月には全国に約2600人になっている。
(事故当時、福島県、宮城県、山形県、栃木県、茨城県に居住していた
人たちはだれでも参加できる)
・弁護団は全国の公害訴訟などの取り組んできた約70人の弁護士が結集
・日本では現在17の原発裁判を闘っているが、その中で原告数最大の
訴訟団
・2014年6月までに福島地裁で6回の口頭弁論が開かれた。

② この裁判は、国と東電の責任を問う民事裁判である。そのねらいは
 イ)原発のない元の地域にもどす(それまで月5万円の慰謝料を求める)
 ロ)②それぞれの被害に見合った被災者救済を求める
 ハ)③被害を繰り返さないために脱原発を求める
・「人の命より経済活動を優先させる国や企業の在り方」を問う 
・この事件は公害である。二度と公害を起こさない社会をつくる

③ 2014年9月の最終提訴に向けてさらに原告を募り、裁判所が動くという
原告5000人を越して1万人に迫る活動を目指して取り組んでいる
・避難した人たちの為にも、地元(福島)が危ない環境であることを
認めさせる。
    
④ 現在2014年9月の最終提訴に向けて仲間(原告)募集中。
(連絡先は下記の通り)
「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発事故被害弁護団連絡先
  代々木総合法律事務所  TEL 03―3379―6770
   安田法律事務所     TEL 024―534―0009
   * ネットでは「生業訴訟」などのキーワードで知ることができる。
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福島から声を出さなければ、原発は止まらない・・声を出せるような環境創りをし、又、声を出さなくとも意思表示をしようという事で始めました。このブログを通じて、多くの方に活動をご理解いただき、福島と共に歩んで欲しいと思います。

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