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福島バッジプロジェクトは、福島の人達が「原発はイヤだ」と意思表示を出来る場を作り、その福島の人々の心に呼応して、同じ意思表示を日本中のだれもが出来るような場を作る事を目的として設立しました。

福島原発刑事訴訟支援団 結成1周年集会(東京にて)

福島原発刑事訴訟支援団の結成1周年集会が1月29日、東京の世田谷区で開かれます。
福島原発告訴団に入っていらっしゃらない方、参加しませんか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆1日も早く裁判を! 支援団結成1周年集会
 強制起訴から早10か月。「裁判はまだか!」という声がさまざまな所から上がっています。未だ闇の中にある原発事故の真実とその責任の所在を、1日も早く明らかに…。それは、繰り返される核に悲劇にピリオドを打つための一歩だと、私たちは信じています。
日時 2017年1月29日(日)14:00~16:00(開場13:30)
場所 玉川区民会館(東京都世田谷区 東急大井町線等々力駅 徒歩1分)
内容 団長あいさつ
    賛同人あいさつ… 鎌仲ひとみさん、神田香織さん
    被害者からの発言
    弁護士からの発言
    *ミニ写真展… 飛田晋秀さん「福島の小さな写真展」
無料

福島からバス(中通りコース)が出ます!乗車ご希望の方はご連絡ください。
福島駅西口(8:00) ~郡山教組会館(9:00)
お申し込みは下記お問合せ先まで。

主催・お問合せ
福島原発刑事訴訟支援団
info@shien-dan.org
080-5739-7279
https://shien-dan.org/

参照:
福島原発刑事訴訟支援団とは?
 東京電力福島第一原子力発電所の事故により被害を受けた住民らが「福島原発告訴団」を結成し、2012年に東電役員らを刑事告訴。検察庁は2度にわたり全員を不起訴としますが、市民による検察審査会が「強制起訴」を決める議決を発表。ついに事故を起こした者の責任を問う刑事裁判が開かれることが決定しました。
 この裁判は事故の真実を明らかにし、再び同じような悲劇を繰り返さないために、真の被害者救済に繋げるために、とても重要な裁判となります。
 公正な裁判を支え、その行方を見つめ広く発信するために「福島原発刑事訴訟支援団」を発足します。どなたでも会員となれます。多くのみなさんに参加して頂けますよう呼びかけます。

設立の目的
 津波対策を怠るなどして福島第一原発事故を発生させ多くの死傷者を出し起訴されることとなった3名の刑事裁判について、公正な裁判が行われ、真実が明らかになり、問われるべき罪がきちんと追及されるよう働きかけることを目的とする。

活動
 裁判の傍聴と記録を行い、その内容について社会に広く発信する。証拠の収集・分析を行う。

構成
団長 佐藤和良
副団長 武藤類子
事務局長 地脇美和
呼びかけ人(12名)

石丸小四郎(福島原発告訴団副団長)、海渡雄一(弁護士)、鎌田慧(ルポライター)、河合弘之(弁護士)、神田香織(講談師)、佐藤和良(福島原発刑事訴訟支援団団長)、添田孝史(サイエンスライター)、広瀬隆(作家)、満田夏花(国際環境NGO FoE Japan理事)、水戸喜世子(大飯・高浜原発仮処分福井支援の会副代表)、武藤類子(福島原発告訴団団長)、保田行雄(弁護士)

賛同人

アイリーン・美緒子・スミス(NGOグリーン・アクション代表)、明石昇二郎(ルポライター)、秋山豊寛(ジャーナリスト)、安積遊歩(人権活動家)、雨宮処凛(作家)、石田紀郎(市民環境研究所代表理事)、今中哲二(京都大学原子炉実験所助教)、落合恵子(作家)、鎌仲ひとみ(映画監督)、小森陽一(国文学者)、後藤政志(元東芝原子炉格納容器設計者)、崎山比早子(元国会事故調委員)、島田恵(映画監督)、高木久仁子(高木基金事務局長)、高橋哲哉(哲学者)、田中三彦(サイエンスライター)、中嶌哲演(明通寺住職)、中村隆市(ウインドファーム代表)、ノーマ・フィールド(シカゴ大学名誉教授)、花崎皋平(哲学者)、広河隆一(フォトジャーナリスト)、藤崎光子(JR福知山線脱線事故遺族)、湯浅一郎(NGO法人ピースデポ副代表)、横湯園子(教育学者)、渡辺一枝(作家)
(2016.1.30現在)

脱被ばく実現ネットの来年1月の活動予定

脱被ばく実現ネットさんの1月の活動予定をお知らせします。
情報を共有する姿勢と脱被ばくのための踏ん張る姿勢が多くの方に共感と元気をいただいていると思います。
多くの方が参加されることを望みます。
・・・・・・・・・・・・
皆さまへ      脱被ばく実現ネットです。

来年1月の活動予定が決まりましたのでご報告させて頂きます。
拡散よろしくお願い致します。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

① 1月の活動予定

★東電本店前抗議に参加 ーーー 11日(水)18時半~19時半  

★1月に限り新宿アルタ前街宣  第3、第5日曜日ーー15日、29日(16時~17時)です。

★官邸前抗議は新年より第3木曜日に変更ーー19日(木) 19時~20時


尚、2月11日(土)は光塾(渋谷駅前)にて「福島からの報告会(仮称)」、
   3月4日(土)は新宿デモを予定しています。 
   詳細は決まり次第お知らせ致します。

たんぽぽ舎さんのメルマガ12月26日(月)地震と原発事故情報

たんぽぽ舎さんのメルマガを転載させていただきます。
毎日、多くの方が色々なメルマガで情報を得て、次の行動への準備や
知識を得ていらっしゃると思います。
そうでなくて、このブログを偶々ご覧になった方がいらしたら、是非、
自分の行動や考えに似た傾向のメルマガを幾つか取ることをお勧め
します。咀嚼して自分の行動が視えてくるかも・・・というよりは、余計な
お節介かもしれませんが、時々私を含めて限られた情報の中で
ウロウロしていたりすることもあります。
今回のメルマガでは”財津昌樹さん”のこと存じ上げなかったので、
とても興味深く読ませていただきました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
たんぽぽ舎です。【TMM:No2967】
2016年12月26日(月)地震と原発事故情報−
                4つの情報をお知らせします
                         転送歓迎
━━━━━━━
★1.“財津昌樹さんってどんな人?”すごい人
   言うべきことを言ってしまう人
   2017年のカレンダー1月〜12月を読みながら
   みんなで感想・意見を言いました
   財津昌樹さんのお話会でナマの声を聞きました(12月15日)
              奥内知子(たんぽぽ舎ボランティア)
★2.気候変動の原因が二酸化炭素の温室効果よりは太陽活動にある
                   増尾 誠 (京都市在住)
★3.福島沖地震が警告 燃料プールの怖さ (下)
   M8余震100年続く予測 使用済み燃料増やす再稼働
             渡辺寿子(原発いらない!ちば)
★4.新聞より
  ◆原発避難者実態理解を いじめ再発防止へ声明
   被害者訴訟連絡会   (12月23日東京新聞朝刊30面より抜粋)
━━━━━━━
・脱原発川柳【原発の底なし沼に注ぐ金】 乱 鬼龍 (転載自由)
━━━━━━━
※たんぽぽ舎の冬休みは、12月29日(木)より
 2017年1月7日(土)までです。
 2017年1月10日(火)より平常業務とさせていただきます。
 従いまして、「メールマガジン」も上記の期間はお休み致します。
━━━━━━━
※2017年1月6日(金)再稼働反対!金曜官邸前抗議行動は、
 たんぽぽ舎の冬休み中ですが通常通り、参加します。
 いつもの「金曜」ビラも持って行きます。
 ご協力をお願い致します。
━━━━━━━
※2017年1月11日(水)2つの抗議行動にご参加を!
   川内原発再稼働するな!九州電力東京支社抗議行動
 日時:2017年1月11日(水)17:30〜18:15
 場所:有楽町電気ビル前(有楽町駅日比谷口すぐ)
 主催:「再稼働阻止全国ネットワーク」

   東電は原発事故の責任をとれ!「第40回東電本店合同抗議」
 日時:2017年1月11日(水)18:30〜19:30
 場所:東京電力本店前
 呼びかけ:経産省前テントひろば/たんぽぽ舎
 賛同:東電株主代表訴訟など126団体
━━━━━━━

┏┓
┗■1.“財津昌樹さんってどんな人?”すごい人
 |  言うべきことを言ってしまう人
 |  2017年のカレンダー1月〜12月を読みながら
 |  みんなで感想・意見を言いました
 |  財津昌樹さんのお話会でナマの声を聞きました(12月15日)
 └──── 奥内知子(たんぽぽ舎ボランティア)

◎ 財津昌樹氏は数々の受賞を誇るグラフィックデザイナー(職業)、大
手広告代理店や有名企業の広告を手掛ける、株式会社デザインスタジオ・
ドアーズの社長(経営者)。
 でも私が興味を持ったのは、そういった彼の“本業”ではなく、曰く
“社外活動”。
 彼は身の回りにある様々な社会問題について、鋭いメッセージを放ちま
す。物事の本質を突くほんの数行のメッセージ。それを毎年自身のカレン
ダーで発表します。

 もう26年間続いているメッセージカレンダー。著書、「1% あなたは
その中にいますか(2003年)」と「言いたいことを言ってしまう。と、ど
うなるんだろう(2013年)」には、鋭いしかもユーモアと愛情たっぷりの
メッセージがまとめられています。この2冊を読んだ私は、「この人はす
ごい!」と直感し、12月15日お話を聞きにたんぽぽ舎へ向かいました。

◎ 彼は、本のタイトルにあるような「言いたいことを言ってしまう人」
ではなく、「言うべきことを言ってしまう人」でした。穏やかな風貌の方
でしたが、内面の強いパワーを感じました。
 原発再稼働、戦争法案、秘密保護法、武器輸出、沖縄の基地問題 環境
破壊等々、私たちを取りまく社会問題について、カレンダーのメッセージ
を示しながら語ってくださいました。
 彼のテーマそのものは私や私の周りの人々のものとほぼ共通しているの
ですが、ただそれをアートの世界から切り込んだ時、また違った新鮮な印
象がありました。そしてもう一つ、強く印象に残った話があります。

 子供の頃の話です。彼の父親は製材所を経営していたのですが事業に失
敗し、家計に危機が訪れたのです。その時、彼の母親は家族を支えるため
に自分に出来る事は何かを考えました。そしてそれは毎日自分がやってい
る事、「食事を作る」ことだったのです。
 彼女は小さな食堂を始めました。それを見ていた昌樹少年、毎日お客さ
んが入ってくれているかどうか、いつも気にしていました。なんとか自分
も母親を応援したい。自分に何ができるか真剣に考えました。そして大き
な「人の顔の絵」を描いて店に貼ったのです。(当日その絵をスクリーン
で見せていただきました。)何かを頬張って、もぐもぐと美味しそうに食
べている人の顔の絵です。
 そして傍に文句を付け加えました。「八州食堂で食べるとこんな顔にな
る。」つまり今でいうポスター、<当時は単に図案と言っていたようで
す。>です。母親を助けたい一心で描いたその絵が、後の彼を方向付けた
のです。

◎ さてお話のあと、参加者から感想や意見が多く述べられました。それ
らは「来年のカレンダー作りの参考になる」との事でした。
 26年続いている財津社長の“社外活動”、「社会のことを考えるカレン
ダー」、「言うべきことを言ってしまうカレンダー」、毎年毎年、楽しみ
です。(2017年版も秀作揃いです。たんぽぽ舎でも取り扱い中です。)

☆「トイレで知る・考える社会のこと」2017年カレンダー
 デザイン・コピー:財津昌樹 イラスト:山口マオ
 縦長で、縦49.5cm 横25.5cmです。

 市価1部1200円(税込)プラス送料250円 計1450円のところ、
1100円(税・送料込)でお送り致します。
2部の場合は、2400円(税込)プラス送料400円 計2800円のところ、
2000円(税・送料込)でお送り致します。
 3部以上の場合は、たんぽぽ舎あてご相談ください。
   TEL 03-3238-9035 メール nonukes@tanpoposya.net
 ご希望の方は、発送先住所・氏名・電話番号・必要部数を
お知らせ下さい。郵便振込用紙を同封して先に発送致します。


┏┓
┗■2.気候変動の原因が二酸化炭素の温室効果よりは太陽活動にある
 └──── 増尾 誠 (京都市在住)

 今度、“英映画「地球温暖化詐欺」−二酸化炭素人為説を否定する科学
者達の証言−、および宇宙線雲形成促進説と太陽活動をめぐる動き”と題
したファイルを私のホームページ
 ( http://www7a.biglobe.ne.jp/~stal/ )に公開しました。

 2007年にBBCで放映された(日本では非公開)この映画は、英国上院で
人為的地球温暖化説の科学的根拠を調べる調査委員会を設置するところか
ら始まるものです。
 人為的温暖化説の問題点を網羅していますが、登場人物が多く内容が少
し難解です。そこで静止画にして、科学者たちの証言を文字で紹介するも
のです。

 さらに、この映画の主眼点でもある“気候変動の原因が二酸化炭素の温
室効果よりは太陽活動にある”ということについてのフォローとして、
2014年の横浜シンポジウム「気候変動の原因は何か」の紹介、学会の動
き、教科書の日米韓の比較記事紹介、新聞・テレビ・雑誌の報道状況など
についてまとめたものです。


┏┓
┗■3.福島沖地震が警告 燃料プールの怖さ (下)
 |  M8余震100年続く予測 使用済み燃料増やす再稼働
 └──── 渡辺寿子(原発いらない!ちば)

 ※今回は、
  5.燃料プールを大地震が襲ったら?
  6.再稼働で使用済み燃料増え続ける
  7.地震で原発排気筒倒壊リスク
   を掲載いたします。
  前回、(上)では
  1.燃料プールの冷却一時停止
  2.冷却停止の原因は不明
  3.使用済み燃料プールとは
  4.原子炉本体に比べ脆弱な燃料プール
  を12月22日発信の【TMM:No2964】に掲載しました。

5.燃料プールを大地震が襲ったら?

 11.22福島沖地震はM7.4で阪神淡路大震災よりも大きいものでしたが、
3.11東日本大震災の「余震」であり、気象庁は今後もM8、M7クラスの
余震が心配されるといっています。地震学者の島村英紀さんは、M9クラ
スの大地震の後は100年位はM8クラスの余震が続く可能性があるといい
ます。
 燃料プールは、システムとして脆弱であり、また施設自体の強度もな
く、大きな地震で倒壊してしまう可能性があります。プールが倒壊すれば
破滅的事態が予想されます。冷却水が失われるとプール周辺の何100メー
トルもの範囲が人が近寄れないほどの高いガンマ線に曝され、何もなすす
べがなく、プール内の核燃料はメルトダウンする危機に直面します。プー
ルの使用済み燃料が異常に加熱されれば、燃料被覆管のジルコニウムと水
が反応して生じる水素の爆発、ジルコニウムの酸化による火災発生の恐れ
もあります。
 燃料の間隔が変形や溶融によって狭まれば臨界に達し、核分裂連鎖反応
が起きかねません。いずれにしても厖大な放射性物質が放出され、福島第
一原発事故かそれ以上の大惨事になる恐れがあります。

6.再稼働で使用済み燃料増え続ける

 今,国内の原発は,川内2号、伊方3合を除いて停止しています。3年
以上停止している原発の使用済み燃料の放射線量と発熱量は燃料をキャス
クに入れて空冷で貯蔵、移送できるまでに減衰しています。使用済み燃料
発生初期に比べれば、危険性が格段に低くなっているのです。
 しかし,原発再稼働を促進すれば、放射線量、発熱量の高い使用済み燃
料を次々と生み出し続け、それがプールに搬入され、過酷事故の確率は格
段に高くなります。
 現在,日本の使用済み燃料は17000トン以上貯まり、原発の燃料プール
と六ヶ所再処理工場の保管スペースを合計した貯蔵容量の73%が埋まっ
ていて、再稼働が進めば数年後には満杯となります。
 再処理工場完成の目途が立たず、再処理の操業ができないので再処理工
場の一時保管スペース(容量3000トン)の貯蔵量は2954トンで殆ど満杯に
達しています。
 福井県にある原発13基が持つ燃料貯蔵施設の容量は5290トンで、その7
割近くが埋まっています。高浜、大飯、美浜の原発が再稼働されれば7年
程度で貯蔵限度を超えるのです。
 高浜3,4号機運転差し止め、大津地裁仮処分決定に対する抗告審の決
定が来年2月にも出されようとしています。
 使用済み燃料の各原発サイトでの保管が限度に近づきつつあります。
むつ市に中間貯蔵施設を作っていますが、たとえこれが操業開始をしても
原発が稼働し続ける限り、使用済み燃料処分問題は永遠に解決しません。
 使用済み燃料問題、つまり放射性廃棄物処分問題は原発のアキレス腱で
す。この観点からも再稼働に反対していかなくてはなりません。

7.地震で原発排気筒倒壊リスク

 福島沖地震で燃料プールの冷却が一時止まり、再び大きな原発震災が起
きる可能性をつきつけられました。廃炉作業中の福島第一を再び大きな地
震が襲ったら、3.11以上の惨事になりかねません。燃料プールを含め、す
でにボロボロのあらゆる建屋、設備が崩壊する危険があります。
 1号機と2号機の間にある高さ120メートルの排気筒が倒壊するリスク
も大問題です。「」女性自身12月5日号」がこの問題を取り上げました。
 福島第一原発事故の際、この排気筒から高濃度の放射性物質を含む蒸気
を放出(ベント)したため現在も内部は高濃度(100兆ベクレル)に汚染
されたままです。
 この排気筒を支えている骨組みの溶接部分5カ所が破断(地上66m)、
さらに3カ所が変形していることが2013年東電の調査により判明。これ以
来大地震が来れば倒壊するリスクが懸念されてきました。排気筒は、日々
潮風にさらされるため腐食が進んでいます。配管付近の地表面は2011年8
月の調査で最大毎時25シーベルトを記録し、人間が近付けません。
 排気筒が倒れたら内部の高濃度放射性物質が放出され、所内の作業員は
内部被曝し、粉じんが風に乗って遠方まで飛ばされたら、人や土地、農作
物が再び広範囲に汚染されてしまいます。
 排気筒が倒れる時、1号機や2号機の原子炉建屋を直撃して破壊してし
まう可能性があります。プールが破壊されれば、先述したように冷却水喪
失から過酷事故を招来します。
 東京電力は排気筒について、「解析モデルで耐震性を計算した結果、東
日本大震災レベルの地震動に耐えられる安全性があることを確認していま
す。(破断がある)現状でも同程度の地震動に耐えられることを確認して
います」と何とも矛盾したデタラメなことをいっています。
 東京電力は「比較的線量の低い上層部分のみ、18年度から解体していく
予定」とのことですが、それまでに大地震・大津波が起きないという保障
はありません。
 原発を稼働するということが事故後もあらゆる惨事を招き寄せるという
ことをあらためて思い知ります。
 今、政府・経産省はこんな事故を起こした東京電力に何の責任も取らせ
ていないばかりか、国民全体にツケをまわしてさらなる東電救済、原発保
護策の悪だくみを画策しています。東京電力を破綻させ、責任を取らせる
ことが原発廃止への道です。(了)

 「原発いらない!ちばネットワークニュース」
     2016年12月号より許可を得て転載


┏┓
┗■4.新聞より
 └──── 

 ◆原発避難者実態理解を いじめ再発防止へ声明
  被害者訴訟連絡会

 東京電力福島第一原発事故で福島県から避難した子どもへのいじめ問題
で、原発被害者訴訟原告団全国連絡会は22日、「故郷(ふるさと)の喪失と
いう深刻な被害を受け、やむを得ず避難生活を送る避難者の実態を、多く
の人に理解してもらいたい。それが再発防止につながる」などと訴える声
明を発表した。 (12月23日東京新聞朝刊30面より抜粋)

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 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致
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福島で被爆の元米兵、「アルミ箔を噛むような感じ」だった

ずいぶん前のニュースですが、yahooニュースを転載させていただきます。
トモダチ作戦被爆者支援をされている城南信金前理事長のインタビューです。
インタビューされたのは、ニュースソクラの編集長・土屋直也さんです。
今までこの問題に少し距離を取っていた自分自身への反省を込めて、
皆様にお伝えします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160819-00010000-socra-soci
福島で被爆の元米兵、「アルミ箔を噛むような感じ」だった
ニュースソクラ 8/19(金) 12:00配信

【ニュースソクラ編集長インタビュー】
トモダチ作戦被爆者支援を聞く 吉原毅城南信金前理事長

 小泉純一郎元首相が中心になって東日本大震災の援助活動で被爆した米軍元兵士を助ける「トモダチ作戦被害者支援基金」が7月に設立された。どこからも支援を受けられずに苦しんでいる米軍兵士を放っておけないと義援金を集めることにした。小泉氏といっしょに基金立ち上げに動いた城南信用金庫の前理事長の吉原毅相談役に聞いた。 (聞き手はニュースソクラ編集長、土屋直也)

 ――米軍が東日本大震災の際に救助してくれた「トモダチ作戦」はよく覚えていますが、被爆していたなんて。
 トモダチ作戦というのは、福島原発事故の直後に米海軍第七艦隊空母ロナルド・レーガンを中心とした部隊が福島沖に向かった救助行動です。津波にながされ海面に漂う人をヘリで救助し、船の上で救助を待つ人を助け、沿岸地域で救助を待つ人達に支援物資を届けました。本当に同盟国日本のために、純粋に人道的な気持ちから取り組んでくれた軍人、軍属がいたのです。

 その時に、原発が爆発し、大量のプルーム(高濃度放射性物質)がまき散らされた。広島原爆の4000倍の物質が放出されたと、東電の海外サイトでは表明されています。
 
 すごい数字ですが当然です。原発というのは1日に3発の広島原爆を爆発させたのと同じだけの放射性物質ができるのです。年間なら1000発分です。それが4号機まであるわけですから。

 ――日本人では被爆被害はあまり聞かないのですが。
 日本にとって幸運だったのは、爆発のときは西から東に風が吹いていて、90数%の放射性物質は太平洋側に流れたことです。ほんの一部が飯館村など北東に流れ、帰還困難地域になりました。もし東から風が吹いていたら関東全域を含め、東日本は壊滅したかもしれなかったのです。そう講演などで話すとシーンとなりますね。
 首相官邸は正確に事態を予想していて、5000万人避難計画を立てていたと、当時の補佐官から聞いています。

 ――空母内はどんな風だったのでしょう。
 米軍艦隊は福島沖で救援活動をしていて、そこに高濃度プルームが直撃した。そこで活動した乗組員は「口のなかでアルミ箔を噛んでいるような感じがした」と証言しています。
 
 これは、チェルノブイリでも同様の証言があるのですが、とても異常な感覚だと思います。
 
 作業を終えて艦に帰ると、万一のための線量計が一斉に鳴り出したそうです。ヘリの乗務員はヨウ素剤を飲まされ、甲板員はなぜか飲まされなかったと語っています。洋服を脱げということで男も女も素っ裸になって、服はすべて袋詰めにし、シャワーを浴びまくったそうです。

 艦内がパニック状態なのは彼らが持っていた携帯の画像で見せてもらいました。彼等の表情が事態の深刻さを物語っています。映像のなかでは、自嘲ぎみに「私たちは、核のホロコーストのなかにいるのではないか」とつぶやく声が入っています。

 ――救助作戦での外部被爆だけでなく、飲料、食料からの内部被ばくもあったのですか。
 救助は継続しなければならないと艦隊は繰り返し南にいったり北にいったり、回避行動をとったそうです。東に遠ざかったりもしたが、日本から離れるとヘリが届かないので救助活動ができない。ヘリや乗員もどんどん汚染されていくが、除染しながら、救助を続けたのです。ヘリの乗員を隔離したりしながら2か月も救助を続けた。

 海兵隊や海軍の兵士は貧しくて生活のために志願している人たちです。そういう人たちが純粋な気持ちで活動してくれました。自分たちの非常食や飲料水は全部救助に回した。そのため海水を塩分除去して料理に使ったのです。そのため知らないうちに内部被ばくしたと思われます。

 ――救助活動の後の空母レーガンはその後米国に戻るのですか。
 作戦のあと、母港の横須賀には戻らず、長崎に寄港します。そこで汚染したヘリを持ち帰れないということで、東電が引き取って処分しているのです。

 最終的にカリフォルニア州のサンディエゴに戻るのですが、どんどん体調不良者が増えました。体調不良から軍に居られなくなった人、そして軍にとどまっているが体調不良の人が合わせて400人。この人たちが医療費をなんとかしてほしいとサンディエゴ地裁に東電や原発製造者のGEを相手に訴訟を起こしています。2012年に訴訟を起こしたときの原告は3人でしたが、最近は400人になっているそうです。

 ――なぜ、訴訟相手が東電なのですか。
 米軍では、入隊時に米軍を相手に訴訟は起こさないと誓約させられています。それで米軍、米政府は訴えられないというので事故の責任から東電が相手になったということです。これに対して、東電は一流弁護士を集めて、こうした訴訟を米国で起こすのは不当と裁判そのものを邪魔する戦略を立てています。裁判が遅延する中、すでに原告とその家族で7名が亡くなっています。

 ――トモダチ作戦被害者のことをどうして知ったのですか。
 小泉さんは全国の原発訴訟のリーダーをしているある弁護士から聞いたのです。それで、もっと詳しい方を、というので日系4世のジャーナリスト、エイミー・ツジモトさんにお会いしました。ツジモトさんが「原告の兵士たちは、自分たちは米国からも日本からも誰からも無視されていると感じている。ぜひ行ってほしい」と言われました。

 ――それで、米国に小泉氏とお見舞いにいかれたのですね。
 5月中旬にサンディエゴに行き、約10人の方々に話を聞きました。

 「自分はいやになるぐらい健康だったのが、あの活動以来、体中の節々が痛い」と言うのです。わりに共通しているのは、お尻から血が出る、肌から血が出るといった粘膜系の弱い出血がある。女性の方では子宮内膜からの出血です。「一生妊娠できません」と言われたひともいるし、流産したひともいます。死産になった子供もいると聞きました。

 ところが、米政府からも日本政府からも補償がない。

 ――米政府はなぜ、補償しないのですか。一種の労災に見えますが。
 米政府は「放射線被害はなかった」という立場なのです。被爆被害は気のせいだというのです。米軍にも見捨てられた兵士たちへの募金活動なのです。サンディエゴに訪ねたとき、小泉さんが、「日本に対して何か言いたいことはありますか」と尋ねたのです。すると、「私たちは日本が大好きです。日本のひとにもお世話になった。きょうはわざわざ日本の元総理大臣が片田舎まで来てくれて話を聞いてくれた。本当にありがとうございます」と答えました。誰ひとり恨みがましいことは言わなかった。

 小泉さんは天を仰いで涙がでるのをこらえて、それからちょっと散歩してくるといってガードマンの方とでていった。海岸沿いの安ホテルだったのですが、しばし散歩して実は泣いていた。男泣きということなのでしょう。

 ――それで基金設立ですね。
 「見て見ぬふりはできない」という思いから基金を立ち上げようと考えたわけです。小泉さん自身、多額の寄付をしつつ財界から一般まで呼びかけています。「こんな純粋でいい人たちを救いたい」と財界の元会長や元社長などに声をかけました。最初はその通りだと応じた方々が、会社に相談するとやっぱりダメだとなった。

 ――どうしてですか。
 この人たちを支援するということは、訴訟をしている東電に弓引くことになるのです。東電は、福島県でも経済補償はしていますが、健康に対する補償はしていないのです。

 ――トモダチ作戦被害者支援を通じて訴えたいことは。
 もし、風が逆だったら、日本人の多くが被爆被害者でした。放射線被害がいかに危険であるかを再認識していただきたい。そして、やはり原発は止めたほうがいい、と多くの方々に気づいていただくための突破口になったらいいのですが。脱原発の運動の一環と考えています。


トモダチ作戦被害者支援基金
 振り込み先 城南信用金庫営業部本店 普通預金844688
 募集期間 平成29年3月31日まで 
 使途 米国の銀行に信託し、裁判官等の管理の下に被爆により健康被害に苦しむ元兵士を支援する
 事務局 城南総合研究所(03-3493-8133)

吉原毅氏  1955年生。城南信金相談役。同理事長時代の2011年4月に「原発に頼らない安心できる社会へ」を発表。2012年11月に城南総合研究所を創立。同研究所の2代目名誉所長に小泉純一郎氏を迎え、ともに全国で講演活動を行っている。

■土屋直也(つちや・なおや) ニュースソクラ編集長
日本経済新聞社でロンドンとニューヨークの特派員を経験。NY時代には2001年9月11日の同時多発テロに遭遇。日本では主にバブル後の金融システム問題を日銀クラブキャップとして担当。バブル崩壊の起点となった1991年の損失補てん問題で「損失補てん先リスト」をスクープし、新聞協会賞を受賞。2014年、日本経済新聞社を退職、ニュースソクラを創設

玄海原発再稼働への不同意を求める署名

転送の転送の転送の転送からの転載です。
多分、私だけが知らなかった、気づかなかったのかもしれません。
まだ済ませていない方、ご存知でない方がいらしたら、お伝えください。
声を上げる、行動に移すことができない場にいても署名は出来ます。

「玄海原発再稼働への不同意を求める署名」 
戦争と原発のない社会をめざす福岡市民の会より。
オンライン署名と、署名用紙をダウンロードもできます。 
第一次集約締め切りは2016年12月25日(日)、最終締め切りは 2017年01月31日(火) 
・・・・・・・・・・・・・・・・・
みなさま

佐賀の永野(玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会)です。

「戦争と原発のない社会をめざす福岡市民の会」などから「佐賀県外に住む者の立場に重点を置いて、山口祥義佐賀県知事に対して、玄海原発再稼働への不同意を求める署名」がよびかけられています。

◆ネット署名はコチラから→
http://no-war-no-genpatsu-fukuoka.jimdo.com/ネット署名/
   第一次集約締め切りは2016年12月25日(日)

12月2日の「反プルサーマルの日」要請行動の際には、九電本店に行く前に天神の街頭で署名集めも共同して行われました。
佐賀新聞でも写真入りで取り上げられ、知事もどれだけの署名が届けられるか、注目(びくびく?)していることでしょう。

◆12月2・3日の行動、報道はコチラから→
http://saga-genkai.jimdo.com/2016/12/04/a/

知事は11月28日の県議会本会議にて「原子力規制委員会において規制基準が求める安全性が確認され、住民の理解が得られた場合には、再稼働はやむを得ない」と発言しました。
「危険で、絶対安全・安心とは言えないけど、国策だから、やむを得ない」のでしょうか。
事故が起きた時、知事は命の責任をどうとるつもりでしょうか。
無責任極まりありません。

一方、知事は6月の佐賀8団体呼びかけの署名提出の際に
「佐賀だけの問題でなく福岡や長崎とも関係するから、改めてその意識を持ちしっかり考えていきたい」と話しました。
また、11月14日の記者会見では地元同意に関して
「ひとえに福岡県知事と長崎県知事がどうお考えになるのかということだと思っていますし、そういったもしお話があったら、真摯に対応していきたい」と述べました。
福岡、長崎の住民のことを意識せざるをえなくなっています。

佐賀と同じく被害地元の福岡から、長崎から、全国から、玄海原発再稼働反対の声を、さらに大きくあげていきましょう!
署名にご協力お願いします!

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
永野浩二<nagano0904@ybb.ne.jp
携帯:090-3949-2103
★玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会
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